7月21日(土)

 相変わらず、最近急に賢くなったいかなご。このペースで賢くなれば、すぐにウカツなことは言えなくなる、と両親は戦々恐々。
・まともにボール遊びができるようになった。
・「いないいない」と声をかけると、両手で顔を隠し、広げて「ば」と言う。
・テレビにクマの赤ちゃんが出てきたので、「ほら、いかなご、『こんにちはボリスです』(←ミッフィーシリーズのクマ本)だよ」と言ったら、『こんにちはボリスです』を取ってきた。
・お風呂入るよ、と風呂場から呼んだら、自力で風呂場までやってきた。
・寝室で寝たふりしてたら、私の服を入れてあるカゴから、半袖ニットを取り出し、頭から被って立ち上がっていた(←それは賢いのか?)。

 いかなごの今日の晩御飯は、ホッケひじきご飯と桃(ママも同メニュー)。相変わらず主食主義者スプーン忌避派なので、サランラップで一口お握りにして食べさせている。

 9時前に寝かせようとしたのに、いかなご、超不機嫌大泣きで、結局寝たのは12時過ぎ。もう、スリングもおんぶも乳も効かない。赤オームは恐ろしい。

7月22日(日)

 病院に行った後、遠出をしようかと言っていたのだが、かなり蒸し暑いし、7時前にいかなごに起こされて睡眠不足だし、近くのショッピングセンターでご飯食べただけで帰宅。相変わらずいかなごは機嫌悪し。

 しばらく前から、2本あったデジタル体温計がなくなっていたのだが、今日ビデオデッキを使おうとしたS君が、デッキの中から2本とも発見した。うーん、もっと早く気付くべきだったなあ…いかなご、毎日手突っ込んでるもんなあ。私の眼鏡も3日に1回は突っ込まれてるし。

 エリオット『サイラス・マーナー』を読み終わった。友人に裏切られて人嫌いになって、村はずれで金儲けに精を出し、毎晩金貨を数えてうへへと言っていた主人公が、ある日金貨を盗まれたが、その数日後に金髪の2歳女児を偶然発見し、金貨の代わりと思って育てて、幸せになりました、という話。だから何なんだ、というか、今いちキモが分からない話だった。友人に裏切られるまで主人公が信仰していた宗教が、妙な新興宗教だったわけでもなさそうだし、村の人々が田舎意識まる出しの嫌な奴らだということが言いたいわけでもなさそうだし…。それはともかく、S君が古本屋で買ってきた古い岩波文庫だったので、旧字体だらけで、特に副詞なんか、ほとんど意味がわからなかった(難)。

7月23日(月)

 引き続き、いかなご機嫌悪し。なんか、いかなごが大きくなったら、あのパパそっくりの目で睨みつけられるような気がしてきた…。

 引き続き、ツール・ド・フランス中。チームトップの人が同じチームの人に守られるところとか、話し合いながら走ってるところとか、チャンピオンジャージがあるところとかがツボ。チャンピオンジャージは、フィギュアもやったらどうだろう。ワールド、ユーロ、四大陸と、各国チャンプは、翌シーズンはショートもフリーも、衣装にチャンピオンマークを入れなきゃいけない、と。ワールドはレインボーカラー、日本チャンプはどっかに日の丸とか。

7月24日(火)

 最近のいかなご、毎日泣いている。なるべく泣く原因を作らないように、早めにご飯食べさせたり、せっせと相手をしたりしていても、ママがトイレ行っただけで、えんえん泣き止まなかったり。てか、賢くなってきたのと同時に、機嫌悪くなったってことは、実は単に反抗期?1才2ヶ月だけど。

7月25日(水)

 いかなごのお迎えに行ったら、ちょうどこっちを向いて、ブロック持って立っているところだった。ので手を振ったら、いかなご、ポロッとブロックを取り落とし、「なんで母ちゃんここにいるの?ホンモノ?」と言わんばかりに、口をOの字にして前かがみになって、固まったままこちらを凝視していて面白かった。

 ヴィノクロフドーピング発覚でアスタナ総撤退のニュースを聞いてびっくり。確かに、あのタイムトライアルの伸びは異常だったかも。でもねえ…ドーピングが発覚すればファンは減るんだし、ドーピング検査はしない、という方針の方が楽しめると思うんだけど。はっきりドーピングが有効なスポーツな上に、何週間も毎日走らせるんだからさ。そりゃ、選手の安全性の問題はありましょうが。

 ドーピング発覚の衝撃を考えると、フィギュアスケートは、ジャッジの問題はあるにせよ、ドーピングはあまり問題にならないスポーツなので良かったかも。ドーピングでセックス・ボムができるようになるわけじゃあるまいし。

7月26日(木)

 久しぶりに大学に行って、元同僚の人々と雑談してたら、みんなの赤子は頭突きしないらしい。そういえば、「うちはそんなことせえへんで」と同い年の子供を持つ助教授も言ってたな。その代わり、同僚の子はがぶっと噛み付くらしいから、危険なのはどこも同じかもしれないが。

 ラスムッセン解雇未出走って、もう訳分かりません。今日のJスポの放送では、いつもの解説の人が、ぐちぐち愚痴や陰謀説を語っていて凄かった。

7月27日(金)

 ツール関係でまた何か起こってないかとニュースを見に行ったら、織田君酒気帯び運転って…。しかも酒飲んだ後、草津まで乗り越しとか、ミニバイクで芥川町走行中に捕まった(←私の出身小学校はこの町にある)とか、なんか身近すぎてショボショボ。あんなとこで、夜中1時前に検問なんてやってるのか。まあ、大丈夫かと思ったという気持ちはよくわかるが、昨今の状況から考えると、注意不足でしたな。のりぴーがいてたら、あっさり代表からはずされそうだ。どうか穏便に済みますように(祈)。

 いかなご、保育園で手の平にボールペンでアンパンマンとバイキンマンを書いてもらっていた。保育園から帰って来て、眠くて激泣きしているいかなごをあやしながら、何気なく「あーんぱーんまーん」とつぶやいたら、いかなご、途端に泣き止んで自分の両手を凝視し、満足そうににこっ。そ、そんなにアンパンマン書いてもらって嬉しかったのか。というか、アンパンマンだとわかってたのか。凄いぞアンパンマン。

7月28日(土)

 午前中は一家でニックへ買い物。いかなごが包丁の入ったシンク下の棚を開けられるようになったので、慌てて包丁入れを買いに入っただけなのだが、S君に言わせると、これは家族サービスらしい(謎)。まあ、散歩にはなったけど。

 午後から昼寝しているいかなごの横で、ちょっとうとうとしたら、起きたいかなごに上掛け引っぺがされて、顔に頭突きされ、しかもこっちが完全に目が覚めた時には、いかなごはまた寝てた。

 夕方から当直。

7月29日(日)

 当直は、お見送りやら一昨日虫に刺された人やらで、ロクに眠れず。帰ってきてからは、いかなごと遊びながら1日だらだら。

 最近のいかなご。
・ふすま開けてるよー。前は隙間がある時にしか開けられなかったのに、反対側を引っ張ることを覚え、自由自在。除湿かけてる時に開けるのは止めてくれ。
・すぐ両親のお腹や背中に乗り、「ぱっぱっ」と言いながら、お馬さんにする。昨日はパパがお馬さんにされてる間に、私がこっそり家を脱出して当直へ。
・道端で犬見て「わんわんだよ」というと、わんわんらしき音を言う。

・実は普通に歩ける。風呂場へは、壁に手をついて伝い歩きで行く。
・が、もちろん歩かせようとすると、歩かないで抱っこを待つ。
・よく全身でぶつかってくるので、相撲の技をかけることにしてみた。巻き変えて双差しから吊り出しとか。

・普通にレゴ遊びができるようになっていた(驚)。自分で積むのはまだ成功率が低く、無理そうだと私の手を掴み、もう一方の手で積んで欲しいレゴを私の手の中に押し込む。そして私がレゴを積むと、必ずパチパチと拍手。
・ちぎったパンとお茶とかいうメニューだと、置いておくだけで勝手に食べてくれるのに妙に感動。1年前はクビも支えられなかったのに。
・ボール渡して、パパにあげて、と言ってみたら、パパにあげた。すげえ、わかってる。

7月30日(月)

 いかなご、鼻にティッシュを当てて、ふーんってやってた。凄いねえ、と言うと、自分でパチパチ。

7月31日(火)

 夜は川床で納涼会。今週は「パパはいないと思って諦めてくれ」週間なので、仕事終わると保育園からいかなごを回収し、すぐに麻婆丼を食べさせ(昨日と同メニュー)、シャワーに入れて、パジャマの甚平着せて、自転車で一緒に会場へ。今日は気候も良かったし、隣の1年目の先生に遊んでもらったりして、いかなごも割合ご機嫌だった。途中で寝てしまったので、帰りは熟睡しながらヘルメットかぶせられて、ゆらゆらしながら帰宅。そういえば「まあ、先生そっくり!」と言われた。S君を知らない人から見れば、似て見えるらしい(ふふふ)。



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