1月1日(火)

 明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願い申し上げます。

 結局、また威風堂々の東急ジルベスター見てしまった。最後端折った感じ。

 もぐは予想通り、朝起きた途端「もぐ君のお正月!」ゆうてた。

 今年は寝正月、ってことで午前中2時間昼寝した。

 そういえば、サツマイモ固過ぎて見かけ今いちだったきんとんは、味はとても良かった。

 午後、もぐが昼寝したので、いかなごは私の膝の上でドラクエ(いきなり「かわのぼうし」を売ってたよ…)、S君は高校ラグビー見たり。S君と私は筑前煮サカナに日本酒飲んだりも。で、その後また昼寝した(幸)。

 昼寝から起きたもぐは、寝室でいかなごに「にゃんにゃん猫猫ダンス」の指導をされていた。すげえ大変そう。

 網でもちを焼いたら、いかなごが「もちが膨らむのを生まれてはじめて見た」と喜んでいた。

 夜は寝室で、両親を跳び箱にして、いかなごが跳び箱練習したり、珍しくいかなごが頑として譲ってくれなかったため、もぐが好きなタオルをいかなごに取られて号泣したり。

1月2日(水)

 朝からS君が親戚から貰って、その後カビが生えた餅を食べると言ってきかない。カビだらけの餅を食べても、腹が痛くなることはない、ましてや死ぬことなどないから食べると言ってきかない。鏡餅は昔からみんなが食べてきた、あれはカビが生えてから食べるものだ、それでも死んだ人はいないから、絶対食べる、鏡餅は縁起物だから絶対食べないといけない、鏡餅を食べるなというような人間と話をするのは無駄だ、と言ってきかない。

 結局、貰った餅は食べず、鏡餅は鏡開きの時に、食べるかどうか協議しよう、ということになった。

 その後、初詣に。今年はそろそろ学業成就祈願に北野天満宮に行こう、と行ってみたが、あまりの渋滞ぶりにあっさり断念。あれは電車で行くものだな。代わりに隣の小さな神社にお参り。

 そういえば、年末に意を決して、もぐの着物(←以前ヤフオクで落とした、誰かのタンスで眠っていた戦前の着物)を洗ってみたところ、この世のものとは思えないほどナフタレン臭がして、もう駄目かと思ったが、乾かしたらあっさり消えた。

 午後から毎年恒例、しおしお一家が来てくれ、今年はO君&新妻夫妻も来てくれた。しおしお子の人は成長していて、今年は寝室兼いかなご部屋で、子供3人で遊んでいた。が、いかなごがロディや犬・アルパカぬいぐるみに乗って、水鉄砲を振り回す「カウボーイウーマンごっこ」なるナゾの遊びをはじめたりしたため、普段大人しい様子のしおしお子の人は疲弊していて、可哀相だった。

 O君の新妻にはお初にお目にかかったが、良さそうな方で、よくこんな人を見つけたな、という印象。手土産いただいた上に、いかなごにはお年玉までいただき(以前から欲しがっていた「紙のお金」を生まれて初めて貰ったいかなご狂気乱舞)申し訳なかった。

 で、皆さんが帰った途端、もぐ即寝落ち。実は遊び疲れていたらしい。

 もぐが寝て、S君といかなごはドラクエしてるので、1人でお風呂いただいた。贅沢贅沢。

1月3日(木)

 滋賀県のブックオフに行くことになったが、途中で車に酔って死にそうに。昼は初スシロー。

 私の家周辺の道路や駐車場際の草はたいがい私に荒らされているのだが、スシロー駐車場には野良よもぎが大量に生えていた。コミ満足そう。

 いかなごはやっと人生初スライム。ここまでが長過ぎだろ>ドラクエ7。

 今度は1800年代のアメリカの婦人雑誌とファッションに詳しくなりつつある…。

 私の高校時代の友人12人組は、こないだ10人目が結婚したが、子供は全部で8人しか産まれていない。22人で次世代8人だもの、そりゃ人口減るわ。うちだって、S君と私の親世代4人に対し、孫世代2人だしな。

1月4日(金)

 新年初日からクレ―マ―対応。今年もクレ―マ―の相手で日々が過ぎるのか。

 数年前からうちの病院にはクレーマー対応の事務の人がいて、電話すると対応に出てきてくれるので実に有難い。話を聞いた事務の人「こちらがそんなことする必要はありません」「もちろん謝る必要もありません」「百歩譲って紹介状書くぐらいですね」と強気。

 医者や看護師は、本来の性格がどうであれ、「患者には親身に、相手の立場に立って考えるべし」という基本姿勢を教育されてきているので、どういう態度が一般常識的に正しいのかよく分からないのよね。

 で、対応に疲れてぐったりしてたら、話を聞いた師長さんに、もっと凄いクレーマーの話を色々聞かされてさらにぐったり。いかなごが「おいしゃさんになりたい」とか言っても、なかなか愛する娘にはお勧めしにくい職業だ。

1月5日(土)

 寝坊したので、S君といかなごだけでスケート教室に行ってもらった。今日もいかなごは全然ダメで、今日初回の初心者よりも下手だったそうで、特訓(or諦める)&もぐ初スケートのために午後からみんなでスケート場に行くことに。

 そこで分かったこと→いかなごは氷上を歩くのは好きだが、滑るのは「転けたら怪我して危ないから絶対に嫌」なんだと。確かに、滑らないように滑らないように気をつけながらせっせと歩いている。ということで、いかなごは滑れないというよりも、そもそも「滑る気が全くない」ことが分かったので、スケート教室に通わせるのは全くの無駄であることが判明。

 一方初スケートのもぐは、生まれたての子鹿のように転けまくってたが、泣きもせずに(いやママが去っていくと泣くのだが)滑っていた。こっちは滑れる見込みがあるかもしれんので、来年スケート教室に放り込む予定。

 コミを檻から出していて、あ、パソコンの前で首伸ばした、と思った途端、マウスのコードを一瞬で噛み切られた。マウス即死。私もリモートマウスのお世話になることに。

 色々騒動で時間がなく、国内選の再放送はとりあえずSPだけ見た。ガチ君はあれ、足が腫れてるのかしら。コフトンが意外に滑りとスピンが上手なのと、ヴォロノフの青の横縞の正統派リンゴ衣装が良かった。

1月6日(日)

 午前中から、今度はいかなごの自転車の練習。スケートは滑れなくても、京都では全く困らないが、自転車は乗れないと困る。駒をはずしてもらって、近くの平らな道路で2時間練習。果たして小学生になるまでに乗れるようになるのか?

 ペチュ『首斬り人の娘』を読み終わった。ミステリ部分はさておき、ドイツの田舎街の描写は大変面白かった。

1月7日(月)

 S君作の七草粥が美味しかった。

 いかなごが『恋は紙飛行機』って曲を友達3人に教えてもらった、歌ってる人はクロ何とか、と言うので、両親とも「ははあ、モモクロだな」と思ったら、コブクロだった…。

 もぐはどうやら「1月のお歌」を習ってきたらしく、「おにはそと ふくはんち ぱらっ ぱらっ ぱらっ ぱらっ なげようよ おにはぷっくりにげようよ」としきりに歌っていた。「ぷっくり」ってなんだ。

 最近のコミはかなり馴れており、外に出したら普通にコタツの周りで跳び跳ね、なぜか(ウサギ嫌いの)私にも懐いており、膝に乗ってきたり、背中に両手かけたりする(S君曰く「草の匂いがするんじゃないのか」)。

 昨日からパソの調子が悪くて再起動しまくり。

1月8日(火)

 相変わらずパソが不調で、悲嘆の声をあげていたら、ままごと中のもぐが「どうしたの?パパが怒ったの?」「違うの。パソコンが病気なの」「ほら、アイス食べて。いっぱいあるよ」とフェルトアイスをくれた。

 『教育と保護の心理学 明治大正期 第11巻』を読み終わった。なんでこんな本を読んだかと言うと、『精神病者私宅監置の実況』という本が出たらしいから、と図書館で検索して、間違って原本の方を借りてしまったのだ(ははは)。

 この本は合本で『精神病者私宅監置ノ実況及び其統計的観察』以外にも、悪童・悪女の矯正の仕方とか(悪女は当然のことながら長女が多い、らしい)、当時の児童虐待の状況とか(虐待というか、養育費狙いで意図的に殺したとか…)、天才児など珍しい児の身体所見(7ヶ月の超肥満児三貫百三十匁(11.7kg)って確かにでかいけど、身体所見取りに行くほどなのか…)とか、盗癖がある子を母親が諭し続けて治りましたとか、こんな遺書残して自殺した児童がいますとか…何というか身も蓋もないことが色々書いてあった。

 肝心の『精神病者私宅監置ノ実況及び其統計的観察』は、病状が軽くて家が金持ちの人は良い環境で生活し、逆の人は悲惨な環境に置かれ…昔も今も大して変わらないのね、という印象。ただ治療法に、滝に打たれるとか、何かの黒焼きを飲むとかが平然と書かれているのが物珍しかった。

1月9日(水)

 毎晩自分でご飯を食べない(私がいなければ自分で食べる)2歳児をどうにかしてくれ…。私が怒ると「ママ大好き」と連呼するが、あと12年もすれば『おかんには何言っても無駄だから』とか『はいはい、静かにしてくれ』とか言い出すんだろ…。

 S君が色々やってくれて、やっとパソ君が回復。結局、ゴミ箱空にしたのが効いたのか??

1月10日(木)

 いかなご、今度はハリネズミの役らしい。

 最近気付いたのだが、いかなごはよく寝言を言っているが、ほぼすべての場合で笑いこけている。もぐも時々寝言を言うが、ほぼすべての場合でうなされている。

 夜、こないだ私がダイソーで買って来たマス計算のプリントをはじめたいかなご。S君に「『4』が汚すぎるので、計算よりまず『4』の練習をしよう」と言われていた。



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