3月21日(土)

 朝から滋賀県のブルーメの丘へ。去年淡路島で行った何とかの丘のチェーン施設で、思っていたより狭かったが、狭い方が移動が楽で良いという話も。バスで施設を半周(いかなご大喜び)→子山羊・ウサギを眺める→いかなご、その横の乗り物にハマる(どこのショッピングセンターにもあるやつだが…)→予想以上に人出が多いので、とっとと食事に行くことにする→混みだす前にバイキングレストランで昼食。意外に美味しくてびっくり。

 雲一つない晴天の下、その辺の芝生でしばらくゴロゴロ→人工芝を貼った坂をそりで滑る「芝滑り」に行く→いかなご大喜びで、滑った後は自分でそりを引きずり、かなりの高さの坂を自力で何回も登る。S君によると「1人で滑る」としきりに主張していたらしい。いくら何でもそれはちょっと。→その後、馬にも乗りたがっていたが、混んでいたのでパス→いかなご、なぜか羊の写真が多数貼られた小屋にハマる。その後で見た本物の羊より、写真の方が良かったっぽい。羊には、S君が「本当にめええって言うんだねえ」と感動していた。→そろそろ疲れてきたいかなごは、ママでないと受け付けなくなり、ママ肩車で移動。

 広場で、車輪がついて引きずるビニールの犬を売っていて、他の子が持っているのをいかなごが欲しそうに見る→というか、可愛いので私が欲しい→550円なので買うことにする→いかなご、大喜びで引きずって歩く。2歳児はコレだよ、コレ。こんなに似合うとは思わなかった。

 てことで、わりと堪能。帰りに事故渋滞に巻き込まれたが(うちらは比較的先頭の方だったが、対向車線は何キロも動いていなくて大変そうだった)無事に帰宅。いかなご、ビニールの犬が気に入って、風呂も一緒に入っていた(笑)。

3月22日(日)

 今日はいかなごもさすがに活動性が低く、一日家でだらだら。

 イタズラしたらパパ抱っこ、というお仕置きも今いち効いてないので、黄粉おはぎ(←お彼岸なのでS君にリクエスト)をわざと投げたいかなごを、居間の外の廊下に出して、ドアを押さえてみた。2分間出してみたら「おねがい、おねがい、入れて、入れて」とか言ってたし、わりと堪えていたみたいなので、今度からはこれにしてみよう。

 把瑠都、どうにかならんのか、もう。頑張れ。

3月23日(月)

 寒っ。

 いかなご、バレエ教室3回目。今日の持続時間→10分。

 伊坂幸太郎『終末のフール』を読み終わった。こういう話が好きな人は好きなんだろうな、という感じ。

3月24日(火)

 このところ、いかなごが布団に真横に寝るので、一緒の布団で寝ている私は安眠できない日々が続いて いた。そのため、寝室に大人用布団を3つ敷き、いかなごを端に寝かせ、私が真ん中に寝るようにしてみた。どのみち朝方になると、いかなごは私の布団に移動してくるのだが、身体を伸ばせる時間が少し増えて、ちょっと楽になった気が。

 朝方、例によっていかなごが「ママ〜」と言いながら、私の布団に入ってきたので「はい、ここにいるよ。いかなご、大好き」と抱きしめたら、超可愛い声で「よかった」だって。愛いやつめ。

 シェッツィング『深海のYrr 』を読み終わった。これほどつまらない本は久しぶりに読んだ。面白くない大作映画をそのまま読んだ気分。ドイツではベストセラーになったらしい。如何に長いもの好きの国民といえ(文庫3分冊)ドイツ人根性あるな。オルカやカニに化して襲ってくるYrrが、実は昔から地球にいる生物という設定は面白いが、読んでも読んでも人が死ぬだけで、全然楽しくならない。

3月25日(水)

 朝からCDが見られて幸せ。CDは上手下手が分かりやすいので好き。
・ややまったり気味だったが、ドムシャバが一番良かった。
・でも、一番美人なのはベルビン。てか、アゴの衣装は一体…たった数分なのに、片足がウロコになってたよ。
・姉はパソ・ドブレにしては衣装が変な気が。でも、お上手になったねえ。
・メリチャリも良かった。

 ペアSPも、第4GPから長々と生で。良い試合だった。トルコ国営放送ありがとう。
・下位ではデュハメル&ブンチンがダントツ。
・お気に入りのチャン&ワンが出ていて嬉しかった。お上手じゃないけど、可愛い。ワンの身体の伸展がもう少し良いといいんだけど。
・ちなみに、私が選手として一番好きなのはヴォロソジャーだが、一番応援しているのは川スミ。

・ジャンジャン素晴らしかった。ソロスピンが凄かったよ〜。
・パントンはソロスピンとジャンプにミスあり。それ以前に、織田君といい、アジア人のオールバックはどうも微妙な気がする…。
・悠子ちゃん達、本当に素晴らしかった!ソロスピンが今いちだったぐらい。ツイストの後の離れっぷりに驚いた。何と言っても、トランジッションがダントツで良い。

・ヴォロモロも良かった。ヴォロのソロジャンプにミスがあったが、ツイスト高かったし。
・サフショル、さすがの一言!速過ぎ。このプログラム、初めて心から良いと思った。ソロスピン凄過ぎだし、色々加点つきまくりだろうな。

3月26日(木)

 男子SPは後半から。
・コンテスティはおしゃれだねえ。
・ヴォロ、4-3ですか。でもDGかな。
・無良君の3Aは相変わらずゴージャス。
・ユーロでよかったフェルナンデスは、今回はやや今いち。

・練習滑走時の紹介アナウンスが妙に詳しい。
・織田君、観客に誕生日おめでとう言われて挨拶していたのは可愛かったけど、壁が…。
・ライサはややあっさり風味だったが、ノーミスでいい感じ。
・ジュベ、例によって4-3オーバーターン。あれだけTESが高いってことは、他でレベル取りまくっていたのだろうか(謎)。

・ムロズ、凄い。この状況でノーミスですか。
・ポン、クワドオーバーターン…しかもサルコウだし。ユーロの時よりはマシかと思ったが11位とは(泣)。
・こづ君、普通だった。あの落ち着きぶりはマジで凄い。
・トマシュ…折角だた1人4-3を綺麗に決めたのに…。
・チャン、とても良かったわけではないが、えらくPCS下げられた印象。

 全体的にどうもすっきりしない試合だった。女子の滑走順が出ていたが、最終滑走がゲデちゃんなのが、もの凄く不安。

 いかなご、最終GPに入ったところで起きたのに、なぜかママ抱っことも言わずに寝室で1人で遊び、チャンになって居間に出てきて「パトリックちゃん、がんばれ〜」と応援していた。空気読み過ぎ(笑)。

 ペアフリー。
・ボンナーが別の子と組んでいたとは知らなかった。これから楽しみ。
・ヴォロモロ、モロのジャンプミス以外はよろしゅうございました。
・パントンは、今年はプロも調子も今いち…来年は良いプログラムを期待。
・デュハメル&ブンチンのトスカの編曲はさすがにしつこ過ぎるかと。

・ムホルトワ、衣装変えちゃったのね。あの高ビー感が良かったのに。トラが途中で疲れてきた感じでグダグダに。やっぱりフリーはダメなのか。
・サフゾルは最初からチャンピオン感が漂っていて、ゾルが転けたのもご愛嬌という感じ。でも、最後だけアルビノーニなのはやっぱり納得いかない。
・川スミ、クワドスローの転倒の仕方が凄かった。頬が痛そう。衣装は前の方が人形っぽかった気がするけどなあ。悠子ちゃんの最後のポーズが格好良かった。それにしても、あれだけ苦労して、ついにワールド表彰台の悠子ちゃん。とても嬉しい。

 鈴木俊平『風船爆弾』を読み終わった。そんなに真剣にやっていた作戦だったとは知らなかった。

3月27日(金)

 ODは第3GPから。
・シャバリンのマフラーが怪しい。
・ベルアゴが良かった!
・メリチャリのツイズル、チャーリーがばたついていたけど、相変わらず速ええ。
・いかなごが起きてきたので、ケアーズのミッドラインは、バックミュージックが「ながぐっちゃん」とかになってしまったが、なかなか勢いがあって良かったのでは。
・ファイスカ、転倒だけならともかく、終了後に見つめあうのまでイタリアの伝統か?!

 男子はJスポ生で。
・フェルナンデス、3A2回入ったし、衣装もいい感じ。
・地味にウルバスの欠陥を指摘する樋口&ヤマト先生。
・カナダのテン、微妙な身のこなしにハマりそう。

・カザフのテン君15歳凄すぎ。ジャンプ綺麗だし、スピンも新採点対応だし、そつがない。しかもソチで練習してるのか。
・こんな凄い演技の次で可哀相、と思ったルタイだったが、本人比ではかなりいい出来だった。
・ケビン、クワドと3-3-3は決めたけど、相変わらずスピンは練習していないのね。
・無良君のサルコウに「これは予定外のミスなので、次の3A大丈夫ですかねえ」という分かるような分からないようなヤマト解説。
・製氷時間にすかさずカザフテン君のSPを流すJスポ、さすが。

・「詳しい情報はウィキペディアに」って小林さん…。
・ポンセロ「挑戦する男 by 小林さん」も笑ったが、最初の美しい4トウ以外は久しぶりの大自爆。元に戻ってしまったよう(悲)。フランス2枠か…。
・「彼の日じゃなかった」人々→ポン、ヴォロ。

・織田君…4-3はもの凄く綺麗だったし、やっと入ってとても嬉しいし、その後アクセルステップアウトも仕方ないと思うよ。でもなんで2回目のアクセル単独なんだよ〜。てか、なんで3サルコンボにするんだよ…。いやもう、6分間から必死にザヤックの心配していたヤマト先生は慧眼であったと。
・それにしても、プログラムがいけてない。織田君の柔らかさが出ていない気が。
・あまりにショックで、次のムロズをロクに見ていなかった。

・チャンは3Aコンボ失敗と2Rに。来期どうするんだろうねえ。
・コンテスティ最終GPに入ると、さすがに滑りが悪いのが目立つ気が。
・こづ君、本当にクワド回避なのね。ジャンプはどれもつまり気味だったけど、つるつる良かった。

・トマシュ…4-3と3A決めて、ルッツフリップだぶるとは…。素敵だったのに。
・ライサ、正直あの全米を考えると内容的には物足りないが、今期のDG振りや地元開催を考えると、ノーミスで結果を出せて良かったなあと。
・ジュベールは最後の最後の2A後に転倒。3コンボ予定だったのかな。その後の顔があまりにもずっと暗くて、表彰式では無理な笑顔だし…今期は最後まで気の毒だった感じ…。

 男子が終わって、すっかり気が抜けながら、教授に挨拶しに医局へ。色々な人に、病状説明とお詫びと世間話を繰り返して疲労。

3月28日(土)

 女子SP。
・シズニー、いやー2Aも転けるなんて(泣)。
・サラちゃん、久しぶりに見られて嬉しかった。ストレートライン素敵だったよ。

・美姫ちゃん、ジャンプ安定していて加点つきそうだし、最後まで凄く良かった。
・章枝ちゃん、速いし2A高いし、いい出来だと思ったのだが、スピンのレベルが取れていなかったらしい。あと、やっぱりプログラムがなあ…。
・ロシェの「2Aですがそれが何か?」は格好いいわ。でも、美姫ちゃんとの点差はどこでついたんだろう。

・レオノワ頑張ってた。スルっちに似た身のこなし。
・真央は…うーんダブルですか。まあ、調子の悪い年もあるわね。
・一度でいいからノーミスカロリーナを…という願いは、いつものようにあっさり吹き飛んだ。
・ユナ、出来ももの凄かったが、点数の出方ももの凄かった。もう何て言っていいのやら。
・レピストも良かったが、ユナの点数が凄すぎて、頭に入らず。
・ゲデちゃん転けなかった!!章枝ちゃんの上に入ったのにはびっくり。

 昼は百万遍の北のラーメン屋に。深く考えずに歩いて行ったら、いかなご的にはいい散歩に。ほぼ自分で歩き、自力でラーメン食べて、帰りに寄った公園でさんざん滑り台滑って、ジャンプして、駆けっこして(自分で土に丸を描き、そこから端っこまで走る)、帰ってきてから3時間昼寝。

 FDは第4GPから。
・カッペリーニ可愛い。
・やっぱりケアーズはスタオベ。
・テッサ達、凄いリフト。
・ベルアゴ、良かったと思うけど、今いちパンチのないトスカ。
・メリチャリのサムデリ、会場総立ちでベルアゴとは大違い。でもテッサ達を抜けなかったのね。
・ドムシャバ、地味だけど良かったよ。
・ホフノビは、好きな私でも今いちの出来だった。

 今日のいかなご語録。
・朝は犬になってしまい「わんわんわん」しか言わなかった。
・いかなごの持っていたクッションを「これはパパの」と取り上げたパパに「パパいじわるだよ」「あたまがおかしいよ」。
・私が「眠くてしにそーだ」と歌うと「まーだまーだねむくない。しごと、しごと、おーしごと」。

3月29日(日)

 女子FS。
・コストナーのユーロのコンビネーションスピン違反の解説が有難かった。そういうことだったのか。なるほどねえ。
・カントゥ姉、残ってたのね。
・ディディエちゃんが凄い根性で。規格リンクじゃないところでは、国際試合やらないで欲しいよ。
・マコーケル、衣装キラキラし過ぎ。

・ディトルト、折角の白鳥がグダグダで至極残念。
・イワナちゃん、可愛い。
・シズニー、ミスはダブルトウループのみで素晴らしかった!
・千香ちゃん、本当に一言も喋らなかった(笑)。2A〜2Aは良かったけど、後半のフリップがなあ…。

・サラちゃん、ヘルニアでもあそこまで頑張るとは(涙)。白茶の衣装が綺麗だった。
・ゲデの3-3が見られるとは思わなかった!ユーロではそもそもフリーが見られなかったのに。しかし2A3回ですか。しかもコーチがザヤックさんとは。
・で、グルジア2枠。誰が出るんだろう。
・レオノワちゃんは今日も頑張ってました。笑顔で得をするタイプだな。キスクラでロシアジャージをアピールしていたのも可愛ゆし。
・レイチェル、さすがに若い>後半3-2-2。

・ロシェ、ちょうど起きてきたピンク至上主義者のいかなごが「似合わないね」「ピンクの方がいいの」と衣装に駄目出ししていた。
・美姫ちゃん、勢いがあって、凄く良かった。樋口先生は冷静に回転不足を指摘していたが。
・ユナ・キム、2回目のルッツを見た時は、初のノーミスかと思った。あの高得点は、ジャッジのご祝儀点で(TESの加点とPCSの大盤振る舞い)、こういう試合状況では毎回そうだし、そういうものなんだと思う。
・コス…ちょっと酷過ぎ…(泣)。樋口さんは「これだけ失敗してもまだ素敵に見える」と暖かい言葉だったが、もう哀し過ぎて…。

 女子フリーが終わると、車で一路四国へ。なぜそんなことになったかと言うと、月火水と保育園が春休みなため(5日間も家にいてたら気が狂うわ)。

 高速千円化で渋滞しているんじゃないかと思ったが、全く混んでおらず、すいすいと到着。ETCって便利ね(こないだ阪神高速のキャンペーンで取り付けたところ)。宿の近くにリンクがあるのでいかなごを滑らせようかと見に行ったが、ホッケーリンクで小さい上に混んでいたので断念。

 宿は着いてみたら某建築会社の関連施設で、部屋には建築会社社長の自伝漫画が置いてあり、妙に物価が高く、風呂(やたら熱かった)も食事も今いちだった。それでも、S君がいかなごを男風呂に連れて行ってくれたので、いかなごなし風呂を堪能。

3月30日(月)

 朝ご飯を早めに食べて、昼は開店直後にかきあげが大きいことで有名なうどん屋へ。いかなごはかけうどんを食べて満足気。うどんさえ与えておけば大人しいいかなごであった。

 それから1年ぶりのしろとり動物園へ。相変わらず、駐車場から降りて、前の鳥の檻を指して「ほら、いかなご、あそこにと…」いかなご「あ、とりさんっ!」目の前をクジャクがひょこひょこ。とかいう触れ合い具合。ちなみにウサギも園内放し飼いで、客や他の動物が落としたエサを食べている。

 来る度に整備が進んでいるしろとり動物園だが、今年は入り口に門ができていたり、エサとしてバケツに盛られた果物を売っていたり(今までは固形飼料だけだった)、土産物コーナーができていたり、お出迎え動物にネコが増えていたり、新しく池が整備されていたり、繁殖させている犬も展示していたり、サーバルキャット(相変わらずシューッと威嚇されて恐い)の頭数が増えていたりした。

 そういえば、昔象は足に鎖つけてた気がするし、着実に動物の飼育環境も改善されている気が。というか、ここの象さん、パオーンと客を呼んではエサをねだるという仕事があるので、他の動物園の象より生き甲斐があるのではないか。ちなみにいかなごは、象の前で「ぞうさん」の歌を披露していた。

 今年見て凄いと思ったのが、カバとヤマアラシ。カバって動物園では水の中に潜っていて全身像を見ることがほとんどない気がするが、コンクリートの上で日向ぼっこしているのを超真上から見られた。ヤマアラシは、奥に隠れていたのに、エサ貰いに3匹いそいそと出てきた(しかしいかなご、まだ口の中に入ってる、と言ってエサをあげようとしなかった。いやそれ、歯が茶色なだけだから)。

 去年は入れなかった恐怖のヤギ羊ゾーンに突入したら、エサくれと襲われるどころか、裾がひらひらした服を着ていたのが悪かったようで、私もいかなごも、ヤギ羊に服食われまくり。いかなごは、ワンピースの裾についていたフリルを食われたのがよっぽどショックだったらしく「めへへえ、恐かったねえ。いかなごも食われたねえ。ママも食われたねえ」。いかなごは他にも、繋いである大きな白茶の犬にさんざん襲われていたが(3回ぐらい押し倒されていた)こちらはなぜか平気。

 それにしても1年ぶりだと、いかなごの成長ぶりがよくわかる。初めて来た時に、寂れた汽車の乗り物があるのを見て、誰が乗るんだろう、などと思ったものだが(失礼。でもあの時は私とS君以外に客が1人もいなかった)今年はいかなごが大喜びで乗っていたし、去年は羊にエサをやれなかったが、今年は馬にも1人でやれたし、ポニーにも乗りたがってぱかぱか言ってたし、手の平にヒヨコも載せられたし。でも、いかなご的に一番気に入ったのは、ペンギンの絵のついた滑り台と、壊れて動かない犬の乗り物だった模様。

 そろそろ帰ろうかと入り口に戻ったところで、いかなごをポニーに乗せてもらい(300円)、その後土産物コーナーに寄ったら、いかなごがヒヨコのマグネットを掴んで離さない。400円は高い気がしたが、いかなごが是非にと希望するので(「これがいいって思ったの」よっぽどヒヨコを手に載せたのが印象的だったらしい)買おうとしたら、先ほどいかなごをポニーに乗せてくれた、バイト学生風のお兄さんがやって来て、会計してくれた。いかなごに「おねえちゃん」と呼びかけてくれたこのお兄ちゃんを、いかなごはかなり気に入ったらしく、この後もずっと「お兄ちゃんやさしかったね〜」と繰り返していた。一緒にクジャクの羽も2本買ったが(1本100円)コレどこに飾るんだ…。

 しろとり動物園を堪能した後は、うだつの町並みなる観光地を通って、復興展示してあるオデオン座という劇場へ。2階席の柵が低かったので、いかなごに「気をつけて。落ちたら死ぬよ」と言ったら、「死んだら落ちるよ、死んだら落ちるよ」と連呼されまくった。

 その後、近くのショッピングセンターに入ったら、1階にも2階にも子供用の遊具が置いてあり、しかもほとんど人がいないというパラダイス。いくら平日の夕方とは言え、春休みだし、うちの近所では有り得ない状況。ここで2時間ほどいかなごを遊ばせ倒し、セール中のおもちゃ屋で50ピース以上のパズル(シナモロールかと思ったら「シュガーバニーズ」というキャラらしい。見分けがつかん…)を買って宿へ。

 宿は古くはあるものの、ネットも使えるし、食事は地の物だし、安価な割には良かった。夕ご飯には「たらいうどん」なるものが出て、うどんは美味しかったが、たらいに入れる意義が今いち分からず。

 いかなごは、宿についた途端、宿の人に「新しいパズル買ってもらったの」、風呂で居合わせた人に「服一人で脱げるの」、夕飯の時に「(TVでワールドのエキシビをつけ、あわせて踊りながら)踊ってるの」と喋りまくり。

3月31日(火)

 深夜に足が痛くて目が覚め、眠れず。

 午前中は、宿の隣にある大型木製遊具を置いた公園へ。周囲に植えてある桜はほぼ満開だった。アスレチックはいかなごにはまだちょっと早い感じで、すぐに興味を失ったいかなごは砂場で遊んでいた。その後、横の坂でダンボールで芝滑りを少ししたら気に入った模様だったが、曇っていて寒かったこともあり、2時間弱で退散。

 昼は、昨日行ったショッピングセンターのハンバーガー屋に、佐世保バーガーがあったので、食べに行ってみた。1人で作っているので、S君の後ろに並んだ人は、今からだと出来上がるのに20分かかりますがいいですか?と言われ、諦めていたらしい。佐世保バーガーは豪華なのはよく分かったが、味付けが今いちであまり美味しくなかった。S君が食べた、鳴門金時コロッケが挟んである徳島バーガーは美味しかった模様。

 午後は、帰りながら古本屋巡り。ブックマーケットに数店行ったが、35円、53円から普通の値段まで、値段に幅があって驚いた。しかも絶妙な値付けで、少し欲しいものだとすぐに600円とか。釘師みたいな値付け師が1人いて、全店舗を廻ってるんじゃないかという説が出ていた。

 最初の2店はいかなごが寝ていたので、S君と交代でゆっくり見られた。いかなごが起きてからは、児童書コーナーで交代で立ち読み聞かせ。そろそろ世界の昔話系の絵本もいけるんじゃないかと読んでみたら、気に入ったようなので84円のを数冊購入。これで思い出せない話を苦労しながら語る必要がなくなった(助)。

 児童書では『わたしのワンピース』を100円でゲット。S君は子供の頃の愛読書の全巻セットを見つけ(800円)、いかなごは大好きなしまじろうの仕掛け絵本を見つけて(100円)「パパ、しまじろう買った?買った?」と何度も確認し、日が落ちた真っ暗な車の中でページをめくって幸せそうであった。

 夕食は鳴門のうどん屋で「焼きうどん」という名のあんかけうどん。予想以上に量が多くてびっくり。大食いのS君が珍しく調子を崩していた。あんかけもうどん(いかなごは釜揚げうどんにした)も美味しかったが、敢えてあんかけうどんにする必要はない気が。

 調子を崩しつつも、S君が頑張って、何とか23時過ぎに帰宅。半分寝ているいかなごを身包み剥いで、シャワーに入れ、薬塗って(薬の入った袋が持って行った荷物の中になく、湿疹ができていた。家に帰ったら、薬の袋は居間の木犬の耳に掛けてあった…)就寝。

 それにしても、2年前の旅行では、いかなご、私がご飯食べるだけで号泣していたし、去年は歩いてはくれたが、宿のご飯は一口も食べなかったのが、今年は指示する方向に歩いてくれるし、ご飯も食べるし、随分楽になったものだ。



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