6月11日(水)

 仕事場で、3年ぐらい前にペットボトルお茶のおまけでついてたバジルの種をまいたら、芽が出た。日当たりはいいのだが、東向きで朝しか日が入らないので、ちゃんと育つかどうかちと不安。

 分かりやすい>「UFOを見た」と主張する人が差し出した証拠写真が、タライを糸でつり下げたようなチープな合成写真だったら、その人がUFOを見たという主張を信じる人はいない。

 私「チャーリーとタニスが婚約だって」S君「誰それ?2人とも知らない」…詳しく説明するのは、結構面倒…。

 PL花火の話をしていて「私、小学生と中学生の時に1回ずつ行ったことがある」S君「その後、僕と1回行ったんだな」私「え?」…あまりにも前の事過ぎて、すっかり忘れてた。。

 『大量虐殺の社会史』を読み終わった。さまざまなジェノサイドにつき、えらい人々が書いたものを集めた本。世の中にはジェノサイドの定義っつうもんがあろうが、私的には「大量に」死んでなければ大量虐殺じゃないと思うので、この本の中ではアメリカ軍による朝鮮戦争時の韓国民間人虐殺だけが突出して異質な印象(しかも男性は夜陰に乗じて脱出したが、逃げられない女子供だけが死亡って一体)。グアテマラやメキシコにおける原住民虐殺も、軽い戦争状態が延々と続いているという悲惨な状況で、ジェノサイドというか何というか。

 一方で、1915年のトルコのアルメニア人虐殺(約60万人)はシリアに強制移送していたり、1941年からクロアチアで収容所を作って、25万人以上のセルビア人を虐殺していたり、731部隊にいた人が戦後府立医大の学長やってたりと、知らなかったこともたくさん。ユダヤ人等虐殺が約600万人、ウクライナの富農等虐殺が4〜500万人に対し、インドネシアでの共産主義者虐殺が50〜100万人、ベンガル人虐殺が125〜300万人と、カンボジアの170万人以上に匹敵する規模の虐殺があったり。ちなみにルワンダのツチ虐殺は約80万人で、もともとルワンダは近畿地方と同じぐらいの面積の小国であるらしい。

6月12日(木)

 ここ数日お迎えの時に雨降りそうで、毎回セーフだったんだけど、今日は雨降り出す前に洪水警報出るわ、雨雲の様子がえげつないことなってるわで、慌てて病院飛び出した時は降ってなかったのに、河原町今出川で既に真っ暗。しかし、ここで一旦帰宅しても、私は濡れてるので一旦シャワー→車でお迎え出直し、と思うと面倒くさくて、ゲリラ豪雨の中をもぐとずぶ濡れで帰宅→即シャワー。

 職場の昼ご飯がおおむね食堂形式なのをいいことに、昼はご飯を食べないダイエットをすることにした。美味しい米は大好物だが、食堂の米はあまり美味しくないので未練もないし。すると、数日で体重が1kg減った状態で安定。私的には、夜好きなものを好きなだけ食べても、さらに−0.5kgで安定するのが理想。

6月13日(金)

 いかなごと私は、家庭内「顔が丸い」チームを形成しているので、「丸いなあ」などと言われると、「うるさい、馬顔男ども!」ということにしている。

 どうかプルがトリプル跳びませんように、と祈りながらバザー反省会に行って、帰って来たら既にヤナさんの動画が上がってた。元気な時のプル通常営業な感じ。SBSで3トウとか普通に跳ぶなよ…。

6月14日(土)

 3週間ぶりの何もない休日(嬉)。

 8時過ぎにお腹空いたともぐに叩き起こされ、柔らかいパンだったので、食パンを耳ごともぐに出してみた。「もぐ君、もう4歳だもんねー、パンの耳も食べれるよねー」「こっち側食べた」「さすが!もぐ君格好いい〜!!」「そんなこと言われても…(嬉)」

 午前中に小学校でやってる実験教室にいかなごを送り出したら、昼過ぎに作ったスピーカーとか、発光ダイオードとか持って、楽しそうに帰って来た。ありがとうございます>京大生ボランティア。

 その間にCSでやっていた『赤い靴』という昔の映画を見た。プリマドンナがバレエ団のトップに、恋愛との両立は無理、と言われて、最後にいきなり自殺(?)して終わるのだが、このトップが両立OKと考えれば済んだだけだよな。

 瓜の出物があったので、昼は素麺だったが、この素麺が1年前の不味かった素麺(百円ショップ製品)と同一だと知ってびっくり。寝かせれば美味しくなるというのは本当だったのか!というか不味い素麺でも美味しくなるのか!

 S君といかなごが自転車買いに行った間に、もぐと医学部行って草採ってきた。ここ数週間でそこら中の草が綺麗に刈り取られて、コミの餌が枯渇していたが、そろそろタンポポの葉が出てきていた。

 ということで、今まで3歳の時に買った幼児用自転車に乗っていたいかなご用に、新しい子供用自転車を購入。種類の選択の余地はなかったらしいが、花柄で、スポークにもキラキラついてて、すごく可愛い。今の子はええなあ。

 で、古い自転車は補助輪付け直して、もぐに下げ渡された訳だが…補助輪付自転車でさえ、乗るのに何ヶ月もかかった姉と違い、

もぐ:「足で押すと進むよ」→足で押す→進む
かつての姉:「足で押すと進むよ」→「無理ー(号泣)」

もぐ:道路の端に行くと、自分で自転車を降りて、動かす
かつての姉:端に行くと、「進めない!」と号泣

もぐ:「ここを押すとブレーキかかって止まるのよ」→次から自力でブレーキで止める
かつての姉:「ここを押すと止まるよ」→「できないー(号泣)」

もぐ:言われなくてもハンドルを操作して移動する
かつての姉:言われてもハンドルを操作しないので、すぐに端に激突

 という感じで、最早姉弟というか、同じ生き物とは思えない。姉が新しい自転車を倒しまくって傷つけてるのを尻目に「お先に〜」と言いながら追い越してるし…。あまりの違いに、いかなごになぜ昔言われたとおりに自転車を操作しなかったのか聞いてみたら「恐いから」。…さすが「滑ると恐い」からスケート教室に行っても、絶対に滑らなかった子は言うことが違うわ…。

 夜、作文を書きながら、いかなご「私が日本で一番偉い人になったら、一文字の読み方の漢字は学校で教えないようにする!」皆さん、私の娘が日本で一番偉い人にならないように祈って下さい。

 うちの家の騒音に文句が出ないのは、居間と寝室が中庭に面していて、その中庭の向かいが中国人留学生がたくさん住むアパートだからだとつくづく思う(その代わり、あちらさんも夜中でも煩い)。

6月15日(日)

 今日も黙ってたら死ぬらしいもぐに朝から延々と起こされ続けて悪夢見まくる。

 中高生の時に、何が一番時間の無駄ったかって、新聞を読んでたことだな。なんせ当時は毎日読むもの、他になかったからな。

 日本戦、後半だけちょっと見た。ドロクバ呂布説に笑っていたが、この人、もともと内戦止めた神なのね。

 Eテレのピアソラさんの特集見た。ロックだったとは知らなかった。

 S君が自転車乗りに行ったので、退屈した子供らとクッキー作り→自転車練習を兼ねて公園に。クッキーは薄力粉がなかったので、中力粉で作ったけど、こっちの方が材料も少なくて簡単で美味しいわ。

 夜はコウテイペンギンの子育てを鑑賞。メスが戻ってきた時に、大量の仲間達からパートナーを見つけ出すために、全員で2列になってスレ違い行進するって凄えな。私しゃ、いかなごを妊娠中にS君に「コウテイペンギンのオスはね…」と説明し、産んだ後はS君に育ててもらって身体を休めようと思っていたのだが、実際は鳥類と哺乳類の壁は厚かったのであった…(笑)。

 うーん、シャネルで決めた女とピンク半ズボンの男が並んで歩いてたら、普通二度見する。

6月16日(月)

 朝からEテレをアルゼンチン戦に取られた。スムーズに保育園幼稚園に行けない幼児が全国で多発したと思われる。

 もぐに昨日のコウテイペンギン描いて、とお父さんペンギンと赤ちゃんペンギン描かされた。そういや、こいつペンギン好きだった。

 若山先生記者会見を少し。色々となるほど。それにしても、マウスの管理杜撰じゃない?

 引き続きNHKの7時のニュースで凄い暴露>15番染色体にGFP入ったES細胞を理研で発見。

 いかなごがスイミングで、誕生日プレゼントでみんな貰えるらしい工作セットをまだ貰っていない、と自ら申告して、きちんと手に入れていた。昔の私だったらできない芸当だ(感心)。

 夜、いかなごともぐ用ZOOKEEPERを用意することに。

6月17日(火)

 もぐの保育園は改築中のため、今年は水泳はスイミングスクールに外注している。最初の水泳の日はなぜか「溺れる、溺れる」と言いながら保育園に行ったもぐも、すっかり気に入っているらしい。「みんなで青いボートに乗ったの。溺れるほど先生が揺らしたの」と報告された。

 お茶よりジュースより水が一番ないかなご、学校での「ジュースを飲み過ぎないようにするためにはどうしたらいいですか?」という問いに「たいがいみずしかのみません」と回答していた。私もジュースの良さが全く分からん。

 もぐ、一人でドラクエ風のゲームやってた。

 S君に少し運のいいことが起こったらしい。

 なぜそこまでして毎回日本でカキを食うのか。いや人の勝手だが。そしてなぜ短パンがビビッドな色ばかりなのか。

6月18日(水)

 ダニエル・キイス亡くなったんだ。R.I.P.

 超久しぶりにピアノ弾いてストレス解消!と思ったのに、やはり15分でもぐに妨害された…いつになったら弾かせてくれるんだろう…(泣)。

 甘いデザートを食べようとすると、大小が寄って来て、一部を上納せねばならぬ…いや、そんなことより、ピアノを妨害された恨みは許せん!

 ヤナさん、魚のスープのキューブってのは何だ?

 よく聞くと、もぐは結構愛らしいことを言っていたりするのだ。しかし、いくら愛らしくても、それが澱みなく大音量で続けば、内容なんて関係なしに「うるさい」「黙れ」と連呼したくなるのもやむを得まい。

6月19日(木)

 「いいなあ、いかなごは。毎日時間割が違って。私なんて毎日毎日外来ばっかり」と言ったら、S君に「患者さん違うやん」と言われた。そりゃそーだが…。

 バイクのバッテリーが動かなくなった。S君に交換してもらったが、それより私では何回蹴ってもエンジン音を1秒ぐらい耳にできるだけでダメだったのに、S君が一回蹴っただけで完全にエンジンがかかったのが衝撃だった。

 もぐ「ママ見て、あそこにママの(好きな)犬がいるよ。でもあの犬は鼻が長いから、鼻が長い犬はウサギを食べるから、うちで飼うのはダメなんだよね」もぐ、詳しい。

 ええええ…アリッサ引退か…。

6月20日(金)

 バイクの古いバッテリーをS君が見たら、バッテリー液が全く入ってなかったとかで、なぜ今まで作動していたのかとS君が悩んでいた。

 別府のちびっこ、お得だなー。初めてリンクに出て、オリンピック・チャンピオンに滑らせてもらって、倒れ方教えてもらって、親指立ててもらえるなんて…。

 「優雅な暮らしがしたい!」と言ったら「どんな暮らし?」と聞かれたので、朝起きたら誰かが美味しい紅茶淹れてくれて、スコーンとか食べるの、と言ったら「執事とスコーンを買えばいいんだな」と言われた。そうか?

 いかなごに血液型の説明を求められたので、いかなごがO型の人と結婚して、子供がO型だったら、初めてママがAOだって分かるんだよ、という話をしたら、確率求めさせられた。私、父方の祖父母の血液型知らんのだが…。



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