2月21日(木)

 滅茶苦茶寒い。が、コミの草採りには不自由しないようになってきたので(日向にはむくむく伸びたハコベやノゲシがいっぱい)、たぶん春ではある。

 いかなごバレエ。先生が振付を説明しつつ「アリスがここで止めに入ったら、女王様が首を切ってやる!って怒るのよ」いかなご手を挙げて「先生!アリスは本当に首切られちゃうんですか?」そこかよ!気になるのはそこか!

 私「もぐ、君はもうママに抱っこされるには大きいんじゃないかね?(←重い)」もぐ「ちっちゃい(断言)」

 入学式に着せる予定の作りかけの服をいかなごに試着させてみたら、ぱつぱつになりそうで唖然。いかなごにお腹引っ込めてくれ、と頼んだら、風呂上りに腹筋しようと試みていた。それを見た2歳児が真似をしようとして大変。姉の真似ばっかりしたがるんだから。そういや「怒ったハリネズミの真似」もしていた。

2月22日(金)

 夜中に鈴の音で目を覚ますと、横にうさぎがいた(寝室と居間の間のふすまが閉まってなくて、S君が外に出したウサギが探検しに来たらしい)。この騒動で目を覚ましたもぐ「あれ、にょろちゃんがいない、いない」。最近もぐは、S君からもらった私の誕生日プレゼント「りゅうぐうのつかい」のぬいぐるみがお気に入りで、必ずにょろちゃん抱えて寝る。

 「患者に殴られた医師16%」って意外に少ない印象。私は認知症のじいちゃんに処置中に殴られたことならあるが、そういうのは勘定に入るのか。土下座を強制された医者は、医局の後ろの机に座ってるし。「訴える」と言われたことのある医者は半分もいないのか(この記事によれば27%)。「患者さんが納得するまで平易な言葉で診断をくだし、十分なコミュニケーションが取れている医師は、怒鳴られたり殴られたりすることも少ないと思います」と本当に言った人がいたとしたら、是非うちの病院で当直して欲しい。

 いかなごが「いかなごだって、ピアノの練習して不幸だよ」と言うので、「じゃ、ピアノやめれば?」と言ったら、「そんなこと言ってるから、ママは時々私に嫌われるし、もぐ君に襲われるんだよ」。すいません。

2月23日(土)

 もぐを抜け駆けせねば、と思いながら寝ていたら、眠りが浅くて5時半起床。おかげでアイロンはかけられた。

 午前中はダラダラして(いかなごがもぐを教えて、シール貼って色鉛筆で線描いた製作物を作らせたり。静かで非常に楽だったので「毎日お願いしたいですね」と言ったら「すいません、私休みの日と平日の夜しか空いてないんですよ。昼は保育園に行くので…」と断られた。

 午後遅くに近くの横綱→いかなごの筆箱と定規を探しにSCへ。新1年生向けにソフトペンケースが色々と出ていて、地味なピンクの筆箱と、派手なウサギの定規を購入(いかなごにセンチメンタルサーカスをお勧めしたが、「全く可愛くない」と拒否されたので断念。まあ幼児向きではないかも)。

 ついでに、入学式用スーツもちら見したけど、このお値段でこの材質?と思うものが多くてマジで驚いた。

 ノゲシ抜いてきて、庭に植えてみた。根付いて、種撒いて、広がるといいな。今のところ、去年の秋に植えたオオバコだけが根付いている。

 ミシンが動かなくなったので、中を掃除して綿埃を取ったら、また復活。安物のくせに愛いやつじゃ。

 いかなご、まだ「W君のハートを奪ってない」そうで、恋敵に「情報戦を仕掛けた」らしい。年長児ドロドロ過ぎ。

2月24日(日)

 極悪非道に寒いので、1日家から出ずにダラダラ。

 もぐ「もぐ君はネコ小学校に行くの」S君「そうか、ネコ小か」。略すな!

 S君がチャイコフスキーのピアノ協奏曲1番のCDをかけたら、もぐが「はじまったよ、いかなご!」。何かがはじまったらしい。

 いかなごは1年生になったら進級するバレエのクラスのレオタード(色が違う、先輩のお下がり)を着て、憧れだったの、と喜んでた。

 もぐ、どんなに怒られても、数十秒で忘れるので、夕方には脳に問題があるんじゃないかと思いはじめたが、夕食に出来合いの鶏南蛮っぽいものを「おにく、おにく」とぱくぱく食べたら、急にお利口さんになった。

2月25日(月)

 ベネッセか何かの宣伝冊子がもぐ宛てに来ていて、いかなごが親向けの説明文を読みながら、せっせともぐの相手。「ここにシールを貼れたら、よくできたね、と褒めてあげましょう」「もぐ君えらいえらい、よくできたね〜」

2月26日(火)

 もぐのにょろちゃん好きが止まらない。夜中に起きて、「にょろちゃんは?」「おうち帰っちゃったの?」

 いかなご、今まで『ピアノランド』一直線で他の曲集は全くやっておらず、確かに良い曲が多いが、いい加減飽きてきたかも、と思っていたら、今日から『ピアノランド5』に入るのと同時にブルグミュラーもはじめるらしい(S君の持ってた定価420円の本で)。

 もぐにけろっぴのシールをあげたら、喜んで踊り出した。2歳児だ。→ふと見ると、床に足跡のように点々とけろっぴのシールが貼ってあった…2歳児だ…。

 風呂上りのもぐ「もう寝る時間だよ。もぐ君眠いよ。ママ、ママ、先に行って」居間でパソコン見てる私「ねじねじねじねじ金網作る♪」もぐ「うるさい!」

2月27日(水)

 当直。とある事情で今日からしばらく救急入院件数が制限されると知って小躍り。

 家に電話したら、いかなごに「何ママ?なんかあるの?」と言われ、もぐには「あのね」しか言ってもらえなかった(しくしくしくしく)。

2月28日(木)

 深夜帯は来院はなかったが、電話はがんがんかかってきたので、やっぱり眠い。

 しかし今日は研究会に行かねばならぬ。9時頃に早退して、急いで帰って来て、部屋に入った途端、もぐ「ママ、一緒にお風呂入ろ」→風呂場直行。

 その後、布団の中でもぐが「もう1つ読む〜」と5年ぐらい前の『めばえ』を読め、読め、とうるさくて、なかなか寝ないので、「読まないけど、お話してあげる」と「昼間は悪い子で悪魔だけど、夜は天使のようなもぐ君と、昼間は天使のようにお利口さんだけど、夜になると悪魔になるいかなご」の話をしたら、急におりこうさんになって「おやすみなさい、悪魔のいかなご」と声をかけて、大人しく寝た(笑)。



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