8月21日(土)

 う、朝起きたら喉が痛い。首も腫れてる。働き出して少し睡眠不足になると、すぐこれだよ…。

 いかなご達が寝ている間に病院に行き、帰ってきたら、いかなごがおもらししていて、自分で服を出して着替え、濡れた服は洗濯機に入れていた。しかしもちろん、濡れた布団はそのままだった。

 起きてきたS君にミシンの釜を開けてもらい、掃除したところ、なんとか復活(嬉)

 夕方から、いつものピエリへ。最近いかなごは、自分で店の人にお金を渡して買い物するのが好きなのだが、色々ある中から、これが欲しい、と選ぶのは、大抵買ってもらえそうな安い駄菓子(笑)。

8月22日(日)

 いかなごがS君と音楽教室に行っている間に、もぐとやっと1時間ちょっと昼寝できて、やや復活。

 いかなごに何か食べさせる→もぐにミルクやる→いかなごトイレに連れて行く→もぐおむつ換える(→最初に戻る)てのをやってるだけで1日が終わる気がする。

 午後から、朝から「ねえ、もう3時になった?」を繰り返していたいかなごと、いかなごのお古の甚平を着せたもぐを連れて、地蔵盆へ。今年の福引は、ビーズセットとハート風船と光る腕輪だった。

 もぐは「まだ1ヶ月ぐらいですか?」と言われていた(笑)。確かにこないだの検診で5kgちょっとだったので、そう思われても不思議はない。

8月23日(月)

 もぐ、同じ月齢の時のいかなごより反応が良い気がする(忘れているだけかもしれないが)。ちょっと目を向けると笑うし、私を見る目がなんか熱い。誤解しそうだ(笑)。

8月24日(火)

 一昨日から何やらピーという音がするなあ、と思っていたら(いかなごが靴を履こうとして屈む度に「ピー」「ピー」)、昨日の夜からいかなごが明らかにヒューヒュー言いはじめ(でも普通に元気)、朝方になっても全く治まる気配がなく、よくこの状態で横になって寝てるな、という感じだったので、朝からS君にかかりつけの小児科に連れて行ってもらった。で、吸入させてもらって、喘息の薬処方。ホクナリンテープとかもらっちゃったよ。

 今まで全くどうもなかったし、特に大きな風邪も引いてないのに、いきなり喘息発作かよ…居間の模様替えして、埃っぽい環境なのが悪かったのかなあ…とかなり落ち込んだが、朝晩の吸入2回であっさり喘鳴消失。そうだった、この子、立ち直りが早いんだった(←3日以上連続で熱が出たことはほとんどない)。とはいえ、その後S君と延々おばけごっこをして家中走り回ったため、またヒューヒュー言い出して、結局ホクナリンを貼るはめに。

 いかなごを夜診に吸入に連れて行った時に、数日前から下痢が続いているもぐも一緒に診てもらった。いかなごが「あのー、2、3日前から下痢してまして…」と先生に病状を説明していた(笑)。

 晩御飯にS君が揚げ物を作った。揚げたてのコロッケだの天ぷらだのが一品ずつ出てきた。スープもついてた。

8月25日(水)

 「ヤナ」ってあんた…でもまあ、少なくとも間違えてなくて良かった。「ライーヨー」なら脱げても、刺青は脱げないしな。

 ミルク飲んでげっぷしたもぐに「もぐはえらいねえ」と言っていたら、いかなご「なんでもぐだけ褒めるの?いかなごも褒めて」。あんたはママの言うこと全然聞いてへんやん!

 今日のもぐ、仕事し過ぎ。最終手段のスリングに入れても、1時間ぐらいご活躍だったよ(ウルサイ)。

8月26日(木)

 去年の秋に庭で鳴いていたのと同じ虫が、数日前から台所の裏側らしき所で鳴いている。時期を間違えた模様。どれだけ鳴いても相手いないし、哀れ。

 いかなごの行動が超4歳児っぽいので「4歳児病じゃ」と言ったら「単なる4歳児だ」とS君に言われた。中二がなっても、中二病とは言わないのね。

8月27日(金)

 レヴィ『パリの断頭台』を読み終わった。同じサンソン一族の話でも『死刑執行人サンソン』の方が面白かった。

 最近のもぐ。
・大体首が座った。
・保育園で、起きている時間が長いと言われたらしい。確かに家にいる時も、いかなごの時と比べて、目を開けている時間が長い気がする。
・全く髪の毛が伸びない。私も2歳まで伸びなかったらしいので遺伝か。「小さい男の子は坊主アタマ」派の私としては、刈らなくていいので便利。
・夜泣き何ソレ。まだ起きてるから、あんたはパパと一緒にいたら、と居間に置いて、姉と寝室に引っ込むと激泣きするが、一緒に寝室に連れて行くとあっさり熟睡して、夜半過ぎのミルクさえもらえれば、大概6時前後まで静かに寝ている。

8月28日(土)

 居間で座卓として使用しているS君とその人生の半分を共にしているコタツが、いい加減足をやられてグラグラしているので、S君希望の120cm×75cmの長方形コタツを買った。安いので安っぽいが、破損される恐れが高い間は、とりあえずこれでいいや。

 昼過ぎからいつものピエリ。通路のソファで、ばんざい体勢のもぐを膝の上に載せてミルクやってたら、通りすがりのおばさんに「びっくりした。人形かと思った」と言われた。広い通路に置かれた柔らかなソファーで、もぐと遊びながら、通行人をぼーっと眺めるのは楽しいので、つぶれないように、みんな利用して下さい>ピエリ守山。

 オール電化フェアをやっていたので、配っているクマ風船目当てにいかなごと会場に行ったら、ダンボール工作のハムスターも貰った。その後は、無料遊び場にいかなごをリリースして、S君と交代で買い物に行ったり。遊び場近くのソファで、もぐをあやしながら本読んでいたら、いかなごが友達になった男の子を連れてきて「こちらがあたしのママです」「パパは今はいません」「そして、これはもぐになります。赤ちゃんです」と紹介された。

 シン&エルンスト『代替医療のトリック』を読み終わった。とても面白かった。特に面白かったのは最初の医学の歴史で、壊血病の最初の治療法が発見されてから、再発見されて広まるまで33年かかったとか、ワシントン血抜かれ過ぎとか、ナイチンゲールは統計を示してお偉方を納得させていたとか、狭心症の治療として内胸動脈結紮が行われていたとか、喫煙に関する前向きコホートの最初の研究対象は医者だったとか、臨床実験に関して「集団に対する影響なんて関係ない。ワタシは個々の患者について治療してるのだ」という反応は、やっぱり西洋でも最初は大勢を占めていたとか。

 代替医療についても、鍼についてプラセボを上回る効果はほぼ全く証明されていないとか、カイロプラクティックの創始者はどう見てもアレな人だったとか、知らなかったこと多し。

 プラセボ効果については「通常医療+プラセボ効果」の方が「(代替医療による)プラセボ効果のみ」よりも良いという主張は分かるが、実際問題として、突然急変したり、数年の経過で悪化することが分かっていて、やっぱり悪化して亡くなる人を大勢見ている医者のプラセボ効果は、あまり高くない気がしないでもない。

 それはそうと『代替医療のトリック』という邦題は、内容から外れ気味なので今いちだと思う。

8月29日(日)

 朝から東京で講習会。家の玄関から京都駅新幹線ホームまで、途中で切符買って25分てのは便利。

 一時良くなっていた、いかなごの喘鳴&もぐの下痢が復活傾向。

 「ママ、トイレ行っちゃダメ〜」「なんで?」「だってママのことが好きだから」とかいう不毛な会話は止めて欲しい。

8月30日(月)

 朝からいかなご、平熱より1度高いわ、ぜほぜほ言ってるわでやばいと思っていたら、久しぶりに38度越えで保育園から強制送還の電話がかかってきた。

 夕方、かかりつけの小児科を受診したら、いかなごを診察する医者の横で、投薬指示はすべて看護婦さんが出していた。←ベテラン看護婦さんがいるところではありがちな風景(笑)。

8月31日(火)

 夕方から、焼肉屋で外来の看護婦さんの送別会。いかなごが保育園休みで、面倒を見ているS君が疲弊しているので、もぐを連れて参加。バスで行ったのだが、行きはスリングの中から顔と片手だけ覗かせてキョロキョロ、焼肉屋でみんなにしばらく愛想振りまいた後は、端っこで熟睡。帰り際にまたしばらく愛想振りまいて、帰りのバスの中でミルク飲んで、帰宅後ベッドの上に寝かせたら、また熟睡(私が歯を磨きに行ったら泣き出したが、そばにいればそれで良いらしい)。なんという扱いやすい赤子だ。

 八戸プリンスのニジンスキー動画を見た。懐かしいねえ。



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