10月21日(火)

 結局襟ぐりは手縫いで始末し、何とか見られるレベルになったので満足(昨日はバイアステープの夢見るかと思った)。

 いかなごが8度越えで早帰り。8度2分では普段と全く変わらない。

 夕方、主治医の先生から電話がかかってきた。「腎生検の結果なんですが…あんまり見ないような組織結果でしてねえ」……おい;経過も検査結果も変だと言われてるしな。で、さらに詳しい結果待ちと血液検査。あとは悪性腫瘍の検索だな。

10月22日(水)

 S君に送ってもらって、採血しに病院へ。看護婦さん、上司、後輩、代理で来てくれている先生、事務の人や顔見知りの患者さん達に「どうですか?」「全然変わらず、元気そうですね」と声をかけられ、ええそーなんですよ、ご迷惑をおかけしてすいません、元気です、まだ検査中ですが腎臓は悪いみたいです、よろしくお願いします、と言い続けて、親の点滴出してもらって撤退。

 しかし、全然自覚症状がないとはいえ、基底膜にIgGがたっぷり沈着してるかと思うと、なんか気色悪いな。

 行きに御池通りにずらっとパイプ椅子が並んでいて、何だ何だ何があるんだ、今日は鞍馬の火祭りだけど関係あるのか、などと暢気なことを言っていたが、帰りに烏丸丸太町から規制されていて気付いた。だから、鞍馬の火祭りの日は、時代祭りなんだってば。って、去年も同じこと言ってたような気が…京都に住んで14年(S君は15年)未だに祭りの日を把握していない。

 しつけは重要だね。いや、重要というか、してないと私はミシンでは縫えないことに気づいた。このためにしつけというものはあったのか。あと、間違ってかぎ裂きを作ってしまったので、あて布して、姑息に上に名前をアイロンプリントしてみた。

10月23日(木)

 朝早く目覚めて居間にいたら、いかなごが泣きそうな顔で現れて「くーちゃん落としちゃった」。布団の中からくーちゃん発掘してあげたら、満足そうに抱きしめてコタツで二度寝。

 いかなごが保育園に行く時に、例によって「ママ病気だから、ねんねしとかないといけないから」と言ったら、「いかなごが寝せてあげる」と押し倒されて、胸をとんとんされた。

 麻生首相が夜な夜な飲み歩いている、という報道で福島瑞穂のコメント「庶民感覚からかけはなれてる」って、そもそも庶民じゃないから。

 凄いな、柔道の石井選手。園遊会で陛下に進路を表明したのか。

 夜、S君がいかなごが離れた隙にクレヨンを片付けたら、戻ってきたいかなご「いないあいだにかたづけたの」とS君を平手打ち。最近すぐに手が出るんだから(困)。

 youtubeで「ぐるぐるどっかーん」を検索したら、お姉さんが前のお姉さんで、いかなご「ことみじゃない!」。

10月24日(金)

 最近結婚してアメリカに行った友人が一時帰国したので、愚痴を聞いたり、愚痴を言ったり。いかなご用に可愛いハロウィンTシャツを貰った。

 S君が新しいビデオカメラを買った(ビッグカメラで粘ったら、結構値引きしてくれたらしい)。小さっ!壊れた前のビデオカメラは結婚式の前に買ったものだが、この5年でそんなに技術が進歩したのか。

 妊婦受け入れ無理事件、断られた数の問題じゃないと思うのだが。救命でき得る症例だったのか、でき得たとすれば、何時間以内なのかをまず検討して欲しい。

10月25日(土)

 御所に行った。どんぐりを拾いに行ったのだが、なかなか見つからず、最初は御所内をグルグル。結局どんぐりが見つかったのは、迎賓館の東側の一角。私が小学生の時に家の近所(小山の中)で拾っていたのとは形が違う、細長くて美味しそうなどんぐりと、小さくて黒いどんぐりがあった。いかなごはどんぐりよりも、どんぐりの帽子を気に入り、せっせと頭に載せていた。

 うーん、やっぱりちょっと歩くと足がだるい。明日からは安静にしていよう。

 夜、私が居間にいない時に、いかなごがわざとお茶をこぼしたらしく、パパに怒られていた(「今日はママ抱っこなし、パパ抱っこすらなし!」)。後で私の枕元に来たいかなごに「何したの?」と聞いたら「お茶がじゃーって。いかなごがこぼしちゃったの。パパがプンプンプンなの」。よくわかってるじゃねえか。じゃあ、なぜ怒られるようなことをしないようにできないのかねええ。

10月26日(日)

 朝10時に近所のスタジオアリスに、いかなごの七五三の写真を撮りに行った。入り口で、いかなごの保育園の前のクラスの同級生と鉢合わせ。いかなご達はお互い顔見合わせて喜び、入り口のマットの模様を指差しては、何やら意思疎通している模様だった。親の方は既に大盛況の店内で慌しく衣装選び。10着以上あってゆっくり選びたかったが、ゆっくりしていてはいかなごの機嫌が悪くなるので、適当なところで手を打ち着替えへ。選んだのは青に細かい模様が入った被布。実際に着せてみるとかなり寒色で、赤系の方が良かったかとも思ったが、まあ一つ身は赤だったし。口紅を嫌がってさせてくれなかった以外は、髪のセットなども割合スムーズに運び、撮影も泣く間もなく短時間で終了。混んでいたので、撮影側も表情にはあまりこだわらず、さくさく進めていた感じだった。

 親はまた妙なことを言い出して、家出代わりに入院してた。

10月27日(月)

 スケアメ男子FS。
・レイノルズ、顔が伸びてて安心した。ジャンプ以外はジュニアレベルだが、果たしてこれからどうなるのか。しかし、バレエ音楽はチャレンジャーだな。
・こづ君は…相変わらずつるつるしてて素敵だったが、とりあえずあの衣装は変えよう。ロミオにはロミオなりの服装ってもんが。ロミオっぽいのは、最後のポーズだけのような…。
・ジョニーにノートルダムは合っていると思うが、毎回同じような衣装に同じような曲なので、なんか目が滑ってきた。
・ライサ、細長いヤグみたいに見えたところもあったが、後半はライサっぽかった。2回目の3Aも、それほど足りてないようには見えなかったけどな。むしろサルコウの低さにびっくりした。

 『レッドクリフ』って何じゃそりゃ…。

10月28日(火)

 風邪引いて夕方まで寝込んでいた。

 スケアメ女子SPをちらっと。美姫ちゃん→衣装が可愛かった。ユナ・キム→死の舞踏は合ってる。未来ちゃん→とにかく可愛い。

 幸田文『流れる』を読み終わった。幸田文の文章はとても面白いが、主人公みたいな人が知合いにいたら嫌だと思う。それはさておき、美人の母を持つブスな娘が可愛い子を持ちたいと思う気持ちは、もの凄くよくわかる。

10月29日(水)

 いかなご、数日前に戸棚で哺乳瓶を見つけてから凝っていて、哺乳瓶じゃないとお茶を飲まなくなった「ちがうのー、赤ちゃんで飲む!」。

 パジャマ、裾上げも終わって完成。

 スケアメ女子FS。
・ディトルトの白鳥が良かった。サンサーンスの白鳥というと、バレエになり過ぎか、某金パンツの人の若かりし頃のように、やらされた感たっぷりかという印象があったが、これは素晴らしい!
・で、ふと思いついてまたバイウルの黒鳥を見直してしまった。あの32回転は何回見ても素晴らしい。
・キミー、頑張ってるよキミー(泣)。でも少し太ったかな。
・未来ちゃんは引き続き可愛過ぎ。あれで最後、天国と地獄になっちゃうとこがまた素敵。
・ゆかりんのジゼルは凄まじかった。うーん、私は美姫ちゃんファンではないが、ジゼルに関しては美姫ちゃんの方が良いプログラムのような。ゆかりん丈夫そうだもん。

 保育園でいかなごがお腹にブロック入れて赤ちゃんとかやってたらしく、迎えに行ったS君が、最近お母さん来られてませんが、おめでたですか?と先生に聞かれたらしい。単なる腎臓病です…いかなごが赤ちゃんとかやってたのは、たぶん最近赤ちゃんにはまってるからです…。

10月30日(木)

 相変わらず風邪が治らない。一日中家にいて食っちゃ寝なのに何で治らないのか。

 放置していた1年半分の録画をようやくDVDに焼いたので、今度は2年分のラベル作り。何を隠そう、うちはDVDをバラバラにする悪魔が徘徊しているので、ディスクを見つけ出すだけでも大変。ソファの下から出てきたりするし。

 その悪魔、最近返事がとてもはっきりしている。〜してね、〜は駄目よ、などと言うと「はい!」「わかった!」。まあなんだ、8割方わかってないのだが、それでもすっぱり返事されると、あまり怒る気にならない。で、その分、毎日のように「これだけだよ。わかった?はいは?」と返事を求められる(笑)。

10月31日(金)

 何が入ってるのか分からない押入れを整理しようと中身を出したら、DVDが出て来た…。で、少しだけ押入れを整理して、DVDのラベル作りの続きなど。何とか終了。

 いかなごがいない間におもちゃを箱に収納する→保育園から帰ってきたいかなご「これなに!?ちがう!」→箱を片っ端からひっくり返して居間におもちゃをぶちまける。…散らばってないと嫌らしい。

 夕方、主治医の先生から電話かかってきて、診断確定、来週から治療開始。考えられる中では一番予後の良い疾患だったので、それはめでたいが、その疾患の中ではかなり重症で、治療も結構な強さ。本来なら入院なんですが、と言われたが(確かに私が主治医なら入院させるわ…)種々の事情を鑑み、とりあえず自宅軟禁で許していただくことに。

 で、しばらくは観戦が無理に。まだ外に出られる週末のうちに西日本に行って、生織田君を見たいと思ったが、風邪が治りきってないのでそれも断念。全日本までに外に出られるようになってるかなあ…。



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