11月1日(土)

 結局、親は前の家の近くにまた引っ越すことになった。ので、午前中は親の家に置いてあったうちらの荷物の移動など。少し動くとやっぱり足がだるい。

 スケアメ男子SPの放映を見た。
・小塚君、速ええ。やっぱりテイクファイブみたいなBGM系の音楽が一番似合う。
・リッポン、でかくなってて、最初誰かと思った。プル18歳並の顔姿の変わり様だ。
・ライサの十字架、焼印みたいで痛そう。プログラムはまだボレロを踊っているというより、音楽を追いかけている感じがした。こなれれば良くなるかな。
・ついでに章枝ちゃんのスケカナSPも見た。振付・繋ぎなしプログラムという感じだが、ジャンプは跳べてるし、今はそれだけでも嬉しい。

11月2日(日)

 いかなご、朝起きた途端「ポテトフライたべたい」。朝からS君がポテトフライ揚げてた。

 自転車乗りのお兄さんから、天皇陛下が後二条天皇北白川陵に参拝される、という情報が。3日前からずっとヘリが飛んでるのは、このためだったのか。そんな家の近くに天皇が来られることは滅多にないだろうと思い、見に行ってみたら、すでに百万遍から凄い交通規制。道端で待っていると、数分も立たないうちに、白バイに麗々しく先導されて数台の車列がやってきて、その2台目で皇后陛下が手を振っておられた。すげえ、74歳だというのに、お仕事って感じで、キリっとしたお顔で歩道見ておられるよ。

 で、いかなごにも見せてあげようとS君といかなごを呼び寄せ、道路の反対側でお帰りを待った。話には聞いていた3と1をつけた先導の車(3分前と1分前らしい)も見られたし、日の丸も貰った(あれを配ってる人は何者?公務員?)。そして、また皇后陛下はキリっとしたお顔で手を振っておられた(天皇陛下は中央側の席なので見えない)。いかなごは、しきりに「ふりふり、ふりふり」言いながら、日の丸を振っていた。

 帰宅後は家で年賀状の写真撮り。まだ早いが、明後日から私の治療が始まるので、顔が変わる前に(よく考えたら祖父が死んでるのだが、まあ生計は共にしてないしいいか)。いかなごは撮られるより撮りたいらしく、しきりにカメラの設定をするS君の妨害をしようとしていたが、そのうちセルフタイマーを押す人になり、自分でボタン押しては、うちらの間(もしくは私の膝の上)に座ってポーズをとる、ということを繰り返すようになったので、非常に便利だった(笑)。

 その後、また御所にどんぐり拾いに行ったら、日の丸を持った人々や、菊の紋章をつけた車や、お坊様が乗った葵の紋章をつけた車(S君が調べたところによると、知恩院の公用車らしい)がわらわら。ここにも天皇陛下が来られたのか?何しに?そりゃ自分ちなんだから、来るも何もないけど…などと思っていたら、御所の中に大宮御所という皇族が泊まられる場所があり、そこに宿泊されていたらしい。御所に実際に使える施設があるとは知らなかったよ。うちらのような無知な平民は、御所ってのは遊びに行くところだとばっかり…。

11月3日(月)

 一日、家で子守り。

 最近のいかなご。
・ずっと壊れたレコードのように何か喋っているので、見えないところにいても、いる位置が分かって便利。
・歌大好き。振りつきで『げんこつ山のたぬきさん』を歌ってくれる。
・しかし、一緒に歌うと「つぎはちょっと速くなるよ」とスピードアップを求められる。
・「〜なんてしてる場合じゃないっ!」というのが得意。歯磨いてて髪の毛が口に入ると「髪の毛なんて食べてる場合じゃないの!」おっしゃる通り。
・ぬいぐるみを持って、突然「ぼく、ぺんぺん」「あたし、くーちゃん」。
・「むかし、あるところに、おじいさんとママがいました」などと適当な昔話も。
・突然、机の端に置いてあった、以前S君が買ってきたバビル2世のヨミ様のフィギュアを指差して「わるいよ!」「おこってる」。一目でよくわかるな(笑)。
・押入れからドーナツクッションを出してきて、頭に載せて「ぽーにょぽにょぽにょ」。浮き輪なのね…ママは分からなかったよ。

11月4日(火)

 小室プロデューサーって。

 病院行って、上司に挨拶して、診察受けてきた。診察待つ間に、家族全員を診ていた患者さんに捕まって、延々と身の上話を聞かされた。連休疲れのせいか何なのか、尿蛋白が倍ぐらいに増えてた。

 医学部定員、693人増って、そんなに増やして大丈夫かね。そもそも指導する人いるのか…。

 親が貯めていた私の子供時代の記念品のダンボールを整理していたら、小学校1年の時の作文が出てきた。アタマの中身が今のいかなごと大して変わらなさそうだが、字が書ける年齢だとこうして残ってしまうのね。あと、大量の絵が出てきた(子供の頃はお絵描き教室に通っていた)。

 さらに、幼稚園の時の夏休みの記録みたいなものが出てきて、そこに母親が私の様子を記した文章が残っており、ワガママばかりで困るとか、些細なことですぐに泣く、と書いてあり、小学校2年の時の私の作文には、自分の身の回りの準備を言われるまでしない、弟妹がもし居たらそんなふうになっていたと思うか、と父親に怒られた、と書いてあり、小学校低学年ぐらいまで、色々怒られて毎日ビクビクしていたことを思い出して憂鬱になった。子供の頃に戻りたいとは全く思わないもの。兄弟がいないこともコンプレックスだったし(家では一人っ子だから甘え過ぎだと言われ、外では兄弟がいる子達は遊びの時は結託するので不利益を被る)。結果的に、自分の身の回りのことを押し迫るまでやらない性格はあまり変わってないしな。いかなごは萎縮しないように、怒らないで育てたいものだが…。

11月5日(水)

 スケカナ男子フリー。
・なんで、みんなあんなに音割れてんの?
・みどりちゃんの解説は、スピンもステップも即時的に説明してくれるので面白い。
・ウスペン弟のろ過ぎ…クド先生、あの滑りはどうにかなりませんか…。
・ソーヤー、良い演技だったけど、アマデウスならアマデウスらしい衣装を。
・ヴォロノフ上手くなったね。ジャンプがウル様に似てきた。

・フリーいい演技やったやん、ライサ。確かに3Aコンボは素人目にみても足りてなかったけど…でもいい演技だったよ。
・経営者のマンボ、素晴らしい。全然似てないけど、なんとなくウラシェンコさんを思い出した。
・チャン、まだ17なのか。なかなか大きくならないな。相変わらず気持ち良過ぎる滑りで、パワーもついてきた感じ。ストレートライン素晴らしかったよ。ラフマニだし、もう少し衣装がひらひらして欲しいかも。
・PCSは、ブラッドリーにあれだけ出るんだから、チャンが77でも仕方ないかも、と思ったが、それならポンにもう少し出してあげてもいいのに、と思った。ポンは本人比では自爆とも言えないくらい頑張ってたし。

 いかなご、今日ダンボールから出してきた、私が子供の頃に使っていた、しょぼいシステムキッチンのおもちゃ、紙風船、マジックをすべて目敏く見つけていた(凄)。しかし、親のおもちゃがこれほどそのまま使えるとは。

 S君、字が読めないほど汚いが、絵も判別できないほど描けないことが判明。S君が自ら最高傑作と称するネズミの絵を見たいかなご「これ、ねずみじゃないよ。こっち(私の描いたネズミを指す)がねずみ」。うーん、なんか自分の絵に妙に自信がついてきたぞ(笑)。

11月6日(木)

 クライトン死去。まだ若いのに。今年は死にすぎ。

 昨日からあまりにも足が痛いので、今日は一日安静にしてみたら、少しマシになった。でもこれじゃ、家の整理ができない。

 スタジオアリス、1〜9月までは赤字だけど、残りの3ヶ月で稼いでトータル大幅黒字らしい。恐るべし七五三。

 スケカナ女子フリー。
・奈也ちゃんの黒鳥、最後ビールマンで締めるのが素敵。
・カロリーナ、背高いし手足長いし、黒鳥は実にぴったりだと思うが、なぜ32回転があの振付…色々事情はあろうが、もう少しどうにかならんかったのかと(残念)。
・シズニーの「ドクトル・ジバゴ」素晴らしかった。見せ場と音楽がマッチしていて本当に素敵。
・章枝ちゃんって、モロゾフの長所を生かして、短所を目立たなくさせる最高の逸材なのでは、と思えてきた。
・ロシェ、格好いいの一言。アランフェス似合い過ぎ。

11月7日(金)

 中国杯女子SPを流し見。
・ジャンプを天井カメラで撮るのはやめろ〜。
・ユナキムバナーだらけ。
・うわあ、サラにサンバは合わない。

 で、夜は男子SPのリザルトみて脱力。トマシュ〜〜。

 今日はいかなごが早帰りしたので、中国杯女子はいかなごと見ていたのだが、いやに大人しいなと思ったら、いかなご、タイガーマスクDVDボックスのCMに釘付け「とらこわいー」。で、CMが終わると「とら終わっちゃったよ。くるくるがはじまったよ」。

 今日ダンボールから発掘したもの→小学1年生付録の紙の時計、親が英会話学習に使っていたと思われる英単語の絵本2冊。この絵本、最近「これは?」「これは?」ばかりのいかなごにはぴったり。最近は毎晩、布団に入るとそこら中を指差して「これは?」「天井」「これは?」「いかなごがびりびりに破った障子」「これは?」「布団」「これは?」「いかなごのおくち」…てのが延々と続く。

11月8日(土)

 療養生活に入ってからは、平日が休みで土日が仕事。てことで、せっせといかなごの相手。

 居間があまりにもおもちゃだらけで、常に足の踏み場がないので、S君におもちゃ収納棚が欲しいと訴え、探しに行ってもらったが、どうも目的に合うようなものは近所にはないらしい。そこで、元々あるテレビ台に、元々ある三段ボックスを重ね、板で仕切りを作ってもらうことにした。これだと2、3千円で済む。

 最近のいかなごの口癖「せっかく○○したにー」。「の」が抜けてます。

11月9日(日)

 引き続き、いかなごの相手とダンボールの片付け。今日開けたダンボールには私のガラクタが詰まっていて、かたつむりの形が抜けるカッター、ビーズやゴム、さらに研修医時代にストレス解消に集めまくっていた、たれぱんだとピングーの各種おまけシールがわんさか出てきた。いかなご大喜び。何でも取っとくもんやねえ。

 ダンボールの中から発見されたキティちゃん(いかなごによると「ピピィちゃん」)のキーホルダーの鎖を、いかなごが早速引きちぎったので、飾りだけ取って、ゴムを通して首飾りにした。いかなご、他にもわんわんの首飾りを持っていて(←どこで入手したのか全く覚えていない、私が持っていた陶器の犬のペンダントトップ(?)にゴムを通したもの)週末はたいがいつけている。もう少し大きくなったら、ビーズとかの方が喜ぶかな。

 午後になっても、全く昼寝する気配がないいかなご。ここまで来たら、起こしておいて早寝させた方が楽だと思ったが、5時半前にニャンちゅうを見ながら沈没。7時過ぎに一旦起こしたら、赤んぼのようにあやしても泣き止まず「あっち行って寝る〜」、寝室に連れて行くと「布団かける〜」、布団かけて、これでいい?と聞くと「これでいい〜」。それでも8時半頃には復活し、結局12時過ぎまで寝ず(ママは10時過ぎには沈没したが、いかなごは眠くなるとママの顔の上に乗りに来るので安眠できず)。

 いかなご、今度はペネロペの絵本にはまり出した。自分でママの靴下はいて「まちがえちゃった」などと台詞を言って喜んでいる。

11月10日(月)

 S君製作のおもちゃ収容棚が完成。その棚+ソファの下にプラスチックの物入れを何個も押し込むことで、やっと居間に隙間が出来たが、大して広くなった感じがしない…。それでもいかなごは、乳母車や木犬を押して「とうちゃくでーす」がちゃんと言えて嬉しそう(今までは移動可能距離が短過ぎた)。

 今日開けたダンボールからは、京フェスの資料が大量に出てきた。何が恐いって、その資料に勉強のプリントが完全に混じっていたことだ。私の大学時代って…。



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