6月21日(金)

 仕事帰りに代車のバイクが動かなくなったので、バイク屋に電話して引き取りに来てもらい、ついでに家まで送ってもらった(愛車のヴェスパは部品が未だに来てないそうだ…外国製は不便)。オイルランプが点灯していたのをしばらく放置していたので、そのせいかと思ってかなり落ち込んだが、バイク屋さんの調査によると、元々オンボロな上に雨水が入ったっぽいらしい(少し安心)。

 夫にボストンCOIの会場まで案内して貰った過去があり「キミ、クリスマスは毎年なんか忙しいんだよね?」「このアイスショー録画しといたから。あと世界ジュニアのダンス(録画)要る?」とかいう生活してる私は幸せ者か。

6月22日(土)

 午前中は家にいて、午後に一家でちょっと図書館に行ったら、図書館前の道をちょうど両陛下が通られるところで(3分前の車がすぐに来た)陛下見に行ったみたいだった。車の左側には必ず皇后陛下がお座りになられるので、天皇陛下がおられるかどうかは、沿道からではよく分からないね。

 車中で見た「クレヨンしんちゃん」がダンボール秘密基地の話だったので、帰宅後、いかなごは基地を作る!と2階へ。姉と一緒に行ったもぐが1階に降りてきて、S君が茹でたとうもろこしを発見。「ねえ、いかなご、とうもろこしがあるよ〜!!」絶叫してお知らせに行ったのに、秘密基地の作成が思うように進まなくて不機嫌な姉に、超八つ当たりされて気の毒だった。

 で、いかなごはできなくて断念、結局S君がドア、窓、煙突つきのダンボールハウスを作ってやっていた。

6月23日(日)

 朝起きたいかなご、いきなりダンボールハウスに入って本を読み始めた。

 S君がいないので、午前中に大小と京大にコミの草採りに行った以外は一日家。7歳児と3歳児は、2分に1回ぐらい喧嘩しながら仲良く遊んでいた。

 そういや、いかなごが紙の部品を作り、セロテープでくっつけて、立体ショートケーキを作っててびっくり。

6月24日(月)

 いかなごの音読、「おむすびころりん」2週目だよ…最近の小学校は子供を全員声優か俳優にでもする気なのか。

 「パパはしっかりしてるけど、ママは頼りない」といかなごに言われたので、何を言われても「さあ、どうせ頼りないから分からない」「どうせ頼りないから抱っこなんてできない」と盛大に拗ね続けた。

 もぐがブロックで作った「ヘビさん」をマイクにして「くっくっくっくっくるん♪」と歌うS君にもぐがウケ過ぎ、笑い過ぎ。

 もぐにとうもろこしの実をむしってあげるのをサボっていたら「もぐ君がぬいてって言ったのに!」と怒られた。

6月25日(火)

 朝、いかなごが「ちょっとがーんってなったことがあるんだけど。昨日O君がクラスの中にいかなごちゃんのこと嫌いな人がいる、って教えてくれた。でもこれは秘密だから先生に言っちゃダメなんだって」と突然暴露。なんだよ、それは。誰が何人ぐらいいかなごのことを嫌いなのかは「O君も知らないみたい」だそうだ。S君は「ということは、O君はいかなご派なわけだよ。敵の存在を教えてくれたわけだから」と言っていたが、私としては「誰がいかなごのこと嫌いなんだよ。ソース出せよ」とO君を問い詰めたい。

 いかなごピアノ。間違えずに弾くようになったいかなごを見て、先生が私に「どんな練習されたんですか?」「『絶対に間違えるな』と言ったんです」…いかなごの場合、やる気の問題がほとんどだからな。。

 ふと、結婚記念日もうすぐかも、と思った。10回目の。調べてみたら当直の日だった。はははは。これが夫の方が忘れてたら離婚ものだな、とS君に言われた。

6月26日(水)

 もぐに、姉と同じように移動ポケットをつけてくれ、と頼まれた(笑)。

 ヤン・カルスキ『私はホロコーストを見た』を読み終わった。インテリのポーランド人青年の著者は、ドイツ軍とソ連により、あっと言う間に母国を占領され、レジスタンスになる(これが意外に組織化されていてややこしい)。ナチに一旦捕まるが、レジスタンスの作戦により救出(しかしナチはひたすら報復政策を取っていたため、彼の脱走により大量の人間が処刑される)、地下新聞を作ったり、ナチ占領下の現状を連合国側に伝える密使となる。

 戦後、ソ連の支配下におかれたポーランドに著者は帰ることはできなかったし、彼がホロコーストの実際を伝えたことが、どれぐらい戦況に影響したのかは分からないが、現状を知るために、ワルシャワゲットーの代表者と話をしたり(既にゲットーから絶滅収容所への移送が始まっており、世界中でドイツ人を公開処刑する以外、止めさせる手段がない、と代表者に言われる)、絶滅収容所に潜入したレポートが恐ろしい。まだガス室などの設備がなく、殺害方法は、貨車にユダヤ人を定員の3倍以上押し込み、野原にその貨車を放置するだけ(しかも、床に生石灰を撒いておいて、発熱するようにする)。信憑性を疑うぐらい、この生石灰の話は衝撃的。

6月27日(木)

 いかなご「バレエの先生に名前を呼び捨てにされるとむかっとなる」「言った通りにしたくなくなる」…まあ気持ちは分かりますが、体育会系だからそういうもんなんですがね…。

 もぐ、伊藤園の麦茶のおまけのミニ袋が好き過ぎる。私が子供の土産にする、と言ったのを聞いて、研修医の子が1つくれたので、ライオンと恐竜のフィギュアをそれぞれ入れて、両手に持ってゴロゴロしとる。

6月28日(金)

 久しぶりの当直。

 本当に、交通指導員のおじいさんには日々感謝してます。

 今朝から結膜が出血していて、外来中に患者さんに「お大事に」と言われまくり。夜は1年目の研修医の子に「先生、それ疲れが原因らしいですよ」と言われた。

6月29日(土)

 コミは居間に出ていても、トイレしたくなるとケージに帰って、用を足して、また外に出る。しかし居間に出ていても、たいがいソファの後ろで寝てるだけ。でも、私の大事な作りつけ本棚の一番下の段を時々齧ってるのは許せん。

 もぐ、10まで数えた。

 もぐの3歳児検診用の聴力と視力検査終了。ついでにESP検査も行ったが、4/0なので、わざとはずしてる可能性があるとS君が期待していた。その後、問診表を書いたが、「何か育児でストレスはありますか?」→「ずっとしゃべっててうるさい」、「次の中で何か心配なところに丸を」→「乱暴である」のみ。いかなごと比べて問題なさすぎ。つうか、いつ歩いたかなんて、全く覚えてない。水疱瘡も中耳炎も、いつ罹患したかなんて皆目覚えてない。

 今日の晩御飯はツール開幕を祝ってビールらしい。てことで、餃子、唐揚げ、イカリング、ポテトフライ、オクラなどが並ぶ、安っぽいビアホールのような食卓で、なかなか良かった。

 夜、もぐは一人で寝室で(居間でやると怒られるから)音の出る童謡絵本でカラオケ三昧。

 朝から昨日のツールのゴール付近の録画を見る。凄過ぎ。

 見た後、買い物しつつ、滋賀の水路のある公園へ。風が強くて、暑くはなかった。そこでたっぷり遊んだ後、家でお馬さんの家を作る!とロディでえんえんと遊ぶ姉弟。もぐ「今日はお水で遊んだねえ。その後、あれでも遊んだねえ」。幸せそうで結構でございます。



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