7月21日(日)

 異様にしんどいので、大学に行ってもデータを出さずに、RTPCRだけかけて帰ってきた。やること、気にかかることはいくらでもあるのに、何も進まない。

 ジェーニャは、日々仇敵ヤグさまと共にCOI生活を送っている模様。ショーで毎回ジャンプ合戦をし合い、オフアイスでもいつも目に見える範囲にいるようじゃ、さぞかし毎日張りがあって楽しかろうて(くくく)。

7月22日(月)

 数日前からできていた顔の吹き出物が、かなり目立つようになってきた。今日はバイトだし、このままじゃ、「今日はどうされました?」「ちゅうか、お前がどうされたんじゃ」と突っ込まれても仕方ないような顔になっていたので、朝、無理矢理つぶす。昼に皮膚科に行ったら、それが一番駄目なんです、と怒られたが、こればっかりは目先の利益が優先というもの。

 で、夕方からバイト。糖尿病の人、お願いだから眼科に行ってください。

 今日皮膚科でちらっと見たカルテによると、私は去年の同時期に比べて3kgは体重が軽い。今年は、いつも増加がかかる4月直前に体重が減る事態があったので(五輪とか五輪とか五輪とか)増えないまま夏に突入したのだ。4年後は是非太りたいものですな。たとえ60kgになっても構いませんことよ。

7月23日(火)

 あまりにしんどいので一回休み。夜、実験を少し。

 文書はhtmlでしか作れない体になってしまったらしい。はっと気付いたら、行間空けるためにtableタグ書いてるし。タグ書かなくてもフォントも色も変えられるエディタがあるというのに、どうしてこんな体に(しくしく)。

 ER、ルーシーが死ぬ回が飛ばされたというのを今更知った。そういえば、金曜日に東京で見たとき、おかしいと思ったんだよな。NHKにまともな行動ができると思っていたわけではないが(SLC五輪の時のペア不正騒動のこともありますしね)、これにはかなり唖然とさせられた。BSならええんかよ。

7月24日(水)

 研究室の自分の引き出しを開けたらゴキブリがいた。びっくり。研究室中大騒ぎで、引き出しを廊下に出して手袋はいてチェック。スリッパで武装する先輩もいたり。

 しんどいのはだいぶ治ったが、なぜこんなに忙しいのか。この頃、一日一食になってる気が。

 ジェンダーSF研究会のサイト。Sense of Gender 賞の選評が面白い。

 さて、ヤグがアサインをNHK杯からスケアメに変更したことが発表された。そりゃまあ、ワールドに出られなかったのが絶対的に悪いのだが、それでもここで一言言わせていただきたい。あんたが最初っからNHK杯を断っていれば、断っていれば〜っ(いや、だからどうにかなったとも思えんが)。

 ところで、「トリノの星」というのはなかなか良い響きだ。そう、たとえ前回超ふくれっ面で表彰台に上がった銀メダル君であろうとも、普通に考えれば19なんだからトリノの星でも全然良いはずだ(前向きな考え)。

7月25日(木)

 ヤグのコーチ、タラソワさんのインタビューによると、ヤグはユーロもワールドもスキップする予定らしい(日本でも記事になっていたのには驚いた)。まだ確定なわけじゃあるまいし、今から考えても仕方ないが、クリムキン(現ロシア4番手)のこともあるしな。どうなるのだろう。
 まあ、ジェーニャはヤグさまと違って、ユーロ2回、ワールド1回しかタイトル取ってないので、せっせとタイトル取りに励みましょう。いやその前に、まず目標:怪我をせずにシーズンを終えること(切実)。

 この頃アルファベットやキリル文字のフォントを延々といじっているので、寝る前に日本語の本を読むと、表意文字が体の隅々に染み渡る気がする。

7月26日(金)

 しんどい。別に精神的にしんどいわけではなく、ただただ体がしんどい。抗生剤と一緒にガスター毎日飲んでるので、パンサイトペニーかかったんじゃないかとか、益体もない考えが頭をぐるぐる(←そんなこと以前に、睡眠不足と食事不足が悪いのでは)。もう抗ヒス飲んで寝よう。

7月27日(土)

 教室の会合で受付。その後の食事会では、お年寄りの先生方が出てきて挨拶をされていたが、「卒業しましたが、すぐに召集されまして」「当時、母子Rh不適合は日本では知られていなかったので…(←日本人にはRh(−)が少ない)」「CRPの研究で学位を取りました(←CRPは、今はどこでも測定できる一番汎用されている炎症の指標)」なんて聞くと、科学は進歩してるんやねえ、としみじみ。もし50年後にまだ生きていたら、私にも面白いことが言えるだろうか。

 先生が余っていた米ドルを売ってくれた。買いにいかずに済んでラッキー。

 会合が終った後、実験していたら、ミスを連発するので帰宅。明日はもう大学行かずに家でだらだらしていよう。

7月28日(日)

 ということで、だらだらしていた。洗濯2回と掃除もできた。

 昔のワールドなどを見直すと、やっぱり華があるな、と思いましたよ>プルシェンコ。そりゃ昔は、子供が最終グループで滑ってるから、というだけの理由で注目を集めていたのかもしれんが、たとえ調子が悪いときでも、芸人は芸人。客をしっかり湧かせている。最近の報道やボードの反応、点数の出方を見ていて、「ヤグディンは客を引き込む。プルシェンコは技術偏重」というイメージが、いつのまにか私にも浸透していたような気がして、はっとした。でもなあ、昨シーズンはセカンド落とされてたもんな。

 その他に今日見たもの。99年のスパルカッセンフリー。「黒い瞳」の初お披露目だったと思われるこの時の演技、今から見ると可愛すぎます。振りを一つ一つしっかり止めていて緊張感にあふれ、おまけにジャンプがどれも危なっかしい。3アクセルのあと、セカンドジャンプをつけるのをやめて、音楽に合わせて盆踊りしてるのもこの時。うーん、五輪の演技もいつか、可愛く見える日が来るのだろうか。

 今日は「レ・ミゼラブル」の音楽も聴いた。でも聴いてると、やっぱり生で聴いた時の方が素晴らしかったなあ、と(当たり前)。ああ、もう一度生で聴きたいなあ。やはり私ごときには、あの体験は贅沢すぎたのかも。

 そういえば、海外掲示板を見たら、ドブリン君に注目している人がいて嬉しかった。ロシアジュニアのこのセルゲイ君(何歳か知らない)、お気に入りなのだ。身のこなしも音楽の捉え方もよろしいし、ちゃんと育ってくれれば、素晴らしい選手になると思うですよ。
 
7月29日(月)

 さすが一日休むと、体が楽だ(嬉)。実に典型的なコントロール不良の糖尿病の人が来ても、気力が残っている。

 そうだそうだ、『中途の家』と言え〜っ!(便乗)

 『シャドウ・オーキッド』を読み終わった。ある日、便利な人から、日記のぐーぐるキャッシュ(←去年のセミナーの時の日記)を示され、ほら『シャドゥ・オーキッド』が出た、と教えられたのだ。
 一番面白いところはその設定にある作品なので、既におおまかな設定を知っている身としては、それほどインパクトがなかったが、楽しめる話ではあったと思う。ラストもいいし。
 ただ、話の展開がねえ…私にはホラー回路がないしねえ(ついでに言うと、ファンタジー回路とやおい回路もない)。って、何でも回路のせいにするなってか。

7月30日(火)

 ふふ。バンドが出たよ〜。ノンスペも消えたよ〜。これであと少しで論文出せる〜(嬉)。

 バイト先の場所が今日から変わり、急に広くなった。前の場所は、ちょっと掘ってみたら何やら建物跡が出てきたらしく、発掘事務所になってしまったのだ。この掘るってのがクセモノで…この辺で掘ったら何かしら出てくるに決まってるんだから。

 今週の目標。晩御飯を食べること(小学生かよ)。1時間ぐらいかけてちょっとずつ食べているのも小学生並。

 この頃変わったこととして、海外ボードで「プルの性格が傲慢だ」と言われなくなったような気がする。これもインタビューや記事が流れるようになったり、COIでせっせとアメリカ巡業しているおかげかしら。「子犬みたいにミーシンに従ってる、ママを愛する良い子」とも言われてたが(笑)、arrogantよりマシでしょ。
 それはともかく、写真を見ると、どんどん痩せていってるのが気がかり。ヤグはどんどん顔が丸くなっているというのに、反対に頬がこけてきている。ピーテルに帰れば元に戻るかもしれないが…出稼ぎ生活もあと10日。頑張れ〜。

7月31日(水)

 よし、データ揃った。今日は珍しく趣味が実益をもたらしたぞ。1年ちょい前の私には、即座にフォトショップで色調補正する能力などなかったはずだ。

 日曜以来、ずっとレ・ミゼラブルにはまっているので、何かと戦闘的な気分。これはシーズン中に聞くべきだな(いやお前が戦闘的になっても)。
 この曲、声が入ると試合には無理だが、ショーのグループナンバーなんかには良さそう。ジャンプも跳びやすそうだし。

 家のパソコンの調子が悪い。凍りながらウェブを彷徨ってたら、嫌な記事見つけるし。正直、ダンスと他の3カテゴリは別に見て欲しいよ。


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