11月1日(火)
しくしく。我が家のアイドル、福田が内閣入りしないなんて。
ロシア国歌、1番を歌えるようになった。1番だけだが、後半部分は3番まで同じだし、表彰式で流れるのは、普通は最後が上がる3番のメロディーだけなので、1番さえ歌えれば無問題。ふふ。
毒盛女子高生凄いな。盛らずにはいられない特殊人格なんだろうな。
宮尾登美子『陽暉楼』を読み終わった。芸者というのは、こういう仕組みになっているのね。主人公が接待下手の性行為嫌いだったのが敗因か…。
11月2日(水)
夕方からしんどくて。
ヒロヤマガタの姿を初めてTVで見た。あんな姿の人なのか…(ショック)。
『ゼンダ城の虜』を読み終わった。イギリス貴族の次男坊がヨーロッパの国の王様の身代わりに、とのことだったので、絶対最初にタイムスリップするものだと、頭から信じ込んで疑わなかったのに、いつまでもタイムスリップせず、そのまま話が進んでいくのに驚愕。しばらく立ち直れなかった。
で、立ち直った後は、なかなか面白い話だと思った。何より主人公が王様に忠義立てして、裏切るという選択肢を頭から考えず、廻りの側近達もそのことを大して疑っていない様子なのが凄かった。解説は続編『ヘンツオ伯爵』は一段劣るように書いていたが、主人公や女王の人の行動に、より人間味のある続編の方が私は面白かった。しかし、携帯電話がない時代は大変だねえ。
11月3日(木)
プルの新SPを見た。良いと思います。音楽も耳慣れたものだし、ブツ切りがあまり気にならない系統の曲だし、ジャンプ、スピン、ステップときっちり区切れているのも、五輪向けにはいいかも。ステップは、ダビッド腰振りがちょっと入ってましたな。相変わらず訳分からん気違い沙汰のステップで、細かい音にきっちり合わせているのが、実に盛り上がりそう。
ゴッドファーザーの方は、最初の訳分からん手の動きが省略されていたが、今回限りであって欲しいものだ。あれがないとゴッドファーザーという気がしない。エレメンツも色々位置が変わっていたが、ジャンプがしっかり入るようになれば、また違ってくるかも。
今日から中国杯。まずはペア。パンちゃんのスカートの長さがどうも中途半端な気がする。中国ペアはSPのデススパイラルで手を変えるのが決まりなのだろうか。あと、仕方ないが、みんなツイストで両手上げるのがねえ…まるでデフォルトでそういう技かのようだ。
中国杯女子SP。あのスルっちの高得点はいったい…それに、しーちゃんのあの衣装はいったい…。
11月4日(金)
中国杯の女子SP、荒川さんの衣装は動画で見るとそんなに変じゃなかった。タラソワって感じの振付け。イリーナのSPは、非常に勢いがあって、確かに高得点が出そうな出来だとは思った。プログラムは盛り上がる曲だし、イリーナによく似合っていて、非常に良い感じ。この衣装、体の線が綺麗でないと着れないよね(感心)。ただフリーがねえ…。
真央ちゃんは、予想通りのデビュー。新SPカルメンは、無理に大人っぽくしてないところが良かった。小娘って感じで。あのストレートラインは凄いなー。スパイラルを、あれだけゆっくりのメロディーでできるところも。この頃の女子のスパイラルは、みんな同じ感じに見えるのに、真央はちゃんと真央に見える。
今日はスケカナのペアと女子の放映。アナベル、今度は年下と組んだか…。サフチェンコ組は、フリーの1492は今いち。スピードがない感じが。衣装はジュベより良かったが、やはりこの曲だと、私の脳裏ではトッドが滑っている。海外観戦で一番最初に見た演技が、トッドの素晴らしい予選1492だったのだが、刷り込まれているのか。
女子は、シズニーのSPよりゆかりんを映していただきたかった。ダイジェストは哀しい。ヤン・リューは綺麗だが、特に引き付けられるものがないな…。
11月5日(土)
シーズン前からフィギュアファンの話題をさらっていたチェンジャンの愛の夢をとうとう見た!イケてる!あの音楽でクワド跳ぶとかなりの迫力だし、なんか僕体育会系で口べたですけど、あなたのために踊ってますクワドも飛べます精一杯やってます今愛を知りました感が漂っていて、実に素晴らしい。
ステファンのSPはなかなか面白かった。相変わらず、クワドはちゃんと跳ぶよなあ。しかしジェーニャと曲が同じだけに、滑走順が並ぶのは避けたいところ。
夕方から中国杯女子フリーをCCTVで。真央ちゃんは、かなり緊張していたような。魔物といえども、シニアGPは一筋縄ではいかないらしい。3Aがしっかり入らなかったのと、振付が妙に子供っぽい部分があるのと、あと蛍光色の衣装はやめたほうがいいのでは…。イリーナは、まあ本人があの曲が好きで滑りやすいなら、それでいいのでは、という感じ。あっさり系で緊張しにくいなら、それはそれでいいかも。相変わらずシーズン初めから突っ走ってるけど、怪我に気をつけてね。
続いてBSでスケカナの放映。今年のODのテーマは好きではないが、グルゴンのODは気に入った。相変わらずグル頑張ってますな。FDはぐだぐだだったけど。男子フリー、エマのジャンプや助走は好きになれないが、ゲーム音楽のような曲に合わせたナゾの踊りは面白かった。あと、スボン切れても大腿切れても、とにかく滑るバトル君はえらい。ジョニーのフリーは放映されるとは思わなかったが、最後の啜り泣きまでしっかり流してましたな。怪我は大したことなかったようで、何より。
続いてCCTVに戻って、中国杯の男子フリー。私しゃチェンジャンが哀しいよ…地元だと言うのに、ほとんどダブって。怪我してるのだろうか…。グリャーゼフはクワド入れずに可もなく不可もなく、という出来だったが、見ながらふと(フリーの曲、ノートルダム・ド・パリだし…)この子とイリヤが国内選本気勝負をせねばならぬことを思い出した。安定度で言えばどっちもどっちだからなあ(頭痛)。ステファンはシマウマ衣装に驚いたが(スピンには合うかもしれないが、四季と合うかと言うと…)後半で2回目のクワドは凄いなあ。今回は調子悪そうだったが、フリーも面白いプログラムだと思う。
仕事行ったのと、スケート見てた以外はほとんど寝たきり。
11月6日(日)
そういえば、昨日見たNHKのサイボーグ特集。目の代わりにカメラを装着している男性、開発者が死亡したので研究が進まず、今は100個の白黒ドットのうち6個しか見えない、ってのが…誰も引継いでないのかよ…。人工眼って意外と進んでないのね。
中国杯の真央フリー、ジャンプはルッツとフリップばっかり跳んでるのね。ある意味凄まじい。
11月7日(月)
しんど。息も絶え絶え。
雪ちゃん達の2003年ワールドフリーを久しぶりに見返した。何回見ても凄いよなー。こんな演技が出来てしまうというのが凄いし、廻りの観客の歓声の大きさも凄い。あの時、マジで音楽聞こえなかったもんな。あれを生で見る偶然に行き当たったというのも凄いことかも。
11月8日(火)
とある治療で、患者さんの横に付き添っているだけでよい、という任務を課せられたので、午前中はぼーっと座ってるだけでよかった(幸)。
『クラバート』を読み返し終わった。こんな話だったっけ。高校生ぐらいの時に読んだ時は、もっとおどろおどろした話だったような。村の娘の行動がナゾだ。数回しか会ったことのない粉屋の若者に人生を賭ける気になるだろうか。よっぽどクラバートの顔が良かったのか。
11月9日(水)
外来の部屋が寒くて凍えそう。1週間後にならないと、暖房入らないらしい。ちなみに当直室は、1年中暖房が入らない(非道)。
菅浩江さんにチーズケーキをいただいた(自慢)。
ポリクリの学生が発表の時に「(患者さんは)こちらの病院に参られました」と繰り返すのが、気になって気になって。謙譲語だろうが、こら!
11月10日(木)
来年、非常に年寄りの転科の人が入局することに決まったらしい。転職歴の多い人が警戒されるのはどこの業界でも同じだが、教授曰く「人手不足なので毒ごと飲んだ」。
『王子と乞食』を読み終わった。なんで読んだかというと、S君が古本市で買ってきたから。小2ぐらいの頃に子供向け版で読んだので、子供用の本かと思っていたが、そうでもないのね。王様が乞食の間に知り合った無実っぽい人を助けようとしたが、誰々は処刑された後で間に合わなかった、とか書いてあるのが妙にリアル。