4月21日(水)

 S君と大津に行って、リサイクルショップ&映画館。『第九地区』を見て来た。とにかく主人公の人がライサチェクさんにそっくりで。あと、あの真田さんなエビ可愛ゆし。それにしても、あの主人公が余計なことさえしなければ、真田エビは難民連れて、とっとと帰ってくれてたんじゃないかと。

 リサイクルショップには、もぐ用のベビーベッドのようなものを探しに行ったのだが、ベビーベッドはさすがに大き過ぎるだろう、ということで(要は、いかなご&おもちゃから安全に守られる、もぐ専用スペースが確保できればよい)バウンサーのようなものを買ってみた。しかしこれ、家に帰ってぐぐってみても、古い製品らしく、名称が分からない。強いて言えばコンビ(メーカー名)のローラックに一番似ているのだが、メーカーはアップリカなんだよな(謎)。

 ついでに、ウェストポーチ付おんぶ紐(箱を開けてみたら、部品が揃っていなかったので返品予定)と、もぐ用ミキハウスの服(中古にしては高めだったが、可愛かったのと、ミキハウスはものがいいのは分かっているので、つい)を買った。

 病院に行ってみると、もぐは胃管も抜かれていた。ミルク飲めるのか、と不安になったが、今日は32ccのミルクを一気飲み。ついにやる気スイッチが入ったか?(←助産師さんによると、ある日突然オンになるらしい)ちなみに、今のもぐは、オランウータンの子供に似ている。いかなごは生まれた瞬間から、人間の赤ちゃんっぽかったから、猿っぽいのも可愛らしい。

 今日の晩御飯:竹の子とピーマンともやしの肉炒め、牛蒡と人参の肉巻き。

 そして、夜、早速もぐ用ローラックの上に、もぐ用の服と、『ふたりはプリキュア』DVDと、ミッフィーの絵本(「これぐらいなら、もぐ恐がらないね!」)を並べるいかなご。いや、そこ、もぐ本体が入るところだから。

4月22日(木)

 昨日買ったローラックをアルコールで拭きまくったり。

 6月のDOIの話をS君にしていたら、いかなご「え、寂しいになっちゃうの?」「一晩だけよ」「だって、もぐが寂しい寂しいって」「大丈夫よ、ママいなくてもお姉ちゃんいるもの」「うん、私がもぐの世話してあげるから。お姉ちゃんだから」…さて、どうなるか(笑)。

 今日の晩御飯:水菜ともやしと豚肉のポン酢炒め、人参と牛蒡の金平、とろろご飯。いかなごはアジの開き。

4月23日(金)

 病院帰りに電気屋に寄ったら、小さなサイズのノートパソコンが手ごろな値段で出ていてびっくり。これ持ち歩いたら楽そうだなあ。いかなご妊娠中の4年半前は、必死こいてA4ノート持って学会に行ってたのに。

 もぐは2000g超え。体重は順調に増えているが、それでも退院は連休にかかるかも(悲)。

 服の整理を少し。もぐ用の服、秋冬物は渋い色合いのいかなごのお下がりが結構あるのだが、夏までの本当に小さい服はピンク系が多いので、保育園用に新しい服を買い足さねば。

 今日の晩御飯:シチュー。

 電気屋で歩いたせいか、睡眠不足のせいか、やや疲れ気味で、夕ご飯の時に盛大にふりかけをこぼしたら「ママ、グランディアしてゆっくり寝たらいいよ」と言われた。…グランディアは必須なのか。

 生後1週間のいかなごの写真と、もぐの写真を並べてみた…なるほど姉弟というのは似てるものだな。

 ソマリー・マム『幼い娼婦だった私へ』を読み終わった。カンボジアの少女売春の話。前にも思ったが、カンボジアって本当に一昔前の日本に似ている気がする。少女売春における売春宿の仕組みや官憲の腐敗についても同じ。金銭援助だけでなく、外圧も同時にかけなければ、なかなか改善できないのね…。

4月24日(土)

 昼ご飯にたこ焼き器でホットケーキ作ってみた。簡単だし、冷えても後で適当に食べてくれるので便利。

 午後からいかなごと近所の公園へ。アリの家作りなどした後(「ママ、アリを捕まえて来い」「いやだよ、ママ、怖いもん」「いかなごも怖いから無理」「……」)、2、3歳上の男の子達が砂場で富士山を作っているのに、果敢に混ざろうとするいかなご。しかし、さんざん「そこじゃない」とか「手どけて」と言われて、とうとう「お腹空いた、眠い」とママのもとに。うーん、相手を選ばないとねえ…。「いかなごは三歳なの。四歳になったら大きくなるの。弟がいるの。もぐ。でも、まだ小さいから家にいないの」と必死に自己主張するも、ほぼ無視されてたし。あと「お前」と話しかけるのはやめた方が。

 夜、S君に少し肩押してもらったら、いかなご「もうパパ、ママ痛いって言ってるじゃないの!ママの肩押さないで!」。S君「いや、子供には分からないかもしれないが、痛いって言っててもね…」

4月25日(日)

 昨日自転車のお兄ちゃんに出産祝いに頂いた新茶のダージリンを飲んだ。マジでうまい。

 立命館の中のレストランで昼ご飯→八重桜が満開の近くの公園で遊ぶ→ジャスコで居間用の新しい床敷物を買う→西松屋で新生児用買い物→病院。

 西松屋で哺乳瓶やおしゃぶり、もぐ用の服などを探したが、いかなごと産み月1月しか違わないのに、本当にお前子供育てたことあるのか?というぐらい、服を何を着せたらいいのか見当がつかない。いかなご何着てたっけ…やっぱり年子ぐらいで産まないと忘れるな…。

 夕食中、いかなごがお茶で指を洗い出した。私「いかなご、お茶で手洗わない!」S君「もう捨ててこようか」いかなご「ゴミじゃないんだからっ!」。

 いかなごが珍しく早く寝てくれたので、起き出してヴィノのゴールを見た。

 それにしても、食べ放題に行ったり、チョコフレークやキャラメルコーン一袋一気食いとかしてるのに、体重が全く増えないのはなぜだ?

4月26日(月)

 こないだリサイクルショップで買って来たローラックの付属の敷物に、どう見ても手作りのピンクの水玉模様のカバーがかかっていて、色合いが今いちなので、丸洗いした後、解体してみたら、中から元々の黄色の小花模様の敷物が出てきた。こっちの方がレースもついていて赤子向きやん。固定用の紐もついてるし。別に汚れてもいないのに、何のためにカバーつけたんだろう。とりあえず、このカバーは、布として有難く再利用させていただこう。

 いかなごが、前から勝手に触っちゃ駄目、と言ってある塗り薬で遊んでいたので、怒ったが、相変わらず「ママ、なんで怒ったの?」と聞いても、「悪いことしちゃったの」と言うだけで、ただ取り乱すのみ。普段甘い私が怒ると、衝撃でショートして、怒られた原因などすっかり頭から抜けてしまう様子(困)。

 内科の診察日。検査結果を見て、妊娠中の栄養状態の悪さに改めて唖然。

 今日の晩御飯:炊き込みご飯、主に水菜と春雨と牛肉の炒め物。いかなごはにぎすの開き。

 わらの籠が壊れかけていたので、廊下に出しておいたら、いかなごが「あ、ゆりかご」と言って居間に持って行き、中に入ったり、S君とかぶって「おおおおお」と言ったり(←道端を修行で歩いているお坊さんの真似)、壊してバラバラにしたりしていた。

4月27日(火)

 超オーソドックスな風邪をひいてしばいばした。数日前からS君がひいていた風邪が伝染った模様。昨日から喉が痛かったが、朝3時頃に鼻詰まりで息がしにくくて目覚めた。こんな典型的な風邪をひくのは久しぶり。

 てことで、うつしそうなので、もぐに会いに行くのはお休み。

 内海夏子『ドキュメント 女子割礼』を読み終わった。特に目新しいことは書いていないが、分かりやすくまとまっていた。

 いかなご「小さく前にならえ」「大きく前にならえ」ができることが判明。凄えな、保育園。

 もぐ用の物品準備をしていたら、いかなごが書いてある名前をもぐの名前に書き変えるよう要求する。最初の1文字が同じで良かった。

4月28日(水)

 庭にピンクのハナミズキが欲しい。

 夕方、病院から電話があって、もぐの退院日について相談。順調に大きくなっているので、本来の正期産に入る週末に退院が決まった。いかなごが一人っ子なのも、あと2日。

 そのいかなご、ついに玄関のドアの鍵に手が届くようになり、勝手にドアが開けられるようになってしまった(恐)。

4月29日(木)

 家族全員、妙に早く起きてしまい、天気も良かったので、寝室の掃除&もぐのスペース作りをしながら、いかなごとラブラブベタベタしたり、S君に居間のコタツを上げてもらったり。

 それにしても、私しゃ生まれてこのかた、家族が3人を超えたことがないのだが、家族4人になるというのはどんなものなのか。

 午後から大宮交通公園→病院へ。交通公園は私は初めてだったが、なかなか教育的で良いところだった。いかなごは滑り台に夢中で、1人で何回も滑りに行くので、「大きくなったねえ、前はあんなに恐がってたのに」と言ったら「育ててくれてありがとう」だって。いや、勝手に育ったんだよ。

 もぐは、だいぶいかなごの生まれた時に似てきていた(遮光土偶みたい)。NICUの看護婦さん達に「もぐ君は男前ですねえ。目鼻立ちがしゅっとして、ミルクの飲み方がまた男前」と褒められたが、たくさん新生児を見ているわけではないこちらには、萌えポイントが今いち分からない。

 夜は、いかなごが早寝してくれたので、ラジオの戦後歌謡三昧を聞きながら(←S君の趣味)ミシンかけたり。

4月30日(金)

 S君が原付のバッテリーを充電してくれたので、行動範囲が広がった(嬉)。

 ということで、いかなごの送迎と買い物、歯医者など。

 今日の晩御飯:手羽元とじゃがいも、水菜と壬生菜の炊いたの。いかなごはうなぎご飯。

 イリバギザ『生かされて。』を読み終わった。最初の推薦文を読んだ時はどうしようかと思ったが、中身はルワンダ虐殺を生き残ったカトリックの女性の話。政府は、ツチが国内に存在していた事実を消すために、ツチの虐殺と共に書類の破棄も命じていたらしい。主人公の知合いを匿っていたフツが、ツチの友人を家に匿いつつも、毎日他のツチを殺しに出かけていたというのが恐過ぎ。



過去の日記の目次に戻る。

日記に戻る。