10月1日(金)

 え、先生も来てるの?じゃあ、やっぱり行きたかったかなあ。

 もぐ、咳がやっとおさまってきたので、三種混合1回目。来週Hib予定で、その2週間後にポリオ。そのまた2週間後に三種混合2回目とHib2回目。って、そろそろインフルエンザワクチンも打たにゃならんのに、風邪でも引いたら打つ暇がなくなるよ。。

 夜、いかなごが突然「K君のパパ、悪いんだって。お風呂でジュース飲んで寝るんだって」。このようにして、我々の悪行も日々クラス中に広まってるわけだな。ちなみにK君パパは、つい先日までうちの職場に週1日バイトに来ていた後輩なので、当然この悪行話は私を通じて看護婦さん達に広まるのだ(笑)。

10月2日(土)

 いかなごの運動会。
・幼児組に上がって初の運動会。乳児組のうちは親と一緒に行動するが、幼児組さんは組ごとにまとまって競技見物。すげえ、当たり前のように待機してるよ。
・とはいえ、親が来てるのに、親と離れてクラス行動、というのは、年少児にはかなりのストレスらしく、親子競技とか親子ダンスの前後は、どの子も親にベタベタしまくっていたので(もちろん、いかなごも握った私の手にキスしまくり)、やっぱりジャパン・オープンに行かなくて良かった、と。
・いかなごは、かけっこも障害物競争も、断トツビリで悠々と完走。最初から急ぐ気ゼロで、競うという趣旨を理解していたかどうか疑わしい。まあ、最初から本人談の目標が「転けても泣かない」だったからな。

・S君は二人三脚リレーに出場し、相手組に4分の1周以上の大差をつけてゴールしたが、リレーというシステムが出場者に周知されていなかったらしく、次の人がスタートに出ていなくて、努力はあっさり無駄に。
・私は学年対抗母競技の大玉送りに出場。同じチームのお母さん達は、半分ぐらいは4年前から朝晩見知ってる人々だし、敵も同窓生だったり先輩だったりするので、かなり燃えた。

・年中さんと年長さんの親はマイムマイムを踊っていて、一緒に見ていた同級生の母親が「なんでみんなあんなに揃ってるんですか!?来年あんなことようしませんよ」と怯えていた。中高6年間体育祭でマイムマイムを踊っていた私は懐かしいなあ、と余裕ぶっこいていたが、年中児の親子ダンスを見たら、超難しそうで、来年あんなことようせんわ、と…。
・今回は、朝フェリーで福岡からやって来たS君母が、スリングもぐ抱っこでビデオ係りをしてくれたので、写真もビデオもばっちり撮れた(去年は、悪阻で死にかけの私が、柵に掴まりながら短時間ビデオ撮っただけ)。
・他の競技をS君と見ていて、ふと気付いたら、いかなごが目の前にいてびっくり。あんた、クラスごとにまとまって応援だろうが。脱走するな〜。
・短時間だというのに、大玉送りや、しゃがんで待機が多かった親子競技でかなり疲労。もうダメ。

 運動会が終わると、S君母と一緒に進々堂→スーパー銭湯。相変わらず、故うちの母親を思わせるナゾな発言の多いS君母。私の財布を見て「あ、それ私が昔持っていた財布と同じだわ。えんじ色でしょ」(茶色です)「じゃあ色違いなのね。そこのファスナーのところが私のはついてないの」「メーカーが同じなのよね」(メーカー表示はありません)「私達趣味が同じね」。特に反論はしなかったが、それは限りなく別な財布なんじゃないかと。

 S君母にちょこっと見てもらって、いかなご用の着物の縫い上げ完了。これでいつでも着せられるな。

10月3日(日)

 筋肉痛で全身痛い。

 今日は町内運動会。午前中から雨がパラつき、午後は結構降っていたので、てっきり中止かと思ったら、しっかりやっていてびっくり。

 昨日のジャパン・オープンのプルを見た。レベル全然取れてないとか、ジャンプの位置とかをさておけば、悪くない。てか、いいんでわ。今からプロトコール凝視してても胃痛くなるしな。

 寒くなってきたので、もぐは長袖ロンパースにズボンという服装が多くなってきた。ここで大量に残っている姉の使い古しのズボン大活躍。たいがいウェストゴムが伸び伸びなのだが、もぐ用なら構わんし。

 晩御飯は鍋。超久しぶりな気がしたが、考えてみれば普通の味がする(ムカムカしない)鍋は2年ぶりだった。そりゃ久しぶりだわ。

10月4日(月)

 まだ全身痛いよう、とやる気なく職場に行ったら、外来の看護婦さん達(3人子持ちと4人子持ち)も全身痛いと言っていた(笑)。それどころか、別の科の看護婦さんは、保護者綱引きで膝の靭帯傷めたらしい。全然他人事じゃないし。

 S君がマウス2つ買ってくれた。家も職場も快適(幸)。

10月5日(火)

 いかなごを抱っこすると、もぐに微妙な目で見られ、もぐを抱っこしていると、いかなごがやって来て、もぐを押しのける。いかなごは、機嫌がいい時は「半分ずつね」と言って、片方の太腿だけに乗るが、両足に一人ずつ乗られる私はあまり嬉しくない。

 で、いかなごに「もし3人目が生まれたらどうする?」と聞いてみたら「うーん、1人たおして2人にする」…倒すんかい。ま、男3人の看護婦さんちでは、小1が2歳押しのけて抱っこ要求、という壮絶な抱っこ争いが日々展開されているらしいので、足1本ずつ分け合えるうちは、まだ平和なのかもしれん。

 藤岡明義『敗残の記―玉砕地ホロ島の記録』を読み終わった。玉砕したフィリピンの小島で生き残った人の手記なのだが、アメリカ兵に上陸されて食糧がないまま山に追い上げられ、投降しようにもアメリカ兵の陣地までの間に、好戦的な現地人の支配地が広がっているため、投降しにも行けないという悲惨さ(この現地人、生肝取ったり、海賊したり、と基本凶暴らしいのだが、自分の島にいきなり兵隊がやって来て、夜な夜な畑を荒らされたりしたら、襲い返すのも止むを得ない気はする)。士官と兵隊の待遇の差(病院にかつぎこまれても、兵隊は手当てもしてもらえない)や転進の有様が克明に描かれていて、敗残兵というのがどういうものか、やや分かった気がした。

10月6日(水)

 最近いかなごが早寝&そこそこ寒くなってきたため、もぐ君、夜間はあんか代わりとして私に抱っこされることが多くなり、なかなか幸せそう。

 夜、朝作りかけで放置しておいたもぐのよだれかけを、S君が保育園に持って行った、という衝撃の事実を知る。S君「だって、喉から手が出るほど欲しいよだれかけ(←洗濯物がまだ乾いていなかった)が目の前にあったら、持って行くだろう」って、確かに名前はつけてたけど、まだ端っこ縫い終わってないんですけど。

 いかなごによると、保育園の乳児組(幼稚園入学年齢より下の子達)は「おにかいさん」と呼ばれているらしい(二階で保育されているため)。用例「おにかいさんは、遠足に行かないの」。

10月7日(木)

 いかなご遠足。「お弁当ちゃんと作ってね」と何度も念を押されたので、若干プレッシャーを感じ、いつもより1時間早く5時に起きて弁当作り。いかなごの希望が「おいなりさんとおにぎりと卵」だったので、メニューはおいなりさん(あげは市販品)、栗ご飯おにぎり、うずらゆで卵、コーンパスタ、花ハム、なし。うずら卵は、ゴマとコーンつけて、一部切って横に差し込み、小鳥っぽくしてみた。

 いかなごは、遠足先の動物園まで往復ちゃんと歩き、「首がこーんなに伸びたカメさん」を見てきたらしい。弁当は量が心配だったが、ちょうど良かったようで何より。

 触媒を知らないのか(驚)>Nステ古館。

 もぐの離乳食。今日はナシ果汁。酸っぱいらしくて食べた後舌を出すが、相変わらずいかなごがあげると、うまうま食べる。

10月8日(金)

 17時5分に保育園からもぐ38度1分です、と電話がかかってきた(謎)。

 てことで、半ば予想通り、Hibワクチン接種は延期に。

 いかなごが我侭言って嘘泣きしたら、ミルク飲んでたもぐも泣き出した。あんたは何も泣くことないやろーが。二重奏ウルサイ。

10月9日(土)

 京フェス本会はサボり、軽く遊ぶところ→帰りに田中事務所見学(私は初見だったが、思っていたより狭かった)→夜に備えて昼寝しようとしたが、いかなごは全く寝る気がなく、半分寝かけたところで、無理矢理起されて『うらしまたろう』読まされた(ぷんぷん)。で、合宿に出かける直前に、3時間前からリュック背負って、合宿に行く準備をしていたいかなご沈没(予想通り)。

 久しぶりの京フェス合宿(去年:悪阻で行けず。一昨年:ネフローゼ発覚で行けず。京フェス連続参加には健康が大事です)。
・現役に女の子4人とな(驚)。いかなごとさわや探検に行ったら、女子スタッフ部屋と思われるものがあったよ!
・諸注意から始まる合宿オープニング。しかも、くわえタバコで歩くな、とか色々細かい。

・もぐにトリフィド服を着せて行ったら、色々な人から「それ、前のと同じ?」と言われた。
・で、「お久しぶりです。第2子です」と知合いの人々に挨拶しまくり。
・もうトリフィド服を着せる当てもないので、子供に着せたい方は是非私までご連絡下さい。サイズ80、秋冬用です。

・麻雀部屋に行ったらO先輩一家が。いかなごはO先輩の下の娘さん(いかなごと1ヶ月違い)と意気投合して一緒に遊び、もぐは上の娘さんに、抱っこして揺すってもらいながら、ずっと子守唄を歌ってもらう、という、この先おそらく二度とないであろう、夢のような世話をしていただく。
・企画は浅倉久志、柴野拓美追悼を聞きに行った。浅倉さんはとても腰の低い、締切りをきちんと守る常識的な方だったとか、実はSF翻訳には少し遅れて参入した人だった、とか。
・なんせ普段10時前に寝ているので、残りの企画は眠くてとても聞けず。

・大広間と旧スタッフ部屋前での馴れ寿司は、その場にいられないほどの臭いだった。来年は是非止めていただきたい。
・いでさんは、血管腫を気にする前に、お腹を気にして、是非アルコールの量を控えるべきだと思う。

・S君の麻雀が終わった2時過ぎに帰宅したが、それまでいかなごはO先輩の下の娘さんと、折り紙数枚と麻雀牌をサカナに、2人で5時間力いっぱい遊びっぱなし。
・「折り紙もアイスクリームとか言いながら走り回ってただけだしな」byS君。恐るべし同年齢パワー。
・下の娘さんは、言うこともいかなごとそっくりで面白かった。
・そこで考えたこと→双子なら楽かも。「ねえママ、〜って言って」がなくなる。

10月10日(日)

 3時前には寝たが、その後もぐの熱が上昇し、ぐずぐず泣き続けで、あまり眠れず。

 もぐは午後にはほぼ平熱に戻ったが、京フェス翌日に細井威男結婚祝い宴会に子連れ参加(あるいはどちらか1人が家で2人子守り)は無理だろうと思って申込みをしなかった判断はやはり正しかった、と思った。が、たけおくんが超デレデレしていたという話を聞いて、やっぱり見たかったなあと後悔。

 午後はウダウダ。ママ眠い→いかなご相手をしてくれないと怒って泣き出す→もぐもつられて一緒に泣き出す、の繰り返し(辛)。

 S君がセール品のプリキュア玩具入り入浴剤を買ってきた。中から黄色い妖精さんが出てきたが、これはシフレでもコフレでもなく、キュアサンシャイン用のポプリというらしい(難)。



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