4月11日(火)

 股関節痛がさらに悪化。歩けないので、大学休ませてもらった。が、後から聞いたが、この日は授業やオペなどで抜ける人が多発し、ぴよぴよ部隊のみで大変だったらしい。悪いことをした。

4月12日(水)

 大学行ったら、なぜか私は腰が悪いことになっていた。昨日より症状はマシだが、左足引きずりながらの超低速歩行なため、白衣着てると知らない患者さんからは不審がられるし、知合いの患者さんからは同情されるし、MRさんの視線が痛いし、とにかくひたすら恥ずかしい。しかも場所は病院、同僚の看護婦さんからは歩行器使えば、とか言われるし、親切な人が多くて、廊下をよたよた進んでいると、知らない看護婦さんに気分悪いんですかと声かけられるし…目立ちまくり。大丈夫ですか、とよく聞かれるが、うーん腰から上は大丈夫ですが、足は大丈夫ではないです、としか答えようが…。

 ワールドのペアを途中だけ。トランコフ、オベルタスには勿体ないのでは…相方がジャンプ転けたらちゃんと視線を送るし、優しそうやん。タマラ先生、お願い、ウクライナから一人引き抜いてきて(切望)。杉翁「ジュニアが取れた」「プラは首が短い」など相変わらず絶好調。

4月13日(木)

 今日はバイト。朝は調子良くて、わりとすたすた歩けたが、帰りは例によって歩けなくなったので、家まで遠いこと遠いこと。

 ワールド男子の放映。
・トマーシュは、どうも何かが一息足りない気がする。
・フローラちゃん、もう6歳ですか(驚)。
・プレオベールのストレートライン、一瞬わざと手ついたのかと思った。「大きなミスが2つあったので、ジャッジはほっとしたんじゃないか」って杉翁まで。それにしてもアニックに愛されてるなあ。何を気に入られているのだろう…。

・チェンジャン、愛の夢はメイク濃い目?ストレートラインで観客から拍手もらってるよ〜。ガッツポーズが素敵。というか、この演技にスタンディングオベーションするカナダ人が素敵。
・ジョニーのコーチのコートが、エリザベス女王のようだった。
・ライサ、キスクラのナゾの手の動きは何?
・織田君、凄いわ。最早、地元だから応援してるわけではなく、普通にファンになってる気がする>私。あの着氷にほれぼれ。

・杉翁のイリヤへの愛の深さには、改めて恐れ入った。「計り知れない」才能、フリップだぶって「これは大きい」と言いながらも、どことなく嬉しそう(しかも「リンクが小さいせい」「壁が近いから」と言い訳してくれる)。それでも「滑りがクリーンでない」「エッジのシャープさがもう一つ」と言われていたが、「メカニックな動き」と言われてしまうジュベや、厳しめ発言の多いエマを思うと(しかし「本来のエマ」って)申し訳ないぐらい。
・ジョニーのクワドは、ライサより高いのね。それにしても、後半は可哀相な転け方で貰い泣き(←ジョニーにはやっぱり甘いらしい)。杉翁にも「見かけとは違ってガッツが」と言われてたし。

4月14日(金)

 起きたら喉が痛かった(不吉)。

 朝外来に行ったら、「目障りなので忙しくなったら呼ぶから、自分の机で待機しとけ」と上の先生に言われた。確かにカメ並速度でしか歩けない今の私は、外来では邪魔ではありましょうが…これでも大分歩けるようになったんだけど。しかもここ数日で、再来週の学会発表はヤツには無理ではないか、という話が進んでいたらしく、代替要員まで決まっていた。いや全く歩けないわけじゃないので、発表ぐらいできますったら。で、机待機しながら、再来週の発表準備をほぼ終わらせた(有り難や)。

 午後、外来で処置をしていたら、なにやらどこかで医者のサインが必要だという連絡があったらしく「先生、地下まで行ける?」「行けますが」「じゃ、車椅子で連れて行くから、サインだけして来て」「い、いや、時間はかかるけど、歩いて行けますったら!」

 夜診に行ったら、くしゃみ鼻水が止まらなくなってきた。やばい、完全に風邪引いてる。

4月15日(土)

 1日寝てたと思う(記憶朦朧)。こんな季節に風邪を引くとは、と思ったが、よく考えたら去年もゴールデンウィークにS君と2人で寝込んでいたような…。ワールド女子の放映も見る気がせずにベッドに入っていたところに、重症さ加減が表れている(笑)。食べ物の味が全く分からない。

4月16日(日)

 やや回復。

 翻訳SFファン度調査(06年オールタイムベスト版) は未読4作。アシモフ《銀河帝国興亡史》7部作(たぶん4作目から読んでない)、ウルフ《新しい太陽の書》(たぶん3作目で挫折)、あとはディレイニーの 『エンパイア・スター』とコニイ 『ハローサマー、グッドバイ』 。
 国内版は思ったより読んでいて27作品。しかし良い作品だと思ったものは数作だな。短編版調査は、読んでるか読んでないか、考えるのが面倒くさいのでどちらもパス。

 少し動くと脈拍が上がるので、休み休み部屋の片付けの続き。スケート関係のものを整理していたら、いかに人様から色々素晴らしいものをいただいているかに、改めて気付かされる。皆様、ありがとうございます(感謝)。

4月17日(月)

 今日は初めて行くバイト先へ。行きはS君に入口まで送ってもらったので、非常に楽だった。帰りはタクシーがいなかったので、天気もいいし、10分ぐらい大丈夫だろうと思って最寄駅まで歩いたら、最初の5分は調子良かったが、後半は超カメ歩行に。歩ける限界は5分らしい…。

 夕方から咳風邪に変わった。体力消耗。

 プル、many many kidsを欲しいのはいいけど、産む方の身にもなってみろよ、とちょっと思った。ま、幸せそうで結構でございます。

4月18日(火)

 風邪が治らない(辛)。冬に入ってからの風邪を引いた頻度を考えると、某金メダリストをどうこうは言えないな。。

 昨日バイトに行った病院は、当直や事務の体制のことで、前々から医者には非常に評判が悪いところなのだが(私の知合いだけでも、1人は過労でボロボロになり、もう1人はヤクザの患者に脅されて辞めた)、某メジャー科が撤退する(医者の派遣を止める)らしい。

4月19日(水)

 朝から足の調子が悪く、すぐに左足が痺れてやばいと思っていたのだが(たぶん一昨日歩き過ぎたのと、昨日も外病院だったため)、夜、出先で突然坐骨神経痛に襲われて冷や汗たらたら。

 シェフィールド『太陽レンズの彼方へ』を読み終わった。マッカンドルーってこんな話だったっけ。そんな気もするなあ。なんかハミルトンがあまりにも面白かったので、かなり色褪せて見えた。

4月20日(木)

 昼、バイト先の外来に、その病院に勤めている同級生が突然乱入してきて、診察をせがまれ、びっくり。それはともかく、その子が一目私を見た瞬間に「まあ、子供もできて」と言ったのにも、ちょっと驚いた。今まで白衣を着て座っている状態で指摘されたことはなかったのだが(←腹が目立ちにくいタイプ)、普段から私を知ってる子が久しぶりに見ると、やっぱりすぐわかるのね。

 近々結婚予定のMRさんが、「妊娠ってあんなに大変なんですか?S先生、こないだ両手で手すり持って歩いてはりましたよ」と、別の子供を産んだ同僚に不安そうに聞いていたらしい。いや、そりゃ妊娠が大変なんじゃなくて、股関節痛や坐骨神経痛持ちの人が大変なんじゃ…。というか、四六時中むかむかする悪阻に比べれば、足痛いぐらい、自覚的には千分の一も大変ではないのだが、傍から見ると歩けないのは随分大変そうに見えるらしい。

 ゴロ寝deスクが、何回目かわからないが、また壊れた。ネジが完膚なきまでにいかれたらしく、S君が(←毎回直してる人)今度は釘を打って固定した。横になっていることが多い身には物凄く便利だが(これがないと寝ながらキーボードが打てない)、もうちょっと丈夫だったらいいのに。

 ところで、うちの家の周囲は猫だらけ。というか、元々猫が住んでいたところに、こっちが引越してきたようなものだから、あちらも態度がでかい。玄関でたまたま出会うと、もちろん逃げたりはせず、じっと睨みつけられるし、今日は、夜玄関先に出たら、暗闇の中で塀の上で丸まり、睨んだ目だけ光っててホラーだった。



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