12月1日(土)

 なぜか同僚達と友人の家に集まることに。友人の家は非常に広く、普通の居間ぐらいのフローリングの部屋が子供専用遊び場となっていて、ちゃんとした値段の張るおもちゃがたくさんあり(うちの家もおもちゃだらけではあるが、ハッピーセットやファミレスおもちゃ、単なる紐や宣伝紙がその多くを占めている)隣に大きなソファが並ぶ本物の居間があるという広々構造。そこに子連れの同僚達が集まり、大人5人に子供7人という凄い状況に。

 もぐと同学年の子が4人いたが、まだ1歳児の2人は母親のそばから離れず、もぐを含む2人がいかなごと3歳児の統率でドタドタ走り回っていた。常に誰かがウンチしたり、おもちゃ奪い合ったり、すねて泣き出したりしているので(テレビにYoutubeを映せるようにしてあったが、次に何が見たいかで、全く意見が一致しなかったり)ロクに話もできなかったが、広いソファでしばらくくつろげた。

 そういえば、1人だけ9ヶ月児がいたが、既に立っていてびっくり。いかなごももぐも立つの遅かったので、9ヶ月で立つなんて都市伝説かと思っていたよ。

12月2日(日)

 昨日友人の家でどたばた走り回ったのが楽しかったらしく、いかなごは朝から「またあそこの家行こうよ」。もぐも楽しかったのか、今日は妙に機嫌が良い。

 午前中は居間の掃除。コミがすぐにソファの裏側に入り込んで、置いてある未読本をかじるので、必要な本は二階に上げ、不要本をコミ用に置いておくことに。コミは日本で最も自分用の本をたくさん持っているウサギの1匹だな。

 ついでに、S君が6年以上(いかなごともぐに)蹂躙されっぱなしだった本棚の整理をはじめた。「『スタータイド・ライジング』の下巻の帯だけある…」「『逆転世界』の中身がない…」「『英国SF界の期待の新星』で最初の文字がスなのは誰?」「『ミラー衛星衝突』の下巻が上巻の表紙の中に入ってるよ…」

 で、掃除が終わった後、クリスマスツリー出してもらった。いかなごがすべて飾りつけしてくれたので超楽。もぐは電飾の点滅に合わせて踊ってた。

 夕方、ニャルビッシュが恐いと大小とも大騒ぎ。あれは恐いわ。

 昨日から、もぐが千歳飴をむさぼり食っていた。S君「チト中」私「ユーゴかよ」と言ったのに、「それはチトーやろ」とすぐに言わないS君には、やはりツッコミ教育が不足している。

 風呂に入って、タオルで髪の毛をあげてたら、もぐに「ママ何してるの?どろぼーさんになるの?」と真顔で聞かれた。私にはそういう趣味はありません。

12月3日(月)

 仕事帰りに縫い針を買った。新しい縫い針はすいすい縫える〜。

 もぐに「保育園で何した?」と聞いたら「トイレ行って、おやつ食べて、ゴロゴロ鳴ったらおへそ取られるの」。…もぐはなぜかおへそにとてもこだわる。

 「ママ、じゃんじゃじゃんがいい、じゃんじゃじゃん!」サンタさんだった。

12月4日(火)

 もぐが私の膝に前向きに乗ってノンタン見てるのに「ママ抱っこ」と言うので「ママ抱っこしてるやん」と言ったら、「ママ抱っこじゃない」→反対を向いて私に抱きつき「抱っこはこう!」「抱っこはこう!」…はいはい、乳幼児の主張はよく分かりました。

12月5日(水)

 当直。当直室でテレビつけて、もぐのクリスマスプレゼント作りの突貫工事を行っていたので、たくさんテレビを見た(というか聞いた)。夜はヒストリーチャンネルで911のドキュメンタリーをつけていて、久しぶりに貿易センタービルを見た。しかし、いくら救急に呼ばれながらの作業とはいえ、4時間でタコ一匹というのは我ながらどうかと思う。

 勘三郎(というか、未だに頭の中では勘九郎)死去がとても悲しい。本人は戻る気満々だったろうに、と思うと尚更悲しい。

12月6日(木)

 直明け早帰り途中に、修理が済んだバイクを取りに行ってきた。南の職場から、北方のバイク屋までひたすら北上したが、御所を越えたら一気に寒くなるというのは、本当だと実感した。

 で、いかなごのバレエの送迎したら、行きと帰りの温度の違いにも驚いた。寒過ぎ。

 午後から激烈な頭痛が。喉から心臓出そう。

 いかなごが「ねえ、酔っぱらったらママどーなるの?どーなるの?」と目をキラキラさせているので、日本酒を飲んでみた。酔わない程度の少量を飲むと、身体が温まっていいな。「ねえ、ママもうちょっと飲んでみたら?」といかなごが横で観察していたが、残念ながら私は酔ってもあまり変わらないのだよ(変わるまで飲んだら、翌日抱っこできないよ)。

 もぐは最近「自分は猫だ」としきりに主張する。「もぐ君は6歳の猫だよ」とか言われても何も合ってない。

 いかなご初装飾音符。一家でなぜか万歳。

 ダンボール製のドングリを渡される→2歳のもぐ:「どんぐりコロコロ」を2回熱唱。2歳のいかなご:「カリカリカリ」とリスの真似をする。

12月7日(金)

 大したことのない津波だと分かった後も、緊迫した口調で呼びかけ続けるというのは、慣れてしまうという意味でどうなんだか。

 最近いかなごが、ロフトベッドで独り寝はヤダと毎晩ゴネるようになってきたので、ベッドの下の机の足元に毛布敷いたら、ママの隣だと喜んで寝た。どっからどうみてもただの継子。おまけに、朝方になると布団に潜り込んで来るので、やはり掛け布団の取り合いになって安眠できず。

12月8日(土)

 午前中にいかなごと近所に枯葉を拾いに行ったら、雨に降られてズタボロで帰宅。それ以外は家で一日ダラダラ。

 てことは、もぐが八割方私の膝の上でノンタンのDVD見ているってことです。

 今年のいかなごのお遊戯会の出し物にオペレッタがあるらしく、いかなごは最近毎日家でナゾのオリジナルオペレッタを上演している。

 YoutubeでJGPF見ていたら、もぐが寄ってきて「すばらしいね」(←私の真似)。 

 検索していたら、うちの父親が書いたんじゃないかと思うほど、そっくりの文体で書かれたブログに遭遇。どうして団塊世代は同じような文章を書くのだろう。

 いかなごがあまりにくだらないシャレで笑うので、訓練のために、S君とくだらないシャレを言い続けたが、いかなごは笑い続けていたので、あまり訓練効果はなかった模様。ちなみに、検索していて見つけて一番感心した駄洒落→「コンドルが壁に突っ込んどる」。

12月9日(日)

 朝からいかなごのスケート教室へ。ひょうたん習ってたが、見ていたS君曰く「突っ立ったままだった」「(練習させるには)やっぱりママの怒号が必要なようです」。……。

 帰りに近くのSC寄って、バレエのクリスマス会用の物品や、私の通勤用ブーツや、もぐの靴や、いかなごの上着や靴下などを購入→ステーキがストで昼ご飯→帰宅。

 午後から、昨日今日と近所で集めてきた枯葉も加えて、庭で焼き芋。去年の教訓から(←枯葉が少な過ぎて生焼け)せっせと葉を集めたせいか、今年はちゃんと焼けていた。焚き火焼きじゃがいもは、塩かけなくても美味しい。…しかし、変な葉っぱを集めてしまったのか、燻された匂いが凄くて、ずっと火の番をしていたS君が風呂に入ると、風呂のお湯まで漢方薬のようなナゾの匂いが…。

 GPFはハビエルがクワド王だったり、チャンさんodaったり、色々と情勢が変わってきた感が否めない。一方、ユナ・キムは見事な3Lz-3Tで…こちらの情勢も変わって欲しいものだが。

 もぐ「いかなごやめて せっかくもぐ君が作ったのに ぷんぷん ああ、ねえねがひどい かみのけひっぱったよママ」…なんで文句言う時だけ饒舌なんだろう…。それはともかく、最近もぐは姉のことを「ねえね」ではなく「いかなご」と呼ぶことが多い。

12月10日(月)

 最近寒いので道端の草など摘みたくないのだが、いかなごが「ママ!コミは毎日家の中で葉っぱを楽しみにしているんだよ!ウサギと自分とどっちが大事なの!」などと言うので「じゃあお前はウサギとママとどっちが大事なんだよ…」と心の中でつぶやきながら、雪の中タンポポを摘みながら出勤。



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