2月1日(金)
午後から学生実習の手伝い。最終日なので、器具をアルコールで拭いたり、総片づけをしたり。疲れた。
ところで、学生の中に、映画ハリポタのハリーによく似た可愛い女の子がいる。今日の実習で洗浄液が足りなくなり、足りないんです、と言いに来たその子に、困った先生「魔法で出してくれ〜」(おい…)その子の答え「まだできません〜」が、頑張ってね。我が校から初の魔法使い誕生、期待してます。
夕方から、学生実習の打ち上げ。先輩が去年と同じく子供を連れてきていた。去年は一人で座ることもできなかったのに、なんと今年は自分でスプーンで炒飯を食べていて、満座の注目&拍手を浴びていた。
BSデジタルで、ロシア杯のドキュメントが放映された。当初はプルシェンコの特集チックなことが予告されていたが、そのうちペア中心のように予告が書き変わっていたこの番組、蓋を開けてみればペトロワ&ティホノフ(プルと同じホームリンクで練習しているペア)の密着特集であった。
変更された理由は、おそらくプルシェンコ側が取材を断ったからに違いない。ロシア杯の時は、フリーと4ルッツへの挑戦を隠していたからな…時期悪すぎ。結局プルが映ったのは、練習映像(当時は隠していた旧フリーの音楽がかかっていた)とショートプログラムの一部、計3分弱だけ(悲)。でも、一瞬でも練習映像というのはとても嬉しいし(格好よかったわ)、マイケル・ジャクソンのショートプログラムは、まだ日本では一度も放映されていないので、価値はあるかも。
メインの内容は、P&Tファンが見たら泣いて喜びそうな内容。2時間たっぷり一つの組の映像が映るなんて贅沢だよなあ。ベレズナヤ&シハルリゼも比較の対象として結構映っていた。エレナの、相手との間に薄い壁を感じなければいけない、信頼はしないといけないが結局滑るのは自分だから、という考え方がとても面白かった。なるほど。
こんな素晴らしい番組を作れるなら、懲りずにまたプルでやろうとしてね>NHKさま。
2月2日(土)
大学行って、郵便局行って、確定申告の準備やらバイト先の検討やら…と細かい用事をしているうちに夜になった…。おかしい…。
親から、セーター、装身具、化粧品、手袋、日経のプルヤグ記事の切り抜き、が送られてきた。一番嬉しかったのはカシミアの手袋。お母さん、ありがとう(高級な化粧品を送ってきても無駄です)。
さて、オリンピック開幕まであと1週間。今日プルシェンコはローガン(ソルトレイク近くの高地)に向かって旅立ったはず。無事着いてるかしら。
2月3日(日)
大学2回行って、合間にビデオ予約、画像の加工、ビデオの整理などをしているうちに夜に。ああ、どうしてこんなにモタモタしてるんだ私は。
夜、大学の帰りに今日が節分であることを思い出し、慌ててコンビニに。豆はなかったが、巻き寿司があったので買って帰り、北北西に向かって食う。福の神が願いをかなえて下さるそうだ(この頃迷信深い私)。
BSの五輪番組の中で、プル・ヤグ特集をやっていた。腰振りを映さなかったのと、GPFでの負けがジャッジ比4-3だったことを言っていたので許可(笑)。
さて、ローガンのリンクでは、ベレ組とトトマリ(ロシアのペア選手)が練習しているらしい。ジェーニャは明日くらいからかな?どうか怪我に気をつけて。
2月4日(月)
ばたばた実験して、当直先へ。遅刻するかと思った。
新訳版の『銀河パトロール隊』を買ってしまった。私はレンズマンよりスカイラークの方が好きだが…でも「みずみずしい興奮」らしいし。←乗せられてる。
ちなみに銀河おさわがせの新刊も、解説(2ちゃん形式)につられて買ってしまった。銀河おさわがせって、読みたくはあるが、買う気にはあまりなれない本の最たるものだから(白背なのに860円?などと思ってしまうし)付加価値って重要だよな。
上がったらしいですね。めでたい、でいいのかな?
去年見に行きたいとゴネてたのを憶えていた先輩が『ボーン・コレクター』のDVDを貸してくれた。そんな恐そうな映画、当直先で一人で見るのはイヤだと言ったのだが、全然恐くないから見ろ、と言われたので仕方なく見る。
確かにそれほど恐くはなかったが(最近は傷跡もラットも恐くないので)やっぱり見た後トイレに行くのは恐かったぞ(なんせ古い病院)。先輩が「全然ボーンをコレクトせえへんねん」と言っていたのは本当だった。色々必然性のない映画だったな。世界貿易センタービルがばしばし映ってたのが一番…な気分だったかも。
さて、インタビューによると、プルシェンコはトリプルアクセルをマスターするのに4年かかったらしい。他の選手は1年でマスターしたのに!(プル君談)だそうだが、たしか11歳の時にはトリプルを全種類跳べていたのではなかったっけ?ということは、7歳から4年かかったということか?
いやたとえ11歳の時には完成していなかったとしても、14歳時にはコンビネーションで跳んでたわけだから…そりゃあんた、4年かかって当然なのでは…出だしが早すぎるよ。バトル君が聞いたら嘆くぞ(←プルと同い年、現在の彼には単独トリプルアクセルが最難関ジャンプ)。
2月5日(火)
午前中はバイト。うう、冬は忙しいよう。
予想外のところに酵素サイトがあって、作ったプラスミドの確認ができると嬉しいね(すみません、酵素サイトがあることを忘れてました…)。
マガジン考課表は、「連載は有志参加で終了時」など、思ったより緩やかなルール。
今のところの私の基準は、+3:傑作、+2:とても面白かった、+1:面白かった、+0:面白くもなく、つまらなくもなく、-1:消極的につまらない、-2:積極的につまらない、-3:読んだ時間が無駄だった、くらいで。
で、3月号。『希望ホヤ』+0、『七十二文字』+1、『ポタワトミーの巨人』+1。『希望ホヤ』、この作者の作品、『人喰い病』の時も思ったのだが、途中までとても面白いのに、最後でそうなるのか、ということが多い。好みの問題だろうが。
ここへきて落ち込み気味。まあ、ヤグの優勝を望む人が多く、そういう報道がなされがちなのはわからないでもないが…ヤグの表現は非常にわかりやすいのに対し、プルは腰振るし、北米であまり滑ってないし、ヤグより若いし(←偏向報道にはこの要因も大きいはず)。
これからもヒールの立場に立たされ続けるんだろうな(悲)。折角の五輪、応援の大きさに違いがある状況で滑るかと思うと、ジェーニャが可哀想で…ううう。
2月6日(水)
午前中は、奥さんが体調不良でばたばたしている先輩の身代わりに、外来バイト。この頃こんなんばっか。
今日のバイトは忙しい方がよかったかも。一週間後はちょうど男子ショートの時間かと思うと、とても正気ではいられない。
午後からはひたすら論文読んだり、手当たり次第に先輩に頼んで、五輪公式サイトの、勝つのは誰か?アンケートに投票してもらったり(6人分)。
五輪といえば、思い出すのは国家試験(笑)。そろそろ公衆衛生も一通り終えて、禁忌肢(←3本引くと即不合格)対策に本腰を入れる頃かな。
禁忌肢もなあ、どうせ覚えさせるなら、もうちょっと実用的なものにしてみるのはどうだろう。「到着時死亡の患者さんの検死をしろと警察に言われたら、断ってはいけない」とか(禁忌じゃない…)「A1C9台で8年間フォローしても構わない」とか(おい…)。
さてさて、アメリカの五輪プレビューなどを読むと、暗〜い気分になること請け合い。ミーシンがあれだけ攻撃的になる理由も、何となくわかってきたよ…。
しおしおによると、「長年押さえつけられてきたが、この頃勝てるようになってきた若者が優勝」よりも、「3年間君臨した元王者が、後輩の追い上げをかわして優勝」の方が「面白い」らしい…いいのっ面白くなくても!
2月7日(木)
今日一日やっていたことは、ほとんど無駄だった。びぼの実験は失敗するとダメージが大きい…。
さて、毎日新聞にプルシェンコの記事が載っていることを教えていただいた。新聞にしては詳しく、小さく写真も載っていて、ちょっと安心。
さらに、ローガン(ロシアチーム合宿地)の練習レポも掲示板に上がっていた。ペアに混じって機嫌よう練習していたらしい。ペア3組と同時に練習なんて、危なくないのか(不思議)。
少し情報が流れはじめたり、あちこちから荷物が届いたりしたので、ちょっと上向き。そう、ここまできたら、「もうなるようにしかならん」(byタケシファン)。
プルシェンコは、まだ怪我した足が痛いらしいが、もう仕方がない。どうかこれ以上の怪我はしませんように!
2月8日(金)
スイスで放映された番組のビデオを手に入れたドイツのプルシェンコファンが、新プログラム「カルメン」のレポートをアップしてくれた。ということで、曲構成、ジャンプ構成の一部が判明。これで喜んでいるからマニアックと言われるのだな(今さら)。
オフィシャルサイトに、ジェーニャのファンへのメッセージが載っていた。現地時間で昨日ソルトレイク入りだとか。あくまでペアの連れ子状態か(笑)。
「"appreciate"という単語をはじめて憶えた」「試合が終わったら、スノボしたい。ミーシンはだめって言うと思うけど」などと相変わらずのコメントながらも、"Please everybody watch competition and I will try to do my best." "I try to make you happy." !
鼠径部の怪我が治っていない上、初披露のプログラムで滑るなんざ、はっきり不利だと思うけど、こうなったら駄目もと。もう明日の午前中は開会式。とにかく、頑張って〜!!
2月9日(土)
五輪開会式。激しくアメリカだったような気がしたが、毎回あんなもんだっけ?入場行進からフィギュアスケート選手の顔を同定していた世界中のファンによると、ロシア選手団にはフィギュア選手はいなかった模様。
ちなみに、最初に今までの冬季五輪の開催地を書いた旗が次々と登場したときは、やっぱり半泣きになりました。私を無条件で泣かせるもの、それは行進。
親戚が末期癌のようで、親がよく電話をかけてくる。いや、そんなこと言われても、あとどれくらいかなんて分かりませんがな。あと1年の命です、などと安易に断定するTVドラマの悪影響が…。
CSのヨーロッパ選手権男子の放映を見た。突っ込みどころがありすぎて、クラクラしそうだ。誰よ、アレクセイ・セグディンって。相変わらずS田さんは暴走。実況は男性に変わっていたが、もう少し勉強されたほうがよろしいかと…。
ともあれ、アレクサンドル・アプトは非常によろしゅうございました。
プラスミドがなくなったことを失念していた。大腸菌から起こさにゃ(悲)。
2月10日(日)
ペアショート。ベレ組(ロシア)良かったです。(転ける確率の高い)スローも美しく決め、気合入ってて最高。サレー組(カナダ)は、ジャンプが合ってなかったり、スピンの間隔が遠かったように思えたけど、こちらも調子は良さそうで高得点。雪ちゃん達(中国)は、うーん、やはりあのスピンは(泣)。でも、雪ちゃんのあの自信に満ちた微笑はいいぞっ。
それにしても、驚いたのは北米勢への応援振り。私、アメリカ人を甘く考えておりました。地元となると、もう地鳴りのような声・拍手。あんなの対抗しようが…。
フリーは、大方の予想通りカナダが有利だと私も思うが(定評あるプログラム+調子良さそう+ほぼ地元)、ベレ組にも頑張って欲しい。チャップリンにするのかな。タイスの瞑想曲ではあの盛り上がりには対抗できないような…。雪ちゃんたちは、最終滑走。是非スピンを合わせて、大盛り上がりのトゥーランドットを見せて欲しい。
午後大学に行ったほかは、家にいて体力温存。雪が降っていてとても寒い。
始まってしまえば、まあ普通の試合なわけだが(いや普段はSPなんて放映してもらえないけど)何をしていても落ち着かず。一番気になっているのは、勿論もうすぐ出るはずの男子ショートの滑走順。阿弥陀の神様〜。
SFM考課表ですが、0〜100点はつけにくいので、積極的に望ましくないです。数段階以内なら、今のところ特に意見はありません。集計する林さんが楽しめる方法を選べばよいと思いますが。