7月1日(木)

 新年なので着物を着てみた。というか、着付けを教えてもらいに行ってきた。先生は着物産業の人で、絵に描いたような京都の家で、一対一でタダ同然のような値段で教えてくれる(ただし着物一式持参)。教えてもらいながらだと、あっという間に綺麗に着られたが、たぶん1人でやったら全く着られなさそう。何回通えばマスターできるのか。あと、母親の着物を全部判別してもらわないと。

 今日の晩御飯:あじの開き。トマトと卵と人参と白菜菜炒め。

 何かにつけて「ママがしてくれないとやだ」ないかなご。その度にもぐを抱いたり置いたりするのが大変なので「ええい、腹に袋が欲しい」と言ったら、S君「『いかなごも入る』」いかなご「じゃあ2つあったらいいんじゃない?」よくないわ。

7月2日(金)

 昨夜、いかなごが寝室の網戸をがんっと足で蹴ったのだが、その時に網戸がはずれていたらしく、夜に蚊のぶーんに襲われて寝不足。

 いかなごともぐの違い:うぎゃうぎゃ泣いてる時に抱き上げると、いかなごの表情「ママ〜」もぐの表情「ママだぜ」。

 朝、いかなごが「ボタンとめて」とやって来た。「今もぐ抱いてるから無理」と言ったら「じゃあ蹴る」。即断だな、おい…。

 夕方、急遽もぐを連れて、いかなごのお迎えに行くことに。もぐは最近むくむくでかくなってきているので、ベビーカーに再挑戦してみたら(今までに2回トライしたが、たっぱが足りずに挫折)何とか乗れることが判明。保育園についたら、「あ、もぐ君だ」と先生に初見で名前で呼ばれた。情報源と思われる姉は「もぐ大きくなって、やっと乗れるようになったのね!」と興奮していた。

 今日の晩御飯:炒め物2品。青梗菜と厚揚げ炒め。豚肉とネギと卵炒め。

7月3日(土)

 いかなごがどこか行きたいと言うので、雨の中傘さして、ミスドまでドーナツ買いに行ったら、帰りは声が聞こえないほどの大降りに。途中の病院でしばらく休憩したが、その後は「重い」とほとんど傘をささず(まあ、そもそも傘をさしてもびしょ濡れな降りだったが)全身駄々濡れで帰還。

 小さい頃、あれほど憧れの目で見ていたジャパフルを食べたが、特に何ということもなく。クッキークルーラーシリーズが美味しい。

 岡嶋二人『どんなに上手に隠れても』を読み終わった。そこそこ。

7月4日(日)

 母親の一周忌の法事。初めて墓に行ったが、馬鹿でかい墓に、母親と父親の名前が並んで彫ってあって、怒りを感じるどころか笑いそうになった。「同じ墓には入りたくない」とあれほどお願いしていた人を巨大な連名墓に入れるって、究極の嫌がらせだな。

 法事にはもぐだけ連れて電車で行ったのだが、帰りは車で来ていた母親の友人に家の近くまで送ってもらったので楽だった。

 3日前にリャーリカが死んで寂しがってるプーフリクを連れ歩くプル。ゴールデンはお元気なようで良かった。

 ツール1日目:カ、カンチェラーラ速過ぎ。

7月5日(月)

 最近のもぐ。
・パパに抱っこされると、ママを目で追っている。
・毎日洗っていても、頭くさー。いかなごはそんなことなかったのに。

 ツール2日目:凄いもの3点。(1)抜けるような青空の下で、車列の前に飛び出すポメラニアン。(2)ここは山岳かと見紛うほどの沿道の人出。(3)最後の落車。

7月6日(火)

 いかなご、七夕のお願いについて聞くと「あたしはもうお願いした」「ママが短冊書いてよ」と言って、絶対教えてくれない。何この秘密主義者。

 今日の晩御飯:大根と牛バラ煮込み、キャベツの鰹和え。

 ツール3日目&4日目:シュレク兄弟大ピンチ、と思ったら翌日に兄が…。バンデベルデも気の毒だし、シャバネルは天国と地獄だし…ところで、ヴィノクロフさんはわざとですか?

7月7日(水)

 昨日いかなごが、いきなり「今日は一日ママ三昧!」とか言い出したので思いついたのだが「フィギュアスケート音楽三昧」とかやってもらえないだろうか。ゲストは、小林さん&ジャッジ・振付師・コーチの方々。数十年前の選手のプログラムを流して、あの時はこうでしたね〜と振り返ったり、ニコルやモロゾフ特集の時間帯を作ったり。問題は音源を捜すのが困難なことか。

 期日前投票に行った。ちなみにいかなごは、選挙ポスターの板を見るたびに「みんな楽しそうだねえ」と言う。

 晩御飯のいかなご用冷凍カレーが全然解凍されないと思ったら、電子レンジ壊れてた。もう16年目なので、そろそろ壊れても仕方ないか。とりあえず、哺乳瓶の消毒が困る。

 ツール5日目:コンタドールとアンディのCM…。

 いかなごともぐの違い2:
いかなごの時に歌っていた子守歌。
「いかなごは天才赤子♪ とっても可愛いママの赤子 目をつぶればすぐ寝てしまう」
もぐの子守歌(いかなごの合唱付)。
「泣くな泣くな腸が出る♪ もぐ君泣いたら腸が出る 腸が出るったら腸が出る」

7月8日(木)

 診察とついでに見学。

 占いダコ、パエリヤにされるの危機。なるほど「お前のせいで負けた」という発想になるのね。

 今日の晩御飯:昨日買ったさんまの開き(七夕特価77円)、大根おろし、豚しゃぶサラダ。

 最近のいかなごのお気に入りの遊び→ぬいぐるみや絵本のうさぎに、紙で作った羽をつけてあげる。天に帰れなくなったらしい。

7月9日(金)

 円城塔「ポスドクからポストポスドクへ」。だから私は自分の現状が幸せだと思う。あのままだったら、腎臓病を患った時、どうなっていたことか。

 泣いているもぐを私が放置していると、そのうちS君が抱き上げる。するともぐが、実に恨みがましい顔で私を目で追う(←この顔が実に面白い)。仕方ないので私が抱き取ると、満足でも不満足でもない、ニュートラルな顔をする(←この顔も面白い)。

 突然パソコンが制御できなくなった。仕方ないので放置して、あとでS君に見てもらったら、siftキーが入りっ放しとのことで、即座に直してくれた。うーん、それだけで、あれほど色々な症状が起きるとわ。

 最近ほどけにくいように三つ編みにしているいかなごが、保育園で二つくくりにしてもらって帰って来たら、トトロのメイに激似で笑った。メイも4歳なのね。

 もぐが泣くので、膝に乗せながら夕食を食べ…片手じゃ食べられんな…と困っていたら、横からいかなごが「ママ、食べさせて」。君、この状況で食べさせろと言うか?するとS君「アシュラマンなら手が6本」うーん、そりゃ便利だな。ついでに腹に袋を2つつけておきたい。

7月10日(土)

 朝7時に家を出て、伊丹→新潟へ。新潟駅に友人が迎えに来てくれて、車じゃないと行きにくいところに連れて行ってくれたり、地元名物を教えてくれたり、色々新潟を堪能。大感謝。

 昼ご飯は村上牛なる地元牛を食べた。とても美味しい上に、野菜やデザート食べ放題でリーズナブルな価格。店でしゃべり倒した後、ホテルに移動してさらにしゃべる。

 夕方、新潟の中心部に案内してもらって、イオンや伊勢丹で土産物を買ったりしてから、予約してもらっていた炭火焼グリルの店へ。最近オープンした人気店とのことで、どの料理もとても美味しかった。年中牡蠣が食べられるというのがウリらしいので、ん?と思って店員に聞いてみたら、やはり2日前にロシア人を含む集団が来店していたとのこと。

 その後、別の友人も到着してさらにしゃべり倒す。話題は…「信濃川には豚が流れている」「息子にするなら誰か」「ジョニーのミドルネームはガーヴィン」「織田君は間が悪い」「タコの寿命は2年」「というか、国旗の黄色面積が大きいところが勝っているだけでわ」「新潟の人は急がない」「プルは凄い。何が凄いって、1年前はあんなにデブってたのに、10kg痩せたところが」「黒長い人も、今から10kg太って、ソチで10kg痩せてクワドを跳べば…」「人はタイトルについてくる(というのはガセ)」「我々には情熱がない」などなど。



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