5月1日(日)

 S君が子守してくれるというので、もぐとS君を家に残して、いかなごと映画館デート(とS君に言ったら、単なる子連れじゃないか、と言われた)。バスで京都駅まで行き『プリキュアオールスターズDX3 』を見て(私はプリキュア映画を見るのは初めてだったが、いや凄いわ>話が始まって数分で21人全員次々と変身。途中で意識が飛んでいたのはいかなごには内緒だ)、ヴィレッジヴァンガードで歯ブラシホルダーを買い、路上クレープ屋で大きなクレープを買って京都駅で2人して座り込んで食べてきた。

 歯ブラシホルダーは風呂場の中に取り付けるのに以前から探していたもので、ちょうど4人分かけられて便利。

 いかなごに「もぐ嫌い」「もぐがママのそばにくっついてるのが気にくわない」「ママはもぐばっかり可愛がってる」「いかなごのことは、もぐよりもっと可愛がるべき」と言われた。いやまあ、そんなこと言われてもな。

 マッコリ事件を知ってびっくり。外国向けの広告に外国語で日本酒って書いてあったら抗議するか、普通。

 ワールドEX。
・オープニングのちびっこ、可愛過ぎ上手過ぎ。
・これ1ヶ月で練習したんですか?
・いきなり出場者全員登場でフィナーレちっくに。
・テッサ、なんか大きくなったような。

・いきなりタクタミですか。
・バザロワ、相変わらず細いな。
・悠子ちゃん達の千と千尋にはびっくり。曲と悠子ちゃんは合ってるけど、エレメンツはやや合ってない感じ。でも状況を考えると、とても良かったと思う。

・ラジオノワ凄えわ。これで12歳?
・と思ったら次はソトニコワ。黒鳥は最早貫禄。
・アリョーナも出来はよかったけど、この3人を見てしまうとやっぱり見劣りが。
・ガチンスキーは、何となく踏まれないといけない気がしてしまうスザンナ。
・オープニングではロミジュリ衣装だったヴォロトラのマリオ。ルイージなら帽子かぶると同時にヒゲもつけなきゃ、とS君が突っ込んでいた。

・ユナはなんかしんどそうだったな。おまけに藤森さんがジゼルのINにダメだし。
・大輔君が後半なのは分からなくもないけど、チェンジみたいで、こづ君がやや気の毒。
・チャン、エキシビはあんまり好きじゃないんだけど、テイクファイブはいいねえ。チャンが腕をクロスした時の浮遊感がたまらない。
・ロシアスケ連、詩ですか。さすが某スケーターが愛の詩を書く国。

5月2日(月)

 覚悟して仕事行ったのに暇だった。

 道端にはキャンピングカーとツーリング中のバイクが多かった。

 もぐ、下痢が止まってからはじめて便が出た(ぱちぱち)。

 そういや、いかなごは背の順がクラスで前から2番目らしい。私の幼稚園の頃と同じだ。あと8年の辛抱だからな。

 レビン『涙の杯―ワルシャワ・ゲットーの日記』を読み終わった。資料保全活動を行っていたユダヤ人の一派が地中に保存していたミルク缶の中に入っていて戦後発掘された日記。著者は周囲の人々が移送されていくのを見ながら日記を書き、移送された人々がどうなったかも知っていて(トレブリンカから脱走した人がゲットーに戻ってきたりしていたらしい)、第二次移送が近いことを予想しながら、その恐怖を日記に書き続け、結局第二次移送で殺されたらしい。戦後まで生き残った人の手記とは違い、その恐怖が生々しい。

5月3日(火)

 『いないないばあっ!』の新お姉さんゆうなちゃんを見た。ことちゃんに引き続き踊りが上手い。

 いかなご、水泳が好きなので、スイミングスクールのGW2日間短期体験教室に連れて行った。幼児向けの水に慣れるまでが目標のコースで、先生1人に子供3、4人という手厚い指導。実に体系的に水慣らしを行っていて感心。さすがスイミングスクールは教え方が確立してるな。

 帰って来てから、ピエリにでも行こうかと思ったのだが、パフェを食べたいという私の希望と、いかなごが疲労気味だったので、手前のイズミヤに。ナゾのバリ風装飾のご飯屋(子供向けに音を出ないようにしてジブリ映画が流されている。GJ!)で昼ご飯を食べ、私の靴下や、S君のクッションや、いかなごの夏用サンダルを買った。

 いかなごサンダルは、子供には危ないとは思ったが、キラキラ装飾のヒールありにしてみた。だって可愛いんだもん。私が子供の頃は、こういうものは許されなかったわ。

 帰りに付近の田んぼでレンゲ摘んだり。私はレンゲ畑が大好きなのだが、いかなごは綿毛たんぽぽの方が好きらしい。

 コタツあげた。

 いかなご、平仮名はほぼ分かるものの、自分で読もうとはしないので、いい加減読めるようになってもらおうと、毎日朗読させることにした。

5月4日(水)

 朝病院行って、帰りに水泳教室からいかなごをピックアップ。

 午後から昼寝しようと試みたが、うとうとしたところで、1時間の水遊びぐらいでは全く体力が減衰していないいかなごに容赦なく叩き起こされ続けた(泣)。

 てことで、諦めて起きて、自転車練習がてら近くの公園へ行ったり。

5月5日(木)

 朝起きたら、もぐが二重顎になっていた(初)。

 こどもの日なので、子育て支援施設へ。イベントの劇を見たり、外で遊んだり(暑かった)、絵本読んだり、新聞紙で兜折ったり(結構格好いい)。それにしても65番は常に15分は遅れるな。

5月6日(金)

 いかなご「あたしにも都合ってもんがあるのに、いつももぐが邪魔しに来るんだよ!」。いやあ、お気持ちは良く分かりますよ、ええ、ええ。

 いかなごに母の日の「お母さんの絵」をもらった(嬉)。去年よりは進歩している、と思う。

 夜、一人寝室でこっそり寝ながら本を読んでいたら、もぐが寝室にやって来て、布団の足元をはいはいして、どこかに行ってしまった。ママがいるとは気付かなかったらしい(笑)。

5月7日(土)

 朝から、いかなごの半袖制服を探したり。

 今日は京都動物園へ。今までは動物園に行っても、ハト追いかけたり、乗り物乗りたがるのがメインだったいかなごだが、だいぶ集中力がついてきたらしく、乳を飲む子キリンやえさを食べるゾウ、毛を刈られる羊(「ねえママ、羊さん毛刈ったらどうなるの?」)などなどをじっくり眺めたり(刈った毛を少しもらった)、仇敵ヤギを思う存分撫でたり、テンジクネズミを抱っこしたりしていた。もぐも結構やる気で人差し指で指しまくり。

 帰って来てから、いかなごのワンピースの肩紐を伸ばしたり(去年の秋に作ったのに、着られなくなっていてびっくりした)、いかなごお下がりの麦藁帽子から緑のリボンと造花をひっぺがして、白紺のリボンとボタンを縫い付けて、もぐ用に改造したり。

 最近のもぐ。
・今日の晩御飯:目玉焼き、コロッケ半分、ほうれん草ごま和え(ここまでは姉と同じ)、おかゆ、ハイハイン1袋。では足りず泣きわめいたため、スティックパン1本追加。
・スティックパンはそのまま渡すと、すべて口の中に突っ込んで喉に詰まらすので超危険。一口大にちぎりながら渡さねばならない。
・マウスをがんがん机にぶつけるのが超大好き。S君は無線マウスに変更、私の有線マウスは断線寸前で、認識されたり、されなかったり。
・同時期のいかなごと行動が同じ過ぎて笑える。頭突きしまくり(1日1回は私が激痛に襲われる)とか、毎晩たんすに頭ぶつけるとか、DVDや本を引き出すとか。
・右手を挙げる。いかなごがやっていた時は、どうしてそんなことをするのかナゾだったが、本人的には指差しの一種な模様。

5月8日(日)

 朝から1歳児にスティックパン3本とコロッケの残りをむさぼり喰われる。一方姉はロールパン1個と6Pチーズ1個(これでも食べた方)。

 子供服たんすを調べてみたら、いかなごの夏用ズボンが足りないことが判明したので、いかなごの自転車練習を兼ねてカナートまで行くことに(もぐと私はベビーカーで後をつけた)。最初は進まないと泣き喚いていたいかなごだが、徐々にこつを掴んだらしく、と行きは1時間半かかったが、帰りは1時間弱で公園経由で無事家に到着。

 帰って来てからは洗濯と掃除ともぐの夏物発掘(取って置いたいかなごの服から、サイズが合うものを選ぶ)。茶色のTシャツ、袖しぼってあると女の子っぽいのでゴムを抜いたら、一気に男物っぽくなった。ピンクに水玉袖とかもあるけど許せ。

 夜、いかなごが小机をバリケードに置いてもぐを避け、机で平仮名の練習をはじめた。もぐはいかなごの狙い通り小机に乗って遊んでいた(笑)。それにしても、いかなごに見本を書け、と言われて「ゆ」がすぐに書けなかったのは我ながらどうかと思う。

 も、もぐがチョロQ走らせて遊んでる(驚)。いかなごは未だかつて一度もそんなことはしたことがない。

5月9日(月)

 新人女性弁護士が7年越しのストーカーにはめられて逮捕されそうになり、ストーカーの男捕まえて「いいよ、やりなよ」と言っている男の首を絞めようとしたが絞め切れず、一転ブチ切れたストーカー男にビル中追い回される、というサスペンス映画のような夢を見た。

 もぐにノースリーブと短パン着せておいたら、保育園の先生に「もぐ君、季節を先取りし過ぎ!」と言われたらしい(笑)。

 入院5人。たぶん3月の体制(私と有能な後輩1人)なら普通に捌けたと思うのだが、実働部隊が新人2人に入れ替わったので色々大変。

 ワールドペアFS。
  ・高トラ、スローが今いちだけどスパイラルはいいよね。カナダ的なのが私の好みではないが。
・川スミは、まだ今いち調子悪い感じ。衣装もプロも素敵だっただけに残念。
・あのピンク衣装を希望したサフチェンコっていったい…。
・パントンの愛の夢、プログラムはとてもいいのだが、ミスがねえ。

・バザラリ、大きさの差が広がってないか。
・何回目かで見ると、ヴォロがジュリエットぽくない気がしてきた。2人ともロミオな感じ。
・モロのパートナー姉妹が1、2位。凄いような凄くないような>モロゾフ。

5月10日(火)

 5時半に起きて、いかなごの遠足弁当作り。パンダお握り、星型うずら目玉焼き、焼いたハム、スティッチソーセージ(袋に女子高生のお弁当に最適、と書いてあった)、ジャガイモチーズ焼き、三度豆のゴマ和え。去年に引き続き雨の遠足。

 職場でなぜかイオン化傾向の話になった。その場にいた七人全員が「うーん、そういうのがあったねえ、水兵リーベは思い出せるんだけど…」と頭を抱え、一人がアイフォンで調べてようやく全員すっきり>「貸そうかな、まああてにするな、ひどすぎる借金」。

 帰って来たいかなごによると、お弁当を食べ終わるのがクラス1遅くて、おやつを食べる暇がなかったらしい。よっぽど堪えたのか、晩御飯を15分で食べ終わってびっくり(いつもは私に口うるさく言われながら1時間はかかる)。「凄い、ママびっくりした」と言ったら、左手を頭の後ろに当てて「自分の力を使っていないことに気付いたから、ちょっと使ってみようと思って」と言われた。。

 マット・リドレー『やわらかな遺伝子』を読み終わった。ひたすら「氏か育ちか」の話をしている実に楽しい本。神経症的傾向に影響を及ぼす遺伝子が分かっているとか、法を犯しやすい性格の遺伝性は高いとか、虐待をうけると反社会的になりやすい遺伝子が見つかったとか。家庭はビタミンCのようなもので、適切に育てることは重要だが、育て方で個人の性格や知能に影響を及ぼすことはあまりない、という、自らを振り返ってみて実に納得できる考え方がこの本の基本。例のジュディス・リッチ・ハリスの説も紹介されている。平穏な家庭だから明るい子に育つのではなく、明るい子がいるから平穏な家庭になる、よく抱きしめるから優しい子になるのではなく、優しい子だからよく抱きしめられる、子供は子供集団の中で役割分担を考えて得意なことをどんどんやり、苦手なことを嫌がるようになる、というのもさもありなんという感じ。


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