3月12日(水)

 今日も悪夢で目が覚めた。その上吐き気がするので妙だな、と思いながら大学に行ったら、全身倦怠感関節痛その他に襲われたので、服薬して最低限の実験だけして帰宅。お腹空いているのに何も食べられない〜気分が悪い〜。

 今日は四大陸男子の放映日。横で見ていた母親が「この解説の人、きらい!」と激高していたが、そう今日の解説はチームジャパン強化部長・のりぴー。「ジャンプの準備動作が多い」と中国勢に文句をつける一方「跳びやすいところでジャンプを入れるプログラムが重要」とおっしゃり、タケシのジャンプ準備グルグル中は沈黙しているというのが何とも。今日の最大の爆弾発言といえば、やはり「エマ(ニュエル・サンデュー)は整形している」だと思うが、(新ジャッジシステムでは)「ジャッジは点出したい放題。自分が出した点の責任は取らない」とはっきり明言されていたことは、ややめでたいかも。

 タケシのリバダンは(こう省略するとリバノールを思い出す…)当初の衝撃が去ってみると、ステップもただヤグだなあ、としか思わず、なんといっても4回転3回は凄いよな〜とひたすら感心。だってティムと比べたら格段にいいよ?頑張れ、ジェーニャ。
 タケシへのフルマーク連発は、やはり民君に出しすぎたのが悪かったんだろうな。いや、民君素敵だったけど。あんなにステキになってしまうなんて。一方、ユンフェイはあんなに欠点がたくさんあったのか、と改めて驚いた(いや、ユンフェイは生だと見栄えするのだっ)。フリーの衣装は、横幅が太いのがばれるので変えた方がいいと思うぞ(あのズボンはもしや…)。あ、でも来季はプログラム変えるか…。

3月13日(木)

 いくら実家があるとはいえ、所詮小学生の行動範囲でしか動き回ったことのない街は知らないも同然。あらゆるところがもの珍しい。

 のりぴーの解説に辟易した親が四大陸を見せてくれなかった(笑)。

 栗本薫『ぼくらの時代』を読み終わった。この本、作者と同じ名前の登場人物が出てくる、というのが嫌で、子供の頃は読めなかったのだ(なぜか子供の時は、その手のナゾの理由で読めない本がたくさんあった)。動機はかなり今イチだと思うが、それなりに面白くはあった。この当時から「ら抜き言葉」は問題にされていたのかとか、この主人公も今は40代とか、そうか栗本薫が書いたんだよな、とか思うと、さらに面白い。

3月14日(金)

 昨日から、アメリカ、日本、カナダのスケ連が、ジャッジシステムを前に戻しやがれ!おいチンクワンタ、加点方式はまだやらないって決めたんじゃなかったのか?ワールドでは、せめて順位と合計点ぐらい表示しやがれ!と、次々と抗議文書をISUに送りつけた模様。なぜこの時期に一斉なのかよくわからないが、ようやく抗議の声を上げたことはめでたいと思う。ワールドでは、ファンによる新ジャッジシステムに対する抗議集会も予定されているし、悪い方に転がっているこのシステムが少しでも改善されることを心から祈りたい。

 子供の時のプルが、女の子の同輩に囲まれてハーレム状態で王子様衣装に身を包み、ポーズをとっている写真を見た(感謝)。こんなガキいやかも。つかいじめられるだろ、普通。

3月15日(土)

 大荷物をかかえて実家へ。

 今日から国試かな?国試といえば、同窓会状態で楽しかったという記憶が一番だが(試験会場のそこら中で高校の同級生に会ったから)D問題はやっぱり緊張するよな。頑張ってね>木に登る人。

 それにしても開戦時期が気になる。アメリカ人の中に、アホすぎて目も当てられない考えを持つ人がいるという実例も聞き飽きてきた。

3月16日(日)

 被害者意識バリバリな一般アメリカ人発言を聞くと気分が…。

 『タイムクエイク』を読み終わった。ちょっと年寄りの繰言的印象だったが、引退撤回は嬉しいかも。しかし、今の世界状況だと、ヴォネガットも「所詮アメリカ人だからな」と思ってしまうぞ。

3月17日(月)

 やるのね。

 スルツカヤがワールド欠場。アメリカでの「アメリカの自由と民主主義のための」戦争中に行われるフィギュア女子なんて、出来レースになる可能性が高いとどうしても思ってしまうし、その上準備不足となれば、いたしかたないが…不評の今季フリー・椿姫、私は大好きだったのよ。それに、ちょっとふっくらしているぐらいが可愛いではないか(いただいたGPFのプログラムを複数人に見せたが、見せた全員の第一声は「太ってるね」であった…)。来季は復帰してくれるであろうか…どうかママの病状が落ち着きますように。

 多々警告を目にしてはいたが、それでも文庫落ち『ドゥームズデイ・ブック』の表紙には仰天。こ、こういう話だったか?苦労してハードカバー読んだのに(←重かった)。しかも丸善ではBGMに椿姫がかかっていて、今日の今日だけにかなり悲しい。

 夕方から当直。看護婦さんに、友人の母親が突然末期ガンと言われまして、と人生相談されてしまった。ええええ気持ちはよくわかりますとも。

3月18日(火)

 夜中に救急で来た人が重責発作を起こしてばたばた。

 午後からバイト。夜、ノートパソコン2台と紙袋2袋分の荷物を持って実家へ。重くて死ぬかと思った。で帰ってみたら、親はロイコ下がってた。

 うーん、まさか本当にアプトが棄権して、ロシア代表がプル・イリヤ・ティムチェンコになるとは。不運な人(アプト・セロフ)や強運な人(ティムチェンコ)の話はひとまず置いておいて、最悪でも12位以内死守の義務を背負ったイリヤは…ディネフ・エマ・バトル・李君・民君・ジュベール・ジャネット・タケシ・ランビエール・ワイス・ゲーブルの全員に負けると、13位だな。いや大丈夫だとは思うけど、思うけど…(胃痛)。

 今日一番ウケたのは、ワールドにやってきたフランスチームは「フリーダムチーム」と呼ぼう!というお話。

3月19日(水)

 埃にやられたのか、花粉症なのか、単に風邪なのかわからないが、苦しい。親のロイコは立ち上がってきた模様。

 世界ジュニア男子。フリーで半泣きだったドブリンは、身のこなしは変わっていなくて安心したが、あの女の子ジャンプはいったい…アクセルなんてカークかと。あれでトリプル跳べるとはとても思えないんですけど…3-3もかなり怪しいし。ミーシン先生んとこにしばらく貰われていったらどう?髪型は見た目うっとおしいが、短かったときは貧弱さが際立っていたから、あれぐらいでよいのかも。あの体型なら、まだ身長は伸びるかな。

 シュービンは、年をとれば味が出るのかもしれないが、今は好感がどうも持てない。ライサチェクの方がよかったな。でもクワド跳ぶから、来年からティムチェンコは危険かも。あとは、恐ろしいまでに音楽と無関係にドン・キホーテで滑っていたイタリア人が衝撃的だった。そうそう、ジャネットのコーチは今回も面白うございました。

3月20日(木)

 はじまった。

 大相撲ダイジェストが終わるそうで。相撲をしっかり見ていた頃は、ダイジェストは面白みがなくて好きじゃなかったが、修学旅行の時はとても便利だったことを思い出す。今でも覚えてるよ。修学旅行の時、霧島が4回取り直したこと。

3月21日(金)

 プルが出ていたロシアのチュパチャプスのCMが頭をまわりつつ(そんなに飴もらって嬉しいか)英会話教室の勧誘と詐欺との違いについて思いをはせる。

 それにしても、何が悲しゅうて、こんな時期にワシントンで世界選手権なのじゃ。ソルトレイク以来何か呪いでもかかってるんじゃないか。プルはとりあえずアメリカにいるようで安心したが、他の選手もどうか無事に到着しますように。

3月22日(土)

 衝撃的なメールを受け取った。あまりにショックだったので、とりあえず見なかったことにすることに。運が悪いというか、出した私が悪いというか、これからは日頃の行いを改めようというか…。



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