3月25日(月)

 普通に大学行って実験して、当直に行った。

 某米国選手ファンの人のサイトにうっかり行ってしまい、不愉快な記述の数々を目にする。負けた自分の応援選手の欠点には目をつぶり、勝ったライバル選手の悪口を侮蔑的にひたすら書き続けるその神経こそ、まさしくアメリカ的なものなんだろうな、と思ったことであるよ(ん?アメリカは負けないのか?)。というか、わかってるのに見に行ってしまったお前が一番悪い>自分。

3月26日(火)

 午前中は外来。なぜか今日は不整脈の人ばかり。しかも、終了10分前にレート200以上のPSVTが来て、薬いっても首押さえても、一時的に戻るだけですぐにたきるので、仕方なく他院に送る。
 結局1時間以上遅れて外来は終わったが、このバイト先、小さいところなので、1人患者が残っていると、時間が過ぎても薬剤師・看護婦・技師さんが全員居残ってたりして。しかも、私はこのバイト先、今日で最後だったんですけど。1年半以上お世話になったのに、最後はバタバタして終わってしまったよ。

 桜、がんがん咲いてます。

 午後からは大学。先輩がなんと、チェブ君DVDを買っていた。しかし、DVDを見ることができる前のパソコンは完全にお亡くなりになってしまったため、私には見るすべがない。う、これを機会にDVDプレイヤー買おうかな。

 さて、年が明けてから、ヨーロッパ選手権棄権、フリーの突如変更、五輪ショートで転倒、五輪後の高熱、世界選手権棄権、その結果として来季はグランプリ試合は2試合しか出られないことが判明(すなわち、折角NHK杯が京都で開かれるにもかかわらず、NHK杯出場が厳しい情勢)、とプル関係だけでも、想像以上の悪いニュースのみが続いており、これからも想像もしていないような悪いニュースが突如流れるような気がしてならない。

 ひたすら落ち込んでいる現在、唯一救いなのは、90年代傑作選が面白いことぐらいか。表紙が格好いいのにもびっくり。
 しかし、京フェス前に終身実行委員長様に、「こんど『80年代SF傑作選』というのが出るから、京フェスまでに読んでおくように」と言われたあの時から、もう10年もたったのかと思うと、その事実に身投げしたくなったり。
 あ、あと疑問なのは、考課表が行われるのかどうかですね>林さん

3月27日(水)

 ここ数年で私は暗闇が大好きになり、夜中に動物舎で実験するときも、廊下の電気などは一切つけずに行動する。どうも、暗い→ゆっくり眠れるor寝てもよい→暗いところは幸せ、という意識が刷り込まれたらしい。
 で、今日も暗闇で行動しているところを、他教室の顔見知りの先生に見つかり、すっかりびびられてしまった。いや、私も暗い通路が怖い時もあるけど。三叉を持った女が追いかけてくるような気がしたりして(←大昔の土曜サスペンス劇場の見過ぎ)。

 妊娠した友人と、将来の仕事の不安についておしゃべり。私も、4月から予定していたバイトが向こうの手違いでキャンセルされて、路頭に迷いそうなんですけど。仕事探さねば。

 結局、同じ自滅でも、ニースとの違いは、ニースの時は絶好調だったけど、今回は体調に不安があった、ということなんだろうなあ、とつらつら考えたり。

 カウンタが48000をまわった。

3月28日(木)

 お昼ご飯は、みんなで亀を渡って対岸の桜の下で食べた。桜はほぼ満開。実は桜が正しくて、人類から10日間ほど奪われたのに、みんな気づいていないだけなんじゃないだろうか。

 「まーま、まーま、どうしたらいいの〜」のメロディーが、ソルフェージュ(有名な聴音の教科書)に載っていて、ロシア民謡と書いてあった、と教室の人から聞かされた。そうか、やっぱりロシア民謡だったのね。あったかいコートがないよ〜。

 今日は割と暇だった。昨日までは家に帰って必要なことだけ済ませると倒れていたのが、今日は掃除をする気力がある。

 ある人から、今まで一部のヤグディンファンが狂ったようにプルの悪口を言っていたのは、ずっと負けていたからではないか、と聞かされ、目ウロコ。なるほど。じゃあ、今度はこっちが言う番か?それもヤダな。

 こちらは未だに五輪前の記事を読むのも悲しいような体たらくだが、最新インタビューによると、プル君は冷静発言をなさっておらるるようで、かなり安心。

3月29日(金)

 4月からに備えて、教室の模様替え。色々変なものを見てしまった。

 突然チャイコフスキーのバイオリン協奏曲中毒になり、えんえんリピート。今までバイオリン協奏曲はあまり好きじゃなかったんだけど。なんだ、この嗜好の変化は。

 27日のプルインタビューを読んだので、久しぶりに元気に1日暮らす(そんなことで規定されてるのか、私の暮らしは)。ジェーニャはいつも、しっかりした答え方するよな。
 思うに、やはり "I hope that you still love me." 発言(←五輪直後)が、今までで一番弱っていた発言だったのだな…。

 ところで、あちこちの海外掲示板に、今回の長野の世界選手権での日本の観客の応援振りは実に素晴らしい、誰にでもわけへだてなく惜しみなく拍手する、と絶賛の言葉が。……それはね、あんたらがわけへだてし過ぎるんだよ(怒)。誉めるぐらいなら、これからはちょっとは見習ってほしいものだ>カナダ人&アメリカ人。特に来年の開催地のアメリカ人。

 しかしまあ、日本以外で、誰が李成江(中国)の演技に万雷の拍手を送り、点数にブーイングしたりしただろう(←素晴らしい演技だったのだが、アジア人だし、特別人気があるわけでもない)。ちなみにそのブーイング、欧米式にブーブー言うわけではなく、日本式の「えーーーー」というものだった(果たしてジャッジに理解してもらえたかどうか)。みんなの心の叫びだろうな、あれは。

3月30日(土)

 未明から四苦八苦して、CGIを使ってみた。HP作成ソフトの使い方を覚えるのが面倒なために、未だに全タグ手打ちでしおしおに呆れられているような私が、こんなことをするとは。すごいでしょ、すごいでしょ。
 テーブルタグの構造がわからず、変更する度に崩れるかどうかドキドキしていたり、リンクタグすら覚えていなかった昔がウソのようだ(←すべてスケートサイトを作るときに学習した)。

 ということで遅く寝たら、脳をつんざくような音で目を覚ます。どうも真上の部屋の人が金づちを使っているらしい…土曜日の午前10時から、とても耐えられないような音量を1時間も出さないでいただきたい。

 暖かい上に、高野川の桜が満開。川端は大渋滞だった。原付で通るのも時間がかかるくらい。

 バイトが決まらないため、来週はプー状態。ということで、おでんを作る。←月曜日の当直が、週末の料理を妨げる最大の原因だったのだ。

 こんなメールがきたら恐いね、などと言っていたところ、全くその予想通りのメールが届いた。とてもシュールな気分でございます…。

3月31日(日)

 春になったからか、シーズン終了で気が緩んだからかはわからないが、たくさん昼寝した。起きたら頭痛がして動けなかった(雨降ったか?)。でもって、夜になったのでまた寝た。

 ところで、現在までのプルが人々の記憶に残るとしたら、それは3連続ジャンプでもビールマンスピンでもなく、まず第一に「昔、筋肉の着ぐるみ着て、金パンツ一丁で踊るエキシビをやったやつがいたらしいよ」ではないだろうか。
 そう思うと、あの最初の練習写真を見て、腰が抜けるほど落ち込んだこともよい思い出だ(?)。1年しかやらなかったことを思うと、あの金パンツEXを生で見たことがあるのも(別に生だからといって、どうということもなかったが)貴重な経験かもしれない。
 なんにしろ、そういうアホなことで、人々の記憶に残るというのは素晴らしい、と思ったことでありますよ。


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