7月11日(木)
哺乳類を襲わない魚を食べるオルカもいるんだって。なのにやっぱりキラーウエイルと呼ばれてて、なんか気の毒。
7月12日(金)
暑い。
もぐが椅子の上から、私の足首から踵の部分に落下してきた。痛い。
ブレッチャー『私はシンドラーのリストに載った』を読み終わった。シンドラーのリストに載って助かり、その後アメリカに移住したユダヤ人にひたすらインタビューしたもの。強制収容所のことは、最近になるまで語らずにいた人がほとんど。当たり前だが、多くの人はコネでリストに載ったのね。そして、みんなある程度アメリカで成功している(成功した人にしか連絡取れなかったのかもしれんが)。
7月13日(土)
職場の一大イベント(?)でえらいさんから下っ端まで休日出勤。朝7時半に集合したが、医者が全員来てた(上司の命令)のはうちの科だけ(そもそも責任者の上司と私以外、来る必然性はないし、上司と私とて特にやることはない)。しかも、10時過ぎには午前中のイベントが終わり、次は14時半集合ね、と言われたので(事前にそう言えよ…)S君に電話して、みんなでSCにでも行くことに。
讃岐うどん屋で昼ご飯を食べた後(夏野菜酢醤油うどん美味しかった)イオンに行き、いかなご用の長袖水着を買った後、S君が携帯見に行ったので、日焼け止めと私の下着を買った後は、その辺のベンチで子守り。
大雨の中、14時半に病院に連れ戻してもらって、またお仕事。
発表会前のいかなごがピアノの練習をしないのでまた喧嘩。
7月14日(日)
本来ならPIWに行っているはずだった。のだが、海でも行こうか、と思ったが、雨だったので屋内プールに行くことに。
もぐを連れて更衣室で着替えるのが初めてで、そのこと自体にかなり疲弊したが、それはさておき、いかなごはさすがスイミングスクールに通っているだけあって、少しはバタ足などできるようになっていた。もぐはチキンなので、浮き輪に入れるだけでも、私がちょっと離れると号泣。プールは結構芋洗っていて、さすが最近の流行、長袖水着を着ている人が多かった。
昼過ぎに休憩室でご飯を食べて、いかなごとS君はまた泳ぎにプールへ。もぐは嫌だというので、私と外でダラダラ。いかなごが上がってきてから、みんなで付属の銭湯に入って(こちらも混んでいて、ロッカーのキー待ちの行列ができていた)帰宅。
超級山岳ゴールだってんで、わくわくして見たけど、フルームさすがに変過ぎ。
7月15日(月)
最近のいかなご、パパが好き過ぎて、何かっちゃS君といちゃいちゃしている。ちなみにもぐはまだ「ママ好き、いかなご好き、パパ嫌い」と断言している。
選挙公報見たら、たぶん民主党だと思われる立候補者の宣伝の、右下の端の方に小ーーーーさく「比例は民主党」みたいなことだけ書いてあって、凄いと思った(付記:結局共産党に敗れて落選した)。
S君「この家には江戸川乱歩はないのか」私「子供用のは二階にあるけど」S君「子供用のしかないのか…」私「すみません、江戸川乱歩を嫁入り道具に用意しておかなかったのは妻として至りませんでした…実家に全集があったのでつい…」
夕ご飯にミネステローネを作った。いかなごが、じゃがいもをサイの目に切った。両親「ごちそうさまでした。上手なサイの目でした」
7月16日(火)
発表会前の最後のピアノのレッスン。なのだが、未だに発表会のプログラムができてないし、弾く順番も分からないという。…先生は嫌いではないが、ここの事務は酷すぎる。
いかなご「小学校は保育園より楽しいよ。遊んでばっかりだし、勉強は保育園より楽だし。保育園の勉強の方が厳しかった」…あんた、保育園でどんな教育受けててん…。
7月17日(水)
保育園から、もぐの日常の写真をもらった。もぐは1年前から好き好き言ってるMちゃんと隣り合せで座ったり、滑り台の下でラブラブしたりしている姿を撮られていた(笑)。
アッカーマン『ユダヤ人を救った動物園』を読み終わった。タイトルが今いちよく分からんものになっているが、ワルシャワ動物園の園長夫妻が親ユダヤ人派でレジスタンスだったため、閉鎖された動物園の跡地と自分の家にユダヤ人をかくまっていた、というお話。それより、ナチがヨーロッパバイソンなどの絶滅した動物を戻し交配で復活させようとしていたとか、親衛隊員が園長夫妻の息子の少年に対して銃殺するふりをしたこととか、園長の妻に対するモラハラぶりの方が印象に残った。
7月18日(木)
仕事中に小学校の担任の先生から連絡があって、いかなごが水着の一部を忘れたとのこと。今日はS君も仕事なので、持っていける人はおらず、いかなごは見学となり、かなり落ち込んだが、帰って詳細を聞いたら、セパレートの水着の上部分の代わりに、古い水泳帽子を入れてたんだと。道理で私が朝ちょっと確認した時、揃ってると思ったはずだわ…同じ紺色だしな…。
どうせ『ブラックアウト』から読み返すなら、いっそのこと『ドゥームズデイ・ブック』から読み返そう、と読み返してみた。こんな話だったのか(驚)。思えば最初に読んだのは大学4回生の時で、その時と今では全く読み方が違う。今になってよく分かるのが、アグネスのリアルなぐずりっぷり。いやそれはともかく、発掘現場の死体からインフルエンザが広まって、そのおかげで、キヴリンは時代間違ってペストと遭遇と。最初と最後の鐘がいいよねえ。で、今回気になったのは、果たしてペストの黄痃を切開することに意味があるのか、だったりして。
7月19日(金)
いかなごの三者面談。小1で三者面談なんてするとは思わなかったよ…。担任の先生によると、昨日の水泳が見学になったことについて、「(いかなごが)もっとうじゃうじゃ言わはるかと思ったけど、あっさり納得していた」らしい。
で、帰りにいかなごが学校で育てている朝顔を、夏休みに家で世話するために持って帰った。いかなごが「どうしていかなごの朝顔はあんなに咲いたのかな。あたしがたくさん話かけたからかな」と言うので、思わず慌てて説明。「いや、そうじゃないんだよ。植物というのはお日様が当たると光合成をして…」
いかなごが持って帰ってきた平仮名の宿題を綴じたもの(すべての平仮名に先生が訂正or○をつけている)を見て、S君「先生、大変だよ…1日に何回○書いてんだよ…」。
7月20日(土)
いかなご2回目のピアノ発表会。前の子が予想以上に短くて数十秒で終わり(すごく可愛い小さな子で、習いたてだった模様)いかなご、いきなり舞台に出された感満載で、緊張したかと思いきや、音量が出ていなかったのを除けば、なかなかの出来で、こいつ凄いな…と思いながらビデオ撮っていたら、途中でつっかかって弾けなくなって、いきなり舞台袖を振り返った。…マジかよ…しかし、助けが来ないのをみると、諦めて適当に戻ってやり直し、最後まで問題なく終了(動揺が足に現れて、ブラブラ揺れてたけど)。お辞儀は前も後もにっこり笑ってて良かったし、少なくとも去年のように、弾いている最中に客席をガン見したりはしていなかったが、うーん、良く分からん出来だな。。
いかなごから後で聞いたところによると、直前に先生に「小さなミスなら、少し戻って弾き直し。もし延々とループするなど、どうしても困ったら、舞台袖を向いてくれれば、先生が楽譜もって助けに行くから」と言われていたのだが、ちょっと間違えた時点で「とりあえず振り向いてみたが、助けが来なかったので諦めた」らしい…。
そして、自分の出番が終わった後、大きいお姉さん達の上手なのを聞きなさいと言ったのに、面倒くさいと会場から出たがってジタバタするいかなごであった。。
ちなみに、今回はバイオリンと声楽とサックスと一緒の発表だった。休憩時間をはさんで次の部は大正琴…。