3月1日(土)

 病院→昼食にちゅるちゅる→スーパー銭湯。休憩室で1時間ほど昼寝してしまった。

 夕方から、S君の知り合いの先生の家で行なわれたナゾの食事会に一家で参加。あらゆる触ってはいけないものに手を出すいかなごを追いまわすのに疲れた。

3月2日(日)

 一日家でごろごろ。いかなごは散歩代わりに連れて行った二階のベッドでジャンプしたり(尻餅をつくので、床だと危ない)。

 たかじんの『そこまで言って委員会』の皇室ネタが凄かった。ホモかっちゃんが「東宮御所は外務省に支配されている」「なぜか雅子さまも(北京五輪には)行けるんですよ」「(雅子さまの実家の小和田家に比べて)(皇后様の実家の)正田家は素晴らしかった」。

 夕方、モロゾフ特集を見た。うーん…弟子達がみんな同じ曲な理由がわかる気がする…。

 いかなごにココナツサブレをあげたら、半分に割って、半分は私の口に入れ、半分は自分で食べる→そのうちお腹が満たされたら、半分に割って、どちらも私の口に入れるように。ココナツサブレ食い過ぎ。

3月3日(月)

 雛祭りなので、S君が散らし寿司を作った。親達はとても美味しいと思ったが、いかなごはほとんど食べず、代わりに幸せそうにメロンパンを食べていた。

 食事の後、服の上から着物羽織らせ(帯は省略)、髪をくくったゴムに簪さして、たれぱんだお雛様を持たせて写真撮影。いかなごは相変わらず、カメラを向けるとしゃがんでポーズを取るので、立っている写真が撮れない。

3月4日(火)

 「赤子脳だから仕方ない」と自分に言い聞かせれば、何度食べ物を口から出すな、と言っても、すぐにべーっと出したり、何度USBメモリを抜くな、と怒っても、すぐに抜いたりするいかなごの行動にも、さほど腹が立たないことに気付いた。

 いかなご誕生日に向けて、フェルトのクッキー作成中だが、目標作成数が多い(60個)ので、週当りノルマがきつい(6個)。

3月5日(水)

 髪を切りに行った。いかなごは前髪を超短く、ぱっつんに。こんな髪型が似合うのもできるのも、今だけだしな(ふふふ)。私は思っていたより伸びていたらしく、家に帰ったらS君が「毛切った犬みたいにさっぱりしたな」。

 突然親がうちに家出してきた。

3月6日(木)

 家出した親の話を聞き、今後の対策アドバイスなど。しかし、理性を全く欠く親の話と反応を見ていると、怒りを通りこして絶望的な気分に。団塊だからこうなのか、それとも年を取ると、うちらもこうなるのか。

 いかなごは、親をしっかり「ばあば」と呼び、結構懐いていた。

 寝かしつけの時に、寝室から居間に遊びに出て行ったいかなごに、寝室から名前を呼ぶと、「あい」と返事して、律儀にママーとやって来るのが可愛い。

3月7日(金)

 相変わらず意味不明な親の行動にぐったり。

 いかなご、髪を切ってから、明らかに私に似てきた。あと、いつの間にやら、レゴブロックや積み木を自分でしっかり組み立てられるように。

3月8日(土)

 風邪引いた。しんどくはないが、声が出ない。

 午後、一家で公園に行った以外は家でだらだら。お雛様片付けたり。いかなごは公園で遊んで大満足。

 夕方、こたつに入って、「クッションが欲しい」と言ったら、いかなごが「クッション、クッション」と言いながら、ちゃんとシューマイクッションを持って来てくれた(感動)。

 今日はそのほかに、3と4と「ぶたさん、ばいばい」と「あくしゅ」が言えました。

3月9日(日)

 ちびまる子ちゃんが「きれいなお母さんじゃなくてもいい。いつものお母さんでいい」という結論だったので「私もきれいなママじゃなくてもいい、いつでも乳をくれるママがいいの」といかなごの気持ちを代弁してみたら、いかなご、頷きながら大喜び。

 いかなごを寝かしつけている間に、患者さんの急変のことで研修医の子から電話がかかってきたので、布団の中で話をしたら、電話を切った瞬間に横で眠りかけていたいかなごが「うにょうにょうにょ、ぼしぼし、ぼしぼし」「そうそう、ママ電話してたの。うるさくてごめんね」と言ったら「うんうん」と頷いて、ぱたっと寝てしまった。可愛い。

 で、その後結局、病院に行かなければならなくなったのだが、いかなごは寝たままだった。えらい。

3月10日(月)

 外来中に院内ピッチに交換の人から電話が。「先生、保育園からお電話です」「うげっ」。午前中から熱を出したのは今季初めてだ。折悪しく今日はS君が出かけているので、ケモ受けに京都の病院に来ていた親に電話して、保育園からいかなごをピックアップしてもらうことに。

 発熱したとはいっても8度台前半なので、いかなごはてんで元気。親が何か危険なことをするのではないかと、そっちの方が激しく心配だった。

 高橋尚子が半月板オペと言われると…こちらも辛い。

 寝物語に「いかなごねえ、1年半ぐらい前は『あう』とか『えう』しか言えなかったのよ」と真似をしたら、けたけた喜ばれた。

 宮尾登美子『夜汽車・岩伍覚え書』を読み終わった。売春の労働は大変そう。



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