11月1日(木)

 謎過ぎるよなあ…医師免許を運転免許サイズにするだけで解決するのに(しかも医者も事務も面倒が大きく減るのに)なぜそうしないのか>医師なりすまし。

 もぐ「ママ!ねえねがやさしい!」。やさしい時まで報告しに来んでいい。

11月2日(金)

 いやもう、職場では上司がうるさいし、家に帰るともぐがうるさいし、人生やる気ない。

 今晩のもぐは「宇宙船に乗って 元気に行こう♪」と絶叫。

 うーん、リプニツカヤは相変わらずだな…。大輔君のSP衣装は今までで一番気に入ったやもしれぬ。止まってると変だけど、滑ると素敵。

 夜、いかなごがもぐに歯の磨き方を教えていた「いい、歯磨きしゅこしゅこよ。できる人だ〜れ?ほーら、蛙さんも豚さんもしゅこしゅこしてるわよ。さあ、できたらママの所に仕上げに並ぶわよ。その前に歯ブラシ水でぬらしてね」。私には絶対できない丁寧2歳児向き完璧な指導っぷりで、もう子育てお任せしたい。

11月3日(土)

 いかなごともぐ連れて、なかむらまで買い物がてら散歩したり。

 午後は縫い物。わたくし、生まれて三十云年にして、初めてキセを入れましてございまする!

 先週買った鉛筆削りを開けたら、これが実に美しく削れる上に、鉛筆を差し込むだけでよくて、しかも短い鉛筆でも削れるのに感動。技術は進歩している。

 相変わらず真央ちゃん刺さってるなあ…リプ氏も刺さってるけど。

 へえ、元寇14万人、ノルマンディー上陸15万人なんだ。

 もぐが「どろぼーさんっ、ママどろぼーさんっ」とウルサイ。タオルを鼻の下で結ぶのが最近の趣味なのだ…でもすぐはずれる…。

11月4日(日)

 いかなごの髪くくったら、こえだちゃんそのものになって面白かった。
 
 病院→近くのSCで買い物(足袋とか靴下とか昼食とか)→梅小路公園で大小を放牧(見張りはS君に任せて、私はその辺でコミのエサ採り。いかなごもようやく幼児向けのアスレチックなら大丈夫になり、並の運動能力のもぐの面倒見るのにちょうど良い感じ)。

 ところで、病院帰りに寄ったSCのスーパーで患者さん&その家族と出くわし「まあ先生、2人も子供さんいはるんですか」…化粧はしてたけど、毛玉だらけの服着てた…。しかも、1分前ぐらいには大の字で床に寝そべっていたもぐの手を必死に引いていた…。

 ミーシン先生、大学出て技術系の職に就いたら、機密守るために海外に出られなくなり、試合に出られなくなるから、就職するの止めたって話、コーチについてったら亡命しちゃったというアンソニーの話を思い出したよ。

 夜、もぐが早くに寝落ちしたところ、いかなごがママと一緒に寝たい、寂しいと言うので、ロフトベッドで添い寝した(>断れない性質)。

11月5日(月)

 こないだ「自然が美しいのはなぜ〜♪」で見たのだが、カンガルーって、かなり大きくなってもお母さんの袋ん中に入ってるのね。もぐばかりか「いかなごも入る〜」となるのは必定だが、あったらあったで便利かも>袋。

 間違ってもぐをいかなごと呼んだら「いかなごじゃないよ!もぐ君だよ!まちがえてるよ!」と凄い勢いで怒られた。

11月6日(火)

 いかなごを抱っこしていたら「ダメ、もぐ君のママ抱っこ」ともぐが襲い掛かって来た。キミはママ抱っこまで所有しとんのか。

11月7日(水)

 もぐが「アンパンマンがいい」と連呼するので「アンパンマンだぞー」と気入れずに言ってみたら、嬉しそうに「バイバイキーン」と言われた。

11月8日(木)

 もぐに七五三用の衣装を試着させたら「ぼーしは?」。お前、意外とこだわるな(笑)。ぼーしは作っていません。

 いかなごの七五三レンタル衣装も届いた。安っぽいのはまあ予想通りとして、最近の流行は派手だな。

11月9日(金)

 ブラウニング『普通の人びと―ホロコーストと第101警察予備大隊』を読み終わった。ドイツのごく普通の一般人を集めて作られた警察予備大隊がユダヤ人の大量射殺や移送をできたのはなぜか、というのが著者の主眼らしいのだが、命令でみんなでやれと言われれば、やるのは当たり前だろうと日本人たる私は思うので、そこは置いといて、それでも射殺はできません、と言った人が数人いたとか、時々生き残ったユダヤ人の証言で、逃がしてくれた警官がいたというのはそういうことだったのか、とか、村のユダヤ人をいきなり全員射殺というのはさすがに心理的な負担が大きく、射殺だけのために旧ソ連の外人部隊が呼ばれていたとか、射殺じゃなくて移送(→そのままトレブリンカでガス殺、というのはもちろん分かっている)なら全く心の負担がなくて大丈夫とか、ホロコースト全犠牲者中20〜25%は射殺だったとか、射殺のやり方も穴に追いやってうつ伏せにして首を撃って、その死体の上に次の人をうつ伏せにして射殺、ということで死に切れない人多発とか、色々悲惨な実態が書かれていた。

11月10日(土)

 午前中はいかなごの絵画表彰式へ。行ってみたら、大多数が保育園or幼稚園の制服を着て来ていてびびる(いかなごはワンピース&ベレー帽姿)。会場は会議室の一室で、ずらっと並んだパイプ椅子に座った受賞者が数人ずつ壇上に呼び出されて、表彰状とメダルをもらう、という儀式が延々と続き、椅子の周りを兄弟姉妹を連れた両親&祖父母&保育園or幼稚園の先生達(表彰状をまとめて持って帰り、後で額に入れてくれるらしい)が取り囲んでいる、というなかなか凄い状態だった。

 もぐは偶然憧れのMちゃんの姉が受賞していたため、Mちゃんが来ていたので儲けもの。「あ、Mちゃん」とか言うから、びっくりしたよ。Mちゃん、小顔で可愛かった。で、式がやたら長いので、暴れ出す下の子多数。そのうち、いい加減我慢出来なくなってきた小学生達も騒ぎだし、疲れた乳児はそこら中で泣き出し、かなりの阿鼻叫喚であった。

 しかし、メダルというのはなかなかいいなあ(←光物好き)。小さい頃お絵描き教室に通っていたので、絵の表彰状は何度ももらったが、メダルは一度ももらったことないよ。

 終わったら、パン買ってとっとと帰宅して、七五三の前撮り準備。明日雨みたいなので、今日のうちに自力で着物着せて、念のため前撮りをしておこうかという話になったのだ。何とか髪あげて着物を着せ(どうも襟元が綺麗にならない…)、もぐにも一張羅を着せて、吉田神社(車で2分)にお参りし、玄関やら境内やらで写真撮って終了。

 ちなみに、着物はネットで草履髪飾りまでセット3泊4日で借りたもの。着物を着せている途中にいかなごが「嫌だ17点の着物なんて。100点のがいい」と訳分からんこと言い出したので、よく聞いてみたら「17点セット」がお気に召さなかったらしい(笑)。

 うちの母親は着付けを習得した人で、小さい頃からよく私に着物を着せてくれていたが、今回よく分かったのが、人に着物を着せると、母親と同じ言動になるということ>着付け具合に満足したり、すぐにあちこちを直したり、歩く時に裾に気をつけろと連呼したり…それに対するいかなごの反応も昔の私とそっくりだ(笑)。

 帰って来て、今度は教授面接へ。今年は去年と違い、私の上司が私の残留を希望してるから、来年も残留です、とはっきり言われ、あとは四方山話のみ。進歩はない気がするが、異動がないというのは楽ではあるな。

 素人に着物を着せられたのがよっぽど疲れたのか、帰ってきたら、普段昼寝をしないいかなごを含め、家族全員がコタツで沈没していた。それを見た瞬間に、玄関にアイロンを取りに走り(←もぐが寝ている時しかアイロン掛けはできない)くだらないテレビをBGMに楽しく縫い物2時間(幸)。

 ジョニー、お大事に。



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