11月21日(日)

 日曜朝のアニメほど有難いものはない。朝病院に行こうとしたら、いかなごに足にすがりつかれて「ママ行っちゃダメ」と言われたが、テレビつけて「今からドラゴンボールはじまるからな。それが終わったらワンピース。ワンピース終わったら、パパ起こして今日のハートキャッチ再生してもらいなさい」と言ったら、笑顔で「ママ行ってらっしゃい」と言われた(笑)。

 午後からは、いかなご音楽教室→年賀状用の写真撮り→クッキー作り。昨日拾ったドングリが妙に美味しそうだったので(たぶんアラカシ)食べてやろうと、昨夜いかなごとせっせと殻を剥き、一晩水に漬け、刻んで2回ほど湯がいてアクを出したら、なんとかほろ苦い程度になったが、そのまま食べるのはちょっと、ということで、ドングリクッキーを作ることに。まあ不味くはないが、結構えぐみはあるので、クッキーにしてもたくさんは食べられない感じ。次拾うなら、アクが少ないらしいマテバシイにしよう。

 夜、もぐにミルクをやっていたら、夕食中のいかなごがやって来てまとわりつき「ねえママ、私の話聞いて!」と言うので「自分で食べるの面倒くさいから、ここにご飯持って来て食べさせて、って言いたいんでしょ」と言ったら、無言で下向いて絨毯の模様をなぞりはじめた(笑)。

11月22日(月)

 「いかなご泣く→それを見たもぐが泣き出す」のコンボが面白過ぎる。そばで誰かが泣いてるぐらいで泣き出すってことは、普段泣いてるのも大した理由ではないに違いない。ちなみに姉のウソ泣きでも、もぐは泣く。

 夜、いかなごがおぶさってきたので、首を下げたら、「ふふふ、どうやら苦しいようだな」と言われた。

11月23日(火)

 いかなごのお遊戯会用の白ポロシャツを買いにカナート&イズミヤに行った以外は、勤労に感謝して1日だらだら。

 カナートからの帰り、車に乗りに駐車場に出るところで、ゴミ捨ててから行くので、先行っといて、とS君達3人を先に行かせたら、突然いかなごの物凄い泣き声が響いてきた。車のそばに座り込んで泣いているいかなごを抱き上げたら、なんと「ママどこ行ったの?」と聞いたいかなごに、S君が「ママは遠いところに行ったの。これからはパパともぐといかなごで暮らそうな」と言ったらしい。幼児のママと離れることに対する恐怖心をなめんな(怒)。

 ふと、いかなごももう4才だし、ペリーヌを見せねばならぬ、と思いたった。50話以上あるので先は長い。

 夜は寝室から月見したり。

11月24日(水)

 朝、いつものようにいかなごとバイクで保育園に向かう途中、「いか〜なご♪」と言ったら、しばらくして「ま〜ま♪」と返ってきた。む、「な〜に」と言うかと思ったのに、なかなかやるな。

 『ガラスの仮面46』を読み終わった。やっぱり悪役がいないとね。

 夜「(玄関においてある)保育園かばんからコップ袋持ってきて」といかなごに言ったら、暗いから分からない、とブツブツ言いながら、プリキュア映画でもらったペンライトを探し出し、ライトで照らしてコップ袋を発掘してきた。役立ってるようで何より。

11月25日(木)

 いかなごのバレエ付添い。相変わらず一人だけ別メニューなので、まだ早過ぎるんじゃないかと思わないこともないが、わずかずつながらも毎回成長していることを思うと(たぶん年中さんからはじめたら同級生についていけないので)、今のうちに少しでも習得しておいた方がいい、と思ったり。それはそうと、いかなご、廊下で着替えている時に、なんか偉いらしいゲストの外国人の先生に「ボンジュール、マドモアゼル」と声をかけられていた。

 白戸圭一『ルポ資源大陸アフリカ―暴力が結ぶ貧困と繁栄』を読み終わった。なんと言っても驚いたのが、まともな取材をしようとしているように見える著者が、現役の毎日新聞の記者であること。悪名高き大手新聞の記者にも、ちゃんとした人がいるのね。ダルフール紛争の構図の分かりやすい説明や、ソマリアの無政府っぷりが興味深かった。

 いかなごが威嚇したら、もぐ泣き出した。

11月26日(金)

 もぐが生まれたらどうなることか、と危惧していた寝場所だが、現在ダブル布団で私を真ん中に3人で寝ている。もぐはかなりのお利口さんで、3人で布団に入ると、姉に名作アニメ絵本の類を1冊読んでいる間に、ほぼ100%眠ってしまう。その後電気を消し、いかなごが眠るまで私が起きていれば、いかなごを隣の自分の布団に落として、もぐと広々ダブル布団で寝ることができるのだが、大抵はそのまま私も寝てしまうので、狭くて熟睡できない日々が続いている。

 それにしても、いつ頃からいかなごを1人で寝かせるべきだろうか。私は3歳前から1人だけ別の部屋で寝ていたし(←一人っ子)、S君は小児期の記憶が皆無な人なので、どうしたらいいのかさっぱり分からん(悩)。

11月27日(土)

 S君が学会でいなかったが、部屋の片付け→近所に買い物→洗濯→お菓子の家作り→クリスマスツリー飾りつけ、だけで1日つぶれた。

 2階で洗濯もの干してたら、いかなごが本棚の上に置いてある写真立てを欲しがった。「これ死んだおばあちゃんの写真よ」と渡したら、いかなごミニピアノの上に写真立てを置いて「早く元気になってね」と言いながらピアノを乱打していた(笑)。

 お菓子の家は、中にカステラ+壁ココナツサブレ+屋根ウェハースで作ってみたが、中のカステラが少なかったのと、屋根が弱かったせいで、家というよりバラックに。

 今日のもぐの離乳食はぐじとリンゴ。これで豆腐と白身魚クリア(アレルゲンっぽいものは家で試して来て下さい、と保育園から言われるのだ)。

 コレ納得。

11月28日(日)

 日直。

 最近迷路が好きないかなごのために、こないだS君が公文の迷路問題集を買った。いかなご、喜んで毎晩3、4枚やっている。

11月29日(月)

 S君といかなごはインフルエンザ、もぐは三種混合2回目。かかりつけの小児科で受けたのだが、相変わらずここの医院の看護婦さんは、恐ろしいほど愛想が悪い。わざとそういう人を選んで雇ってるんじゃないかと思うほど。

11月30日(火)

 夜、いかなごがおゆうぎ会で、ピアニカではない楽器をやるらしいことが判明。本人曰く「バスキー」というものらしい。バスキー?とぐぐってみたら、バスキーボードのことを指すらしい。しかし、いかなごの説明によると「これくらいで、持って、裏返して、棒で叩くの。赤黄赤黄って」。…それはキーボードではない…。

 で、S君が適当に表示した楽器画像から、いかなごが「コレに似てる!」と指差したものを調べた結果、どうやら「ハンドウッドブロック」らしいことが判明。しかし、なんで「バスキー」なのか分からん。「しゅみがバスキー」らしい。「『しゅみ』って何?」「人間がしゅみなの!」…さっぱり分からん…。

 と、この騒動のおかげで、入ろうと思っていた風呂が冷めて、寒くて寒くて。

 これ、なんか凄いな。日本では大量の外国人の首なし遺体とか、あんまり出ないよな。



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