6月1日(火)

 午前中はオペ。夜は当直。

 2ヶ月目で当直に入らせるのはちょっとどうかと思わなくもないが、私も同期の子も転科者だから早められたらしく、普通は夏かららしい(しかも最初は2人当直)。そういえば私も、1年目の時に初めて当直に入ったのは、夏頃だったな。それも3人体制の病棟当直で。んで、外来当直に入る時は、最初は部長がサポートについてくれた。あの時はもの凄くドキドキしたなあ…。

6月2日(水)

 読売の夕刊にトリフィドが載っていた(版画つき)。

 有難い友人から、良いものを見せてもらった。98年のロシア国内選プル。ショートでルッツだぶって、キスクラで激しく落ち込んでいる…なんせずっと目を伏せたままなのだ(笑)。フリーでは、両足でクワド降りてはりました。

 昔の世界ジュニアとかも。14歳スルっちがトルコ行進曲で小鹿のように跳ねてるのにびっくり。マジで跳ねてるよ。あとは、ペトロワ&シハルリゼが非常にしっくりしていて、素晴らしいと思った。もちろんエレナも素敵だけれども…もしかして、私はアントン好きなのか?

6月3日(木)

 夏休みは9月まで、と決まったらしい。無理だろうと覚悟していたとはいえ、そこはかとない期待を抱いてもいたので、ちょっと悲しい。休みは10月以降に取れないと意味がないんだよ。
 これで、選手権大会は不可能になったな。問題は、たとえ土日のみでも、GPに行けるかだ。というか、9月に何かないか?南半球にフィギュアスケートを普及させねば!

6月4日(金)

 当直。たくさん来たが、日付が変わる頃に若い子の顔の切り傷が来た。さすがに私じゃ可愛そうだと思い、まだ居残っていた上の先生捕まえて、縫ってもらった。

6月5日(土)

 明けて歯医者へ。激しくじーんとしみる感覚というのは、とても苦しいわけじゃないけど体が動かない点で、気絶後に覚めた時の感覚と似てるなあ、と思った。

 夕方、昼寝。

 某海外SF至上主義者の若手偉い人によると、まずダンセイニを読まねばならないらしいが、とりあえずプリースト『奇術師』を読み終わった。奇術はできるが、他人の奇術のネタは、教えてもらうまでわからないエンジャに、激しく親近感が(笑)。大ネタをやるために、テスラの力を借りて機械に走ってしまうところも素敵。
 ボーデンのネタについて、オチか叙述トリックがあると思っていたのに、どうやらなさそうなのは拍子抜け。あと、一番最後のアレは、映画化向けか?とちょっと思った。でも、整理好きがいい感じ。傑作かと言われると疑問だが、読み応えのある話だった。

6月6日(日)

 夜は当直。

 午前中はほぼずっと寝ていたのに、午後からも全く体が動かずぐったりしていて、挙句の果てにまた眠ってしまった。どうも昨日の夜、目が痒くて飲んだ抗アレルギー剤が悪い気がするのだが、いくら飲む薬飲む薬サイドエフェクトが出まくるとはいえ、夜になってもまだ眠いというのはどうよ。薬物代謝に問題があるんじゃなかろうか。

 たあ写真の最近の個人的ヒット。下に写ってるのは、手じゃなくて足です。

 今週のDVD移動終了ビデオ本数:0本。ここが我慢のしどころじゃ。この頃97-98シーズンのビデオを移しているので、やたらクリオブとカザドミを見ている気がする。

 「スピンでトイレットペーパー巻取り」企画を見た。カナダ代表で、本当にジェニファーが出てくるとは。ところで、トイレットペーパーと言えばタケシだし(おい)、次は男子でどうですか。

6月7日(月)

 3時に起こされたら、昼間しんどくて。体の衰えを感じる。

 私は1時前に患者が途切れて次は3時だったが、隣で診察していた同級生の内科の子は、ずっと呼ばれっぱなしだったらしい。彼が1年目の時は、上の先生と2人で当直していても彼がファーストコールで、しょうもない事で上の先生を呼んだり、検査結果出ないうちに呼んだりすると怒られたものなのに、いざ自分が上の立場になった今は、新研修医制度になっていて、「1年目の先生は判断できないから、ファーストコールにしてはいけない」という謎の通達が廻っており、今でも自分がファーストコールのままだ、とぼやいていた。

6月8日(火)

 5時間の検討会を終えて家に帰ると、アサインが出ていた。うわー、プルNHK杯だ。しかもスコアリングイベントやん。今年は見られないかと思っていたので、すごく嬉しい。いや、NHK杯だって行けるとは限らないが、幸い今年は交通便利な名古屋。新幹線1時間は近いぞ(浮)。

6月9日(水)

 今いちよくわかっていなかったのだが、私が厚生年金か何かに加入したので、S君は3号何ちゃらになって、生まれて初めて年金に加入している状態になる、はず。これで、あと1年くらい経てば、障害基礎年金がもらえる身分になるぞ。

 今日の晩御飯は、豆ご飯と、たこと大豆の煮物と、三度豆のトマト煮込みでした>豆ずくし。

6月10日(木)

 家では日頃から犬扱いされている私だが、今日は病院でも上の先生から犬扱い。「おあずけ」←清潔に入ってるので、手を前に上げてろ、という意。「おすわり」←腿の裏側を縫っていたので、(立ってると縫いにくいから)椅子に座って縫え、という意。

 久しぶりにプルの瀕死の白鳥を見た。悪くないんじゃないか?(笑)さすがに、羽ばたいてるのはちょっと何だが。今やってみるのも面白いかも。



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