12月11日(土)

 午後からいかなごのお遊戯会。いかなごのクラスは数人ずつに分かれて、恐竜やライオン、忍者に扮する6つの出し物があったが、どれも衣装が工夫されていて(先生の努力が)素晴らしかった(うちの保育園は、衣装はすべて先生が作ってくれる)。いかなごは、パッチワークスカートに白のベレー帽、真珠風のネックレスを襷がけでおさかなマンボ。女の子組の衣装の中では一番可愛かった気が。

 何の楽器をやるのかナゾだった合奏は一瞬で終わった。舞台の上には大きな太鼓類が設置され、件のバスキーもあり、ピアニカ組がずらずらと出てきて、担任の先生が指揮をしに前に立って…「なべなべそ〜こぬけ、そ〜こがぬけたらかえりましょ」×2で終わり。周囲の親達も、あれだけ練習練習言ってたのに、これだけ?と(笑)。でもまあ、あれでも大変だったんだろうなあ。いかなごは、赤黄赤黄と大きなミスなく終えていた。

 お遊戯会が終わった後、そのまま久しぶりのピエリへ。子供遊ばせ場にも行き、いかなごは塗り絵などしていた(1枚仕上げるだけの集中力がついてきたらしい)。もぐもスポンジやブロックやおもちゃの和菓子などで遊んで、かなり楽しかった模様(ボールプールやS君が滑らせた滑り台は迷惑そうだったが)。

 吹浦忠正『捕虜の文明史』を読み終わった。面白い、というような本ではなかったが、捕虜になって、身代金調達のために釈放されたが、満額集められなかったために、また捕虜になりに戻って、敵地で客死したフランス王がいるとか(『律儀王』ジャン二世)、森鴎外が赤十字の精神普及に尽力したとか(例の脚気のことで、ロクでもないイメージだけがあるが)、朝鮮戦争では、共産主義体制に戻りたくないと言う捕虜が大量に出て、返す返さないで揉めてたくさん人が死んだとか、知らないことが山盛りだった。

12月12日(日)

 午前中は家事。昼過ぎから着物のレッスン。帰って来て入れ替わりにS君が仕事&忘年会。

 いかなごが最近複雑な絵を描くようになってきて面白い。自分が草の上でサッカーボールを蹴っているところとか、もぐを抱いてるママと自分が、ドアから入ろうとしているところ(なぜか背景に露天風呂)とか。もちろん説明されないと、何の絵かは分からない。

 もぐ、しきりに私の膝の上に乗りたがるのだが、目的は抱っこではなく、机の上のパソコンのマウスのコード(困)。

12月13日(月)

 昼に保育園からもぐ8度9分の連絡。今日はHibの2回目打つ予定だったのに…(がっくり)。今までで一番高い熱なので心配したが、家で何回か測っても8度2分止まり。保育園の体温計は1℃は高い、というS君説も頷けるかも。

 最近いかなごが「ぱふ。ぱふぱふ」とか「私ロボットなの」とか言い出したのは、『Q10』というドラマの真似である、ということを、ツイッターの子持ちさんのつぶやきで知った。

12月14日(火)

 もぐ、今日も午後でお持ち帰り。ということで、S君に医院に連れて行ってもらって、インフルエンザ検査してもらったが陰性。S君によると、同じ保育園の同年齢ぐらいの子が、同じ医院に3人ほど次々と来ていたが、みんな陰性だったらしい。つまりインフルエンザではない熱が出るモノが流行ってる訳ね。

 例によって、いかなごに晩御飯を食べさせてくれ、と言われ、箸だと面倒くさいので(←これが間違いだった)スプーンで上の空で食べさせていたら、硬い感触がした。ん?と思って見ると、卵と豆腐の載ったスプーンを、もぐの口に突っ込んでいた。37度台の熱があるにも関わらず、もぐは食べる気満々だったので、慌てて豆腐とリンゴを別に用意。しかし、間違えるかな>自分。

12月15日(水)

 私が研修医の時同じ病棟で働いていて、今は外来にいる看護婦さんに「そういえば昔、家で夫婦でこんなゲームしてるって言ってましたよねえ」とふと思い出して言ったら(←こないだ子供遊ばせ場で『太鼓の達人』してて思い出した)「あの頃の先生達、ほんまにボロ雑巾のようやったねえ」としみじみ言われた。「研修医の先生達、来はる先生来はる先生、みんな数ヶ月でボロボロになっていって…」。そりゃ朝、日勤の看護婦さんに挨拶して、同じ看護婦さんが深夜で来た時にまた挨拶するような生活だったからな。

 ママがお湯沸かしに行っただけで、そこに見えてるのに泣き出すってのが、マジでナゾだわ>赤子。

12月16日(木)

 もぐ8ヶ月健診。ハンカチテストで1回でハンカチを取ったらしい(いかなごは取らなかった)。相変わらず体重は94%タイル内に入ってない。

 いかなごは、今日はバレエのレッスンで最後まで座りこまなかった。口数が多いのは相変わらずだが、今までから考えると上出来。春の発表会は、くるみ割りの(←教室全体で全幕をやる)スパニッシュダンスらしい。衣装の試着をちょろっとしていたが、いかなご、赤が似合うかも(ピンクしか着たがらないけど)。

 京都駅のダイソーとカナートのピザ屋とカメラ屋と図書館に原付で行って、色々買い物して疲れた。

12月17日(金)

 そろそろもぐ用の椅子もいるので、昨日買って来たダイソー100円椅子で、数ヶ月前に流行したらしいコッシー作りにチャレンジ。いかなごは、スワリンがいい、と断固主張したので、青とピンクの椅子を買ってきて、ビニールテープ貼って、コッシーとスワリンを作成。適当でよければ、思ったより簡単に作れるが(黒目を貼った途端、それっぽく見えるようになる)可愛く作るには技能とセンスが必要だ…。

12月18日(土)

 午後から学会→みんなで子供遊び場。

 最近いかなごが、自分はうさぎ(きょんきょん)ママは象(ぱおーん)パパはたぬきで、色々な童謡を交互に歌うことを強いる(例:きょんきょきょ、きょんきょきょ、ぱおぱおぱ。『犬のおまわりさん』)。うっかり間違えると「違う!ママは象さんでしょ!」と厳しいので大変。

 もぐ、「うきゃ」とか「まんま」とか「ばー」も言うが、出す音のほとんどは「あー」なので、S君に「今日はあーの日だな」と毎日言われている。

 凄いな、これ。膝を屈するのに都合よくできている骨格って。

12月19日(日)

 病院→いかなご音楽教室(その間に私ともぐ昼寝)→いかなごが外に遊びに行きたいと言うので、2人でカナート。

 いかなごに「サンタさん来るかなあ?」と言ったら「きっと来るよ。前いたずらした時も来てたから」「3歳の時いたずらしてたけど、来てたでしょ」…うん、まあそういう結論になる)のは肯ける…。

 長方形コタツを導入したのに、長辺→S君が寝る、短辺→私が座る+いかなごがママ抱っこ〜+もぐ横で遊ぶ、という全く長方形の意味がない使い方をしていたので、方向を変えてみた。これで快適になるかも。

12月20日(月)

 もぐのHibといかなごのインフルエンザ2回目を打ってもらいに小児科に行ったら、Hibと肺炎球菌は1月11日から公費助成になりますが、どうしますか?と言われたので、それまで待つことに。しかし、全部で数万かかる注射なのに、全額公費助成って大丈夫?せめて一部負担の方がよかあないか?

 いかなご、今日は3回おもらしした。最近疲れてるのだろうか。。

 もぐを膝の上に載せて「もぐ君可愛いねえ。可愛い、可愛い」と頭をなでていたら、いかなごが口をとがらせてやって来たので「日本語で言いなさい、日本語で」と言ったら、小さな声で「かわいがってください」。思わず「それ、ママとパパ以外の人には絶対言わないでね。誤解されるから」と言ってしまった。


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