5月11日(日)

 例によって、サンダル持参で水場のある滋賀県の公園(ウマゴヤシたっぷり採った)→うどん屋(いかなごがワンピースの1巻を嬉しそうに読んでいた)→不動産見たり。

 ムーア『解剖医ジョン・ハンターの数奇な生涯』を今頃読み終わった。いきなり膝下動脈瘤という今ではマイナー疾患で鷲づかみ。局麻がないと大変ね。死体は盗んできて解剖(そのおかげで自宅が『ジキル博士とハイド氏』の家のモデルに)、季節的に夏は無理で、暖房かけずに冬に腐りかけの死体を急いで解剖、人間だけじゃなくて昆虫からクジラまで解剖大好きと、そりゃホルマリン使ってないから、あの目鼻の痛さはないかもしれんが、全く理解できない志向だが、たぶんさかなクンさんみたいな人なんだろうな。一方で、原因を考えること、不必要に手術しないことを若手の医者に教えて教えて教えまくったようで、とにかく偉い人なのはよく分かった。

5月12日(月)

 いかなご「今日は朝から不機嫌でねー、掃除の時間に押してきた男子の首に雑巾投げた」おい…明日じゅうじゅうに謝っておけ…首に雑巾投げられたら、私なら許さんぞ。

 小保方ノート関連で、ぴったりの言葉が>「高校生だってちゃんとした子はもっとまともに実験するでしょう」。

5月13日(火)

 いかなごが遠足。慣れてきたのか、いかなごが食べれるものが増えて楽になったためか、用意にあまり時間がかからなくなってきたが、寝坊できないのでプレッシャーが。行き先は1年生と合同で動物園。行く前に「転けないように、足上げて歩くのよ」「1年生と同程度しか迷惑かけないように頑張るのよ」と声をかける両親。いつもお世話になっている、お向かいのしっかりもののIちゃんが同じ班らしいので、あとは彼女頼り。

 仕事終わってから、毎年受けている病院に乳癌検診に行ったら、診察券出してから20分で、マンモとエコーと診察と会計終了って、ここの夜診、来年には潰れてるんじゃないか(心配)。

 若山先生格好いい

 最近、寝る前に「眠れないから眠れる話して」と大小から要求されるので(その割には数分で寝るが)1匹のウサギに9ヶ月後に何匹のひ孫ウサギが生まれるか、という話を毎晩している。

5月14日(水)

 今年のユーロビジョン優勝のドラァグクイーン、コンチータ・ウルストの歌を聞いてみたけど…あんまり上手くなくね?

 例によって、もぐがべたべたべたべたくっついてくるので「なんでそんなにべたべたするの?」と聞いたら「大好きだからって言ってるでしょ!!」とキレられた。

 ジロ、アイルランドからイタリアに来てメシがうまい、とみんな言ってるのが泣ける。

5月15日(木)

 夜、衣替えしたら、靴下がたくさん出てきた。それでもお相手のいない靴下が7足…。

 子供を本好きにするには、本棚から本が溢れていて、子供の本が大人の本と入り混じって、場所を侵食するような環境がいいって、どっかで見たけど、そりゃ部屋としてどうなんだと、いかなごの本が私の本を侵食している居間の本棚を見て思う。

5月16日(金)

 もぐ「もぐ君も子供生みたいなー」姉「無理!」もぐ「違うよ。もぐ君が大きくなったらだよ。ママぐらいになったらだよ!」姉「無理!」もぐ「しょんぼり」

 紀田順一郎『古本屋探偵の事件簿』を読み終わった。ミステリとしては今いちだったが、読んでいる間はとても面白い本だった。とりあえず古書愛好家がえげつないことはよく分かった。しかし『書鬼』は凄かったな。ある意味憧れる人は多いに違いない。

5月17日(土)

 昼前に、近所の指定箇所にバザーちらしのポスティングに。いかなごともぐ(邪魔だった)を同行したが、結構暑かったのに、文句一つ言わず、せっせとポスティングして歩くいかなごにびっくり。体力ついてきたな。

 午後。S君といかなご→本読んでる。私→いかなごの服修繕してる。もぐ→怪獣のおもちゃ並べて延々と一人で喋ってる。

 夕方、もぐにガイムTシャツを買おうとユニクロに行ったが(いかなごはコナン見る、とお留守番)本人希望でm&mTシャツとスターウォーズTシャツも買った。C3POは怖いと言ってなぜかダースベーダー柄をセレクト。

 ついでにコレの赤もいかなご用に衝動買い。カワイイ。

5月18日(日)

 滋賀に行って、色々買い物など。カビハイター買って使ってみたら、家の風呂があまりにも綺麗になってびっくり。もっと早く買うんだった…。

 松本修『どんくさいおかんがキレるみたいな』を読み終わった。全国アホ・バカ分布図で言語研究者となった著者が、主に大阪のお笑いの楽屋言葉が全国に広まる経緯をまとめた本。プロデューサーである著者は、普通は会えない芸能人に直接インタビューするという技も使えるところが凄い。ダウンタウンの話は、世代的に私にぴったりなだけに親近感が。「おかん」については、お母さんともう呼べない年齢の男の子が親しげに母を呼ぶ言葉として普通に見聞きしていたが、戦前から主に労働者階級で使われていた言葉なのね。

5月19日(月)

 いかなご用に図書館で『ONE PIECE』の1〜6巻を借りてきたら、1日で読んでた。S君によると、それが普通らしい(私はそんなに早くは読めない)。

 フィリッパ・グレゴリー『宮廷の愛人』を読み終わった。即位したばかりのエリザベス女王とロバート・ダドリーの話。階段から落ちて死んで見つかったことで有名な妻エイミーも出てくるが、非常にイライラさせられる性格に描かれている。ロバートも権力志向の典型的バカ男だし、エリザベスもかなりのメンヘラーだし(…まあ何度も処刑寸前になったことを考えれば止むを得ないが)…現代の感覚で理解できるのはセシルだけかも。エリザベスの王位が当初は実際にかなり危なかったというのが、よく分かった気がする。カトリック的な意味では完全に庶子だものね。

5月20日(火)

 片山被告の件「THE・見かけ通り」だったのが、残念というか何というか…それにしても、もっと早く保釈していたら、簡単に決着ついたような気が…。ちなみに一番面白かった外野のコメントは「こいつ、埋めんの好きだな」。

 最近、寝てる間に仕事関係で怒っていることが少ないらしい(S君談)。仕事のストレスは確実に減ってるっぽい。



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