2月11日(金)

 積もるという予報を聞いて怯えていたが、小雪がちらつくだけでそう寒くもない。

 洗濯と離乳食作りなど。もぐ、よく食べるのはいいのだが、作るのが大変。

 閣下が唱えていたという、取組の直前に対戦相手が分かるようにするシステムはある程度有効な気がする。

 もぐ、短時間なら自分で哺乳瓶を両手で持って飲めるように(うちではこれを「ひまわりする」と呼んでいる)。いかなごは家では哺乳瓶を使わなかったのでよく分からないが、ある程度成長すると、自分で飲んでくれるようになるのか?ま、いかなごもある意味セルフサービスではあったが。

 ツイッターができてから変わったこと→今まで見ていなかったブログやニュースを色々見るようになった(それだけで忙しい)。

2月12日(土)

 朝起きたら「7000年の歴史で初の民衆革命」が。

 いかなごを2時間で帰ってくるから、と言いくるめて病院へ。3時間弱で帰宅したら、いかなご開口一番「ママ!2時間過ぎてる!」…いつの間に時計が読めるように。。留守番S君によると、しっかり2時間数えていたらしい…もうごまかせない…。

 もぐ、とにかくよく食べるので、どれぐらいまであげていいのか分からなくなってきた…。今日のメニューは、五分がゆ、豆腐、さつまいも、じゃがいも&人参、ぐじ、りんご、野菜せんべい。どれだけあげても、口ぱかって開け続けるよ…。

 ダンティカ『骨狩りのとき』を読み終わった。1930年代のドミニカのハイチ人虐殺がテーマ。数冊しか読んでないのでこう言っていいのかよく分からないが、南米って感じの小説だった。ストレート過ぎるところが難点かも。

 夜、私が昔作ったいかなごの羊パジャマのズボンが破れた。これがいかなごのツボをいたく刺激したらしく、「パパのパンツみたい〜」(←よく破れている)と言いながら爆笑しまくり。

2月13日(日)

 昼前までみんなで寝ていた。

 朝方もぐのミルクで起きるまでは、私が時間差をおいて双子を産み、S君も双子を妊娠していて、これで子供6人だから教育費が足りない、という夢を見ていた。ミルクの後、二度寝したら、もぐの下に男の子を2人産み、最初が女の子で良かった…という夢を見た。どんだけ産んどんねん。

 午後からいかなごと、明日のバレンタイン用のガトーショコラをこっそり作った(S君は二階にいた)。デコレーションは、ほとんどいかなご製(いかなごの指示通りに私がチョコペンでハートや円の形を描き、その上にいかなごがこま切れ色付ゼリーを載せた)。

 夕方からバレエの発表会の合同練習。今回は全幕物で、いかなご達は大きいお姉さん達が踊っているところに、ちょろっと出て行くのだが、お姉さん達がお上手でないバレエを踊っているとすると、いかなご達は邪魔しに出てきているようにしか見えない。ま、サイズが小さいので、可愛くは見えるであろう。

 某社にお勤めの某氏から、いかなごともぐに良いものをたくさんいただいた。「クリスマスがもう1回来た!」と大興奮のいかなご、いただいたカレンダーにシール貼ってずっと遊んでいた。

 グランディン『動物感覚―アニマル・マインドを読み解く』を読み終わった。この本を読んで動物園での動物の見方が変わったが、それ以上に自閉症に対する考え方が深まった気がする。「自閉症の人は普通の人よりも動物に似ている」というのは、著者がアスペルガーだから許容される発言だと思うが、自閉症というのは、新皮質とそれ以外の部分との接続や、前頭葉の機能が悪いために、色々な特徴が出てくる障害だということを、よく表現していると思った(「言葉ではなく絵で物事を認識する」「嫌な出来事をいつまでも覚えている」「痛覚は鈍いが、恐怖は強い」なども、動物と共通する自閉症の特徴)。

 あと、プレーリードッグの泣き声には形容詞まであるとか、象は足の裏で地面の振動を察知して、遠距離の象と通信しているとか、前頭葉の特定部位が壊れていると、ギャンブルの損得判断ができなくなるとか、サヴァンの人が遠近法を使った絵を描ける理由とか(脳が画像処理をしていないらしい)、自閉症の人に向いた職業の話とか(図形を見出すのが得意なので、品質管理とか、空港の荷物透視検査に向いているらしい)興味深い話が山積み。結構アバウトな話も多かったので、信憑性としてはどうかとも思うが、非常にお勧めの本。

2月14日(月)

 1日中トイレ行く暇もないほど忙しかった。しかも帰りは雪だだ降り。

 いかなご、折り紙でひよこが折れるらしい(尊敬)。

 もぐにミルクをあげていて、途中でやかんが沸騰しだしたので、哺乳瓶をもぐに渡そうとしたら、口で受け取ろうとしていて可愛かった。赤子の可愛さというのは、仕草とフォルム(前頭部が突き出ていて、後頭部が丸くて、大きな頭がゆらゆらしてる)にあるのだと思う。

 次はどこかと思ったら、イランかよ。

 夜、もぐが薬のチューブ(←赤子の定番好きなもの)を目指して、綺麗にはいはいした。それを見たいかなご「もうちょっと速くなってから、はいはい競争に出そうね!」

2月15日(火)

 夜バレエのお迎えに行ったら、いかなごが弱っていて「もう私疲れちゃって…全然できてなくて格好悪かった?」などと言い出し、「ねえ、胸の音聞いて」というので聞いてみたら、喘鳴ヒューヒュー。…だから珍しく弱ってたのね。

 最近のいかなご「〜って何?」が多い>「悪化って何?」「サラリーマンって何?」。時々妙な質問も「ママがママから生まれた時、パパはどうしてたの?」「パパはママが生まれた時、パパのママのお腹の中にいたのよ」「なんで?」いや、なんでと言われましても…。

2月16日(水)

 朝「寒いから仕事行きたくない」と言ってみたのに、いかなごもS君も家カタツムリのアニメに夢中で返事をしてくれなかったので「誰も聞いてくれない!」と言ったら、いかなごに「はい、はい、聞いてますがな。よし、よし」と言われた。

 FSUで、中国選手年齢詐称疑い事件の詳細を見た。スイちゃんとダン・ジャンは2歳若くて、ハンとハオ・ジャンはもっと年上なのか。年齢差をつけて組ませてるってことね。てことは、ジャン&ジャンはソルトレイクには出場権がなかったのか…そういえばあの時、唐突に出てきたもんなあ。スイハンは8歳差のペアということに…というか、スイちゃん13歳ってことは、まだまだこれから背が伸びるのでは…大丈夫か、この先。

2月17日(木)

 いかなごバレエ。行く前「私踊れないから踊るの嫌い」とぐずぐず→教室に着いた途端、やる気満々→先生の話を聞かずに遊びまくって、怒られまくってしょぼーん。まあ、今まではどんなに怒られてもどこ吹く風だったから、しょぼーんとするだけ成長したかも。

 いかなごがバレエリュックの中から、ここ数週間行方不明だった私の愛用USBメモリを発見した(私が間違えて入れた模様)。ので、ミスド福袋に入っていたリラックマキーホルダーと、いかなごのブーツから取れた銀色の鎖をゴテゴテと取り付けた。これでなくなるまい(←以前は陶器ビーズをゴムに通したものを取り付けていたのだが、それが切れた瞬間になくした)。

 いかなご、帰宅した途端「ああ階段だったら良かったのに…」。なんで階段になりたいの?と聞いたら「だって踏まれるから」。踏まれたいのか。

2月18日(金)

 遅めに帰宅したら、いかなごがストーブの前に倒れて熟睡していた。今週はやたら忙しかったので、私もぐったり。

 シュピルマン『戦場のピアニスト』を読み終わった。原作を読むと、映画はよく出来ていると思うな。主人公を助けてくれたドイツ人は、他にも色々な人の命を助けていたのね。それにしても、ゲットーを利用したユダヤ人の組織的な抹殺ぶりは、何回読んでもとんでもない。

2月19日(土)

 午後からいかなごの保育園の作品展へ。いかなごが紙粘土で作ったのは「ピンクのねずみ」だった。絵も色々飾ってあったが、思っていたより上手でびっくり。自分で何もできない乳児は、親が似顔絵や将来の夢を書くのが慣わしで、今年はもぐは「名前の由来」を書くように言われたので、事実だけを短く書いて提出したのだが、他の子の親はみんな「やさしくて強い子になるように」とか「人を助けられるような子に」などと書いていて、うちらは子に何の期待も抱いていない親のようだった…。でもほら、私しゃ自分の経験から、名前というのは、まず読めることが一番だと思うのよね…(言い訳)。

 いかなご「あたし、鳥の名前がいい」「何の鳥?」「…チキンマックナゲット」…料理済みかよ。

 四大陸。女子SPと男子FS。
・良かったのは、美姫ちゃんとレイチェル。
・本当に最近の美姫ちゃんはいいわ〜。しっかりしている上にしっとりしていて。よくこうなるまで頑張ったよね。
・それにしても、いつぞやのジェニファーのような、嫁に行きそうな衣装。
・真央ちゃんは、覇気がない感じ。

・こづ君はワールドに期待。
・ゆづ君、ルッツは抜けたけどよく頑張った!まだ16だもんねえ。
・大輔君、ゆづ君の後だと、ジャンプ着氷の流れのなさが気になったが、滑りと演技力はさすが。

 今日の晩御飯。賞味期限が今日までのししゃもと黒豆、いかなごリクエストにより、卵インスタントラーメン。それに私は一昨日の豚汁の残り。もぐはレトルトおかゆに、冷凍のたらとさつまいも裏ごしとハイハイン。

2月20日(日)

 午前中は、沖縄で拾って来た貝やサンゴやガラスをいかなごとダイソーフォトフレームにくっつけたり、いかなごのコップ袋繕ったり、雪ちゃん結婚式ショーを見たり。

 午後はカナートの子供遊び場→ミスド→図書館でいかなごのカードを作って、紙芝居と最近いかなごが好きな『ぞうのエルマー』シリーズを借りてきた。紙芝居って初めて読んだが、短いのね。『ぞうのエルマー』シリーズは、意外性があって結構面白かった。

 金曜日からいかなごのチョコレートの踊り特訓中。そこそこ覚えてきた。

 もぐは絶賛はいはい習得中だが、どうも左足だけ立てる癖が。


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