3月11日(火)

 風邪引いた。オペがしんどい。

 昨日S君が買ってきた、レンタルビデオ屋放出ビデオ(10本800円)の昔のNHKの英語の歌のビデオを見せたら、いかなご釘付け。アニメや動物ビデオとは全然食いつきが違う。歌好き?

 最近のいかなご。
・風呂の中で、両親の方を交互に向きながら「ママ」「パパ」を繰り返すうちに「パマ」になっていた。
・自分の名前も時々言う。でも、まだ言いにくそう。
・「め」「はな」「くち」「めんめ(耳)」言えます。
・味付けのりが好き。「ない(のり)!ない!」と催促。

・寝る時はくーちゃん(テディベア)とぺんぺん(ペンギン雛ぬいぐるみ)が必須らしい。
・最近の寝かしつけ。「ねんね」「いや」「じゃ、ママだけ寝る」いかなご、居間へ出て行く。しばらくたってから呼んでみる。「いかなごー」「あい」「マーマ、マーマ」と言いながら寝室へのこのこ戻ってきて、ママの顔を噛む。「ねんね」「いや」(最初に戻る)これを数回繰り返し、最後はママに布団の中に引きずり込まれて脱出路をふさがれ、30秒ほど泣いた後寝る。

 プルのママが息子の元妻について語っていることを読んで思ったこと→元妻マーシャの行動は、我が国の皇太子妃の行動に似ている。

3月12日(水)

 朝、S君が私のおやつ用に買って来てくれていたコーヒーゼリーを「ママ、どうじょ」といかなごにお勧めされた(幸)。

3月13日(木)

 嫌な予感がして親に電話したら、また高熱を出しているらしい。明日から親戚が親の家に泊まりに来る予定だったので、急遽ホテルを予約してそちらに泊まってもらう手配など。この親戚、親以上に気が狂いそうになる行動が多いので、あまり係わり合いになりたくない。

 いかなごに蹂躙され続けて、傷だらけになった眼鏡のレンズをいい加減買い替えようと、眼鏡屋に行った(フレームは偶然柔らかいタイプで、いかなごがどれだけ曲げても折れない、というスグレモノ)。3月限定割引とか、クーポンとか株主優待券とかを使って、前よりも良い(というか丈夫)なレンズが12000円で買えた。ラッキー。

 ヤフオクで買ったくーちゃんの服@送料込み440円が届いた。似合ってはいるが、ぴちぴち過ぎて、着せ替えごっこはできない。

3月14日(金)

 風邪は咳に変わった。喋らなければ大丈夫なのだが…私の仕事は喋ること。。

 夜は当直。CPAの対応がマニュアル化されていて驚いた。昔から知ってる看護婦さんに色々教えて貰いながら「だって私(が研修医)の時はCPAじゃなくてDOAだったもの」「そう、そうだった。先生の時はそうだった」。おまけにEMDがPEAになっていた。

 いかなご語がすっかり身についてしまっていて恐ろしい。くまは自動的にくわになってしまうし、心肺蘇生しながら「エピ(ネフリン)ちょうだい」と言って、エピを取ってくれた研修医の子に「あーとー」と言ってしまった。

3月15日(土)

 最近のいかなご。
・数日前から、いや、とはっきり言い切るようになった。
・朝起きたら「いや、いや」、とことこと寄ってきては「いや、いや」。何がいややねん。
・気に染まぬことがあると、「あっち、あっち」と言う。

・擬音語にはまってる。「いかなご、ぱたって寝てしまうからね」と言うと、ずっと「ぱたっ、ぱたっ」と言いながら喜んでいた。
・2階に置いてあったおばあちゃんのパジャマを見て「ばあば、ばあば」。む、よくそんなこと覚えてるな(驚)。
・「ややこしや〜」と歌うと、腕を広げて踊ってくれる。歌い終わると、人差し指を立てて「ばってえ(もっかい)」。

・ごま団子が好きらしい。まるまる1個食べた。
・かなりこちらの言うことをわかっているので、冗談でも妙なことを言うと、泣き出したり不機嫌になったりして危険。

 夕方しんどくてコタツでちょっと昼寝したら、いかなごに首にまたがって、どんどんジャンプされ、鼻噛まれて起こされた。ひどい。

3月16日(日)

 カナート→勧修寺→醍醐のアル・プラザ→近くのスーパー銭湯。

 カナートでリリースされただけでもお目目キラキラのいかなごだったが、そのあと予習に梅を見に行った(←いかなご、来年は梅組さん)勧修寺でも、さんざん歩き廻った。勧修寺は初めて行ったが、適度な広さの庭園で、梅も満開だし、いかなごを見た受付の人が鯉のえさに、とパンをくれるしでとても楽しかった。

 大きな池に近づくと、いかなごは当然のように際まで進んで腰を下ろし、パンを入れたビニール袋に手を突っ込んで「せーの」「どうじょ」と言いながら、鯉にパンをやりはじめた。あまりの慣れっぷりに、保育園で鯉にえさをやる練習でもしてるのかと(謎)。集まって来た鯉が、池の中まで落ちなかったパンを陸上まで乗りあがって食べているのが恐かった。

 S君が新しい携帯を買いに行っている間に、いかなごをカートに乗せて、私はアルプラザをうろうろ。底をついていた化粧品も買ったり、来学期から必要になる幼児用スモックを探したら、千円でも超ちゃちいのしかないので頭にきて型紙と布を買ったり。タオル類の値段の下見もできたし、たまにショッピングセンターに行くと楽しい。

 その近くのスーパー銭湯内のマッサージ屋(元ヤクザがやっている整骨院らしい)で久しぶりに揉んで貰ったが、どうも今いち。今度は前に行ったところにしよう。

 今日はS君の誕生日。プレゼントは1月に渡した(自転車のレプリカユニフォーム)ので省略して、ケーキを作る。「間にイチゴを挟んだケーキがいい、上に何か乗ってると切りにくいから嫌」というS君要望に応えて、上はアーモンドダイスを載せただけのイチゴケーキ。

 いかなごは「ケーキ」「うまーい」「おいしいわ(←ばあばの教育により、なぜか語尾に「わ」がつくようになった)」と言いながら、ぱくぱく。ここで、実は自分でフォークで落としもせずに、しっかり食べられることが露呈(普段は食わない)。ちなみに、こないだ保育園で母は見た>服もほぼすべて自分で着られることを(普段は着ない)。

3月17日(月)

 どうもいかなご、言葉は色々知っているが喋る気がないような気がしてきた。その証拠に、驚いた時や何かを発見した時は、しっかり喋る。今日も、私の毛糸の靴下についた飾りを見て「いちご、いちご」。

 今日も昨日の残りのケーキを満足そうに食べるいかなご。よかったねー、作った甲斐があったよ。しかし、もうちょっと上手く作れるようにならんといかんな…。

3月18日(火)

 朝起きて、横のいかなごを起こしたら、「けーたい、どうじょ」と枕元の携帯を私にくれた。

3月19日(水)

 お昼のニュースでクラーク死去を知る。好きな作家とは言えないが、結構ショックなのは、世界SF全集で『幼年期の終わり』をわくわくしながら読んだ頃のことが懐かしく思い出されるからだろう(ハインライン読み返したくなってきた)。必ず毎年出る「京フェス企画が足りない→じゃあクラーク追悼で」も、ついに今年で最後だな…。ご冥福をお祈りいたします。

 夕方、昨夜熱が出たと電話をかけてきて、今日病院に行くように言っておいた親が、病院に行っていなかったことが判明。またぞろ騒ぎを起こすに決まっているので、S君の勧めに従って、いかなごをピックアップした後、そのまま実家に行って母親を確保して帰宅。まったく、やるやると言ってやらないところとか、手間のかかり具合が1歳児と変わらん。

3月20日(木)

 大雨だし、家でまったり。

 ワールド女子SP。キミーが可愛かった。

 晩御飯は鍋だった。親が汁を飲んで「こんな美味しいもの、何年も食べたことがない」。…普段どんなもん食べてんねん。

 「いち、にい、さんまのしっぽ、ゴリラのむすこ、なっぱ、はっぱ、くさった豆腐」と歌ったら、琴線に触れたらしく、いかなご大喜び。「しっぽ、はっぱ、はっぱ、くしゃくしゃくしゃ(笑)」と歌う。



過去の日記の目次に戻る。

日記に戻る。