11月20日(土)

 午前中は外来。とっとと終えて、12時に病院を飛び出し、大阪プールへ。午前中からやっているのかと思ったら、1時からだそうで、男子SPには余裕で間に合った。が、ということは女子SPの開始時間も遅いので、夕方から発表がある私は見られない…。真央ちゃん、1番滑走を引いてくれ!(無茶言うな)。

 男子SPは何と言っても、岸本君の座頭市が良かった。織田君のスーパーマリオは、動きがもたついて見えて今いち。もう少し軽快だったら、良いプログラムだろうな。南里君の二つのギターは、音楽のらしさが出てない感じ。あと、いかにもノービスから出てきました、という感じの小さい男の子(野添君)が頑張っていた。期待。

 発表順序が一番だったので、女子は泣く泣く諦めて、京都へ。今回は発表は割とどうでもいいイベントで、重要なのはその後の教授との個人面接。何か聞かれるのかと思ったら、「4月からは大学に戻ってもらうから」「ご主人は元気か?」「論文早く書きなさい」以上。そういえば、こないだ文句つけてきたDQNの人達は、あれから何も言ってこないらしい。大学に帰れば自由時間も収入も少なくなるが、少なくとも二重生活はせずにすむので、それはそれでいいかも。

 面接を終えて、さわやに着いたのが9時前。受付には実行委員長がいて、合宿だけだといくら?と聞いたら、ええっとええっとと考えてノートパソコンを目の前で開けられた(おい)。値段を書いた紙、事前に受付に用意しておかなかったの?すると受付横のたむろ場から牛尾さんがやって来て、「7000円ですー」と受付してくれた。受付ができるようになってはじめて、一人前のOBらしい。私が一人前になれる日は遠い。

 荷物を置いて「あなたの人生の物語」を覗きに行く。途中からだったが、どうやら最大の目玉だったらしい、かつきさんの話を聞くことができた。「飛さんの新作が出ないので、古本道にはまった」「高校生の時に入ったアニメ研究会が、たまたま女子オンリーのアニメを作るサークルで、そこで今の奥さんをゲット」「大学ではSF研に入ろうと思ったが、京大や名大はOBが恐そうなので、自分が輝けそうな大阪市立大を選んだ」

 高校生で既に大学SF研のOBを把握しているというのが凄すぎ。しかも、その時ファンタジー大賞(だったかな?)を取った人がいたSF研を代わりに選ぶというのも凄すぎ。しかし知りすぎていた故に、深みにはまった気がしないでもない(OBは普段の生活には、あんまし関係ない)。京大に来ていれば、私より3つ下の学年。間違いなく、北極星のように輝いていたと思うんですが。しかしまあ、赤本だけで調べていた私は、生まれたての海亀のようにウブだったな。

 企画が終わる間際に、受付前に本を取りに行ったら、OPの人達がずらっと正座しており、その向かい側には高橋さんと見知らぬ女の方が。なんだ、なんだ?と思ったら、高橋さんの婚約者の方のお披露目だった。慌てて横に並んで正座すると、続々とSF研OPの人がやって来て、最終的には半円形に並んで正座し(笑)高橋さんのお話をお伺いすることに。あんな可愛いらしい人をゲットされたのか。しかもそのスジじゃないんだってよ。凄いなー。
 しかし、こんなことが行われるというのも、京フェスならでは。

 さて、その後が、思い出の児童SF。少人数で静かに本を読んだり、ボソボソ語り合ったりする企画だと思っていたのに、持参の本を広げた途端、周りから人がわさわさ寄って来て、思ったより派手な展開に。私の個人所有の本だけで、こんなに珍しそうにされるとは。しかもその大部分は、古本市場かどこかでレスキューしてきたものなので、私は未読だったり(たしか、S君と万歩書店の旅に出かけた帰りに見つけたのだ)。本、勝手に取っちゃダメ、とか、ばばあのようにうるさく言ってすみませんでした>参加者の方々。でも、『スターシップと俳句』も京フェスで失くしたし、故意じゃなくても、紛失する危険性が高いので、ついつい神経質になってしまうんだよな。もしトリフィド失くしたら、泣いても泣ききれないもの。

 BANANAさん製作の児童SFリストと、カラーコピーの書影が凄かった。秋田書店の「SF恐怖シリーズ」って凄いぞ。「火星人間」「縮小人間」「植物人間」「脳人間」「地底人間」「巨大人間」。さあ、どれがなーんだ?火星人間はウェルズなのであった…それは単なる火星人じゃないのか?てか、トリフィドの日は植物「人間」が出てくるわけでは。。

 最初は「昔読んでちょっとだけ覚えてる本があるんけど、あれは何てタイトル?」という話をしていた。しかし、「それ、俺も読んだ!」という人は出てくるものの、結局タイトルが分からないものが多数(笑)。それでも、オレの記憶が幻でないとわかっただけでも良かった、と言ってる人もいたので、それはそれで良かったのかも。「この本のラストが良くって」「この本の原作何?」「というか、こっちのバージョンで読んだんじゃないんだけど」などの会話があちこちで交錯する。

 そうこうするうちに、小浜さんが乱入してきて、企画は完全に乗っ取られた(ちなみに、京フェスではこういう事態はデフォルトです>初参加者の皆様)。私は小浜さんに乗っ取られるのは嫌いではない派なので、かなり面白かった。内容は詳しく書いてあるこちらで(笑)。このシリーズにはこんなエピソードがあって…、というのが面白かったので、あかね書房のシリーズも解説していただきたかったのだが、時間がなかったのが残念。
 持っていった本については、思ったより多くの人が楽しんでくれたようで、ようございました。重い思いをした甲斐があったね>S君(ちなみに箱詰めしたのも、運んだのもS君)。

 その後、大広間でたむろっていたら、小浜さんが「野田令子をどうにかする話」をはじめた。「野田令子は野田令子でさえなければ、外見は可愛いんだから…」という、本人からすれば大きなお世話的な話。でも野田さんの発言を聞いていると、彼氏と話をするのは1週間に1回でも時間の無駄らしいので、わざわざ結婚して無駄な時間を使う必要はない、という気が。で、自分が可愛いのも、本当にあんまり認識していない模様。傍から見てると勿体無い人だ。

 それにしても、高校生の時に「ホーガンを年に2冊出すと、票が割れて星雲賞取れなくなるので、年に1冊しか出すな」と小浜さんに手紙を書いた、という話には仰天。高校生が星雲賞なんて知ってるか?しかも票が割れる、なんて考えるか?
 そのうち結婚の話になって、小浜さんが「結婚生活を長く維持する秘訣はなんですか?」という問いで、「決して(妻に)逆らわないこと」という答えを是認していた。はははは。だそうですよ、世間の皆様。

 ちなみに(塩)さんは今年も格好良かった(幸)。歯が一本でも格好いいの?と小浜さんに詰め寄られたが、前歯のことは、この前の髪が長かったのよりは気にならないなあ。でも、歯が一本でよく日常生活を送っていけるものだ。

 途中でふらふらと万物理論の部屋を覗きに行ったら、面白かったので居座り。実は私、最後の90ページを読んでおらず、ネタバレ覚悟の聴講。そしたら、志村さんと菊池さんが、最後の解釈でもめており、どうやら「最後にみんな自閉症になるらしい、そしてそれは世界間にはあまり交通がないというのがモサラのTOEなので、それぞれの人がそれぞれの世界を持ったため、みんな自閉症になったらしい」ということを知る(笑)。これを書いている時点でもまだ最後まで読んでいないので、本当にそういう話なのかどうか、楽しみ。

 で、最初の生き返り人間の話や、島底への探検など、短編にできそうなネタをたくさん詰め込んでいるのに、大して複線にもなっていないのは、やはりイーガンが小説の書き方が下手だからだ、という話に。あと、最初に「汎が」という文が出てきた瞬間、一般人はひくが、SF者は来た来た、と思う、というのは、スクリーニングにいいかも>イデアがあるかどうかの。

 いでさんがみらい子さんが最初「汎」の訳がおかしいといって怒った、という話が出る、と言っていたので、それも楽しみにしていたのだが、途中で眠くなり、撤退してしまったのが残念。話は出たのだろうか。

 スタッフ部屋に行き、寝ているしおしおと新入女子会員T氏の間に布団をひいて寝る。

11月21日(日)

 7時過ぎにスタッフが後片付けを始めたので起床し、大広間へ。エンディングには、企画の感想を述べさせるという新機軸が採用されていた。

 受付を手伝っていたS君をひっさらって、京教1階の喫茶店でぞろぞろと朝ご飯を食べた後、解散。ところで、実駒っちは本当に魂の兄弟なのだと思う。行動を見れば見るほど他人とは思えん(笑)。それほど似ているという訳でもないのだが、兄弟ってきっとこんなもんなんじゃないだろうか(←私しゃ一人っ子なので、単なる想像)。

 S君の原付の足元に、児童SFが詰まったダンボールを載せ、鞄を肩にかけて、よろよろと家へ。人の原付って運転難しいのよね。なんとか家に着いて、着替えて準備して、大阪へ。

 全日本ジュニア2日目、男子フリーの第2グループから。大上君のロビン・フッドが激しくケビンだったのと、織田君がバトル風味に変身しているのが面白かった。上背部のそらし方がそっくりなのよね。岸本君は後半のジャンプは今いちだったが、滑りが素敵でプログラムもいい感じ。すっかり魅了されたかも。

 女子は男子と違い、下位グループでもそれなりに上手い。この辺りが層の厚さの違いよね。男子の下位グループは、全く曲に合ってない人も多かったが、女子は音楽に沿って滑っていて、どのグループも結構楽しめる。アメリカ在住の佐藤菜乃初ちゃんは、ジャンプはほとんどダブルだったが、逆回転のスピンやきれいなスパイラルを入れ、常に笑顔をたやさず、全ての面を教育されている、という気がひしひしと。これが日本とアメリカの教え方の違いなのだろうか。新採点法は日本には不利だよな。。

 初見の吉田美理ちゃんは、なんかトウのつき方が物凄くて…これは減点されないのだろうか。早いうちに治しておいた方がいいのでは。あとは当たり前だが、浜田グループの選手が、みんな由希奈ちゃんにそこはかとなく似ているのが面白かった。プルとヤグが、どうしてもジャンプの跳び方が似ていたように。

 澤田亜紀ちゃんも舞ちゃんも上達していたが(特に、舞ちゃんの動作が綺麗になっていたのには、ほっ)、それにもまして、やっぱり真央が凄かった。初めて真央ちゃんを見た2年前の全日本の練習滑走の時は、山田先生に「ほら、こう回って」と指示されて、ただリンクを一周回って戻って来たりしていたなあ、と思い起こしながら、ぼーっと練習滑走を見ていたら、突然高くて美しい3Aを決める。場内ざわざわ。な、なんだあれは。あんな綺麗な3A見たことないぞ。クリーンやん、あれ。

 そして始まった真央のフリー。練習の時よりは回転不足な気はしたが、見事に3Aを決め、何の問題もなく3-3を降り、ビールマンスピンもウィンドミルも決め、スパイラルも上手くなっており、流れもスムーズで、最後の最後でループのコンボを跳び…私は魔物を侮っていたのかもしれない。魔物はあくまで、魔物であった。なんか見るたびに、その凄さに改めて気付かされている気がする…。

 さすがに疲れていたので、試合が終わるとすぐに帰宅。

11月22日(月)

 昨日は自分の体力を慮って22時に寝たので、今日のしんどさはさほどでもなく…外来やるのが嫌で泣きそうになるぐらい。

 夕方から京都へ。家にはホットプレートがあると思っていたのに、こないだ電源コードがどっかにいってから、まだ発見されていなかったらしく、カセットコンロで鍋をするはめに。そろそろホットプレート買い換えようかな。どのみち電源接続部も壊れていたことだし。

 SFファンとスケートファンの両立(なんじゃそりゃ)は大変だな、と思うこの頃。全日本ジュニアと京フェスを同じ日に経験すると、やっぱり両方とても楽しいことに気付く。万物理論の話をえんえんと聞くことや、まだまだ発展途上の選手の演技をえんえんと見ることは、好きじゃなければ楽しいとは思えないので、やっぱり両方ファンなんだろうな。
 でも、FSUとmixiをチェックしつつ、ビデオと本を欠かさず見て、仕事に行ってご飯作って、S君とゴロゴロしながら、充分な睡眠時間を確保するのは…無理だな、うん。書いてて思ったぞ(ちなみに今は「本を欠かさず読む」が一番ないがしろにされている)。

11月23日(火)

 遅くまで寝て、中華料理屋に定食食べに行って、午後からお風呂入ってゴロゴロ。それにしても寒い。京都の家は冬はほとんど日が差さない模様(悲)。

 夕方大阪に帰ろうと家を出たら、四条河原町に行くバスは満員で乗れなかった。仕方なく京都駅行きのバスに乗ったら、渋滞で進まず、京都駅まで1時間近くかかった。そりゃ、この時期の夕方に南行のバスに乗った私が悪いのだが、なんでそんなにみんな一斉に京都に来るかな。紅葉は京都以外にもあるだろー(きーっ)。

 で、途中で実家に寄る。たあはこないだからご飯を食べるようになったとかで、やや丸くなり、元気そうだった。我侭放題は相変わらず。

 うわー。原ォの新刊だって!!

11月24日(水)

 風邪がぶり返した(またかよ)。今度は鼻水+くしゃみで、関節痛+咽頭痛に比べれば、全然しんどくない。昨日1日ぐしゅぐしゅ言ってるS君のそばで過ごしたんだから、そりゃ伝染るわな。まずS君を治癒させなければ。

 プルはモスクワに着いたようで。プルは見てないけど、ミーシン見たから、という証言が笑える。

 全日本ジュニアの時に出た、プルはクワドを跳べること以外にジョニーに勝っている点が何かあるか、の話。一般人にプルの演技を見せた時、こいつだけ何か違う、と言われたことが多いので、あまり心配はしていないのだが、具体的にどこが勝っているかと言われると、違いは挙げられるが優位点は挙げられない。…今年の新採点法の評価、よおく見てやろうじゃないの。

11月25日(木)

 咳が来た。職場でごほごほ言うと感じ悪いので、なるべく我慢していたが、それでも胸が破れそうな感じ。

 朝から、こんなところで外来なんてしてないで、ロシア行きたい、ペト様見たい、と仕事放棄気分だったが、たとえ休みを取れる身分だったとしても、この咳じゃ動けんだろ>自分。

11月26日(金)

 声が出なくなってきた。仕事中、1人と話す(その間は咳は我慢)→入れ替わる間に、ごほごほごほごほっ→次の人に、細く高い上ずった声で「どうされましたー?」。仕切りの向こうでは、上の先生もごほごほごほっ。待合室には当然聞こえてるわな。。皆様申し訳ございません。

 一歩さんの京フェス感想「スタッフ側の企画運営能力は年々落ちているのではないだろうか」。たぶん、そうなのだろう。ただ、基本的に人数が少ないので、仕方がない面もあると思う。スキルの高い人材がそうそういるわけでもないし。私が学生の時は有能な人がゴロゴロ転がっていたので、何の技能もない私が(受付できない、酒・つまみの買出しできない、車運転できない、重いもの運べない)フラフラしてても、全然回ってたもの。新入会員が大量発生しない限り、先細りだろうな(時既に遅しの感も)。

 京フェスと全日本ジュニアの時の日記を書き足しました。

11月27日(土)

 別に徹夜して起きてなくてもええやん、と思いつつ、気になって起きててしまった。なんたって、しばらくぶりの初戦だし、気になって気になって。で、プルの人はSPでクワド転倒した模様。ジョニーにミスがあったから1位だったものの…でもまあ初戦だし、こんなものかも。ロシア杯って昔からクワド転けてること多いような気がするし、フィンランディアだと思えばよいのだ(おい)。

 朝から人様に迷惑をおかけした後、衝撃でそのまま就寝。まともな声が全く出なくなった上、横になると鼻が詰まって息が出来ないので、S君に手動パラマウントベッドにしてもらって(単に布団の上半分の下に、別の布団を折って押し込んだだけ)うつぶせ寝。とある可愛いスケーターが誘拐されるという悪夢を見てしまった。

 夜は中国杯の放映。男子、バトル君は好きだし、あのフリーも良いプログラムだと思う。思うが、3-2でグランプリ優勝ってのはどうよ。ジャンプ以外に重きを置く新採点法も、それはそれで悪くはないのかも、とも思っていたが、今日の試合を見てちょっとキレた。ジャンプの配点を上げろ!どうにかしてくれ!あ、あと「李君の後の次代のエースを狙っています」と23歳の選手に言うのはどうかと>森中アナ。

 ペアはマルクー&ブンティンのSPがなかなか素敵だったのと、やはりジャン&ジャン。SPでスパイラルシークエンスからそのままペアスピンに入るというのは、かなり難しいのだろうか。フリーは、ジャン♂の一番素晴らしい場面が、足だけを映していて上半身が見られなかったのに大ショック。

 夕方まで寝て、さらに夜も寝る。この声では働けないので、何とか月曜日までに治さねば(焦)。

11月28日(日)

 プルはきちんとロシア杯を優勝されました(ほっ)。点数も高く、大きなミスもなかったようで一安心。フル装備の内容ではないが、今の時期にこれなら十二分だろう。今年は試合が終わると即座にディテイルがアップされるみたいで、すぐに内容と点数が見られるのが有難い。エレメンツ的には、レベル1が多いとか、降りた4T-3Tはジョニーの3A-3Tより点数が低いとか、色々問題はあるものの(後者はプルが悪いんじゃない…点数配分の設定が悪いのだ)、PCSが高いのできっと出来がいいに違いない(ほんとか?)。衣装も素敵だし、ああ、早く見たいなー。まあ問題は、これから練習を積んだ時に怪我がどうなるか、なんだろうが…ともあれ、まずはおめでとうございます。

 午後にフォルクスにご飯を食べに行った。こないだ行った時も、質が低下していると思ったが、今日も激しくそう思った。不味いです。

 夜は中国杯女子。いやあイリーナ良かったよ。何と言えばいいのだろう、あの滑り、独特の滑らかさ、あの長めのスカート、あの存在感が女子界には足りなかったのだ!みたいな。ボルチーもなかなか良かったが、折角いい曲を使っているのに、最後の部分の振付はもうちょっと曲の強弱に合わせることはできなかったのだろうか>モロゾフ。あと、ロシェの火の鳥が良かった。あれは◎だ。

 その後、引き続き、『座頭市』を見る。もちろん今年曲を使ってる選手がいるから、という不純な動機で見出したわけだが、座頭市無敵で結構面白かった。で、S君が調べたところによると、「座頭」というのが「放浪している、目がご不自由な人」という意味で、名前が「市」なのだそうだ。ちょっと賢くなった。

 声は少し出るようになったが、夕方からまた出なくなってきた…。明日までに治るのか?

11月29日(月)

 朝起きたら8時29分だった。目覚ましは5時で止まっていた(電池切れな模様)。職場に着いたのは8時44分。危ないところだった…やっぱり一回徹夜するとダメだな。

 夕方、新聞のスポーツ欄を探して、プルシェンコが高得点で優勝、とか書いてあるのをみて、てへっ、と中学生のように喜んでしまった。情報に飢えてんのかしら、私。

 夜インタビューを探していたら、あっさり不吉なセリフを発見。休んでも休んでも膝が治らないから、夏に手術しようかと、っておい。手術するなら、すぐやれよ。五輪前にオペする気かよ…。そりゃモスクワワールドは自国開催だし、五輪の枠取りがかかってるから、休めないのはわかるが…もういいから年内に手術しようよ…。。

11月30日(火)

 鎮痛剤の飲み過ぎで胃が痛い。最早、痛いのは腹なんだか胃なんだか。

 昨日の夜は落ち込んでいたが、やや立ち直って、新採点法を学んでみたり。PCS=プログラム・コンポーネント・スコア(従来の芸術点、アーティスティック・インプレッションみたいなもの)の5つの要素→スケート技術、要素のつなぎ、演技力、振付け、曲の解釈。各要素の日本語名と、英名・英略語と(試合結果はこっちで表示されるので、見慣れてるのはこっち)、大雑把な内容を覚えるだけでも、硬い頭には大変。

 夜、ロシア杯でのプルのフリーは、サーキュラーステップ踊りまくり、という話を聞いて、小躍り。

 S君が『光る眼』リメイク版と『ミレニアム』の古ビデオを買ってきてくれた。昨日、朝ご飯食べる時間がなかったので、食べずに出て行ったら、置いてあるパンが気に食わなかったのかも、と思ったらしく、新食感宣言(私が唯一好きな食パン)も買ってきてくれた。

 今日の晩御飯。胃痛のせいで食欲がないので、買物に行っても献立が思い浮かばない。仕方ないので、間違いなくおいしそうな鯛のアラを買った。ということで、鯛のアラと牛蒡煮、ゼンマイと人参と厚揚げの炒め煮。



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