12月11日(日)

 いや、なんかもうしんどくて。ジュベールが怪我してGPF棄権するかも、というニュースを見ても、今いち身に染みない。プル来るかも、などという期待より、「プルも来るのしんどいのに、大変よね」という自らの体調に基づいた同情のみが先に立つ。

 午後にちらっと病院行って、夕方地上波のNHK杯総集編を見た。美姫ちゃんはSPも今ひとつだったのね。ゆかりちゃんのSPは確かに本人によく合ったプログラム。それにしても、ライサとかリアシェンコとか、ダイジェストじゃ何の意味もないんですけど。

 子パンダはママよりダンボールに夢中。

 夜、S君が代わりに本詰めてくれた(嬉)。引越しまでにHDの内容をできるだけDVDに焼かねば。
12月12日(月)

 仕事行って、帰ってきて寝た。以上。

12月13日(火)

 どうせ毎年なるなら、ユーロや五輪の前じゃなくて、今なのは実に素晴らしいことだと思う>プルのインフルエンザ。しかし、毎年言ってる気がするが、プル病気になり過ぎ。普通若い男性は、市立病院の救急外来から感染症で入院したりしないし、毎年必ずインフルエンザになったりもしないだろう。うがいしてるか、うがい。お願いだから、年明けたら毎日うがいしてくれ。

12月14日(水)

 「熱狂的ファン」の定義について考える今日この頃。

12月15日(木)

 朝タクシーで四条大宮まで出てバイト先へ。バイト先までS君が車で迎えに来て、新居関係の手続きのために、伏見近辺へ。そこで手続きを済ませ、新居へ再び車で移動。新居をひとわたり見てから大学へ戻る。朝のタクシーからはじまって、一日車に酔いまくり。死にそう。

 それにしても、今日ほど住所と名前をたくさん書いたことはない。書類の誘導をしてくれた女の人が幸い有能だったので、指示される通りに、サルのようにひたすら住所氏名を書き続けた。

 新居は思ったより良さそうな感じ。

12月16日(金)

 急いで仕事を終えてから新幹線で代々木へ。女子SPの開始には間に合った。

・美姫ちゃんは悪くないと思ったが、まさか3-3が認定されるとは思わなかった。隣の席のアメリカ人っぽい人が、モニタ見ながらしきりにチートチート言っていた(笑)。
・ソコロワちゃんは、あまり体が絞れてないにも関わらず、スピードもあって(本人比)良い出来だったと思う。トーランドットなこともあり、周りの評判は今いちだったが、私は悪くないと思った。でも点数出ないな、と思っていたら、ループがダブル認定だった…そりゃ駄目だわ。。

・友加里ちゃんは素晴らしいの一言。生SPは初めてだったので、感動もひとしお。点数が出て、美姫ちゃんより下だとわかると、会場からもの凄い「え〜〜〜」の合唱が。久しぶりに聞いたな…長野ワールドのチェンジャン以来かも。個人的にはブーイングより美しい(?)と思うので、是非世界に広まって欲しい>えーイング。
・魔物はさすが。何の苦もなく3-3を決めていた。

・イリーナの今期SPは大好きなので、かなり期待していたのだが、出来は今いち。フリップだぶってたし、滑りも昔のイリーナを思わず思い出してしまった。
・SPの結果表を見て、真央GPF初優勝が迫ってきた気がひしひしと。

・この日は現地でチケットを買ったため、後ろの席の人が、スケートを普段見ない、テレビのみで情報を得てやって来た人達で(かなり騒がしくて閉口した)、美姫ちゃんに「ミキティ可愛い」、真央に「あ、あのポーズテレビで見たっ」、友加里ちゃんには「この人も日本人?」、イリーナの点数を見て「なんでこんなに低いの。得点間違ってるんじゃない!?」(だ、だぶってましたから…)と、なかなか新鮮な(?)感想が聞けてそれなりに面白かった。

12月17日(土)

・場内アナウンスの人が最低だった。テレビ朝日のアナウンサーという噂だが、その辺のスケートファンを連れてきて代理をさせた方が100倍マシであったであろう。本当にプロなのか疑わしいところだ。とにかく、噛みまくり、選手の名前を間違えまくり。ソコロワをソロコワって、4文字の名前も発音できないのか。

・ダンスはチャイサフのボレロが良かった。あれで、後半の音楽が加速してきたところで、いつものチャイサフのようにバタバタ風味を出してくれると、もっと盛り上がりそうだが、凄い体力が要りそうだ(笑)。ナフコスのカルメンは、生で見ると思ったより良かった。コスが衣装も態度も非常にえらそうだった。それでも、プログラムとしてはあまり良いとは思えなかったが、滑りが他の5組と全然違うのは良くわかったので、いいんじゃないでしょうか。

・男子は…全員今いちだったが、エマのフリーを生で見られたのが楽しかった。良いプログラムだわ、ほんとに。バトル君の出来が悪かったのが悲しかった(ジャンプ的にはいつも通りだが…)。大輔君は、クワド転けても後はまとめられることがはっきりしたので、これで代表決定なのでは。

・最後に出てきたステファンは4-3を何とか決め、後半のクワドは目の前でビシッと降りてくれて、よろしゅうございました。確かに子供の頃と比べるとスピンは見劣りしたが、それでも世界チャンプの貫禄を見せてくれたと思う。岳斗に似てきたという説あり。あと、スイス国歌を聞いたのは初めてかも。

・そういえば、席の場所がなかなか良くて、目の前でサフさんが見得を切ってくれたり、目の前でステファンがラストスピンを廻ったりして、楽しかった。

・ペアで良かったのはジャンジャン。トトマリはノーミスで貫禄だったが、今年のプログラムは私的には今いち。去年の方が好きだったな。五輪トトマリ独走は決まったようなものだが、ジャンジャンとあまり点数的に差がなかったので、雪ちゃん達が怪我をしてなかったら、と思わずにはいられなかった。雪ちゃん達ならTESはジャンジャン並、PCSはトトマリ並に出る可能性があるから。

・それにしても、トンの不調は続いているねえ…トンがトウループを綺麗に決める日は来るのか。オベスラは久しぶりに生で見たせいか、心なしか上手くなった気がした。後で関係者席でラブラブしていたらしい。

・女子は昨日の時点で真央優勝の心積もりをしていたので、私的には5人の争い。ソコロワちゃんは3-3転倒がもったいなかったが、このプロはやはり彼女に合ってるわ。今日はスピードもあまりなく、出来としては今いちだったが、それでもまとめた印象。5年前のGPFの転けまくり仮面舞踏会から考えると変わったよねえ。

・友加里ちゃんは、最初の3Aは微妙だったが降りたし、あとはループポップだけで、まずまずの内容。でもスピードはあまりなく、やっぱり緊張してたのかな。でも、本当に頑張ってると思う。PCSがまだあまり出ないけど、このままいけば7点台に乗せる日も近いだろうね。

・美姫ちゃんは、転倒の仕方がどれも同じ感じ。最後の3-2-2の3つ目での転倒が惜しかった。でも、点は出るので、とりあえず気の毒なのは4位になれなかったソコロワだという説もあり。

・最後の真央は凄かった。3Aの高いこと。しかも前半のジャンプをソロにしておいて、後半でコンボにするという、その神経が凄まじすぎる(普通は前半のジャンプをコンボ予定にして、コンボにできなかったら後半でコンボにする)。これで2回目のアクセルを3Aにしてきた日にゃ…。
・真央の演技が終わった瞬間、関係者席がいっせいに立ち上がったそうだが、そのスタオベぶりは確かに凄かった。数年前から真央を見ていて、ある意味慣れている日本のスケートファンより、そのびっくり度は高かったのかもしれない。

・イリーナは昨日よりはずっと出来がよく、持ち直した印象。
・でも、イリーナでもミスがあると真央には勝てないんだな、と。SPでダブルフリップにしていなければ、結果も変わっていたような気もする。

・貴賓席に紀子さま眞子さま佳子さまがおられたので、生で見るのは初めてだーってんで、表彰式の後、近くまで見に行ったら、寒いのを警戒してか3人ともズボン姿だった。周囲の人に挨拶した後、紀子さまが段を降りていって、佳子さま眞子さまも後に続いたと思ったら、表彰式から戻ってきた日本人選手に挨拶されていた。友加里ちゃんは頭を下げていたが、真央ちゃんは横の人にあそこ、と言われると、いきなり大きく手を振り出した(笑)。皇族に手を振るという構図が凄い(さすが真央ちゃん)。で、真央ちゃんが表彰式でもらった花束を、横の人が貴賓席に投げ上げ、佳子さまがスポッとキャッチされていた。本当に可愛いよ>佳子さま。

・噂の琴欧州は女子フリーの前に、着物の上にコートを羽織って関係者席に現れ、織田君が挨拶に行って、手の大きさを比較していた(笑)。で、女子フリーが終わるとすぐに帰ってた。

・ところで、後ろの客が実に怖ろしかった。言葉の端々からするに、古くからのスケートファンのようだが、演技中演技後を問わず、気に入らない選手に浴びせる罵声の凄いこと、凄いこと。ああなってしまってはいけない、気をつけなければ、と心から思った。

12月18日(日)

 朝起きて、BS世界のニュースを見つつ、少しまったりして、昼頃に帰京。

 エキシビはフジTV観戦。
・まず、カメラワークが斜め過ぎ、視点変わり過ぎ。マジで酔った。あんな酷い放送ははじめてかも。
・バトル君の高速スピンが非常によろしゅうございました。しかしロロスピンなみにエキシビでしか見られない技になってしまったな…>レベル1高速スピン。
・コス…いくら何でも露出し過ぎでは。いいけど。
・スルっち、可愛かった。
・角澤アナ「ジャンプがかなり重視されるという新方式になっています」ウソ言うな;回転不足がかなりチェックされるだけだ。あと、仕方ないんだけどトトマリのツイストに「高い」という実況にはずっこけた。
・確かに佐野さんうるさかった。ソルトレイクの時は、唯一の心のオアシスだったのに。
・それにしても、松岡修造はうざいな。うざいと10000回言っても言い足りないぐらいうざい。
・一緒に見ていたS君が、こんなに酷いフィギュア放送ははじめて、と言っていた(S君はJsportsに慣れてるからな…)。

 ところで、五輪選考の話。ポイント制だの、GPF表彰台で内定の可能性だのの話はやめとけばよかったのに、とまた思った。どうせのりぴーの好きに決まるんだから。というか、のりぴー自身も「私が勝てると思う」選手を選ぶと言ってるんだし。普通に考えたら、バックがついてるあんみきをはずすわけにはいかないと思うのだが、これほど美姫ちゃんの不調が続くと、もしかしたら安泰なのはしーちゃんだけなのかも、という気もしてきた。あとの2枠を章枝ちゃん、美姫ちゃん、友加里ちゃんでの争い、というのは甘すぎるかな…。ああ、やだやだ。

12月19日(月)

 GPF中からひいていた風邪が悪化。

 MRさんから、真央の五輪出場問題について話しかけられた。MRさんは「世界一なんだから五輪に出るのは当たり前。年齢制限なんて要らない」とみんな言ってましたよ、と。なので、私は年齢制限はあった方がいいと思いますよ、と言い、バイウル、タラ、サラが今どうなってるかについて語り、低年齢から練習過剰になる危険性について語り…。
 MRさんは「でもまあ一般人としては、真央が出て欲しい、と思いますよ、やっぱり。そんなことまで考えませんから」。確かにそんなものかもしれない。フィギュアファンじゃない人にとってみれば、五輪だけが試合で、その後の大会で真央がどんな演技をするかなんて、気にならないだろうしな。

 それにしても、世界一が出ないんだから五輪は世界二位決定戦とかいう理屈は意味不明。スポーツは水もの、真央だって五輪に出られるという前提なら、プレッシャーを感じてノーミスができない可能性だってあるんだし。ちなみにS君は「そもそも3枠しかないんだろ、真央を出してる場合じゃないわけだよ」と言っていた(笑)。

12月20日(火)

 一日中忙しくて。

 げほげほ咳をしているため、マスクはしているのだが、電車の中で隣の人が私を避けているのが分かる(笑)。

 『人形つかい』の新表紙を見た。メアリって短髪じゃなかったよな…。

 全日本の記者会見の映像をちらっと見た。章枝ちゃんがピンクのストールしてたので、風邪ひいてるんじゃないかと、ちょっと不安に。きっと予防だ、きっと。


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