10月11日(水)

 今日はいかなごの健診。色々な人にひっくり返されたり、引き起こされたりして、いかなごはにこにこ。身長体重は平 均値で、その他も特に問題なし。ただ、うつ伏せにする時は腕を前に出しましょう、と言われた。確かに今までうつ伏せの時はいつも腕が後ろに廻っていたが、なるほど、腕が後ろだと頭を持ち上げるのが大変なのね。ごめんよ、うちら初心者なもので、気付かなかったよ。

 昼間さんざん動かされて学習したのか(?)、夜のいかなごは大の字になってよく動く。ベビー布団に寝かせていても、気がついたら、斜めになって下半身だけ隣の私の布団に入っている。

10月12日(木)

 外病院からの帰り、まだ2時なのに影が長い。と思ったら、もう秋分はとっくに過ぎてたのね。

 一度使ってみたかった「北海道ホワイトカレー」でカレーを作った。ちゃんとカレーの味がするが、やや薄い感じ。

 いかなご、首を無茶苦茶ひねるようになった。まだ体がついていってないので、フクロウみたい。

10月13日(金)

 仕事は大して忙しくないのに、どうもしんどい。こないだの週末、3連荘で外出し続けたからだろうか。って、明日もバイトだし、買い物にも行かにゃならんのだが。

 今月廻ってきたローテーターの一人がすぐに姿を消す、と後輩の女の子達が文句たらたら。昨日、午前中から姿が見えないので、上の先生がピッチを鳴らしたところ、図書館にいます、と答えたとか(学生かよ)。今朝も9時には姿がなく、途中で現れたので、「今までどこにいたの?」と聞いてみたら、「こっちにいました」。こっち、って隣の部屋には、私もいたんですけど…。そう言うと「あ、トイレ行ってました。5分くらい」。い、いや…いいんだけどね。別に同じ仕事してるわけじゃないから、あなたが働かなくても、私は困らないし(後輩達は困るけど)。しかし、3年目の2倍以上の給料をもらってるんだから(もちろん私よりも多い)、それなりの働きをするのがスジってもんじゃないかと…。

 プリンスでタケシの1492を見て気になったので、ストイコとジュベとトッドの1492を見返してみた。何が気になったかって、「じゃっ、じゃっじゃじゃじゃっじゃっ」のところで、スケーターは前進しているのか、後退しているのか。こないだのタケシは後ろに下がっていた。エルヴィスは前に進んでいる。ジュベは後ろに下がっていた(つまり、モロゾフは下がるということか?)。そしてトッドは…前向いたり、後ろ向いたり…つまりストレートラインを踏んでいたのであった。気付いてなかったよ。

 4つ見た中では、やはりトッドの1492が一番好きだ。見たのは01年のバンクーバーワールドのフリーだが、この時って会場総立ちだったのね(懐)。確かに凄い演技だった。ちなみに、この時の予選の1492も凄かった。で、この演技には3Aが2回入っていて、それが銅メダルの決め手になった。のです>プルシェンコさん。3Aというものは、ショート仕様のショーで2回も入れるもんじゃありません。

 いかなご、自分の手と手をからませるようになった。

10月14日(土)

 午前中はバイト。

 午後からS君と3人でホリデイインに行って、携帯の機種変更。カメラの解像度が悪いのと、写真5枚保存したら容量オーバー、という現状に疲れて、そろそろ機種変したい、と言ったら、変更するなら今しないとダメ、とS君に言われて(何やら色々あるらしい)決意したのだが、新しい携帯は予想以上の訳の分からなさ。カスタマイズし終わる前に死にそう。

 フィンランディアのルタイ見てびっくり。いつの間にこんなにうまくなった?仕草はやっぱりミーシンチーム。ドブリン、キミの将来は厳しいかも…。

 京極夏彦『邪魅の雫』を読み終わった。ミステリミステリしていて、よく纏まっている作品だと思った。榎木津の彼女の話が出たところで、先はわかってしまうが、後半の収束感や真犯人のいる前で謎解きも王道だし、最後の会話も良かった。

10月15日(日)

 今日こそは朝寝!と思っていたが、いかなごが8時半に起きて、凄く退屈そうにあーあー言ってるので、遊び道具がある居間に移動。まあ、そのおかげで朝から洗濯やら掃除やらできた。

 午後から車で四条河原町に出て、高島屋の子供服売り場に。ばばと待ち合わせして、いかなごの冬の上着の買い物。前からマントが欲しかったので色々見て、とんがり帽子付きのピンクのマントを買ってもらった。やっぱり赤んぼはマントよ〜。高島屋はたくさんメーカーが入っていて、なかなか買い物しやすかった。駐車場待ちの間に、車中で大泣きしていたいかなごは、買い物中にふて寝から目覚め、ばばの顔を見てにこにこ。

 それにしても、いかなご、傍から見ると、絵に描いたように赤ちゃんだな。

 フィン杯のドブリンを見た。回転は足りていないが、一応4回近く廻ってちゃんと降りてるのね。他のジャンプも回転が怪しいが、女の子ジャンプはやや改善。筋肉ついてきた感じがする。

10月16日(月)

 風邪の気配を感じる。喉が痛い、鼻水止まらない。もしかしたら、いかなごの鼻風邪(生後2回目)をもらったのかも。

 いかなごはベビーカーに乗せると、相変わらず両足を前の手すりに載せる。最早そこに乗せるのがデフォルトといった様子…。

 例のローテーターと一緒に入院を持つことになった。薬の名前知らないならメモしてくれ…採血のオーダーぐらい適切に出してくれ…あんた本当に2年目か?ゆとり教育の弊害、ってこういうことなのね…要するに、2年目と思ったらいけないのだろう…8年生、と思わなければ。

 キャンベルのJスポ生放送を録画で見た。時間が押していたらしく、キミーの前で切れていた。
・男子で一番良かったのはアランフェスの中庭君。ジャンプ全コケでも、スピン失敗でも素晴らしかったよ。ステップは2つとも曲の雰囲気によく合っていて最高。まさに「とっても素敵なプログラム」(by樋口先生)。
・体調が悪そうだったジョニー、いくらチェスがテーマとはいえ、その衣装は体型に合っていないのでは…。それにアニシナの振付は…微妙。。
・織田君、「ウィルソンはもう少し違うラインを望んでいる」(by樋口先生)というのに納得。まだ振付が身体についてない感じ。こないだも思ったのだが、ストレートラインの後半になってから曲が切り替わるのが、個人的には気になる。
・ライサのカルメンは見る度に「もっと派手な衣装を着てくれ」と思う。手足長くて細いから、黒一色だと棒みたいなのよね。

・女子で一番良かったのは、白鳥の湖の舞ちゃん。綺麗になったし、上手くなったし、大人っぽくなったし、素敵だったよ。今季は人気出そう。
・エミリーは迫力が増した気がする。あのバレエジャンプとか、びびるよ。ブルドーザーのような迫力。
・美姫ちゃんは、頑張ってるのも、美姫ちゃんの動きに合った振付というのもわかるが、シエラザードなら、もうちょっと柔らかい動きをして欲しい…ストレートライン、ぶん回し過ぎな気が。
・まおまおは、なぜいきなりステップからの3A。スピンも変形入れまくりだが遅く、色々こなれていない感じ。昨季ぽんとシニアに出てきたんだし、そろそろ調子が悪い時期なのかも。それにしても、チャルダッシュを聞いていると、脳内でチッパーがこちらに手を差し出しながら進んで来る…。

10月17日(火)

 鼻水止まらない。勉強会が長かった。

10月18日(水)

 朝起きたら風邪がほぼ治っていた(驚)。1回ひいたら1週間治らず、治ったと思ったら次の風邪をひいていた去年と同じ人間とは思えない。

 今まで、いかなごに離乳食をあげる時は、野菜スープをスプーンで口の中に流し入れていた。しかし、このやり方だと半分以上は口の外にこぼれるので、これでいいのか?と疑問に思っていたのだが、今日、家にやって来た子守ばばに離乳食をあげてもらって、やっと適切なやり方がわかった。スプーンを横に持って、いかなごに啜らせればいいのね。ちゅっちゅっと、結構しっかり食べられていて、びっくり。その後、棚に貼ってあったマグネットで遊んであげたり、ばばのやることは一味違うわ。子育てにおけるばばの有能ぶりには、感心させられることしきり。

 ところで、ばばに、いかなごの目より下は、小さい時の私にそっくり(特に寝ている時)、と言われた。確かに、最近うすうす感じてたんだよなあ…もしかして、いかなごって鼻から下は私にそっくりなのでは、と。小さい頃から「両親とも普通の鼻なのに、どうして私の鼻だけ低いのか」と思いつつ、「で、でも私の親は普通なんだから、きっと私の子供は普通の鼻に違いない!」というのを心の支えにしていたのに…ごめんよ、いかなご…。

10月19日(木)

 いかなごのお迎えの時、先生に「この頃顔がしっかりしてきて、お父さんにそっくりですね」と言われた。ええ…生まれ落ちた瞬間から、いかなごはS君に(だけ)そっくりです…。

 なんかしんどい。帰宅後に冷や汗出た。

 19病院受け入れ拒否事件。こういう医療ミスがあったとは思えない事件(どうしてそう思うか知りたい方は、病院・医者板でも見て下さい。CT撮ってれば助かってた、みたいな発言を聞くたびに、脱力感を覚える)と、手術で右左間違えたり、出血してるのに開腹せず内視鏡オペを続行した、どうみても医療ミスな事件が同列に扱われているのを見聞きする度に、ああ、今までの日本の医療は崩壊する、今さら崩壊を止めることはできない、という諦念を感じる。マスコミの理不尽な医者バッシングを見ると、最初はソルトレイクのロシアペア叩きの時に感じたような激しい怒りを覚えたものだが、今はもう、またか、としか思えない。

10月20日(金)

 帰宅後に寝てしまったS君が8時過ぎても起きないので、泣き出したいかなごをそばに連れて行って、しばらく泣かせた。目覚ましとして非常に有効だった。

 今になってみれば、ソルトレイクでヤグが勝って良かったというところなんだろうな。ロシアの誇る2人が、両方ともオリンピックチャンピオンになれたのだから。



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