4月11日(月)

 最近もぐが可愛い。猫可愛がりしていたら、いかなごが「ママ!あたしのこと見てない!」…さすが今まで寵愛を一身に受けていた者は鋭い。だがしかし、もぐは小さくて丸くて軟らかくて頭がでかくて、向こうでタンバリン叩いたりマラカス振ってたと思ったら(←楽器好きなので「将来は打楽器奏者」と言ってはS君にスルーされている)いつの間にかママの背中に登ろうとしたり、横に寝ているママに頭突きして甘えたりする訳ですよ。

 頑張るのはやぶさかではないが、どうして「がんばろう日本」なんだろう。「がんばろう東北」だと首都圏が入らないからダメなら、せめて「がんばろう東日本」とかさ。

 あくまで腰降るのね、とか、ステップは気にいったとか、こういう曲調もたまにはいいんでは、とは思うが(繋ぎや振付はがんがん変わるから、気にしても仕方ないし)、ジャンプ構成が全然変わってないのがちょっとねえ…>後半が懐かしのハヴァ・ナギラのプル新プロ。観客の反応見て良さそうならそのまま採用、のいつものパターンかな。それにしても、アランフェス→ハヴァ・ナギラってことは、次のプロは剣の舞やね。無茶苦茶楽しみ(笑)。

4月12日(火)

 仕事場で昼ご飯の時に、私と後輩で家族の色々(父親に『お前を社会的に抹殺してやる』と言われたことがあるとか、『仕送りしないなら子ではない』と親に言われて絶縁したとか)を話していたら、上司が「先生達の話聞いてると、僕の家庭が幸せに思えてきた」。私&後輩「幸せなんですってば!」。

 風呂上りに何となく『一休さん』のOPを口ずさんでいたら、いかなごが「それ知ってる」。ほんまかいなと思って、どんな話なの、と聞いてみたら「一休さんがね、庭のゴミ片付けてるの」。なぬ?「じゃあ一休さんの髪型は?」「つるつるなの。みどりで」「一休さんは困った時どうするの?」「困った?あのね、悪いことした人がいると、手でこうするんやで」と指を頭に当てる。こりゃ本当に知ってるわ(驚)。EDも歌ったら「いい天気じゃなかったら、てるてる坊主さん困った顔するんやで」と喜んで跳ね出した。よく聞いてみたら、進級してから保育園で毎日2話ずつ見ているらしい。もう30年以上前のアニメなのに恐るべし。

4月13日(水)

 午後のオペは大変だろうな、と思っていたが、予想通り大変だった。まあ、殴られるのは回避できたしな。爪立てられたけど。

 ママが夕ご飯を食べられるようにするため、パパに抱っこされる→大泣き→脱出→ママが座っている椅子にすがりつく、というのは赤子普遍的な行為なのか?

 「もぐ、私が怒ったら笑うんだけど」とS君に言ったら「僕が怒ったら悲しそうな顔するけどな」。

4月14日(木)

 いかなごをバレエに連れて行ったら、レッスンが終わって建物を出た直後、突然いかなごとバレエのクラスが同じ子の母親から「お前の子は態度が悪すぎる。親は教育しているのか(大意)」と言われた。キチガイレベルの物言いだったが、確かにいかなごの態度も悪いし、当の子供達やその保護者達もその場にいたので、言い返せなかったのが残念。

 で、そんなこと言われてバレエを続けさせるのは無理なので、辞めます、と先生にメール送ったら、夜先生と総責任者の先生から電話がかかってきて、色々と今までの例を挙げて、いかなごの態度に問題はないから辞めないように、とこんこんと説得された。が、精神的ショックが大き過ぎて、バレエを続けさせるかどうかまで考えが及ばず。

 ちなみに、S君は習い事はさせない方が良い&得意なことならやらせれば良い派で、私は小さい頃からやらせた方がいい場合もある&得意じゃないことを少しでも嵩上げするためにやらせよう派なので、その辺りもやや問題な感じ。

4月15日(金)

 昨日例の母親から言われた言葉がフラッシュバックし続けて、結局3時間しか眠れず。

 さすがに仕事中は大丈夫だが、ちょっと暇になるとまた言葉が頭を廻るし、家でいかなごを見るたびに気が狂いそうになる。

4月16日(土)

 日直。

 夜、バレエの先生から電話がかかってきて、例の母親の子はバレエを辞めたので(先生達から「どうしてそんなことをSさんに言ったんだ、謝って下さい」と言われ、「私は言いたいことを言ってはいけないんですか?」「辞めます」という経緯らしい)例のことは忘れて復帰して下さい、と言われる。が、いかなごは木曜日から頑としてバレエ辞める、と主張しているのだが…。

4月17日(日)

 例の現場を見ていた保護者(祖母)の一人から電話がかかってきて、色々言われた。最近のお母さんはよく知らないでしょうから教えてあげます、という態で、悪意はなさそうではあるが、「確かにあなたのお子さんはおできになる方じゃないから」とか言われて、また凹む。

 午後から、もぐといかなごと散歩。買い物して、鴨川端で少し休憩していたら、花見に来ていた保育科を出たという若い女の人2人とその連れが、いかなご達の相手をしてくれた。わざわざ花見の最中に幼児の相手をしてくれるとは、なんと有難い。

 とはいえ、他人様に可愛がっていただいたり、行動が適切だったりしても「どうしてこんなにお利口さんなのに、他の子の保護者に悪く言われるのか(涙)」と思うだけで、非常に精神状態がよろしくない。バレエの先生達から問題ない、と保証されても、例の現場を見ていなかった他の保護者からメールで慰められても、どうせウソだろうとか、保育園でも何か問題を起してるんじゃないか、と疑心暗鬼。

4月18日(月)

 昨日電話をかけてきた保護者の人からまた電話。どうやらバレエの総責任者の先生から、子供のレッスンに保護者は口を挟まないで欲しいと釘を刺されたらしく、「子供達のためを思って、みんなで元通り通いましょう。私のために丸くおさめて下さい」って、そりゃ無理。例の母親がどうするかはともかく、この騒動の雰囲気を察知したらしいいかなごが、今のバレエ教室に通うことを断固拒否してるからな(「違うバレエ教室」なら行きたいらしい…)。

4月19日(火)

 三度豆の胡麻和えを作って晩御飯にいかなごに出したら「これ、いかなごの嫌いなやつ」「それ、お豆さんよ」「え?ネギかと思った」。で、気に入ったらしくもぐもぐ食べてた。

 もぐは靴が大好き。図書館に行くと、いつも児童コーナーの靴だまりで靴を漁ろうとするので困っていたのだが、最近、玄関に行く→自力で三和土に落ちる(結構段差あり)→靴だらけウマーを学習してしまい、居間のドアを開けておくと危険になってしまった。

4月20日(水)

 今日はいかなご、レタス炒めを食べた。

 「いかなご、ママボルゾイ欲しい」と言ってみた。「ボルゾイ?」「こんなん(ぐぐった画像見せる)」「ママ、こんな大きくちゃ家に入らないよ」…冷静だな。。


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