1月1日(水)

 あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

 昨夜はTLが司会のグダグダっぷりで盛り上がってる紅白をチラ見して、きよしと三輪様は歌が上手いとか、国分はピアノを弾くんだとか、きゃりーぱみゅぱみゅは可愛いとか思いながら、結局やっぱり東急ジルベスターで年越し。今年はマイスタージンガーで、ちょっとだけ遅いぐらいだった。あんまり盛り上がらない終わり方だけど。

 おせちとお雑煮食べて、S君は高校ラグビー、私は記事読んで、いかなごはiphoneでゲーム、もぐはアンパンマンとそれぞれダラダラ。今年は出来合いの黒豆買おうと思ったら、間違えて水煮を買ってしまい、家で味付けしたのだが、見かけは悪いがたかが15分の手間でも、家で煮たほうがずっと美味しかった。来年からも水煮を買おう。

 上司からの年賀状の一言が意味深だった。異動かな?

 夕方から、突然右股関節が痛くなり、座れなくなった。S君も、夜に居間で寝落ちした大小を寝室に運んだせいか腰が痛いとか言ってるし、なんか呪われた元旦。

 最近ZooKeeperは1日に3回しかボスが来なくて、しかも直前の勝敗がボスの強さに影響するようなので、夜になると翌日に向けて、10回ぐらい連続で負けることにしている。しかし自分で負けるのは面倒くさいので、3歳児委託。対戦相手もまさか3歳児と戦っているとは思うまい。あと30人の友人を毎日訪問せねばならんのだが(1人訪問するごとに報酬が少しもらえる)それも面倒くさいので3歳児委託。

1月2日(木)

 正月で暇があるので、写真でも撮っておこうと、毎年行っているスタジオアリスへ。当然のことながらスタッフ数が少なく、最初の方は撮影役があまりお上手でないお姉さんで、もぐが指示通り動かず大変だったが、途中で手馴れたお姉さんに交替となり、スムーズに撮影終了。腕は重要だね。

 あとはフードコートでご飯食べたり、久しぶりにpassportの福袋買ったり。

 帰宅後は、福袋の紙袋にみっしり入ったり、中身の棒状の低反発クッションで桃太郎ごっこしたり、大小で遊びまくり。

 「4月から○○病院(私の職場)に異動になります。先生はまだいらっしゃいますか?」と書かれた無記名の年賀状が届いた。誰やねん?後輩2にメールしてみたが、彼女には賀状は届いてないらしい。てことは、私の元々の知合いで、後輩2とは面識がない人では?というS君の推理のもと、思い当たる人の去年の年賀状を出してきて筆跡を比べてみた。うん、たぶんこの人だ。しかし、なぜ彼女が…。

1月3日(金)

 うーん、チャンさんの上半身を見ても(たとえハダカでも)何も嬉しくないなあ…(誤解を招く発言)。

 海原しおりが亡くなったんだって、と言ったらS君が海原しおりを知らなかった。

 いかなご、毎日毎日『まんがサイエンス』ばっかり読んでるんだけど、大丈夫だろうか。

1月4日(土)

 S君が大学に籠りに行ったので子守り。

 超久しぶりに、家の前でいかなごに少し自転車の練習させた後(さすがに以前よりは上手になっていて、手を離しても数秒はもつが、乗れているとは言い難い)学童に行って遊ばせてきた。大小とも3時間以上全力で動きまくり。

 もぐ、ぞうさんのぬいぐるみの鼻をコップに突っ込ませているので「ぞうさんはこっちに口があるんだよ」と鼻を持ち上げて見せたら、鼻を指して「こっちはリンゴを食べるお口?」と聞かれた。

 「ママのパパのパパは明治生まれだよ。明治の前は何か知ってる?江戸時代だよ」と言ったら、いかなごずっこけてた。

 なるほど大森望氏がSF作家クラブに入会していないのは、例の「大丈夫か」に関わることだったのか。

1月5日(日)

 S君が昼前に帰って来たので昼寝したり、図書館行ったり。いかなご『○○の秘密』系の本と、妙なタイトルの本にはまってる。

1月6日(月)

 14時半に教授から電話があって異動決定。仕事始めから、後輩の尻拭いと上司の押し付け仕事で昼ご飯食べる暇もなく働いていて(後輩と上司は食べてたけど)、異動かもしれないという希望がなければ、やってられるか!とキレてたら、外線から電話かかってきて「4月から○○病院お願いします。じゃ!」と超軽く人生決められた。前から私が行くのではないかと、噂が立っていたところだった。

 希望範囲内とはいえ、異動は7年ぶりだし、一人常勤は初めてなのでドキドキ。とりあえず、家から近くなるのは有難い。新しい病院には、知合いの1つ下の後輩と、長女の保育園時代の同級生のお父さんと、大学院で一緒だったかなり上の先輩と、知合いの旦那がいるっぽい。これから残務整理と情報集めだ。

 一方、後輩2は残留決定。上司が勝ったのかな。

 風呂上り3歳児がバレエと称したナゾの歌ダンスを踊ってる。歌詞に「ショクパン」「ニンジャ」「やっつける」などの単語が時々混じる。

1月7日(火)

 ええ、たかじん早かったなあ…。

 ユン・チアン『ワイルド・スワン』を読み終わった。著者の祖母の時代からの一家の歴史を描いたもので、日本軍敗北→国共内戦時代の話が興味深かった。貧しい生まれで幼くして共産党に入党し、清廉な幹部として能力を発揮していた著者の父は、国民党政権下で共産党軍に解放されてから入党したことから、常に党から疑いの目を向けられる著者の母(自分の妻)に対して、身内扱いは決してせず、党員としての規律を求め続ける。

 そこへ鉄増産運動→大量餓死→文革。当時の混乱して何も分からない状態に、後から分かった事実を付け加えて著者は分かりやすく語る。ティーンエイジャーの著者は消極的な紅衛兵として行動するが、体力がなく、下放先では農民に役立たずと白い目で見られる。数年間まともな教育は行われず、若者はみんなで首都に行って、毛沢東に拝謁したりしてたのね。DQN大解放な混乱振りが良く分かる。そこでヒーローなのは、やっぱり周恩来とケ小平(だから後にイギリスに留学できた著者は、後書きで天安門事件がナゾと語っている)。

 ここでどうかと思うのは主人公の父。両親とも幹部だったので、文革で最終的に下放されたわけだが、共産党一筋で身内には人一倍厳しい態度を取っていた父親は、結局コネで集めた食べ物を持って代わる代わる訪ねてきてくれる子供達に助けられ、今までの態度は誤りだった、何より家族が大事だ、という結論に至るのだ。いや、この時代の中国に生まれたのが悲惨なのだが。

1月8日(水)

 いかなご、ピアノの発表会用にと先生に提案された曲を2曲続けて蹴り(予想通り)じゃあ何がいいの?と聞かれて『荒野のバラ』と答え、あっさり決定。正月に暇があったので、なんとなく私が弾いた時に気に入ってしまったらしい…(痛恨)。先生の提案された曲の1つはストリーボックの『スケルツォロンディーノ』だったので、難易度的には大して変わらないのかもしれないが、個人的に私、あの曲あんまり好きじゃないんだよな…これから毎日聞くんだぜ…。

1月9日(木)

 年末に欠けた差し歯を治してもらいに行ったが、2時間でまた欠けた。差し歯の作り直しの予約は取っているが、さすがにちょっと哀しい。

 いかなごバレエ。今日もレッスンで怒られたらしく、いかなごバレエは断固としてやめる宣言。まあ2年半頑張ったとも言えよう。バレエは怒られるのが嫌で辞めるんだけど、ピアノはたとえ怒鳴られても、ママが横についてる方がいいんだって。今いち分からん。

 本部に電話して辞めたがってると伝えると、担任の先生から電話がかかってきて、2人で話し合いをしたいので土曜日のレッスン前に早めに連れて来て下さい、と。

1月10日(金)

 上司にうちの病院に残れると確約されたために、4月から残ることを決めた研修医2年目の子が、突然上司に残れないかもしれない、と言われた、ということで、職場では2日前から大騒動。上司酷過ぎ。このタイミングでそんなこと言い出すということは、後輩2残留と引き換えに(つまり部下2人同時異動を断るために)研修医の子を教授に売ったのではないかと思う。

 患者さんに「先生、出身地どこ?」と聞かれたので「大阪です」と答えたら、大阪出身のその患者さんと「京都はいちいち人の顔の裏読まなあかんし…」と、いかに大阪に帰りたいか、で大盛り上がり。京都在住大阪出身者の定番ネタ。

 ヴィックスのCM見た。チュッパチャップスの時より上手くなってる?

 スカパーのフィギュアスケートラボ「演技構成編」の再放送を見た。「下手な例」にされてるストリード君気の毒とかはさておき、GOEの評価は一応ジャッジが評価要素を数えて決めることになってるんだ、とか、空間の共有はCRに入るんだとか、大変勉強になった。



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