8月1日(木)
1年半ぶりにS君の採血してみたら、血糖高いのも、コレステロール高いのも、脂肪肝も全部改善してて、10kg減量の力はさすが凄いと思った。
学童で玉ねぎ12個切ってきた。
もぐ人生初突っ込み「パパ、なにゆーとんねん!」。
8月2日(金)
コミ餌新着:セイバンモロコシ(ジョンソングラス)。帰化植物で、丈が2mぐらいあるので、食べ応えありそう。
S君がラピュタつけて、17年前の映画なのか、とか寝ぼけたこと言ってる(10年違う)。
8月3日(土)
昼にくら寿司&100円ショップに行った以外は家でだらだら。
もぐがロディに乗って、ロディの顔をタオルでせっせと隠していた。「これもぐ君のおうまだから。泥棒が恐いから隠してるの。大事なおうまだから」
8月4日(日)
日の照りつける中、206とプリンセスラインに乗って、京女でやっていた人形劇祭りのようなものに行ってきた。招聘した専門家による人形劇と、おもちゃ作りワークショップと、学生さんがゼミで学んだ人形劇の発表がメインで、もぐは学生さんの人形劇にウケまくり(おおかみ好きのもぐは、特に『3匹の子豚』がお気に入り)。お姉さん達から可愛い、可愛いと言われまくりで、クレヨンしんちゃんならさぞかし夢のような環境ではないかと。いかなごはおもちゃ作りに夢中で、こちらも目一杯楽しんだ模様。もぐには難しかったようだが、オランダ人の一人でやっている指人形劇が凝っていて面白かった。
最近のもぐ。
・怒られたら「ばぶーばぶー」と赤ちゃんのふりをする。
・相変わらずすぐに「ママ抱っこ」で、猿のようにママを登ってくる。
・いかなごの口癖「てんてんてん」をついに真似するように。
8月5日(月)
夕方からもの凄い豪雨で、いかなごはスイミングに行けず。病院から帰ってくる途中、そこら中で冠水してるし、帰宅したら、引越してきて初めて庭に水溜りができていた(驚)。
いかなごがもうすぐ泊まりでキャンプにいくのだが、チームリーダーという方から、電話があってびっくり。丁寧なシステムですな。
もぐ「いかなごはかわいくないよ。かわいいのはもぐ君だよ」…断言するのか…。
鹿島茂『SとM』を読み終わった。キリスト教はフランスなど北の方に広まる前はグサっとした宗教ではなかった(ケルト人の土着宗教に合わせるために生贄的なモノが必要になった)とか、共同体に自分のポーションを与えるとか、キリスト教では神がSで信者は全部Mとか、M男ドン・ホセと理想のS女カルメンとか、光源氏はM女が考えるS男の理想形とか、色々面白かった。
8月6日(火)
仕事は忙しいし、いかなごのキャンプの用意はせにゃならんし。
もぐが小さなミーのフィギュアを見つけて「何これ?もったいないおばあちゃん?」と言ってる。
某オークションで落としたピアノの補助ペダルが届いた。NCNRだし格安だし(送料込み3200円)やりとりが全く進まないしで不安だったが、汚かったものの(拭いたら綺麗になった)使用には問題なさそう。チビだった私でも、補助ペダルなんて必要としなかったので(まあ、私は進度が遅かったが)それほど長い間使うとも思えないが、まあもぐが使うかもしれんし。
8月7日(水)
いかなごが2泊3日でキャンプに行ったので、40年近い我が人生で初めて、家庭内で男が女より多いという状態に。風呂上りのハダカ♂'sに囲まれてるよ…。
S君が居間に新しいスピーカーを設置し「今日から我が家は文化的な生活を送るのだ」とCDをかけ始めた。ラフマニの2番をかけたら…とりあえず誰かが頭の中で踊り出す。
いかなごがいないと、もぐがパパと楽しく遊ぶことが判明。ヤツは姉への対抗意識のみで行動する幼児であることを改めて認識。
グレーテルがマルガリータの愛称だと初めて知ったよ。ヘンゼルはハンスなのね。
いいなあ、プルは。可愛い仔犬買って。
8月8日(木)
朝からYMCAの話になった。S君:ピンクレディは発売直後のヴィレッジピープルの『インザネイヴィー』をカバーしたのか、と調べはじめる。私:ルディのYMCAはヴィレッジピープルメドレーだったのか、と動画を見直す。
溜まっていた繕い物とアイロンかけを済ませた。
夕方、S君が置き去りにしていた携帯と、私の携帯の2つが一斉に鳴り出して、見たら0秒後に奈良震源で震度6。なのに全然揺れないので、阪神大震災の時に最初にテレビつけた時に震源は北陸と言っていたことを思い出して、別のところで強い地震か?滋賀県(いかなごのキャンプ地)は大丈夫か?と心配になったが、ただの誤報でよかった。
夜、パルケ・エスパーニャに行った時の写真をもぐと見ていたら、もぐ、ピアノの上のミニチュア階段状家具の中に、いかなごが「ここならもぐの手が届かないから」としまった、お土産の扇をあっさり取り出して「これ、いかなごが『オーホッホッホッ』ってしてたやつだねえ」。
8月9日(金)
相変わらず仕事が忙しい。世の中色々な人がいるものだ。
いかなごがキャンプから帰ってきた。帰ってきた途端『ガラスの仮面』に夢中で、ママに寄ってこないので、いかなご分が満たされない。
8月10日(土)
いかなご、バレエ行ったのとピアノの練習とご飯以外は、朝からずーーーっと漫画読んでる。幸せそうだ。
クーラーの中でフローリングの上で仰向けなって、もぐを足の上に載せて昼寝したのが祟ったのか、夕方から右の股関節が痛くて。
S君がくれたアロイズィ・トヴァルデツキ『ぼくはナチにさらわれた』を読んだ。ポーランドの金髪碧眼の子をドイツ人の養子にしていた、という話は聞いたことがあったが、詳しいことを読むのは初めて。刊頭のヒムラーの指令書がやたら楽しげな一方(ポーランドの知識階級を処刑し、金髪碧眼の優れた子供はドイツ人の養子にすれば、ポーランドには単純労働だけに適した奴隷が残ってめでたい)、一人っ子の4歳男児を誘拐され、孤児院でナチズム仕込まれて、ドイツ人の養子にされて、ポーランド野郎めとか罵る中二病の状態で、ポーランド語も分からず帰って来る、というのは、まあ行方が分かっただけマシなんだろうが(行方が分かったのは、一緒に誘拐された従兄弟が9歳で、変更された名前を覚えていたかららしい)何ともひどい話。孤児院に収容されていた時期に、どれだけ養父母にもらわれることを切望していたかという本人の記述も哀れ。それにしても、改めて思うのは、この人の場合は貰われていった家庭がたまたま良かったから、ポーランドに帰ってからも適応できたんだろうな、ということ。