6月11日(土)

 S君が半年ぶりに暇になったので、新生児用服&グッズを知人の家に輸送した後、家族で外食。久しぶりに、前に住んでいた家の近くの中華料理屋に行った。お粥とお茶がおいしいところなのだが、以前と変わらない味で嬉しかった。

 その後は、子育て支援施設に。もぐは先週赤ちゃんコーナーから脱出したばかりだというのに、木馬に自分で乗るし(ちゃんと腕を伸ばして、両方の握りをそれぞれ持ってから登る。のはいいのだが、足が下ろせずしゃがんだ状態)、滑り台を逆走して上まで上がるし(んで、端っこから落ちそうになっていた)、二階から木の球を落とす装置に、どんどん木の球を入れ出すし(3歳ぐらいの男の子がもぐにやり方を教えてくれたので、私が「ごめんね、まだ赤ちゃんだから無理なの」と言った途端に、もぐ、自分で球を入れ出して唖然)、手を持てば階段降りるし…もしかして、この子運動能力低くないんじゃないか。

 赤ちゃん人形を抱えた2歳ぐらいの女の子が、髪の毛汗びっしょりで「おおおう、おおおう」と声を上げ続けているもぐ(←喜びのあまり興奮状態)を見て、びっくり顔で姿を消したが、すぐにもう1つ赤ちゃん人形を持って戻ってきて、1つをもぐに差し出したのが、非常に可愛かった。

 最近のヒット絵本はウクライナ民話、ワレンチン・ゴルディチューク『わらのうし』。「おまえだれだ」「よこっぱらタールのわらのうしさ」。意味分かりません。おまけに、おおかみやきつねが、どうみても他人様の財産と思われる家畜を次々届けにくるし。おすすめ。

6月12日(日)

 雨なこともあって、一家で寝たり起きたりダラダラ。午後からコーナンに行って、朝顔用のネットや別種の朝顔の種や、S君かねてから念願のメダカ鉢を買った。

 赤松啓介『夜這いの民俗学・夜這いの性愛論』を読み終わった。著者のエロ爺が、柳田國男のアホバカ間抜け、と言いまくっているのが鼻につくが、大正前後の生活や柿の木問答(夜這いや初夜の時に、初対面で恥ずかしがらずにうまくコトを運ぶための定型問答)の話は面白かった。

 橋下氏のツイートに全面的に賛成するわけではないが、教育についての話には全く同感。

 夜、いかなごがCSで『フランダースの犬』を見始めたので、慌てて寝室に避難。ママは犬が可哀相な目に遭う話はダメなのだ。

6月13日(月)

 もぐ、いないいないばあをするようになった。…この芸は赤子はみんなするものなのか(謎)。

 昨日、今日と今度は左目に頭突き連打をくらって(最近は「ハンマーヘッドもぐ」と呼ばれている)眼瞼が青く腫れ、目を動かすと痛い。と職場で言ったら、網膜剥離は大丈夫か、と上司に言われた。

6月14日(火)

 伊藤みどりの復帰戦(?)の動画見た。恐るべし2A。って、大昔プリンスでアクセル跳んだの生で見たことがあるのだが、リンクも狭かったし、あの頃は凄さが良く分かってなかったのよね。

 リドレー『繁栄』を読み終わった。交易により都市が作られ、商業によって人類は栄えた、というのがこの本の基本。ほぼ全面的に納得のいく内容だったが(どうして他の動物はやらない「交換」を人間がするのかを知りたいものだ)、遺伝子組み換え作物排斥やバイオ燃料推進をばっさばっさと批判しているので(遺伝子組み換え作物排斥→耕地面積がより多く必要になるし、飢えた人も困る。バイオ燃料推進→トウモロコシを作ることで、差引勘定では環境破壊がより進む)嫌がる人は多そうだ。世界の新たな新生児数が80年代後半から減少に転じている話や、みんな大好き悲観主義は大昔から綿々と存在している話も面白かった。

 何より、現代のパリの2人子持ちの働く女は、ルイ14世よりも贅沢な暮らしをしている、というのには激しく共感。私には召使も馬も服作ってくれる人もいないが、家にはハエいないし、洗濯したての服を毎日着られるし、氷は使いたい放題だし、紅茶もスナップえんどうも炊きたてご飯も食べられるし、職場では昼に3分待てば暖かいパスタを食べられるし、ネットで明日の天気予報も見られるものね。

6月15日(水)

 夜、関節痛がひどくて、眠れなかった。朝関係ないやん。

6月16日(木)

 首があまりに痛いので、エコーで見てみたら、リンパ節ゴロゴロしてた。凝ってるんじゃないらしい。

 相変わらず朝は、もぐ&S君組といかなご&私組が前後して登園しているのだが、保育園の前に同時に着くと、もぐがこちらを見てにこっと笑うのがとても可愛い。

6月17日(金)

 いかなご、朝保育園に行く時に、玄関前にダンゴ虫がいないかチェックするのが日課。見つけると「もう、出てきちゃダメっていつも言ってるでしょ!」と言いながら、ダンゴ虫を捕まえて、端の植え込みに戻す(そこがいかなご的ダンゴちゃん定位置らしい)。かなり迷惑だと思う。ちなみに、雨の日はナメさんを探す。

 もぐ、両親の「数えてみよう、数えてみよう、今日〜は5まで数えてみよう、いくよっ、1、2、3、4、5」に合わせて、今朝は5歩歩いた。

 仕事帰りに久しぶりに大学に寄ったら、一部新しい建物ができていて(ここ数年ずっと工事中)迷いまくった。最早8年通った母校とは思えん。しかも、やっとのことで医局に辿り着いたら、1週間前に新棟に引越してた(泣)。で、新棟をウロウロ彷徨い、看護婦さんに聞いて、ようやく引越し先に到着。関係者以外立ち入り禁止通路を突き進んだ奥なんて、分かる訳ないわ。

6月18日(土)

 9時前まで寝て、掃除して洗濯して、学会行っただけ。やっと居間がモノを踏まずに通れるようになった。

6月19日(日)

 ひらぱーに行こうと思っていたのだが、職場の金券が適応外になっていたので、金券が使える鈴鹿サーキットの遊園地に行った。はじめて行ったのだが、自分で乗り物を操縦することを全面に押し出した作りで、概ね小学校低学年男子向けな感じ。相変わらず、乗り物よりもその辺の100円ゲームをやりたいとか、ママと一緒じゃないと乗らないと言い出すいかなごだが(パパと一緒に乗ったゴーカートから「ママ、愛してる!」と叫ばれた)今回はエンコは1回だけですぐ回復して、少し体力がついてきた感じ。

 しかし、スクーター風の乗り物で、数人の子の中で一人だけシートベルトをはずせなかったり、私が作ってあげた笹舟を乗り物に乗っている途中に落とす→降りた途端に取りに行こうと線路を逆走→係員に捕獲されるとか、あまりにも行動が私の悪いところにそっくりで(ちなみに私はゴーカートに乗ったが、数人中ダントツビリだった。いかなごは「ママが心配だから」降り口まで迎えに来た)心底いかなごの将来が心配だ。

 遊園地は鈴鹿サーキットと連続していて、サーキットではバイクが練習(たぶん)していた。初見の私は音やスピードに感心しきり。もぐはメリーゴーランド初体験(ここのメリーゴーランド、回転が速い上に、馬車も動く)。後で聞いたところによると、いかなごは一番面白かったのはメリーゴーランドだったらしい。

6月20日(月)

 昨日のもぐ抱っこで順番待ちなどが祟って、全身痛い。

 最近のもぐ、「逆切れ太郎」に改名したいぐらい毎日キレまくってる。コップやマウスを取り上げられた、ソファに登れない、眠い、お姉ちゃんの邪魔して押しのけられた…etc。



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