3月21日(水)

 6時に起き、新幹線に乗って東京体育館へ。駅から近くて便利。

 男子SP。
・マーガス・ヘルニッツがアシスタントテクニカルコントローラーだった。
・会場にトマシュバナー多すぎ。8つぐらいあったような。顔がいいのはそれだけで得だねえ、と周囲の人々に言われまくっていた。

・カナダ服(赤いメープルリーフ柄)を着たカナダ人を見ると、ワールドって感じ。
・あんなに太ってるのに、飛行機乗って来るのは大変そうだ。
・いや、北米の大会で見かけるカナダ集団と比べると、比較的痩せている人が多かったから、やはり淘汰はされているのかもしれん。
・それはともかく、あと30年経ったら、うちらもアレ(お年寄りワールド集団観戦)やりたいものだ。金と体力があればな。

・男子SP最初の2グループは、知っている選手がヌルメンカリだけという、全日本男子も真っ青なマイナーぶり。
・南アフリカからは黒人選手が出ていた。ファイナンシャル・コンサルタントは元気だろうか。
・ヌルメンカリは良い出来だったが、何せエントリーは42人で、SP出られるのは24人。きっとこれでもギリギリでSP落ちだろうな、と思ったら、その通りだった>25位。

・初見のマツプラが良い出来。盛り上がらない編曲のカルミナでジャンプを綺麗に決めていた。
・トルコ人も素敵だった。ルーマニア人ゾルタンはダビドフに似ていて、ポーランド人ドマンスキは若い頃のペト様に似ていた。
・ゼウス…踊れることはよくわかった。次は滑ってくれ。
・ゼレンカが長髪になっていてびっくり。
・ブルガリアのボリチェフ、音楽の切れ目で時計係が終了と思ったらしく、時計が止められていた。何のために練習の曲かけがあるのか…。

・レイターグループのトップは、男子SPはこの人を見に来たと言っても過言ではないポンセロ。ポンセロにしては大崩れせず、コンボミスだけで3Aも綺麗に降りて、なかなかの出来。
・ルターイは緊張で調子崩し気味。ギリギリ24位でSP落ちは逃れたが、もうどうしようかと。
・ノーミスあーは素晴らしかった。
・ヴォロノフ、周囲では評判は今いちだったが、優雅で個人的にはルターイより好きかも。
・それにしても、ロシア代表が22位と24位とは…。来年はロシア男子1枠ですよ。誰をワールドに派遣しても結果は一緒だろう、とは言われていたが、本当に誰でも変わらないとは。「ロシア男子は3枠でも実質1枠」とか言われていた時代が懐かしい。今や「単なる1枠」だよ…。

・北側の3階席に「関学応援団(旧字体)」というバナーがかかっていて、第7、第8グループの6分間練習の時に、ポンポンを持った応援団員が出てきて、指揮をとって応援拍手をしていた(驚)。
・第7グループは、バトル君への声援が一番大きかった。
・ダヴィドフさん、何気にノーミスで70点超え。このお方が「今」ロシア代表だったらねえ。

・織田君、なんで3Aの入りをあんなに難しくするかな、と思ったが、練習では軽く決まっていたらしい。
・バナー人気ナンバー1のトマシュも3Aが抜けた。この子が長野のあの少年と同一人物とは最早全く思えない。
・バトル君はノーミスで、実に素敵なステップ。心からスタオベさせていただきました。会場総立ち。
・ライサはバトル君のすぐ後だと、ステップががちゃがちゃして見えたが、なかなか良かった。ライサってどこがいいのか、さっぱりわからないが、なんかいい(謎)。

・さて最終グループ。6分間練習では、ステファンは2Aばっかり。ちなみにエマもアクセル抜けてばかりいた。
・そのステファン、3Aは転けるし、クワドは入らないし、ルッツも子供の頃のような超膝降り…。このままジャンプ降りられなくなったらどうしよう、と暗い気分に。でも、それ以外は素敵だったし、点数も思ったより高くてちょっと安心。
・出だしで背中の007がモニタにアップにされると、会場から笑い声が上がっていたジュベールは、本日唯一の4-3を美しく決めておられた。良い出来だったが、フリップお手つきが災いしたのか、ほとんどスタオベしている人がいなかった。
・ジョニーは…あのプログラム、ランが多くないですか。

・大ちゃんはコンボミスがあり、ステップも乗り切れていない感じで今いち。しかし、なぜかスタオベする人多し。この出来でスタオベするなら、ジュベの時にも立ってやれよ、と心からジュベが気の毒になった。
・アルバンは確かにちょっと可愛いかも。好きじゃないけど。
・エマ、今季のSPが好きなので、楽しみにしていたのだが、あんなスカスカのプロだっけ?おまけに、あまりにもランが多くて、かなり呆然。

 ペアフリー。
・合間に会場モニタに流れたペアの歴史のビデオが面白かった。
・下位グループではラングロワ達が良かった。でも、まだラングロワが飛び抜けて上手い感じ。ヘイのさらなる向上が求められる。
・ヤニックは重すぎる気が。

・第3GPの練習滑走で、ペトティホの棄権が発表された。今朝の練習に来ていなかったそうなので、予想の範囲内ではあったが、月光見たかったなあ。
・練習中はトラに気を取られてシュデク夫妻にはあまり注意を払っていなかったが、練習が終わったところで、泣いているドロタの姿がスクリーンに映し出された。そばにマリウスがしゃがみこんでいて、何?怪我?と会場が騒然となったところで、ムホトラ開始。一体何が起こったんだー。

・ムホトラはスピードもなく、なんか退化したような…もっと上手かったと思うんだけど…。結局ラングロワ達に抜かれて、ロシアは2枠決定。まあ、3枠あっても出すペアに困るだろうから、それでいいという話もある。
・トランコフがSPでマキシム・マリニン化していたと教えてもらって期待していたのだが、フリーではマリニン化しなかった(残念)。
・ジャンジャンはソロスピンは見事だったが、スピードがなく、つなぎもブツギレで、ジャン♂の外見も含め、すべてが昔に戻ったような印象。

・シュデク夫妻はコールからしばらく経ってから、泣いているドロタと2人で真ん中に出てきて、観客に挨拶。それからジャッジに説明に行っていた。
・最年長2組が続いて棄権とは…。ペトティホが会場に来なかったことで、ロシアでは非難めいた話も出ているらしいが、もし2組連続で挨拶されていたら、こちらも辛いよ。

・会場暗い気分のまま、第5グループへ。ヴォロモロはスローの練習ばかり。
・期待のヴォロモロは、ソロジャンプでモロがステップアウトした以外はノーミスの素晴らしい出来。キスクラでヴォロモロの笑顔が見られるのは珍しい気が。
・ユニゾンができてきたせいか、美女と野獣風味が少し減ってきた。怪力モロゾフは健在で、リフトは無論、ペアスピンもスパイラルも難しいことをやっていた(スパイラルは、ヴォロが綺麗なため、モロの足が上がっていないのが目立っていたが)。

・ヴォロは相変わらず飛び抜けて上手で、最後になっても余力ありまくり。そろそろ彼女も気になっているんじゃなかろうか。「もしかして、私だけ、とても上手い?」って。
・たとえそうであったとしても、ムホトラを見ていると、ヴォロをきちんと上達させているモロゾフは偉いのかも、と思えてきた。
・同行の方と、個人の判断で強制組換えができるとしたら…という話をしていた。オスマンをペアに転向してもらい、ムホオスにして、ヴォロトラにするのはどうだろう。でも、今のトラだと、既にヴォロとの差が開き過ぎな気もする。

・デュベ&デイビスンは滑りがとても綺麗。スピードも速くて、リフトが壁ギリギリなぐらい。逆回転のペアスピンも面白いし、期待の若手。
・れなちゃん達は、珍しくボールドウィンが3トウ降りたのにれなちゃんが転けたり、スローを両方転倒したり…最後はれなちゃんが腰痛そうにしていた。そんな状況でも陽気にれなちゃんを周囲にアピールするボールドウィン…。

・最終グループの練習。雪ちゃん達のツイストに歓声が上がる。久々に見ると凄い。
・大期待の川スミは…悠子ちゃんはなぜ頭にハチマキ巻いてるの?なぜあんなスカートなの?なぜスミはノースリーヴで胸を大きく開けて筋肉を見せびらかしてるの?と、頭グルグルしているうちに、いつの間にか悠子ちゃんがハチマキを取っていた。スミが腰に紐を巻いていたが、実はあれが悠子ちゃんのハチマキだったのか?

・サフチェンコ達はジャンプミスがあったが、滑らかで素敵だった。
・雪ちゃん達はもう言うことなし。雪ちゃんが宏博兄さんの肩にがっとエッジを載せるスパイラルが凄かった。例によってソロスピンは揃っていなかったが、スタオベすることができて本当に良かった。
・演技終了後に宏博さんが雪ちゃんの前に跪くと、雪ちゃんも負けじと宏博さんの前に跪く。なんでも、この時の雪ちゃんへのキスがプロポーズのつもりだったらしい(凄)。
・これだけ他の組との間に力の差があると、引退するのも勿体ない気がするが、追い越されてから引退するよりはいいのかも。
・バンクーバーだけ復帰説もあるが、それもいいかもね。同世代と比べても、長い間とても良い状態を維持してきた2人だけに、とりあえず休んでラブラブしていただきたい。

・急遽ロシア1番手となった川スミは、変わった登場の仕方をしていた。
・ソロスピンが合わず、ペアスピンはブレていたが、根性でスローループを降りた悠子ちゃんが足をくっと後ろにあげたりとか、色々良い感じ。
・途中で止まって、悠子ちゃんが体の柔らかさを披露していたのがナゾだった。このままいくと、オベスラのように、タマラ先生から謎の技を次々仕込まれそう。楽しみなような、心配なような…。

・最後のパントン。調子が悪いという話を聞いていたのでどうかなと思ったが、ノーミスの素晴らしいオペラ座。
・ペアを最後まで見たいがために、夜行で帰ることにしたのだが、雪ちゃん達とパントンの素晴らしい演技にスタオベできたので、それだけの甲斐はあったと心から思った。
・席にもよるだろうが、今回は観客にフィギュアファンが多く、GPFや全日本と違って良い雰囲気だった。

3月22日(木)

 朝6時ぐらいに大垣に着いて、途中で新快速に乗り換え、少し早めにバイト先へ。忙しかった。

 保育園にお迎えに行き、いかなごと1日半ぶりに再会。最初は1日半も別れているのが不安で、夜新幹線で帰ろうかとも考えたのだが、そろそろ当直にも入らにゃならんことだし、と練習も兼ねて夜行帰りを決行。でも、今回は忙しかったせいか、いかなごと離れていたことはそれほど気にならなかった。S君によると、いかなごの方は、そもそも私がいない時間が長かったことに気付いていないらしい。

 今季は始まったという実感もないうちに、シーズン最後の試合になった気がする。ともあれ、いかなごの相手をしながら、Jスポで生男子フリー。

・テレビつけたら、織田君の途中だった。コンボをたくさん跳んでいたので、3Aからの3コンボは失敗したのかと思っていたら…。毎回跳び過ぎというのは、さすがにちょっと。
・ダビドフ、なぜ今ドンキ。しかも、なぜそのタイミングでそのエレメンツ…。
・トマシュ凄え。思わず、TVの前でいかなごとスタオベ。
・いかなご人生初のスタオベは、トマシュ・ベルナーさん(チェコ)でした。

・ライサはクワドオーバーターンの時点で金メダル争い脱落。全米が良すぎたのかな…。
・ステファンが3Aを降りた時の場内の歓声ときたら(笑)。ストレートラインが素敵すぎる。
・小林さんの「やっぱりランビエールはランビエールでしたね」という発言に120%同意。

・ジュベールはかなり?な演技だった。フリー3位というのはちょっと哀しいが、表彰式の泣き顔を見ると、仕方ないか、という気分に。世界チャンプの座は、取れる時に取っておかないとね。
・大ちゃんの演技と場内の大歓声は、ドルトムントのリンデマンを思い起こさせた。

3月23日(金)

 ディズニーはかなり嫌いなのだが、保育園で必要になる20×20cmのミニタオルの種々ディズニー柄20枚セットが安く売っていたので、仕方なく買った(20×20cmのタオルをたくさん買おうとすると、結構探してもないのだ)。しかし、やっぱり見れば見るほど好きになれないネズミーキャラ。とりあえず、ミッキーとチップ&デールの齧歯類組はトイレ用にして、哺乳類(熊プーと猫マリー)は食事用タオルにしよう。いかなごの記憶に残らないといいが(祈)。

 昨日から、いかなごとペアごっこをしている。「スターリフト〜」とかやってたら、S君に、常にリフトしてるじゃないか、と突っ込まれた。…それもそうだ。

3月24日(土)

 S君がまた発熱。いかなごも38度台の発熱&咳と鼻水がひどいが、機嫌は悪くなく普通に元気。

 いかなごの名前シールが届いたので、アイロンで貼り付け。安っぽいが(安かったのだ)、お馬さん柄だし、簡単に貼り付いてくれる。

 夕方からJスポで女子フリー生放送。
・「グループ2は綺麗どころが揃っている」by小林アナ。まさにファン目線の発言(笑)。
・ゲデバニちょっと痩せて可愛かった。
・樋口さんが回転不足とエッジ使い分けにやたらこだわっていた気がする。今回の女子のテクニカルスペシャリストは甘いと聞いていたが、何かあったのだろうか。

・ユナ…インタビュー暗い。
・Jスポ見たのか、エミリー(笑)。
・後半戦に入っても自爆大会の様相は消えず、コスもいきなり消えていた…。

・真央も自爆の呪縛からは逃れられなかった模様。
・しかし魔物なので、それでもPBを更新してしまうのであった。3-3が綺麗。
・あんみき、フリーレッグがぐらつき気味だったが、この自爆大会の中、ノーミスは凄い。
・総合での点差は1点もなかったから、真央は2A-3Tのミスはともかく、3Aが両足じゃなかったら優勝だったのね。

・何と言っても、あんみきが偉いのは、冒頭から「『世界フィギュア』を優勝した」とかのたまったバカインタビューアーが、あんみきが答えたことと全く同じことを聞き返した時、「質問がちょっと…」と答えたことであろう。さすがあんみき!
・今大会、一度も地上派放送を見ていないが(おかげで気分は上々)、あのインタビューアーを見ただけで、Jスポへの深い感謝の気持ちで一杯になった。小林アナと樋口先生の解説で、男女フリーの生放送が見られる日本人は幸せだと思う。

3月25日(日)

 引き続きいかなご発熱中。夕方からはさすがにしんどそうになってきて、不機嫌モード。パパが好きでなくなったらしく、パパの顔を見ては泣き出したりして大変。そのパパも、引き続き風邪で倒れている。

 あの朝青龍と白鵬はどうにかならんものか。

3月26日(月)

 夕方、いかなごもS君も39度まで熱が上がったので、S君を近所の耳鼻科に行かせ、私はいかなごを連れて掛かりつけの小児科へ。いかなごはインフルエンザAが検出され、リレンザの吸入に通うことに。家に帰ってきたら、S君はインフルエンザが検出されなかったらしく、抗ウイルス薬を処方されていなかった。ので、もう一度耳鼻科に行って、いかなごのことを説明して、タミフルを出してもらう。

 いかなごは熱が少し下がると、38度台でもすぐにいたずらをはじめる。大人しくしてろってば。

3月27日(火)

 朝はS君にいかなごを病院に連れて行ってもらった。「リレンザ」という名前が覚えられないS君、「何だっけ、ネコピン?」とか言っていた。どこから出てきたんだ>ネコピン。

 明け方40度近くまで熱が上がり、座薬を使ったいかなごだったが、それ以降は徐々に熱が下がり、夕方にはすっかり平熱に。ミルクも拒否して乳しか飲まなかったのに、夕食は完食、夜には縦横無尽に動き回るようになった。DVDに手を出しては部屋の中央に置かれ、また出て行ってコンセントをいじっては中央に戻され、今度は私の膝まで寄って来たと思ったらうんちしてたり。

 木曜から年度末で保育園が休みになり、荷物を一旦引き上げないといけないのだが、明日保育園に行かせるのもちょっと恐いので、今日荷物だけ取りに行った。帽子だの布団だの以外に、「おもいで」という冊子を渡された。可愛い切り貼りの絵がついた画用紙に、いかなごの足型や、一月ごとの保育士さんの感想(「でも、ミルクを飲む時は、ちょっぴり怒りっぽいいかなごちゃんなのでした」と、今日のわんこ風味)が書いてある。年賀状に添える一行を書くのに三日かかるS君には絶対できない所業だ。どの月にも、よく笑ってくれる、と書かれていたいかなご、笑顔が得意技らしい。それにしても、一人一人にこんな手間のかかるものを作ってくれるとは(涙)。

3月28日(水)

 いかなごは朝方微熱があったものの、昼からは平熱。咳と鼻水がまだひどい。

 大学の荷物の片付けをはじめた。

 最近のいかなご。
・あまり「あーうー」と言わなくなった。よく「たー、たっ、たっ、たっ」と言っている。
・笑いかけると、笑い返してくれる。
・触っちゃ駄目なものを取り上げると、凄い勢いで怒る。
・モノを放り投げるのが好き。たたんだ洗濯物を入れたカゴから、洗濯物を引き出すのも大好き(悲)。
・「いかなご可愛いね〜大好き〜」と抱きしめると、「愛されて当然です」てな顔をする。

3月29日(木)

 熱が出た後はいつもそうだが、いかなごの夜ぐずりがひどい(眠)。

 親がミキハウスの服をくれた。やたらイチゴだのウサギだのがついていて、見た時はちょっとどうかと思ったが、着せてみるとかなり可愛い。こんな服が似合うのも今だけだしねえ。でも、金持ちの子と間違えられて誘拐されたらどうしよう(小心者)。

3月30日(金)

 引き続き、いかなごの夜ぐずりで眠い。

 後輩が昨日から悪阻になったらしい。「みんなこんなにしんどい思いして産んでるんですか?」「2人目なんて絶対考えられない」と、1年半前の自分と全く同じ発言をしていて、悪阻の時の気分の悪さをまざまざと思い出した。どうか彼女の悪阻が短期間でおさまりますように。

 ビジョルド『チャリオンの影』を読み終わった。私の数少ない体験によれば、訳の分からないことが起きて、それに訳の分からない理由がつけられて、その理由を登場人物達が疑問も持たずに納得する、というのがファンタジーというものなのだが、この作品は謎の事件が起こっても、なんとか飲み込めるように理屈がつけられている気がする。ご都合主義はご都合主義だが、それはビジョルドなので仕方ないとして、死の魔法を実行すると、失敗して呪った相手が腹に宿ってしまうとか、途中からエディプスの恋人になってしまう辺り、予想外の展開で非常に楽しめた。続きが楽しみ。

3月31日(土)

 朝TVをつけたら、医師の過労死の話(たぶん)をやっていて、急性期病院に勤めていると思われる医師が「我々医師は、なにも多くの事を望んでいる訳ではないんです。せめて基本的人権を守って欲しい」と言っていた。現実に即し過ぎ(泣)。

 朝病院にS君(&付属のいかなご)に車で来てもらって、4月からの勤め先まで荷物の運搬。一緒に新しい勤め先に異動になる後輩と、台車で大学から荷物を運び出し、車に乗せて新しい勤め先へ。8年前に退職してから一度も行ったことがなかったが、恐ろしいほど8年前と変わっておらず、医局の扉のロックの番号も変わっていなかったので勝手に開けて入り、無事に荷物を置いて出てきた。

 病院があまりにも昔働いていた時と変わっていないので、荷物を運んでいる間になんだか憂鬱な気分に。このドアはいつも帰る時に出ていたドア(23時より早く出られたことはなかったなあ)、このドアは当直室のドア(よく真夜中にくだらない用事で呼び出されたなあ)、このドアはカテ室につながるドア(あの頃は…)と、延々と暗い記憶が…。

 荷物を運び終わると、3人でカナートに行って、地下のフードコートで食事。いかなごには、我々が食べていたマクドのバンズと水をあげたが、パンと水だけなのに、文句も言わずにむしゃむしゃ食べている姿が哀れで、急遽横の薬屋でベビーフードのチキンライスを買ってきて、寿がきやでお椀とスプーンを借りて食べさせた。それからカナート&イズミヤで、文房具とかおむつとかを買い物。ここ1週間ずっと家の中にいたいかなごは、うきゃうきゃで周りをキョロキョロしていた。



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