5月11日(日)

 実家の本の片付けなど。ああ煩悩が渦巻く。

 マガジン6月号は近来になく面白かった。どの作家がスプロール・フィクションかというジャンル分けはどうでもいいが、スプロール・フィクションの解説は興味深い。
 ケリー・リンクは好きな人は好きなんだろうな、という感じ。『ブレイクスルー』は、少年が金髪のとても可愛い子に設定されているところが何ともはや。衝撃的な書き方だし、FCの啓蒙と考えても良い作品だと思う。『ドッグズ』は犬派向けだと思うのだがどうか。だって人間が犬の子産むんだよ?もうそれだけで十分すぎるほど素晴らしい。

5月12日(月)

 夕方からバイト。とある糖尿病患者さんの前回来院時のカルテの記載を見たら、長年の主治医が一言、「ぬかにクギ」。わかりやすい説明でございました…。

 夜中に痒くて目が覚めた。耳も切れてるし、もう限界。

5月13日(火)

 絨毯干したり。叩くと埃が出る出る。

 結婚式の招待状の返信ハガキって、「御」を軒並み「寿」で消してあるのも壮観だったが、「寿・松・竹・梅・鶴・亀」で消してある友人からの葉書にはびびった。め、めでたすぎ。

5月14日(水)

 明日が葵祭りであることに気付いてしまった。毎年トラップにひっかかってる気がする…。

 計算違いで今日から電話を切られた。明後日までウェブにつなげない〜(狂)。

5月15日(木)

 朝7時半から引越し開始。うちが始まったのは9時前。もう素早いのなんのって。私には横にずらすことすらできなかったマガジン入りのダンボールを、3箱重ねて運んでいったのには唖然。人数は4人と聞いていたのだが、実際は新入社員らしき若者を含む計7人でわらわらわらわら。まさにアリさん。
 積み終わると小雨の中、新居にとっとと移動して(あ、今出川は渋滞しまくっていた)13時前には荷物搬入完了。アリさん御一行は午後の引越しへと消えていかれました。私より歳いった人なんていそうになかったが、あの人たち歳とったら何の仕事するんだろう。

 規格外のダンボールもあったので正確にはわからないが、S君の荷物は私の2倍弱はあったことをここに明記しておこう。捨てろ捨てろとにかく捨てろ。

 新居は実家のすぐ近く。もしかして、と思って、一番実家に近い窓にパソコンを置いてみたら、つながる、つながるよ>無線ラン。カーテン閉めたり、窓から数センチでも離したらもうダメだけどな。

5月16日(金)

 パスワード葉書が届かないため、ADSLは開通せず。昨日に引き続き、窓際で人んちの波を受信して細々と…しかしちょっとパソコン動かしたら切れるし、電子ピアノごしにキーボード打つの苦しいし(泣)。

 「ああ、今必要なアレがない〜」→「仕方ない、買いに行くか」→「あ、出てきた」の繰り返し(しくしく)。

 土屋隆夫『針の誘い』を読み終わった。話は面白いが、あの殺し方には無理がないか?なんでわざわざ容疑者を絞るようなやり方を…。

5月17日(土)

 ADSL開通。ありがたや、ありがたや。

 夕方から当直。例の台湾人医師、京都府にも来てたんだって?

5月18日(日)

 落ち込んでます。

 引越しのドサクサで、本棚のダボが紛失した。紛失した経緯には色々あるが、何にせよダボがないと困る。紛失したダボの本棚は二段組本棚なので、普通の倍のダボが要る。9×4×4=144個。買いに行っても、それだけの数はとても売っていない。本が片付かん〜。

5月19日(月)

 夕方からバイト。

 ADSLがよくわからない理由で突然繋がらなくなることが判明。安定したネット環境をください。

 カーテンが来た。

 高木彬光『呪縛の家』を読み終わった。名探偵が無力な話というのはさておき、これはちょっと何だか。殺しすぎ。というか、神津恭介と松下研三ってこんなんだったのか。

5月20日(火)

 たあが雷で神経質になっていて大変。

 ダボが来たので、やっと本の片付け。いまどきシマックとシェール好きの人間なんて、そうそういないと思うがどうか。



過去の日記の目次に戻る。

日記に戻る。