4月21日(水)

 1日バイト。朝6時半から夜8時までの健診なんて初めてだよ。コメディカルな人達は大阪から派遣されてきていたが、中には家を3時半に出た人もいたらしい。気違い沙汰だ。京都にはあまり来ないらしく、バスで移動しながら「あれが大文字?あんなしょぼい山だっけ?」と左大文字を指差して言い合っていたのが面白かった。もしかして、大の字が2つあるって、あまりメジャーじゃない?(あ、勿論ちゃんと説明しましたよ)。

 ちらっとドラマ「ねじれた絆」を見た。激しく子供が可哀想だな。

4月22日(木)

 S君も私も、帰りに近所のスーパーに寄って夕飯の買い物してきた。連携悪し。

 マガジン5月号は、ウィリスインタビューが面白かった。人間は、どうしようもない状況の中でもがきながら、何とか暮らしているものだ、とか、『航路』は死を受け入れるプロセスを助けるものでありたい、とか。『航路』読み返したくなってきた。

 祝・H氏ついに国試合格!

4月23日(金)

 外来が暇だった。週の前半に業務が集中する仕事というのも面白いな。まだ体が慣れないけど。

 23時過ぎにS君がチャンネルを変え、偶然古館のラーメンたわごとを聞いてしまった(ダメージ大)。

4月24日(土)

 午前中は大学。廊下で大学に戻ってきた同級生に会った。卒業してすぐ学外に出た子なので、会うのは6年振り。またしても、苗字そんなのに変わっちゃったんだ、と残念そうに言われた。私以外(含S君)はみんな昔の苗字の方が好きってのもどうよ。

 午後からは昼寝したり、DVDの勉強したり(皆目分からん)。

4月25日(日)

 腹が痛いです。4時間おきにえぬせいど飲んでますが、1時間しか効きません。のたうちながら『犬は勘定に入れません』を読んでます。でも、今日も昼寝しました。

4月26日(月)

 ウィリスの長編ってどんな話?とS君に聞かれて、「『ドゥームズデイブック』は、航時学部の学生が間違ってペスト大流行の年にタイムトラベルしてしまって、人がバタバタ死にまくり。一方、元の時代でも、ナゾの伝染病が流行ってさあ大変、という話」、「『航路』は、病院で臨死体験の研究をしてる主人公が、院内で迷いまくったり、廊下で話が長い患者さんに捕まったりして苦労しているうちに、あっと驚くことが起こってさあ大変、という話」、「『犬は勘定に入れません』は、航時学部の学生がヴィクトリア朝にタイムトラベルして、ブルドッグが出てきてわんわんわん、猫が出てきてにゃんにゃんにゃん、という話」。……ウィリスは粗筋を語るのが難しい…。

 仕事は割と暇だったのだが、家に帰るとすぐに眠ってしまうのはなぜだ。

4月27日(火)

 なぜか人が全然いなかったので、ほぼ1人で延々と予診取っていて疲れた。

 コニー・ウィリス『犬は勘定に入れません  あるいは、消えたヴィクトリア朝花瓶の謎』を読み終わった。なんと言っても、犬派も猫派も満足できるのがよい(最初のこれは誰?→犬の繰り返しもよかった)。ウィリスにしてはSF度が高いのもよい。やっぱりタイムトラベルは、齟齬と自己修復が王道でしょう。ラストで単に謎が明かされて終わりではないところもさらによし。お勧めお勧め。SF読まない人にも是非お勧め(あ、コメディー小説です)。

4月28日(水)

 BS-Hiの章枝ちゃん特集を見た。COI密着番組で、なかなか素晴らしかった。章枝ちゃんの浜辺の歌見放題だし、COIの練習映像も入ってるし。しかし、なんと言っても衝撃的だったのは…ペト様、また太ったでしょ……(欝)。あとは、ジェーニャが女装EXをCOIで滑っていないのは、リハでの観客の反応が今いちだったせいだろうかとか、ジョニーはやっぱり可愛いとか、ティムとコーエンの言動は予想通りとか、コーエンがワグナーに移ったのはやっぱり正解なんじゃなかろうか(仕草の単調さが薄れたと思う)とか、章枝ちゃんの「今は言えない理由」というのはなんだろう(どきどき)とか。

4月29日(木)

 ゴールデンウィークは家を離れられないので、HDで録画してDVDにするやつ(正式名称知らない)を買った。例によって選んで注文したのはS君なので、機能の詳細はよくわからない。わかってるのは、これから家にあるビデオを全部編集してDVD化して、空間の節減を図らねばならぬということだけ。さあ、頑張るぞ。

 84年のサラエボ五輪のトーベル&ディーンFDを見ていたら、リンクサイドに半禿げの男の人が。…ミーシン先生〜まだ髪の毛が〜。

4月30日(金)

 夜、研究室の人達と食事。グラント当たりそうらしい。

 画像がえらい悪いけど、元からかなあ…と思いながらHDに取り込んだテープを他のデッキで見たら、実に綺麗に見えることが判明(トラッキングが悪かっただけの模様)…最初から取り込み直しだ(ぐったり)。

 マイナー科医になって1ヶ月。研修生活は2回目なせいか、ゆったりした環境のせいか、思っていたより精神的に余裕がある。思えば、研修医成り立ての時は、注射も紹介状も外来システムも患者さんとの会話のやり方も、何もかも知らなかったわけで、そりゃ余裕なかったのも当然か。あと、以前は例えば9時に帰るとすれば、それは8時半ぐらいに業務が終わったことを意味したものだが、今は9時に帰るとしても、業務は5時ぐらいに終わっていて、後は勉強してるだけだったりするのだ(笑)。それに、何と言っても急変がない(ポイント)。まあ、そのうち当直や外勤や発表が入って、バタバタするようになるんだろうが。



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