2月1日(木)
実験を失敗するのはよくあることだが、どうしてサザン(ブロッティング)を失敗するとダメージが大きいのだろう…。
夕方から当直。不整脈で呼ばれたのだが、薬を使う前に頚動脈洞マッサージをしたら一回で治り、もうけた気分。
夜はニアミス事故のニュースを延々と見ていた。小心者なので、管制官の仕事の話を聞いているだけで、どきどきしてくる。
それにしても、DC10と言われるとどうしても『ミレニアム』を思い出してしまうのは、私だけだろうか?他に誰かいませんか?
2月2日(金)
今回から新しい当直室に変わったのだが、部屋の小さな天井灯がどうしても消えず、明るい中で就寝。どうも寝た気がしない。
お昼はちらし寿司と鰯だった(節分対応らしい)。
午後からは学生実習(をほぼ見物)。夕方は統計の授業(ぼーっと座っているだけ)。それが終わると、近所の中華料理店で学生実習終了の打ち上げ。
ということで、食生活がとても充実していたのはめでたいが、今日結果が出た実験全て(4つ)がやり直し決定、というのはどうみても悲惨な誕生日だと言えよう。ああやだやだ。
今日のアリー・my・ラブ3。結局そうなるのか>アリーとビリー。うーん。
2月3日(土)
雑用を片付けようと努力したが、どれも中途半端で終わらず。夕方四条に買い物に出るが、あまりの人手に負けてこれも中途半端で帰宅。
夕ご飯に子持ちカレイの煮付けとかぶの煮物を作る。
2月4日(日)
ぼーっとしていたら福祉大相撲をやっていたので思わず見てしまう。たまに見るとしょっきりも面白かったりして。
夕方から買い物に。ついに紅茶を買ってしまった。今までは親から供給されたもの(お土産とか)で間に合っていたのだが、残り一缶となり、しかもその缶がどうしても開かず(中身は大好きなマルコポーロなのに)とうとう買うはめに。でもアップルティーしか買えなかった(これが一番安い)。
夜は大学へ行って、のんびりサザン。
海外注文していた本が届いた。思ったよりきれいで、しかも予想外に系図が入ってたりしたので有頂天。
ビジョルド『スピリット・リング』を読み終わる。bk1で買ったので気付かなかったのだが、背表紙灰色なのね。そりゃファンタジイだと知ってはいたが、題名からてっきり「スピリット・リング」という宇宙に浮かぶリング状構造物のナゾをめぐる冒険ファンタジイだと何の根拠もなく信じきっていたので、背表紙を見たときは結構ショックだった。
内容の方は、さすがビジョルドというか何というか、とりあえず読める。気はやさしくて力持ちで、我慢強く忠実な夫を手に入れ、自分の力を生かした職業につき、安定的な生活を送る、というのがヒロインの最大の目的であるところが、実に願望充足的でよいと思うな。子供に読ませるのにいいかも。
2月5日(月)
お昼は、パスタと豚肉の焼いたのだった。
大学に行ってから、今日の論文抄読会の当番であることを知り、慌てて読む論文を探す。ううむ、読むのはともかく、論文を選ぶのは前からやっておくべきだったな。反省。
そのお蔭で予定が少し狂ったが、後はだらだら実験。変化のない日々だ。
2月6日(火)
朝起きて外を見たらどしゃ降りだった。しかし例によって地下鉄を使う時間的余裕などないので、原付でバイト先へ。今日は視界が悪くてかなり恐かった。まあその代わり、雨のおかげで患者数が少なく楽だったけど。
午後からは講演会を聞きに行ったり、またサザンをしたり。どうも体調が悪いので、早めに帰宅。
2月7日(水)
実験失敗。がっくり。どーして出ないんだよ!RNAっ!
たれぱんだ正月ぬいぐるみ・獅子舞をUFOキャッチャーで手に入れる。バランスが前の方に偏っていて持ち上げにくく、引きずるように穴に落としてゲット。たれぱんだに載っている獅子舞の獅子の顔になかなか迫力がある。
夜、先輩と本の話など。通りがかった同期の子(彼は今時の本を読まない若者の例としてピックアップされた)に聞いたところ、「アーヴィング、カポーティー、サリンジャー(先輩はアメリカ文学が好きらしい)、ソルジェニーツィン、ゴーリキー、安部公房、ドストエフスキー」までは聞いたことがなく、「トルストイ」ではじめて「その人聞いたことがある。作家やろ」らしい。ちょっと意外。サリンジャーかドストエフスキーで反応あると思ったのにな。
2月8日(木)
百円ショップでマラカスを入手。お昼は冷製パスタとズッキーニのリゾットだった。
こないだから、大学に置いてあるプリンタがぶっ壊れて困っていたのだが、今日あちこちのボタンを押したり叩いたりしているうちに復活した。めでたい。
夕方、お腹空いたと言いながらうろつき回っていたら、先輩にインスタント味噌汁を持たされて、家に帰って夕飯食べて来い、と言われた(要はうるさいので追い払われたのだ)。ので一旦帰宅して夕食。往復が寒くなければ毎日帰ってもいいのだが。
何となくフィギュアスケートの女子シングルのビデオを色々見かえした。どうも私はヨーロッパ系のスケーティングが好きなようだ。某アメリカ人女子選手の演技は、何度見てもあまり好きになれない。
現在フィギュアスケート四大陸選手権が行われている。ヨーロッパ以外の国の選手で争われる選手権で、ヨーロッパ選手権と同レベルとまではいかないが(ヨーロッパ勢が、というかシングルではロシア勢が強すぎる)それに対抗する大会ではある。
で、男子ショートプログラムの結果。1位−トッド兄さん(アメリカ) 2位−李君(中国) 3位−サボイ(地味なアメリカ人)。本田武史(日本)は、4回転3回転を跳んだが3アクセルがシングルになって4位。田村岳斗(日本)が4回転2回転を跳んで5位と頑張ってます。
ちなみに、全米チャンピオンのティム・ゲーブルは、来週末に東京で行われるグランプリ・ファイナルを優先して欠場してます。で、グランプリ・ファイナルの解説はこちらをどうぞ。