4月21日(月)

 いかなご、近くのスイミングスクールまで自転車で往復。去年は全然ダメだったのに、1回乗れるようになると早いな。

 毎日もぐが保育園から帰って来ると、いかなごはトイレの電気をつけてあげ、トイレに行くまで居間に入れないようにする。「これが私のお仕事!もぐ君のトイレをサポート!」

 帰って来たもぐが抱っこしろというので、抱っこしてよしよししたら、目をつぶって恍惚としていた。ちなみに、母に抱きつけない時は、姉に抱きついてる。

4月22日(火)

 2年生になったら、自転車乗れるし、着替えるの早いし、給食袋と体操服袋を忘れないし…凄いぞ2年生!あと、ピアノで五線譜より上の音符が出てきても、泣き喚かなくなった!

 残業ゼロじゃなくて残業代ゼロを増やすのね。

 頑張るミントちゃんは可愛い。

4月23日(水)

 最近毎日のように大量に採っているカラスノエンドウは、人間も食べられるらしいので、莢と豆の部分だけ卵とじで食べてみた。スジ多めの普通のサヤインゲンだった。ただ、小さいので、普通の量を確保するのがチマチマ非常に面倒くさい。

4月24日(木)

 久しぶりにバンクーバーのセックス・ボムを見た。この1年後に五輪銀メダル、5年後に五輪金メダル、9年後に五輪銀メダル、13年後に五輪団体金メダル取って、椎骨に止めたボルトがボキッと折れて個人戦棄権したかと思うと、なんか微妙な気分。

 とりあえずみんな読める名前つけようね。この齢になっても、1日何回も仕事中に「下の名前は何とお読みするんですか?」「綺麗なお名前ですね」「家は華道関係で?」などと聞かれる身になってみろよ。歳くって介護施設に入ったら、職員さんからまた同じこと言われ続けるんだぜ。

 夜は前の病院の新歓飲み会へ。人員が(臨時かもしれないが)1人増えたこと、私の代わりに派遣された後輩がやり手なことで、うまく廻っているようで安心。その後輩、市内ナンバー1のガラが悪い病院にいたため、「ここの病院は素晴らしく安全だ」と喜んでいるらしい(…前の病院は市内ナンバー2のガラが悪い病院だと思う)。

4月25日(金)

 夕方から明日からの旅行用に大小連れて医学部に草採りに行き、その後ご飯作りながら旅行準備してる最中に、いかなごが月曜日に貰ったプリントを出し忘れていたことが判明→「家庭訪問は月曜日です」…いつ掃除すんだよ、おい…。

4月26日(土)

 野暮用で手間取った後、7時過ぎに家を出て、一路ウサギ島へ。船を乗り逃して1時間弱待ち、15時頃上陸。前回とは違い、小型のフェリーに人が満載、しかもリピーターが多い感じ。

 宿の前の木の下が家の、おそらく最強と考えられる群れには、仔ウサギが生まれていて、これが可愛いのなんの。後ろ足で立つと、後ろにひっくり返りそうになってるし。しかしもちろん、大人ウサギ達は子のことなど何も考えず、エサを奪ったり、踏みつけたりしていた。

 相変わらずどれも美味しい夕食バイキングの後、S君は運転疲れで就寝し、3人で夜うさぎ。かなり生まれたてのリアル手の平サイズの仔ウサギが、他のウサギが掘った穴にみっしりはまっていて、超可愛かった。

 もぐ「もぐ君やっぱり大きくならないの。いかなごより大きくなりたいのに‥」…十年待て。

4月27日(日)

 朝6時に起きて(このためにみんな前夜9時前に寝た)朝ウサギ。みんな考えることは同じなのか、勤勉なのか、6時でもそこら中にエサを持った人々が。

 美味しい朝食バイキングの後、前回行かなかった側の山登り。そこら中に穴はあるものの、ウサギの数は少なく、その代わり熊ん蜂がいて危険だった。平地に降りると、たくさん人がいて、キャベツでいっぱいのポリ袋を引きずってる人とか、カートに干し草とキャベツとペレットを載せて牽いている集団とか、なぜか菜の花をそこら中に置いていっている人とか(ウサギは興味ないらしく、ほぼそのまま残っていた。そういえばコミにもあげたことがあるが、あまり食べなかった)。

 ウサギも飽食している様子で、前回行った時より集まりが悪かった。うちらはキャベツ2玉とその辺の野草を持って行ったが、3分の1ぐらい持って帰った。野草は一般的には人気だったが、ヨモギの好き嫌いだけは個兎差がある模様。ちなみに、野草を採りながら、いくらウサギ島でも季節が季節だし、草生えてるかな、と思ったのだが、甘かった。下生えはどこにもカケラも生えていなかった(笑)。

 昼前に島を出て、関東が拠城らしい回転寿司チェーンで遅めの昼ご飯を食べてから万歩本店へ。S君が新しく横に出来たコミック館にトラップされて、なかなか帰って来なかったが、割合大人しくしていたもぐを褒めたい。さ来年にはもぐも字が読めるだろうから、一家でのんびり万歩が楽しめるかな。

 万歩を出たのが夜7時過ぎ。10時過ぎに家に着いたが、いかなごが大猿化して大変だった。翌日聴取したところによると(←大猿化しているので、話はできない)、途中で見ていたドラゴンボールGTを止められて寝ろ、と言われたのが気に食わなかったらしい(止めたら即寝ていたが)。

 大森望入会拒否騒動。読者かどうかも疑わしい我が夫婦にとっては、単なる先輩を巡る騒動に過ぎないわけだが、遥か昔の我々が京フェススタッフや実行委員長だった頃の何かが原因ってのもどうなんだ。

4月28日(月)

 フライングして雨の中仕事場を飛び出して、家庭訪問。S君が玄関と居間を片付けてくれていたので、何とか形はついた。今年の担任の先生はモルモットみたいな可愛い人で、いかなごは「こだわりが強いけど、見ていて面白い子」として認識されているらしい。運動神経皆無で男の子から揶揄いの標的にはされているが、本人も負けずに言い返しているので大丈夫でしょう、と。

 ちなみに、例のいかなごを狙っている5年生はそこそこ問題になっていたらしく、いかなごと例の5年生を離すために地域別集会を小分けにしたり、配慮してくれているらしい。道理で新学期になったら、地域別集会にいなかったといかなごが喜んでいたわけだ。

 放射能と鼻血が好きな人は何なの?とっととPlt測れば?

4月29日(火)

 昼にカウボーイ家族(祝日の昼時に空き空きという不安な状態だった)と図書館行った以外は、家でひたすらダラダラ。疲労回復に努めた。

4月30日(水)

 コミさん、今日はイヌムギ、カモジグサ、ノゲシ、タンポポ、カラスノエンドウ、ヨモギ、ウマゴヤシ、クローバーと8種類も採りたてを食した。下手したら人間より多種類食べてるかも。

 松本修『全国アホ・バカ分布考 はるかなる言葉の旅路』を読み終わった。ナイトスクープが発端で、京都から同心円配置になっている、という話は知っていたものの、プロデューサーの人がアンケート結果をもとに語源を探し続け、柳田國男大先生が『蝸牛考』で提唱したものの、晩年には自信をなくしていたという方言周圏論を見事に実証したとか、後に学会で発表していたり、他の形容詞の方言周圏論も提唱したり、アホ・バカの語源の説も立てていたとは知らなかった。琉球方言はすべて本土の言葉由来で説明がつくことや、「あほんだら」は「あほ」+「だら」、「ばかたれ」は「ばか」+「たくらだ」と推定されること、バカの語源を平安時代の知識人は誰でも知っていたという『白氏文集』に求めていることも面白かった。おすすめ。

 大小とも風呂に入らないので、「風呂場に先に行った方が先に生まれたことにします!」と宣言したら、骨肉の争いが(笑)。で、結局、いつも「先に生まれた」と主張している第2子が負けて泣いてた。



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