8月11日(水)

 朝起きると、もぐにミルクを飲ませ、はなかっぱを合図にいかなごを起こして、無理やりトイレ連れて行って、身体チェックして薬塗って、髪の毛くくって、体温測って、服着させて、朝ご飯食べさせて、日焼け止め塗って、椅子が終わるのを合図に家を出るのだが、1人だけでも大変で、毎日どれかを忘れるのに、3人保育園連れて行ってる人とか、一体朝はどうなってるんだ?

 で、毎朝「スカートはいた?」「パン食べた?」と連呼しているのだが、今朝「靴下はいた?」と言ったら、嬉しそうに靴下はいた両足をあげて見せたいかなごが可愛かった。

 S君が食洗機と隙間家具を安置したものの、居間はまだ無茶苦茶。スチールラックを移動してもらい、そこに私がおもちゃをしまっていたら、いかなごが本棚から自分の本をごっそり引き出してきて、スチールラックに平積みし始めた。「いかなごもママのお手伝いしてあげる」「本はそこじゃないでしょ」「じゃあ投げる。もう知らない」…はいはいはいはい。

8月12日(木)

 最近保育園の時間が延びて疲れているのか、もぐは家では寝てばかり。

 雨が降っているので、いかなごのバレエの付き添いに行かねばならず、行く前から腹も頭もキリキリ。レッスン場について、青と黄色のレオタードの年中さんの友達と並んで「信号でーす、信号でーす」と合唱していたのは可愛かったが(その友達の1人に「今日はもぐ君は?」と聞かれた。先週S君がもぐ連れで行ったのだが、よく名前まで覚えてるな)、先生に「今日はママが来てるのね」と言われて「そうなの、あれがあたしのママなの」と指さされ、すいませんすいません、確かに産んだのは私です、すいません(キリキリキリ)。

 で、例によって、レッスン中のいかなごは喋りっぱなし。もともと何もできないのに、先生の話など聞いていないため、発表会の振付など覚えているはずもなく…しかも先生に名指しで怒られても、全く応えている様子がない。もう1人レッスンからの離脱仲間がいるのだが、その子は真面目にレッスンを受けてはいないものの、やれと言われたことはちゃんとできるんだな、これが。いかなごがちゃんとレッスンを受けられるようになるまで、果たして私の神経が持つかどうか。

8月13日(金)

 病棟の歓迎会。例の元同級生は、昔と変わらず変だった。私のことは覚えていないかも、と期待してたのに、病院の席表の下の名前を見て、あっさり気づかれていたらしい。だから珍しい名前は不便なんだよ。解剖の班同じだったのに、忘れるわけないやろ、と言われたが、私しゃ仲良かった男の子と君のことは覚えてるが、もう一人の子の名前は覚えてないんだけど。

 一人でいかなごともぐの子守をしなければいけない場合、私はいかなごの相手が大変なのだが(もぐは最悪ずっと抱っこさえしていれば静か)S君はもぐが大変らしい(何をしても泣き止まない。いかなごはアニマックス見せとけばいいんだと)。

8月14日(土)

 病院行ったら、あちこちから呼ばれまくって大変。

 行き帰りに原付で疾走するお坊さんをたくさん見た。

 それにしても125ccに乗り換えてから、道が空いている休日朝とかに病院に行くのが楽で楽で。やっぱり普通に50kmぐらい出せると違うな。20分もかかってないんじゃなかろうか。

 帰宅後、うどんが食いたい!と主張して、はなまるうどんに連れて行ってもらい(満足)、古本や風呂椅子(←トイレの前に置いておけば、いかなごが踏み台にして電気をつけられるので、一人でトイレに行かせられるということに、遅ればせながら気づいた)や、いかなご靴下(「みいつけた!」柄、ピングー、バーバパパ)を買い物してから、子供遊ばせ施設へ。いつもの着せ替えコーナーで、今日はもぐにも、てんとう虫ローブなどを着せてみた。可愛い。

8月15日(日)

 岡崎プリンス最終公演。
・タケシの右腕を堪能。3S綺麗だった。
・やっぱりプリンスといえば、寒い演出よね。しばらくプリンス見てないので楽しみ。
・と思ったが、やっぱり実際に見ると、ちと辛い。
・でも、運動会の出し物みたいな巨大ハリボテはなくなったし、昔から考えると随分洗練されたよねえ。

・由希奈ちゃん、転んだのが残念だった。
・久しぶりにオンアイスで見た薄田さんはお太りに。
・誠一君と中田君の『上を向いて歩こう』は素敵だった。こういう2人のプログラムがもっと見たい。
・地元の子供達の出演も良かった。

・こづ君、衣装はもうちょっとどうにかならないのだろうか。ストレートライン(転けてたけど)以外はやや退屈かも。
・この数ヶ月、私が一番多く見ているプログラムは佳菜子ちゃんのタンバリンなのだが、それでも今日見た中で一番良かったのは佳菜子ちゃんだった。凄いスピード。
・千香ちゃんのエアリアル、○っこいしょだと聞いていたが、思っていたより凄かった。それにしても、いくら命綱つけていても、親は心配だろうなあ。

・真央ちゃん、調子悪いと聞いていたのに、ちゃんとトリプル降りていた。
・ジェーニャは3トウ・3トウはばしっと降りていたが、3A両手お手つきなのに、最後にガッツポーズってことは、そんなに調子悪いのか。とりあえず怪我さえしないでくれたら。

・私の席の周りは、プリンス初見の地元の人が多かったが、千香ちゃんが回りだすと、隣のおばさんが「ちょっとちょっとちょっとちょっと」。プルのコールがあると、後ろのおじさんが「え、プルシェンコ出んの?凄い!」。プルがくるくる跳ねながら退場して行ったのを見て、前のおばさんが「面白い人だね」。
・フィナーレの羽をつけたプリンスチームを見ると、なんとなくほっとする自分が恐い。

・今回は体力温存を第一目標に掲げていたのだが、幸い朝10時に家を出て、夜9時には帰宅という、超さくさくコースでことが進んでびっくり。
・プルへのプレゼントは、廊下でたまたま見つけたヤナ姐に、これ幸いと押し付け(引き換えに、有難くポストカードをいただき)、ジェーニャには間近で短時間触れ合わせていただいて、とっとと離脱。
・しかも、行きは在来線で2500円だったし、帰りはバスも含めてすべて座れ、昼は味噌煮込みうどん、夜は味噌カツ&エビふりゃー弁当と名古屋名物もお腹に入れ、お土産にういろうとハイチュウ(←最近いかなごがハマっている)も買えた。これはきっと、一緒に行動した友人の日頃の素行が良いからに違いない。
・謎プルグッズシリーズに新しく追加された白黒スカーフも買ったが、これどうしたらいいんだろう…布として使うにしても材質が悪過ぎ。

8月16日(月)

 朝、夜の送り火に向けていかなごの浴衣にアイロンをかけ、ついでに靴下の名前付け、とかやってたら遅刻しかけた。

 今日は一年で一番仕事が忙しい日(お盆しか休みじゃない、ともの凄く状態が悪いのに我慢してた人や、暇だから以前から気がかりだったあれこれを見せに来た人や、開業医さんが休みなので廻されてきた人々が一斉に受診するため)。なのに、上司はなんでこの日に休みを取るかな。覚悟はしてたので、昼過ぎまでの外来は何とか持ちこたえたが、その後の入院患者の診察数の多さに心が折れた。

 プルスカーフの使い道思いついた。トランクに結ぶってのはどうだ。

 『マッチ売りの少女』をいかなごに読んだ。なんちゅう陰惨な話だ。

8月17日(火)

 昨日の疲れが取れない。

 最近のもぐ。
・仰向けで泣いてない時は、常にママストーカー業務に従事。ママが自分の方を向こうもんなら、思わず笑みがこぼれます。
・しかし、そこでビデオを向けると、当然のことながら笑わなくなるため、なかなか記録に残せない。
・「いかなごが君に懐くのは分かるが、どうして乳やってないのにもぐも君に懐くのか」とS君が不思議がっていた。赤子っつーのは、とりあえず手近にいる「女」に懐くシステムになっているのか?

8月18日(水)

 朝色々あって、いかなごを風呂場に10分ほど監禁。「ママ〜」「出られない〜」「お腹空いた〜(←?)」という喚き声を半分寝ながら聞いていたS君、後に語る「少しでも『パパ』と呼んだら、行ってあげようと思ってたのに」。

 今日がこの夏で一番暑いと思う。

 もぐ4ヶ月健診。身長体重は10パーセンタイルからはずれているものの、発達はほぼ月齢相当。

8月19日(木)

 こないだ、謎の大量死でメダカが半分以上死んでしまったのだが、S君がまた新たに子メダカを孵化させた。親もS君が孵化させたメダカで、かなり血が濃いと思われるので、できれば新しいメダカを導入したいところなのだが(でも、新規導入のメダカは死にやすいんだよな)。

 いかなご、今日はバレエで喋らなかったらしい!相変わらずレッスンは出来ていなかったそうだが、それはいいんだ(遺伝だから)。今日はいつもは違う曜日に来ている年少の子が来ていて、その子もいかなごと似たり寄ったりの出来だったらしく、S君は「要するに、あの踊りは年少児には無理なんだと思う」と結論づけていた。

8月20日(金)

 朝、S君がもぐのおむつに自分の名前を書いていた(←保育園に持っていくおむつには、本人の名前を記入せねばならない)。いくら寝不足でも、それはない。

 仕事で3〜5歳の女児と接すると、みんながみんな、いかなごと同じようなことを、同じような言い回しで言うので面白い(例「この絆創膏取るの?絆創膏取ると、痛いから嫌なの〜(叫)」)。幼稚園児の仕様なのか。

 夜、ミシンが壊れた。調子悪くなったら釜の掃除と聞いていたので、釜を開けようとしたが、ネジをはずすのにちょうど良い工具が見つからない(折悪しくS君は外出中)。安ミシンの割に酷使しているので、いつ壊れても仕方ない気はするが、私の楽しみが〜(悲)。



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