6月11日(月)

 昼過ぎに、突然同期の先生から、今日の当直行かへん?誰も行く人がいないんや〜と泣きつかれたので、急遽行くことに。しかし実験が長引き、当直開始の40分前に転げるように大学を出て家へ急ぐ。明日は朝からバイトなので、どうしてもお風呂に入っておきたかったのだ。
 5分で風呂に入って当直セットをもぎ取り、再び原付を飛ばして当直先へ。タイムカードを押したのは定刻3分前。今日こそは駄目かと思ったぜ。ああ、どきどきした。

6月12日(火)

 横溝ばりの事件が起こり、エラリー・クイーンのような探偵が出てきて「探偵が事件に関わるということは…」と悩みはじめる、という夢を見た。ミステリに飢えてるな。

 当直先から大学経由でバイト先へ。外来はいつもと変わらず。

 『スノウ・クラッシュ』を今ごろ読み終わる。素晴らしいっす。『地を継ぐ者』の後だと感動するほど読みやすい。ジェットコースターに乗っているような話の進み具合、話自体も遊園地で遊んでるような感じ。
 シュメールっすよ、シュメール!バベルよ、ウイルスよ〜!ジュヴナイルを読んだ時の高揚感を思い出すわ。この話の展開の都合よさ、主人公は賢く無敵で選民階級、男の子向けなところもまたそっくり。
 しかし、どうしてアメリカ人の描く未来はパパ原になるのだろうか。オマージュか?

 『スノウ・クラッシュ』の「舌がかり」を見ていると、お経を唱えたくなり、般若心経を唱えながら実験。感染したか…。

6月13日(水)

 うう。採血痕からDNAが漏れる…。

 英語の参考書を買いに丸善へ。貴様に必要なのは「論文英語の書き方」とか「超初歩英会話の基礎」だろうがっ、という心の叫びを無視して、買ったのは「メール・チャットで気軽に使える英会話」の類なのだった。所詮切羽つまらない限り勉強したりはしないのだな。

 リンクについてのアンケートのトラブルのコメントを読んで恐くなる(笑)。相互リンクを受け入れている人が割といるのにもちょっと驚いた。私はどちらかといえばリンクはブックマークの類だと思っていたので。
 前からナゾに思っていたのだが、「相互リンク」という言葉には「お互いにリンクを貼っている」ということ以外に何か意味があるのだろうか。私が他のサイトでリンクを辿るとき、相互リンクと書いてあろうがなかろうが気にはしないが…。いや、私は右も左もわからぬうちに更新時刻に拾われたため、あまりリンクや宣伝の努力をしていないので、何か言える立場でもないのだが。

6月14日(木)

 大した実験はしていないのにとても疲れた。やだもう。

 ああ、ロシア語が読めるようになりたい。ロシア語が読めるミーム、じゃなくてミーが欲しい〜。せめて第3外国語にロシア語を取れる大学に行くべきだったか……いくら何でもそこまで予測できんな。

6月15日(金)

 今日はじめて、「サヌバビッチ」という言葉は単に"son of a bitch"なのだと、先輩に教えられた。私しゃずっと、サヌバビッチというロシア人悪役プロレスラーか何かがいたのだと思っていた。君の言葉を誤解していてごめんよ>レオナルド根岸。

 良い知らせの手紙が届いたのでちょっと幸せ。
 
6月16日(土)

 午後から大学。この頃気持ちがすさんでいるので、実験するときは大抵「自由な人間たちがいま貴様らを(以下略)」という気分なのだが、今日は1年ぶりくらいに良いデータの兆候が見られたので、ちょっと元気。

 夕方から当直。

6月17日(日)

 で、結局3時間弱しか眠れなかった。どうしてあそこの病院だと眠れないのだ。

 明けて大学経由で帰宅。一日中、英訳と和訳とメール書きをやっていたような気がする。

 横溝『壺中美人』を読み終わる。たまに読むといいねえ。内容はともかく、文章に心を洗われる。ゴロツキのセリフが「死屍にムチうつようなまねはしませんや」だぜ。しし。そのうち、芥川や森鴎外を読むように、難しい言葉がたくさん出てくるから『獄門島』は読めません、なんてことになるんじゃないだろうか。きちがいってどういう意味ですか?とか。

6月18日(月)

 先生から論文の塊を渡された。しくしく。古文書発掘の気分(80年代の論文なのだ)。

 衝撃の事実(大げさ)。プルシェンコは現在、アメリカンブルドッグしか飼っていないらしい。じゃあ、イングリッシュブルドックのジェーカはどこに行ったのだ?でかい方だけ残っている理由は??
 いや、だからひとん家の犬の心配をしても仕方ないのだが。

 久しぶりにヤグディンの演技を年代順に見直して暗い気分になる。あんた強すぎ。

6月19日(火)

 午前中はバイト。初診の人が多し。

 あまりの眠さに古文書調査は諦め、単純作業の一日。しかし禄なデータが出ず。

 面白いことといえば、FSW(フィギュアスケート専用巨大掲示板)で、過激なプルシェンコファンとヤグディンファンが争っているのを見ることぐらいか。これが日本語なら見たくないし、イヤな気分になるだろうが、英語だと対岸の火事なので見物気分(をい)。

6月20日(水)

 エーテルでふらふら。あとはDNAを流したり流したり、論文整理したり。

 「リリーのアトリエ」というのが出るのか。マリー、エリーの続きで、なかなか面白そうだ。でもプレステ2専用。誰か買わない?>プレステ2持ってるひと。

 また自分でキリ番を踏んでしまった>2222番。スケートページの。おかしいぞ。なぜだ。
 スケートページを開いて今日で1ヶ月。1ヶ月で2000オーバーってのがファンサイトとして多いと見るべきか少ないと見るべきか、よくわからないが、よく考えるとここのカウンターも同じくらい廻っている。まあ、ジオカウンターはすぐにぐるぐるするので、実数はもっと少ないと思うし、同じだからって何がわかるというものでもないが。

 う。去年のプルシェンコの世界選手権を見直してしまった。落ち込みたいならコレを見ろ、って感じやね。ううう。怪我もしてないのにこんな目に合って…。しかも顔見たら、まだほんとに子供じゃないかっ。こんな子供を世界選手権に出すんじゃないっ〜(八つ当たり)。


過去の日記の目次に戻る。

日記に戻る。