7月11日(木)

 午前中から痒みがひどかったので、薬を半錠飲んでみた。すると、鼻と目の痒みは少しおさまったものの、依然痒いのは痒く、眠気とめまいは1錠摂取の時よりはマシなものの、時間が引き延ばされたような感覚がずっと続くという、効果もサイドエフェクトも半分ずつの間抜けな状態になることが判明。さあ、これからどうするかな。。

 お昼に先輩達から、アイスホッケーとは、ゴールが動いたり、悪いことをしたら檻に入れられたり、選手はたいがい顎の骨折ってたりする(耳鼻科の先輩談)スポーツだと教えられた。たかが遊びでやるだけとはいえ、あんまし危険なことはやって欲しくないぞ>プル。
 ただ、ぶかぶかしたホッケーのユニフォームは、なで肩を隠して足を長く見せるので、可愛く見えるんだよな。ホッケーのユニフォームで演技するというのはどうだ。

 ふと考えてみると、昔より今の方がプルの可愛く見える写真というのは多い気がする。単に私がオスガキ嫌いなせいかもしれないが、今の髪型も時に可愛く見える一因かもしれない。そう思うと、小さい頃よく似合ってたからなどという理由で、19の息子に子供の時と同じ髪型をさせるママはえらいのかも。恐るべし、マムーリャ。

7月12日(金)

 今日も楽しく、エンドノートとパワーポイントとお友達。

 小学生の時から歌詞が気になっていた歌がある。サウンド・オヴ・ミュージックの"Sixteen Going On Seventeen"という歌だ。17の男の子と16の女の子が嵐の中で歌う曲で、音楽が大好きで昔から正確な歌詞が知りたかったのだが、金もない小学生のこと、そのままになっていた。
 最近コーヒー飲料か何かのCMで流れるようになったので、久しぶりに思い出し、検索してみたら、あらまあ一瞬にして歌詞が判明するじゃありませんか。BearShareのおかげで歌も聞けたし、インターネットは(以下略)。

 この曲、非常に歌詞と趣旨が分かりやすいので、私は16で何も知らないから、もうすぐ18の賢いあなたにお任せよ、という内容だとは知っていたが(子供心にも、その1歳にどれほどの意味が、と突っ込まざるを得なかった)"Innocent as a rose" などとのたまっていたとは知らなかった。
 ついでに、同じ映画の「レイヨロレイヨロレイッイー」という羊飼いのお芝居の音楽の歌詞も見たら…こんな間抜けな歌詞だったのか。そりゃそうだよなあ、真面目に羊について語ってる訳ないわな。なんかこう、歌詞がわかってしまうと、今まであの映画の趣旨を誤解していたような気が。

 いやあ、確かにこの頃の私は、高校生に偏見を持つようになっていた気がする。考えてみれば、高2や高3なら、大学生との違いは経験だけの問題のような気も。

 そこら中で出雲へ出雲へ、と言ってるのが面白い。行ってらっしゃいませ。

7月13日(土)

 午前中に大学へ行って実験を済ませ、パソコン背負って実家へ。親が叔父の法要に出かけたので、たあの世話のために実家に泊まるのだ。短時間なら外に出てもいいし、第一金を稼いでいるわけではないのだが、気分はどうも日当直。患者さん来ました、とコールされるような気がしきりにして、全然落ち着かない。実家が救命救急センターの近くにあるのも悪いんだよな(やたら救急車が通る)。

 夕方家を抜け出し、実家のチャリに乗って外出。このチャリが実に恐ろしいまでにみっともない。前にも後ろにもカゴがついていて、ハンドルには手の覆いとサスベエがつき、後ろの籠には結わえ紐と黒いゴミ袋。この姿で堂々と大通りを走る気にはなれず、裏道をこそこそ通って図書館へ行ったり。

 ということで、ダイヤルアップな私。今日はめでたい日の模様。ジェーニャ、元気にしてるかな。

 星雲賞、今年は一日目に発表したんですね。同点か。それはいいなあ。

7月14日(日)

 持病で一回休み。調子が悪いので、いつもの薬に加えて、実家の戸棚を漁って(こういう時、両親とも薬好きなのは便利だ)鎮痛剤を飲みまくったが、夜遅くになるまで「痛い」以外のことは何も考えられなかった。

 夜、ビデオタイトルのインデックスをほぼ作り終わった。今うちにあるスケートのビデオは160本ぐらいの模様。これから、160枚ラベル作るのか(くらっ)。

 さて、ジェーニャはファンから知らされるまで、自分がNHK杯にエントリーされていないことを知らなかったらしい。…あのなあ、15の時からずっとシード選手だから、グランプリシリーズは普通は2試合しかエントリーできないことを知らなかったってか?つうか14の時も、ジュニアワールドの優勝者枠で出てたわけ?(当時は規定が違ったのかな?)
 19にして初めてグランプリシリーズの掟を知った男、ジェーニャ。ジュニア上がりじゃあるまいによ(脱力)。まあそれより、ナゾなのは出る気もないNHK杯にエントリーしてきたヤグさまかもしれん。ともかく、今季は怪我しないでね。

7月15日(月)

 引き続き体調不良。しんどいよー。明日までにデータ取れるだろうか。なんか朦朧としていて、大事なサンプル捨てちまったし。

 夕方からバイト。受付時間が終ってから患者さん来たので長引いた。
 河原町通りは、そろそろ混みだしていた。

7月16日(火)

 昨日ほどではないが今日もしんどく、午前中はバイト行きたくないよーとごねていた。
 データは出る見通しがついたものの、きれいじゃないのでやり直し。明後日の学会には間に合わないかも。

 相変わらず、海外のレポには「カルメン」を滑るプルを誉めているものが多い。しかし、私には未だに解せない。去年の金ぱんつはともかく、今までのジェーニャのプログラムが「手の振りが多くて、ヘンで、意味がなくて、勿体ぶっていて、感情がこもってない」もので、どうして「カルメン」だけが、「力強くて、振りが適切で、感情が伝わってくる」なんてことになるのか。
 もちろん私もカルメンは好きだが、ボレロやムーラン・ルージュに浴びせられた激しい非難を思うと、この突然の反転ぶりはどうも理解できない。一体、カルメンの何がそんなに気に入ったわけ??

 さて、6月にヤグがCOIツアーに合流して以来、プルとヤグが一緒にいるところが、あちこちで目撃されている。今までのインタビューでは、ヤグがアメリカに行って以来、接点がなかったからよく知らないもん、ととぼけることもできたが、2月以上も一緒に滑った今年はそうもいくまい。シーズンに入ったら、色々聞かれることだろうのう。
 一緒に遊ぶだけじゃなくって、デスドロップ、教えてもらってね(鬼)。

7月17日(水)

 学会に間に合わせようと、夜中まで実験を繰り返したが、結局きれいなデータは出ず。学会に間に合わないのは別にいいが、データが出ないのは困るぞ。。

7月18日(木)

 日付が変わってから、東京に行く準備をしながら何をしていたかというと、無料CGIを探してはせっせと設置していた。探しているのにぴったりの機能を持ったCGIはなかなか見つからないものだな。4時には発つというのに、10分前までCGIの設定をいじっている自分を省みると、さすがにいかれてるんじゃないかという思いが。

 午前4時に先輩が運転する車で東京へ出発。酔い止め(たぶん・実は暗くてよくわからなかった)を飲んだせいか、車の中では死んだように眠っていた。同期の子によると、眠りながらラッコのように口元を手でぬぐっていて恐かったらしい。
 去年同様、学会場の近くで迷ったが、「あ、全逓会館!あ、マクド!」と言うだけの私は、全くの役立たずでございました。

 学会は、特に目新しいこともなく。あ、東大構内に入ったのは、もしかしたら初めてかも。

7月19日(金)

 昼は先輩を誘導してロシア料理店に入らせることに成功。午後から学会場を抜け出して、神田をふらふら。真夏の昼間にパンプスでうろつくのは大変だ。
 『重力が衰えるとき』が100円で落ちてたので保護しときましたが、誰か要ります?>京都周辺のひと。

 『妻の帝国』を読み終わった。『収容所群島』の内容を一般化することに成功しているとはあまり思えないし、最後の方はソルジェニーツィンの作品に描かれたものをそのままなぞった部分が目につくのが気になったが、受取人不明の手紙から独裁への道が始まる点、民衆感覚に自然に目覚めなければいけない点、そして最高指導者の夫の視点から描かれている点が面白かった。文章も読んでいて楽しいし、佐藤哲也の他の作品も読んでみなければ。

7月20日(土)

 昼ご飯を食べるとすぐに東京を出発。半眼で眠っていたため、おばあちゃん死んでるんじゃないか、と先輩どもに心配されていたらしい。

 マガジンをやっと読み終わった。久しぶりに満足を味わったマガジンだった>ラファティ5連発&佐藤哲也インタビュー。表紙が横山えいじなのも素晴らしい(特にお祖母さん)。『何台の馬車が?』だけ違和感を覚えたのは、訳者が違うせいか。
 そういえば、浅倉久志さんが、つい最近インターネットにつながったというのに驚いた。私の頭の中のイメージとしては、SFといえば伊藤典夫&浅倉久志。10年ぐらい前からウェブにつながっていそうなイメージが(?)。


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