1月1日(土)

 明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

 年越しまで起きていられる自信が全くなかったので、早々に子供2人と就寝。可愛く暖かい子供2人に両脇から抱きつかれて眠るなんて、どう考えても幸せなはずなのに、これほど狭くて苦しいのはなぜ。

 今日は日直。バイクでは行けそうになく、タクシーはどうせ電話しても捕まらないだろうと思ったので、バスで行くことにして、7時前には出発。予想通り路面は凍結していて、バス亭までの5分10分がつるつるで大変だったが、道路は空いていたので、8時前には仕事場に到着。

 昨日雪だるまを作った後、一時風邪っぽくなり、しんどくて倒れていたら、いかなごがアイスノンや飲み物を持ってきてくれたり、なでなでしてくれたりと色々看病してくれた。そして今日、病院から電話かけたら、いかなごの今年第一声「あのね、ママ。風邪は治った?」。とても気になるらしい。

 新年早々、バスで一人で1時間以上かけて帰宅するのは嫌だったので、帰りはS君(+子供2人)に迎えに来てもらった。

 年賀状というものは、数年前から2日にも配達されるらしい。S君に去年も教えたと言われたが、今はじめて知ったよ。

1月2日(日)

 ここ数年間愛用していた仕事用ズボンについに穴が開いたので、ユニクロにズボンを買いに行った。妊娠ダイエットのおかげで、いつものウェストサイズでも余裕なのが嬉しい。この体重をキープしたいところ。

 午後から、しおしお一家が遊びに来てくれた。顔のパーツが中央に集まっていて、髪がくるくるなしおしお子の人は、場所見知り・人見知りがひどい質で、知らないおばさんが抱っこしたりしようもんなら泣き出しそうだったので、あまりさわれなかったのが残念。でも、ほとんど口を聞かないのに、父母の指示にはしっかり従うし、無表情でモノ持ってきてくれたりして、激可愛いかった。笑顔は見られなかったが、両親には見せ放題なんだろうな〜(羨)。いかなごは誰にでも笑顔見せまくりなタイプだったが、子供によって随分違うものだ。

 で、もぐはしおしお夫妻に「軽い」「目が大きい」と言われていた。

 ハリ『ダルフールの通訳』を読み終わった。不法入国でお尋ね者となったダルフール出身の著者が、ダルフール紛争を世界に伝えるために、通訳としてダルフールに危険をおかして出入りを繰り返した、という話。まず驚いたのが、ダルフールがフランスと同じぐらいの面積がある広大な地方であること。ほとんど開発が進んでいない村々に、いきなりヘリと銃で政府軍が攻撃してくるという格差もすごい。著者は悲惨な経験をしているわりに楽観的で前向きだが、スーダンは南北に分かれるという話もあるし、今後どうなることやら…。

1月3日(月)

 なんか朝から間歇的にむかむかしてしんどく、S君もしんどいと倒れていたが、今日を逃しては初詣に行けないので、頑張って着物着て、いかなごともぐにも着物着せて(もぐは綿入れの着物を羽織らせただけ。いかなごは、長襦袢代わりの袖を縫いつけて肩・裾・袖をあげた子供用の着物に兵児帯。帯がくしゃくしゃになるので、前には帯板代わりに厚紙入れて、その辺の紐を帯締めにした)下賀茂神社へ。往復で1時間近くかかったのに、いかなごは文句も言わず草履で歩き通してびっくり。

 夜、コタツで休んでいたら、横でごぼっと吐く音がして、またもぐ吐いたよと思って見たら、ビデオを見ていたいかなごが、椅子に座ったまま怒涛のように吐いていて仰天。確かにしばらく前から「おなかいたい」と言っていたが…(←いつものこと)。乳児期以外は吐いたことがないいかなごが吐いたので、こちらはかなりびびったが、本人は別に平気そう(さすが一家で一番丈夫なだけのことは)。

 何とか風呂に入って寝たが、吐く夢を見た後やっぱり吐き、続いていかなごも(「ママ、おなかいたい」→吐く)×2。もぐがかなり下痢しているので、たぶん原因はそれだな。

1月4日(火)

 いかなごの世話とむかつきのためにほとんど眠れず、朝になってもとても動ける状態じゃないので、上司に電話して仕事は休ませてもらう。正月明けで忙しい日なのに実に申し訳ない。

 年に1度はかかる嘔吐下痢風邪。今回は熱が出なかったので症状的には楽なはずだが、いかなごももぐも保育園休ませたので、なかなか休めない(とはいえ、さしものいかなごも今日はコタツでじっとしている時間が長かったが)。S君が動けるようになってから、いかなごにビデオ見せてもらって、暖めてもらった布団でもぐとやっと数時間昼寝。もぐもしんどいらしく、ミルク→下痢→寝るを数時間ごとに繰り返していた。

 寒くなると、布団乾燥機で事前に暖めた布団に入ることが多いのだが、布団を乾燥機にかける作業が私にはなかなか難しい。S君がやれば必ず暖まる布団も、私がやれば、乾燥機のパイプが途中で抜けたり、中途半端に暖まったり…。今夜も暖まりが今いちでうーんと悩んでいたら、S君がやってきて「袋には3つ(パイプを入れる)口があるんだよ。今日、チャックを開けて(パイプを)入れたの?」「だいたい、君は(乾燥機をはずす時に)袋のチャックを閉めたことがあるのかね?」…閉めたことないです。だからチャックを開ける必要はないはずです、はい…。

1月5日(水)

 仕事に行ったら、ヘルプが一人呼ばれていたので、有難く経過の長い自分の予約の人数人だけを診て、あとは控え室のソファでぐったり。朝の送りだけで、かなり疲弊していたので助かった。しかしそれでも、午後のオペ2例済ませた後は死ぬかと思った。

 で、帰宅したら、例によっていかなごはすっかり元気で(←何でも1日で回復する人)、もぐは保育園で離乳食をしっかり食べたらしい。私しゃまだムカムカするし、おかゆとゼリーぐらいしか食べられないよ。

 にも関わらず、もぐは「ママが抱いてくれない限り、ずっと泣いてやるぜ」モードで(←ママがトイレ行ってる間に、泣き過ぎてミルク大量に吐いた)、もぐを抱いてるといかなごも私も抱っこしろ、と寄って来るので、いかなごに「甘えん坊太郎」、もぐに「甘えん坊次郎」というミドルネームをつけることにした。

 ということで、戦国時代の武将の二郎三郎とかを軽く調べてたら、与一って十一って意味なのね。いくら一夫多妻でも生まれ過ぎ>十一男。

 それにしても、世の中にはパパを後追いする赤子もいるそうなのに、これほど2人ともママ、ママ、ママなのは、何か遺伝的に問題があるのではなかろうか。なんでS君はいつも広々と一人なのに、私はもぐといかなごとみっしり暮らしてんだよ。

1月6日(木)

 胃腸風邪が治ったと思ったら、今度は咳と痰が。内科の診察で採血受けたら、CRP上がってたよ。。

 最近のもぐ。
・気になるものがあると、座った姿勢から体ごと伸ばしてさっと取る。
・でも、ずりばいはまだできない。
・口をすぼめるのがブーム。下唇を引っ込めて、凄い顔になっていた(驚)。

1月7日(金)

 相変わらず咳がひどい上に、仕事が忙し過ぎ(疲)。

 飯食う暇もなくて、夕方他科の若い先生が外来中に申し訳なさそうに現れ、「あのー、こないだ診ていただいた○○さんですが、今日こんなことになってるそうで…」と言われたので、「培養取ったんですよね?」「時間があったら今日中に(診に)行きますっ」と噛み付くように言ったら、後でその先生がまた現れて「あのー、確認したら大丈夫そうなので、週明けでいいです」だって。恐いと思われたかしら。

 いかなご「○○を英語で言うと…○○!」と妙なイントネーションで叫ぶ。4歳児でもやるのね、これ。

1月8日(土)

 日直。まだしんどい。

 これが面白くて面白くて。おススメはPVC→AF→Af→DC。

1月9日(日)

 昼過ぎに、ずっと延期していたもぐのお宮参り(←参るだけ)に吉田神社へ。着物着せたいかなごともぐ連れて、1時間ぐらいの散歩。

 帰って来てコタツで昼寝。ふと気づくといかなごともぐも、両脇で熟睡していた。

 夕方ちびまる子ちゃんを見たいかなごが、獅子舞に頭噛まれたい、と言い出したので、コレをBGMに、その辺のタオルケットかぶって獅子舞ごっこ。

1月10日(月)

 いかなごともぐ連れて、京阪で青少年科学センターに行ってみた。子供の頃に行ったことがあり、ヒヨコが卵から出てくるところが展示してあって、とても面白かったのだが、残念ながらヒヨコの展示は休止していた(あとで係員の人に聞いたら、ひよこの引き取り先がなくて休止しているらしい。確かにその後どうにかしないといけないもんな…)。その他の展示は、四半世紀前の私が子供の頃とさほど変わっておらず、あまり年少向けとは思えなかったが、意味が分からなくても、適当にボタン押すだけで、いかなごはそこそこ喜んでいた。

 あとは、子供用スペースに大きな柔らかいロゴブロックがあったので、それで遊んだり、チョウの家で、超人懐っこい沖縄の蝶がわさわさ飛び回るのを見たり(←もぐ興味津々)。最後にプラネタリウムを見て帰宅。

 いかなご、最近風呂で一人で髪や体を洗うように。もちろん親の監督は必須だが、私は小学生になっても一人で髪を洗えなかった覚えがあるので、とても偉いように感じる(というか、どんだけ鈍くさかったんだ>自分)。


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