9月21日(月)

 3日目は淡路島のイングランドの丘へ。とにかく人だらけでびっくり。前に来た時は2月で寒くて、全く人がいなかったのだが、今日はコアラ見るために行列できてるよ。

 いかなごは疲れていたのが、はじめからご機嫌斜めだったが、アスレチックコーナーで自力で網を登ったり、丸太を滑り降りたりしていた(驚)。なんか上達してるんですけど…保育園で習ったのか?

 アンパンマンなどの乗り物いくつか→斜めハウス(私は初めて見たが、よくあるもので楽しいらしい。もちろん付き添いはS君のみ)→いかなご人生初芋掘り(一株200円。結構面白かった)→木製の風車のおもちゃにハマる→コアラは並んでるのでパスして、ウサギとワラビー→「ワラビーよりわらびもちがいい!」と主張される→帰りにスーパーでわらびもちなど買って帰路に(淡路島から出るのに大渋滞)。

 帰りの車中でいかなごが寝てから、古い「夜のヒットスタジオ」を見ていたら、森田健作が出ていて、司会の人が「ずいぶん色が黒いですね。『けんちじ』みたい」と言うので、びっくりして巻き戻したら「現地人みたい」だった。

 それにしても、いかなごがかなり役に立つ存在になっていてびっくり。お茶取って来たり、自力で車に乗って、自力でベビーシートに座るし。

 家に帰りついて、半分寝たままのいかなごをシャワーに入れ、ご飯を食べさせたら「椅子くっつけるの〜(本気で泣き出す)」「食べさせて〜」と不機嫌満開で面白かった。

9月22日(火)

 最近のいかなご、ほとんどS君は「お父さん」呼び。私も時々「お母さん」になるが、まだ「ママ」の方が多し。ちなみに、お父さんお母さん呼びは家では教えてないので、保育園仕様。

 子持ちの習性→レトルトカレーを開けると、中にシールが入ってるかどうか確認する。ちょっと汚れをみつけると、すぐおしりふきを取り出して拭く。

9月23日(水)

 午後からS君がいかなごをショッピングセンターに連れて行ったが、6時過ぎに帰って来た時には既に熟睡していた。夜にちょっと目を覚まして「はあ、いかなご買い物行って疲れちゃった」と言うと、そのまま翌朝まで起きず(笑)。

9月24日(木)

 体調悪くて寝たきり。ウェブ見るのもしんどい。

9月25日(金)

 さらに悪化したので、午前中に病院へ。昼過ぎに帰って来て、ちょっと動けるようになったので、今のうちにと思い、シャワー入ったり、少し部屋を片付けたり。

 案の定、夜に再悪化。すったもんだの末、自分の勤務先の病院の救急外来を受診、後輩に診てもらって、そのまま入院。

 近くに頼れる親族がいないのは、こういう時に不便。すったもんだの最中も、当然のことながら常にいかなご同行で、保育園から帰って来て、ロクにご飯ももらえずに(コロッケ2つもらってた)車で病院を連れ廻されたいかなご、最終的に病棟に上がった23時過ぎには、ベッド脇のパイプ椅子に突っ伏して半分眠っていた。

9月26日(土)

 午後になって、少し復活。原因はたぶん何らかの感染症。何かは不明。

 入院した病棟の看護婦さんは、半分以上知っている人で、「旧姓何でしたっけ?」と聞かれたりも(←研修医時代に一緒に働いていた看護婦さん)。

 見舞いに来たいかなご(疲れて今朝は11時頃まで熟睡していたらしい)の第一声「ママ〜元気にしてた〜?」…は、はい、何とか…。

9月27日(日)

 ご飯が食べられるまでに回復。

 それにしても、子持ちの看護婦さん達に、とりあえず入院して休んだら全然違うわよ、と言われたのには激しく納得。入院生活は色々不便だが、やっぱり、いかなごがいるのといないのとでは大違い。そういや、小学生の男の子が3人いる患者さんで、無理矢理入院してもらったら、夜も昼もずっと眠っていて、あっという間に治った人がいてたな。

 いかなごはすっかりパパっ子になっていて、めでたい限り。ゆで卵のマヨネーズ和えとか、バナナミルクシェーキとか、絶対ママが作らないもので餌付けされているらしい(笑)。

 とはいえ、髪をくくるとか、爪を切るとか、細かい世話がね…。

9月28日(月)

 明日退院と言われていたが、当直不眠症がたたって、睡眠不足が蓄積しているので、何とか夕方に退院させてもらった。

 体重2キロ半減ってた(嬉)。これを維持できれば…。

9月29日(火)

 しばらく寝付いていたために、凄いことになっている家の掃除と片付け。

 いかなごに「ママ蛇さんの方が、パパ蛇さんより好き」と囁かれた。

 今日の晩御飯:サラダ菜とすだちドレッシング、軽く豚汁、ひじきと豆と蓮根と人参、安かったらしいシューマイ。いかなごはうずらの目玉焼き(←定番になりつつある)。

9月30日(水)

 病院。システムトラブルで大変なことになっていた。

 「ママ、蛇さんは駄目。ペンギンさんになって!」といかなごに言われた。「いかなごは子ペンギン。卵から生まれるの」と主張するので、私の上着の下に顔を突っ込ませたら、さっと顔を抜いて「卵から生まれた。ペンペン!」…孵るの早過ぎ。

 相変わらず指しゃぶりをしているので「なんでちゅっちゅしてるの?」「いかなごは赤ちゃんペンギンだからちゅっちゅするの」「いかなご、ペンギンは鳥類だからちゅっちゅしません。ちゅっちゅするのは哺乳類の赤ちゃんだけです」と指摘したが、なかなかご理解いただけない様子。

 アレクサンドル・ベック『左遷―新しい任務』を読み終わった。高度成長期の団塊世代のオヤジの話、としても違和感なし。ややつまらない。

 いかなご、なぜS君には強気で言い返すのだろう。「保育園でしたよ!」「余計なこと言わないでよ!」というか、むしろこちらが本性?(恐)

 今日の晩御飯:さんま、ひじきの残り。



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