9月11日(水)
忙しい。昼過ぎまで外来して、カンファしながら昼ご飯食べて、オペして、またカンファして、超特急で病院を飛び出し、途中で大急ぎでクローバー採って、なんとか19時前に帰宅。
19時からいかなごは新しいピアノの先生のところへ。なかなか上手にならず、一生マルがもらえないんじゃないかと言っていた「アラベスク」にマルをもらったらしい。
9月12日(木)
もぐ起床第一声「わるいことしてごめんなさい。もうわるいことしません。ゆるしてください」…数秒後から怒られっぱなしのもぐであった…。
「少々ヘンだけど『決められたことをマニュアル通り一糸乱れずにやり遂げられる』日本人の能力もまた、オリンピックの『実行力』に繋がると評価したのではないか。」もしそうであれば嬉しいと思う。
侮辱と名誉毀損に違いについて少し学習した。
もぐ、最近ウサビッチに夢中過ぎ。よくいかなごと2人でウサビッチぬいぐるみを抱えてタブレット見てる。
コミは回復傾向。
9月13日(金)
今日一番びっくりしたこと→マンモスかもしれない動画。
イェフダ・ニア『奪われた少年時代』を読み終わった。ナチに侵攻された時9歳だったポーランドユダヤ人の著者は、偽の身分証明書でポーランド人になりすまし、レジスタンスとして活動して生き残る。占領された民族の間で出自を隠し続け、かつレジスタンスとして敗戦に終わったワルシャワ蜂起を戦うという、とんでもない体験を語ったこの本で、類似の体験記よりも強く感じたのは、ドイツ人に対する、許すことのできない怒りだ。
9月14日(土)
病院の後、久しぶりに梅小路公園に行ったら、イネ科の草やクローバーが入れ食いだった。ここのアスレチック設備は大小の満足度高し。
その後スシローでご飯を食べて、帰宅して幸せに昼寝していたら、突然いかなごの同級生が2人家にやってきた。私は寝ていたので、S君といかなごが、片付いていない家の中を案内しまくり、5分ぐらいで「時間がないから」と2人は帰って行った。いかなごは相手の名前も把握しておらず、やって来た2人も自分が何しに来たのかよく分かっていない様子で、ナゾの出来事であった(笑)。
9月15日(日)
朝からなぜかもぐが「ケーキ食べたい」と連呼するので、予約取って午後からみんなでケーキバイキングに行くことにした。「ケーキは別腹」と昼ご飯を普通に食べようとするいかなごにS君「別腹なのは認めよう。しかし本腹も空けておいた方がいいと思わないかね?」。
15時からなので、その前にブックオフに一軒寄ったら、もぐ「なんでここに来たの?」「いや、もぐ君が来たいと言うから」「もぐ君、本屋に来たいなんて言ってないよ」ははっ、おっしゃるとおりでございます。
最近のもぐは、よくさわさわと私の乳首を触る。そして「触っちゃダメ!」と言うと「いいよ!」「黒猫だよ!にゃあん!」などと言う。
9月16日(月)
1時半まで『オールクリア1』を読んでいたのに、エリアメールで4時頃起こされるという。たぶん京都府民はオール寝不足だな。
しかし、渡月橋流れないのね。丈夫だな。あと、宇治川にもヌートリアいるのね。
9月17日(火)
横溝正史『女が見ていた』を読み終わった。パンパンとかレッドパージとか出てくるよ。都会が舞台で(いつも舞台が田舎と言われるから)、『幻の女』リスペクトで(目撃者を探す)、動機はどこにでもありそうなこと、という趣旨で書かれた本なんだって。そこそこ面白かった。
夜、いかなごがこっそりロフトベッドから降りてきて、机の下の毛布で囲ったカラオケ部屋(ここでもぐと、鳩ぽっぽやら犬お巡りやらを歌う)で寝ようとしたので制止したら、「なんでわかった?」「親だから」「なんで親ならわかるの?!」とバタバタ暴れだした。
9月18日(水)
昨夜前髪切って再びカッパになったもぐの今朝第一声「赤ちゃんのカエルですゲロゲロ」…カエルなのか。
3歳の息子を迎えに行ったら「シャンブロウ、シャンブロウ、シャンブロウ、オイオイオイ」と言われた時の母の気持ちを述べよ(5点)。
9月19日(木)
もぐの昨日の「シャンブロウ、シャンブロウ、シャンブロウ、オイオイ」はどうやら「キャンプだホイ、キャンプだホイ、キャンプだホイホイホイ」の模様。
もぐに「良かったらこれどうぞ」とビスケット渡された。
コニー・ウィリス『オール・クリア』を読み終わった。上巻(1)では第二次大戦のイギリス日常生活にすっかり浸っていたが、後半からはどんどんタイムトラベルSFっぽくなっていき、最後の交差展開は『マイナス・ゼロ』を思い出した。私としては、連合軍は当然ノルマンディーに上陸するもんだし、V2は『重力の虹』で飛んでくるもので、全然脅威と感じていなかったのだが、相当大変なものだったのね。しかし、『ドゥームズデイブック』の場合は純粋に操作ミスだったのに対し、今回は構造的に、もしかしたら数年帰れなかったり、行ったきりになったり、死んだりもしますよ、て話しなわけで、今後の航時史学科の運命や如何に。スティーブン・ラングとコリンとの関係、コリンとアイリーンはどれぐらいの血のつながりなのか、なぜアイリーンとコリンが直接会うことはなかったのか、などにまだウラがありそうな…。あと、サー・ゴドフリーが分かっていた、というのはちょっとやり過ぎかなあ。それにしても、後書き読むまで、『見張り』の主人公がバーソロミュー先輩だと気づいてなかったよ。
9月20日(金)
「もぐ君可愛いから食べることにしました。いただきまーす」と言ったら「ま、待って。もぐ君、黒猫の赤ちゃんだから、いただかないで!」と懇願された。
S君がよせばいいのに、Zookeeperのiphoneアプリとか教えるもんだから…。