9月1日(土)
引き続きしんどくて。
別の店にランドセル見に行った。いかなご的にはパールピンクでほぼ決まりらしい。
だらだら布検索とか。
いかなご、一般的真実に気づく→「ねえ、ちょっと気になることがあるんだけど。うち、本あり過ぎじゃない?」母「……そんなことないよ。世の中にはもっと本があるうちがたくさんあるよ」
夕方から当直。
9月2日(日)
病棟当直だったのに、なぜか真夜中も救急外来に呼ばれまくって睡眠不足。
帰宅したら、いかなごがカラオケ歌えるようになった、と知らされた。数年前はあんなに恐がっていたのに。
てことで、初一家でカラオケボックス。いかなごはマイクを離さず、親が歌うと怒る(もぐもマイクを離さないのだが、こちらは歌わない)。いかなご的に歌いたいのはアニソンなのだが、プリキュアやおジャ魔女は幼児が歌うのは難しすぎるので、結局いかなごが疲れてからは、両親で熱唱することに。私しゃ話も絵柄も知りませんが、毎日3回聞いてるので歌えますよ。親が歌わせて楽しむ分には、やっぱり「さんぽ」とか「にんげんっていいな」の方が幼女っぽくて可愛い。
午後から寝ようとしてうつ伏せになったら、耳元でえんえんと「ママ起きて」。仰向けになったら「だっこ」と11kgが密着離れない。この拷問を是非他の人にも経験させてあげたい(苦)。
夜、2歳児がお絵かきボードに何やら描いて「ねえねえママ、クジラしゃん」。
9月3日(月)
型紙をコピーしたもの(A3の図を10枚ぐらい)をつなぐのが大の苦手なのだが、いかなご全部教えてくれた。持つべきものは型紙のつなぎ方を教えてくれる娘だ。
9月4日(火)
アゴタ・クリストフ『第三の嘘』を読み終わった。じゃあ『ふたりの証拠』はどうなんだ、という気が。洗濯ばさみ開いたままみたいな違和感があるが、この後続編が出てないってことは、これで完結なんだろうな。面白いことには変わりないけど。
9月5日(水)
もぐが毎朝毎晩食べ物の話しかしない。「アンパンマンのカレーが食べたいの」「今日のおやつは?」「チョコレートが食べたいの」「プリンが好きなの」「卵かけご飯がいいの」「ゼリーは?」「ヨーグルトは?」……。
『電車で化粧はやめなはれ』が頭を廻ってる…。
9月6日(木)
TL上のRTのおかげで、糸もらえた。一生分ありそう。微妙な色が多いので、毎回糸買いに走らなくて済みそうなのが嬉しい。
S君に自慢したら「そりゃ嬉しいだろうねえ。僕も自転車のパーツを色々もらえたら嬉しいよ…」と言われた。
な、なんか悠ちゃん、凄い環境だな。若くて可愛い実のお姉さん2人(しかも皇女)に囲まれて暮らすとは。
9月7日(金)
アゴタ・クリストフ『文盲』を読み終わった。本が大好きなのに、国から脱出したために、異国語を一から学び直して、異国語の本を読むしかない、という恐ろしい人生を語った自伝。
9月8日(土)
もぐ新技。「ママ、読んで!」とノンタンを持って来る。私「読みません!」「しょんぼり」(首と目線を下に向けて)。
未だに私の布団にもぐといかなごとみっしり3人で寝る状態が続いているので、このまま冬になったら、また寒い生活を送らねばならぬ(夏は狭いだけで済むが、冬は掛け布団の奪い合いになるのだ)。ということで、いかなごを一人で寝させるために(別室で寝かせるのはたぶん無理なので)ロフトベッドの導入を検討中。
ということで、今日はロフトベッドと、以前からの懸案だった私のスーツを見に行った。スーツは数着あるが、十年ぐらい新しいのを買っていないのと、気に入っているのが一着しかないので、七五三入学式卒業式用を兼ねて探すことに。
とりあえずベッドを探しにニトリに行ってみたが、ロフトベッドのベッド部分に載せられて、誘拐されたように金切り声をあげるいかなご(マットレスがなく、網で下が見えるので怖いらしい)…こんなんで大丈夫か(不安)。
それからスーツを見にアウトレットモールへ。色々見たが、一目見てこれだ、と気に入ったやつが一着だけあって購入。もう一つぐらいあった方がいいが、大小限界っぽいので、また今度で。
ところで、私が試着室に消えるとママママ叫びだすもぐを見て、店員さんが「パパがそばにいるのに甘えん坊さんやねえ」。私的には、抱っこしようとしても嫌がることがあるもぐは、(いかなご比で)全く甘えん坊ではないのだが(姉は6歳の今でも抱っこすれば絶対に嫌がらないし、さらに可愛がって欲しがる筋金入り)世間的にはもぐも甘えん坊の範疇に入るのか(謎)。
で、ママの買い物に付き合った代償に、いかなごともぐはしばらくレゴの遊びコ―ナ―にリリース。S君は自転車屋を見に行ったり、ジーンズ買ったり(←ダイエットによりサイズが合うものがなくなっていた)。
帰りに、ウサギがいるミニ動物園に行ってみたが、10分前に終了していて入れず。いかなごはご不満だったが、私は近くで直売のもぎたて梨を買えた(嬉)。大きな梨が5、6個入っている袋が1000円と言われたので、少ない量のはありませんか、と聞いたところ、店の人が「梨取れるか?」「小さいの取れるか?」と話し合いを始めて、「小さな袋でも会計取れるのか?」という意味かと思ったら(←保険医脳)、すぐ隣が梨園で、1kg分を収穫してきて売ってくれた。
9月9日(日)
昨日のリベンジで、目標ウサギ&ロフトベッド。まず、さらに空き店舗が増えて、もう何が何だか分からなくなってきたピエリでシステムベッド見学→近くの道の駅へ。ここの道の駅にはウサギとヤギがいて、ウサギ小屋の中に入って、ウサギまみれになりながらエサをあげられるのが、いかなごのお気に入り。
帰りは謎の物凄い渋滞にはまったため、山中越えで帰ることになって酔いまくり。
最近のもぐ、頑張って喋ろうとしているらしく「ママ、おかーさんが、おとーさんと、ねえねと…」などとよくもごもご言っている。
ベア『戦場から生きのびて ぼくは少年兵士だった』を読み終わった。村を襲われて焼かれて難民になり、兵になる以外選択肢なし→ドラッグ漬で戦い続ける→ユニセフに救出された少年の話。救出直後の少年達が(まだドラッグ漬なので)喧嘩して死人を出した、というのも悲惨。
9月10日(月)
朝、通勤途中で虹を見た。
いかなごは細かいことにはあまりこだわらず、面倒くさいことはしないで済ますタイプなのだが、もぐはちょっと汚れただけでもすぐに拭けと騒ぐタイプ。S君「男女の性差なんじゃないか?」…いかなごが私似で、もぐがS君似なだけだと思います…。
もぐ、アンパンマンの絵本を見ながら「むかしむかしあるところにジャムおじさん(バイキンマン、アンパンマン、チーズ…)いました」。ちなみに、なぜかバタコさんは呼び捨て。
クリュゲール『ボッシュの子』を読み終わった。フランス国内にドイツ人とフランス人との混血児が多くいて、差別されているというのは分かるが、主人公の苦難の原因は、母親が毒だったことな気がする。