1月1日(火)

 明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

 年越しは例によって、東急ジルベスターコンサートを見ながら。「アッピア街道の松」は、ラストが派手なのはいいがちょっと短すぎ(この曲、私は知らなかったが、元吹奏楽部のS君によると、吹奏楽系では超有名曲らしい。フィギュアスケートのマラゲーニャみたいなものか)。あと、照明のせいか、草刈民代の瀕死の白鳥が生々しかった。

 いかなごは、寝かしつけると私が12時まで起きていられない可能性が高いので、寝かせずに置いておいたら、ばっちり起きていて、今年も一緒に年越し。

 昼前に、実家近所の神社に初詣。山の上にあるので、お参りするにはかなりの数の階段と、急な勾配の坂を登らねばならないのだが、着物を着たいかなごは、両腕を私とおばあちゃんに支えられながらとは言え、予想外に上まで登りきってびっくり。その後も、枯葉を蹴飛ばしながら神社裏を歩き回ったりしていた。それにしても、着物着せると、一気に姫様みたいに見えるな。

 いかなご、相変わらず運び好きのうえ、箱物好きらしい。実家にあった寄木細工の箱や重箱をせっせと運んでいた。末は沖仲仕か、官僚か。

 夜、あまりにもショックなことが。うちの父親には数々の煮え湯を飲まされてきたが、ちょっと目を放した隙に、私の大事ないかなごにあんなことをされるとは…。S君の言う通り、団塊世代には何を言っても無駄なので、しっかり見ていなかった私が悪いのだが。とりあえず明日から抗生剤飲ませることにしよう(効かないとは思うが)。

1月2日(水)

 朝起きて、病院経由で帰宅。帰宅後は雑煮食べてまったり。去年は不気味に感じた白味噌雑煮も美味しく思えてきた。いかなごは、白味噌雑煮を喜んで飲んだ後、私に抱きついたまま熟睡。下ろすとすぐに目覚めて、私に抱きつきにくる(寝ぼけて、ママーと言いながらビーズクッションに抱きついたりも)。

 夕方、S君が好きな福袋を買いにカナートへ。一渡り見た後、去年福袋を買ったのと同じ雑貨屋で、今年も購入。その後、S君が見立てたスカートを買ってもらったり。

 福袋の中身は、茶色のクッションカバー(くたびれた黄色のたれぱんだクッションを覆うのにぴったりのサイズでちょうど良かった)、水色の箱(早速おもちゃ入れに)、エビシュウマイのクッション(去年のエビフライのクッションと同じメーカー。お揃いで可愛い)、スプーン(今のうちには、いくつあっても使える)、その他バスマット、キャンドル、布等等。

 いかなご、ついに乳が欲しい時に「ち、ち」と言うようになった。夜中目覚める度に「ちち」「ちち」。家の中ならいいけど、外でねだられたら困るな。あと、いつの間にやら、ズボンを自分ではけるようになっていた(有難や、有難や>保育園)。

1月3日(木)

 午前中は病院。

 午後から、吉田神社に初詣。いかなご、石段は軽く登り、帰りもすいすい降りていた。でも平地は歩かないらしい(抱っこ、と両手を差し出す)。

 いかなご、ちゃんと(フェルトの)パンに(フェルトの)いちごと生クリームを挟もうとしていて、S君が感心していた。

1月4日(金)

 仕事は普通に忙しかった。

 夕方しおしお夫婦が遊びに来た。いつものことながら、しおしお夫は凄い。よく出来た人だ。S君も私の夫にしては、かなりの出来だと常々思ってはいるが、しおしお夫には毎回感心させられる。

 で、いかなご遊んで貰いまくり。実は眠かったようだが、4人の大人にままごと相手をしてもらうなど、滅多にない機会に大興奮(いかなご、ポットは必ず蓋を外してからコップに注がねばならぬらしい)。それにしても、いかなご、予想以上に賢くなってるな>物を置く前に、邪魔な物をあらかじめどけたりとか。

1月5日(土)

 昼過ぎに近くのスーパー銭湯へ。上がった後、付属施設で初めてマッサージを受けてみた。男の人ががんがん揉んでくれ、肩がビール牛みたいに(S君談)柔らかくなった。

 今日知って驚いたこと→ゲスト・オヴ・オナーって一般用語じゃないのか。

 いかなご、熱いものを触ると「あちち」と言う。

1月6日(日)

 昼間はS君がいないので、いかなごと2人でだらだら。疲れてそうだったので、静かなところで暗くして昼寝させたら、4時間寝てた。

 夜、膝の上のいかなごが私がキーボードを打つのを妨害するので、S君に訴えたら「ママは乳もくれるし、抱っこもしてくれるし、保育園にも送り迎えしてくれるじゃないか。キーボードぐらい打たしてやっても、君困らんやろ、打たしてあげてくれ」。…いかなご、説得に応じて打たしてくれるようになった。

1月7日(月)

 朝、原付で病院に着いたら、寒さに曝されたのが悪かったのか、左の坐骨神経痛でまた歩けなくなった。休みながら進むので、患者さんに「先生、気分悪いんですか?」などと聞かれながら仕事していたら、診察室に日が当って、温度が上がってくるに従って痛みがなくなり、2時間ほど経つと完治。機械の身体のようだ。

 お遊戯会の前撮りビデオを見た。いかなごはやはり舞台中央で、幕が開くと最初に見え、幕が閉まる直前まで見えているのに、最初から最後までやはり棒立ち。あれなら、バイバイした分、本番の方がマシだった(笑)。上のクラスの子供達のお遊戯も見たが、来年はまだ棒立ちの模様。

 職場の上司の先生の子供がとても可愛いのだが、今までに何回もスカウトされたことがある、という話を聞いて微妙な気分に。いかなごは親の目から見れば、この世で一番可愛いが、スカウトされる可能性があるかと言うと…。

 ああああ…見たものは常にその場できちんと保存するべし。ああああ…。

 今日のいかなごはサービスがいい。朝何も言わなくてもキスしてくれたし、夜は背中かいてくれたし。

 でも、明日着る服を出しておくと、パジャマの上にズボンをはくのはどうにかして欲しい。

1月8日(火)

 今日知って驚いたこと→金歯は1本6万。そりゃ抜くわ。

 SOI高し。あのメンバーであの会場であの値段では行けません。

 自分の出ていない試合のEXであれほど仕切るってのはどうよ。

 夜、S君と私が、頭の上で左手で右手の肘を掴んでストレッチしていたら、それを見たいかなご、真似して自分も両手を上に…挙げるが、肘まで届かないのであった>哀しい赤子の性(笑)。

1月9日(水)

 最近かなりの日本語を解するようになったいかなご。昨日発熱で途中で帰され、今朝も熱があるので、保育園は休ませることにして、こっそり私だけ用意「今日はママだけ行ってくるからね」「ぎゃーー(泣)」「いかなごはお留守番ね」「うぎゃーーーー(喚)」。

 手術の合間に自分の机にいたら、S君から携帯に電話がかかってきた。ぎょっとして電話を取ったら「くったっ。くたっ。ぴゃっち」…いかなごからだった。

1月10日(木)

 おばあちゃんが来て、いかなごに宮古島で買ったというテディベアをくれた。小さめだが、かなり立派なテディベアで、これは飾っとくもんじゃないのか、1歳半児に与えていいのか、という感じ。しかも、どっちがいいか選べなかったので、2つ買って来たんだと。茶色と黒の方が単体で見ると可愛いが、いかなごが持つとあまり可愛くなく、焦げ茶のテディベアは地味だが、いかなごがもつと可愛い。てことで、焦げ茶の方をいただいた(もう片方はおばあちゃんが愛用するらしい)。いかなごはくまのことをくーくーというので、名前は暫定的にくーちゃん。しかし、両親はあまりの値段に恐れをなして、「おくまさま」と呼んでいる。おばあちゃんは、おくまさまをいかなごに抱かせ、リボンでくくりつけて前向きおんぶさせていた。よくそんなこと思いつくよな。

 最近の会話。いかなご「ママ」私「はい、ママです」、いかなご「パパ」S君「はい、パパです」(最初に戻る)。

 いかなご、夕方から不機嫌で、抱いてても泣くし、すぐに「ちち、ちち」。「さっき乳飲んだでしょ」というと、逆切れして大泣き。乳やりながら「じゃあ、もうずっと乳飲んでなさい!」いかなご「うんうんうんうん」…ダメだ、こりゃ。



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