3月11日(日)

 かなり前から恐れていたこの日がやって来た。京都マラソンにより、ほぼまる一日、うちの家のそばの道路が歩行者も通行禁止になるのだ。てことで、朝からせっせと用意して、8時半には京都脱出。

 車で家から出てみたら、目の前が給水所になってるよ…(それで昨日仮設トイレが設置されていたのか…)いかなご&もぐが毎日遊んでいる保育園の前の河原もルートだわ。

 行き先は、某松本零士監修の堺の巨大児童館。概ね小学校低学年向きな感じだが、イベントがたくさんあるのと、広いのであまり混んでいる感じがしないのが良かった。

・恐がりのもぐは、巨大ワニの口の中に入る遊具(入るとガオーと音が出る)も、恐竜の足の骨が機械的に動く遊具も、盛大に恐がって拒否。ママにずっとしがみついているので重くて大変だった。
・はに丸のカッパ座による人形劇には予想通り夢中に。しかも、人形はすべて等身大の身体&巨大頭なのに、なぜか動物ぬいぐるみに超反応して指指しまくり。

・ワニ、うさぎ、ウマの引いて遊ぶ木のおもちゃも大好き。「あま、あま!あま、あま!(うま)」
・ねじれた形の妙な滑り台も気に入ったらしく、延々と登っては滑り、登っては滑りを繰り返していた。
・帰りは、車が駐車場から出る前に既に熟睡。

・いかなごは、自分の描いた絵が目の前の大型スクリーンに映し出されるコーナーが一番面白かったらしい。
・3階分ぶち抜きの巨大ジャングルジムにS君とともに挑戦したが、予想通り途中でリタイア。もぐがやる気満々だったので、もう数年したら姉弟で登るといいかも。
・初料理教室に参加。指を突っ込んだりせず、ちゃんとカップシフォンケーキを作ったらしい(作ったカップケーキは2つもらえたので、早速もぐと1個ずつ食べていた)。

・往復3時間はかかるので、そうほいほいは行けないが、たまに来るにはいいかも。
・それはそうと、堺って巨大マンション地帯なのね。駅前に店が色々揃っているし、ゴミゴミしてるし(←密集してるところ好き)、便利そうで住みたくなった。

3月12日(月)

 朝は吹雪。寒い。

 もぐ、今朝から自分からは歩こうとしなくなり、筋肉痛ではないか?と保育園の先生に言われたらしい。…とっても思い当たるフシが…>昨日の滑り台。。確かに家でも、全然その場から動かないし、動きたい時は這っている。

 6時に保育園から帰宅し、10時に就寝するいかなごの夜の4時間は、ご飯、風呂、ピアノの練習、アニメ(今はチャチャ)、本(今はゾロリ)で構成されている(土日はそこに、タブレットでやるゲームとお出かけが加わる)。ゾロリは全50巻なのでまだ大丈夫だが、チャチャは今日最終話を見たので、次ははてさて…。

3月13日(火)

 S君がもぐを整形外科に連れて行ったら、股関節の軽い炎症(たぶん)、あまり立たせないように、と言われたらしい。で、夕方いかなごに「今日保育園でもぐ見た?」と聞いたら「見たよ。先生に抱っこされてた」と言われた。

3月14日(水)

 今日は送別会だというのに、上司以外全員、仕事が8時まで終わらず。だから3例目入れるな(2例目が時間がかかるから)と明記してある日に、2例目と同じオペを3例目に無理矢理入れるなっつーの(←上司がねじ込んだ)。「やっぱり人が足りないな」って、1人余分に人員がいるオペを入れたら、今日の入院を診る人が足りなくなるのは当たり前だっつーの。それで7時半から送別会の予定入れられても行けないっつーの。

 そんなこんなでバタバタしていたら、いかなごが保育園で吐いたとのことで早帰りらしい。1週間前に同じ班の子が吐いたって言ってたから、あれかな。滅多に病気にならないいかなごなので、遅れて行った送別会から、子供が体調不良なので、と十数分で早退。看護婦さんに「体調不良ってもぐ君?」と聞かれたので「いえ、上の子が吐いて…可哀想なので…」と言ったら、先輩に「(一般的に母親は男の子が可愛いものなのに)S先生は男の子より女の子を可愛がっているという話は本当だったのね!」と言われた(笑)。

 で、いかなごは帰宅してからまた吐いたらしく、珍しく弱弱しかった。

3月15日(木)

 患者さんの部屋に行ったら、さっきベッドに行ったらいなかった別の担当患者さんが、同じ部屋にいた。びっくりして「お知り合いですか?」と聞いたら「姉妹ですねん」。マジですか。上の名前が違うのはともかく、下の名前も全く似ていないし、体重も20kgは違うから気づかなかったよ。でも確かに並んでいるとそっくり。つうか、同じ病気だし、同じように腎機能悪いから同じ薬使ってて、同じように治りが悪いんだよな。姉妹恐るべし。

 織田君のプルジャンプチェックぶりが凄し。

 いかなごは珍しくまだ弱っている(たぶん朝からほとんど何も食べていないせい)。

 一方、もぐは例によって、食べ物を欲しがる→一口でその辺に放り出したり、口から出したり、ということを繰り返して、ママをキレさせ、パパ抱っこにされていた。

3月16日(金)

 朝上司に、M先生の旦那さんが…教授に決まったって、と言われた。自分の医局ならともかく、他科の教授なんて、誰がなろうと全くどうでもいいんですけど。M先生の旦那さんについては、出張の時にパンツの準備が自分でできないこと以外は知らないし。上司は教授選にやたら興味を持っているが、そんなこと一々うちらに振られても。

 仕事から帰ってきたら、いかなごがすっかり復活していた。さすが。

 今日はS君の誕生日。だが、ダイエットチョコケーキ(おから100%)作った以外は、特に何もできず。S君はなぜか、もぐを産んだ後に2人で見に行った『第九地区』のテレビ放映を夢中になって見ていた。

3月17日(土)

 すごくしんどくて、昼過ぎまでぐったり。貧血進んでるのか?

 昼過ぎから、S君といかなごは屋内遊具施設へ。私ともぐは家でだらだら。

 夕方の「はなかっぱ」を見たもぐは、ねえねを起こさねばならぬ、と使命感に燃えて(←いつも朝の「はなかっぱ」が起きる合図)、ねえねを探し回っていた。

3月18日(日)

 引き続きしんどくてだらだら。いかなごが昼ご飯はうどんがいい、できれば外で食べたい(きつねうどんがいいから)と言うので、西の方のうどん屋→ついでに西松屋でもぐのシャツを買う→そろそろ期限が迫ってきたので、職場の金券を使ってケーキを買う→帰宅。

3月19日(月)

 いかなごが明け方にトイレと言うので連れて行ったら、もぐも泣きながらついてきた。で、戻って来てまた寝ようとしたら、何を思ったのか、もぐが枕元の電気をつけて、アンパンマンの本を開きはじめた。まだ5時だから、と本を取り上げたら、もぐ当然大泣き→仕方ないので姉と2人で「ちゃん、ちゃん、ちゃちゃちゃちゃんちゃん」とアンパンマンの歌を歌ったら、もぐあっさり納得して即寝。

3月20日(火)

 朝から病院経由で姫路セントラルパークへ。目的は動物写真を撮ることと、職場の金券を使うこと、そしてスケートすること。

 数年前に行った時は、いかなごが歩くのは面倒くさい、ママずっと抱っこしろ、とごねて大泣きして大変だった記憶があるのだが、今回はどちらもゴネず、スムーズに廻れた。動物写真は、いかなごが読み上げるパンフレットを頼りに同定しながら色々撮ったが、私が撮ったものはやはり出来が今いち。

 犬触れあいコーナーでは、もぐが犬が近づいてくるたびに「きゃああ」「きゃあああ」と悲鳴をあげて、犬よりはるかにうるさかった。いかなごは、やさしい犬に膝に載ってもらって喜んでいた。

 もぐはあま(馬)も大好きなので、ベビーカーごと馬の柵に近づけたら、馬が突然「ぶるるるるる」と声を上げて、またもぐが「きゃあああ」。

 一渡り動物を見て、今度は遊園地へ。目的はスケート場。以前からいかなごと一緒に滑る、というのが両親の目標だったのだが、飽きっぽいいかなごが相手では、一般のスケート場に行くと、大人2人+子供1人の入場料と貸し靴料(5000円超え)で30分で帰る、とかいうことになるのはみえみえなので断念していたのだ。しかしここは、入園料のみで貸し靴料無料で滑れる、となっては絶好のチャンス!私もいかなご産んでから初スケートで(産む1年以上前に、今は亡きO2リンクの教室に通っていたのが最後)かなり不安だったが、何とかいかなごと手をつないで、よちよちリンクを2周。いかなごは後でS君とも滑っていたが、S君は歩幅が大きいので怖かった模様。

 その後、いかなごがどうしてもホラーハウスに入りたいというので、S君と挑戦。「暗くてボタン押したら怖そうな音が出るだけ」byS君らしいが、いかなごは入った途端S君の手を引っ張って「ねえ、早く出よう!」と言うなど、かなり楽しんだ様子。

 帰りは渋滞にはまって、結構大変だったが、子供達は大小ともに首が折れそうな格好で沈没していた。

 夜、今日動物園で見たあの変な鳥、名前なんて言うんだっけ?と言ったら、いかなごが「カササギ隊長」だった、と連呼。両親「それはないだろう」と流していたが、ぐぐってみたら「カササギサイチョウ」だった。ほぼ合ってました、はい。



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